ヤマハWR250Rの燃費はどれくらい？・燃費向上方法など
更新日：2024年07月30日
ヤマハWR250Rとはどんなバイクなのか？
ヤマハWR250Rは、バイクではブランドのヤマハ発電機が開発している、トレールタイプののオートバイになります。トレールバイクとはどんなバイクなのかと言うと、基本的にはオフロード走行用バイクと同じとなります。ナンバー付きのオフロードバイクに使用されます。
ヤマハは、日本で初めてトレールというジャンルを確立したブランドでもあるため、今回のWR250Rもオフロードバイクとしての機能を存分備えています。WR250という前のモデルがありますが、2007年の11月16日に発売されたWR250Rは、公道モデルとして全く新しい設計で開発されています。
WR250Rは、国産トレール史上最高の「31ps/10000rpm」という高出力を測定しています。さらに、オフロードバイクとしての高耐久も備えており、徹底的な軽量化とコンパクト化を図り、空冷250㏄単気筒エンジンよりも軽量かつ高出力な仕上がりとなっています。
ヤマハWR250Rの燃費はどれくらい？
ヤマハWR250Rは、先ほども紹介したとおり、非常に高出力でコンパクトな見た目と軽量化された素材で構成されているという特徴を持ったバイクです。そんな、WR250Rの燃費はどのようになっているのでしょうか。
WR250Rのカタログ燃費は、60㎞定速走行時で「34.0km/リッター」となっています。この数値を見ると、この高出力に対しては高い燃費数値です。そのあたりは、WR250Rが軽量化されている点が、燃費にいい影響を与えていると考えられます。
ここから先は、より詳しくWR250Rの燃費効率について、さまざまに紹介していきます。
平均実燃費はどうなっているか？
ヤマハWR250Rのみんカラでの実燃費平均値を見ると、ハイオクガソリンモデルで平均で「28.12km/リッター」となっていました。グラフを見ると、最低値が「20km/リッター」で、最頻値が「28km/リッター」となっており、二番目の頻出値は「26km/リッター」となっていました。みんカラでの数値を見ると、燃費数値としてはまずまずな数値と言えるでしょう。
ロングツーリング時の燃費記録は？
WR250のツーリング記録の走行距離や、その時の燃費数値についていくつか紹介します。ある方の数値では、一回目の走行で「178km」を走行して、その時は燃費効率は「29.3km/リッター」となっていました。二回目は、走行距離が「85km」となっており、燃費数値は「31.5km /リッター」となっています。
二回目は、走行距離が落ちていますが、それでも、みんカラでの平均実燃費を上回る「31.5km/リッター」となっています。三回目では、走行距離「178km」に対し、燃費数値は「29.7km/リッター」、四回目では、走行距離「189km」で、燃費数値は「33.5km/リッター」となっています。
これは、埼玉の峠道を登りと下り含めて走った時の記録ですが、一日で四回に分けて走行し、平均の実燃費は「31km/リッター」となっており、概ね高数値を記録していました。
街乗りでの燃費は？
バイクに乗っている方の多くの意見では、バイクの実燃費数値は街乗りの場合、カタログ燃費の60キロ定速走行時の燃費数値の半分から、カタログ数値の7割程度を上限としているといった意見が多いです。
WR250Rのカタログ燃費は、60km定速走行時で「34.0km/リッター」となっているため、その半分である17km/リッター～23km/リッター」あたりが、街乗りの数値としては妥当な数値となると考えられます。
実際、街乗りでWR250Rに乗っている方の多くは「23km/リッター」あたりが、平均的な数値となっています。ストップアンドゴーといった、燃費をあまり考えない走り方をすると、「16km/リッター～18km/リッター」あたりの数値になることも珍しくないですが、燃費のいい走りを心がければ「26km/リッター」前後の数値には持っていけると考えられます。
高速道路での燃費数値は？
WR250Rは、ロングツーリングの場合は下り道を快走することで、それほど燃費を消費せずとも走ることができます。同じように、高速道路を走行した場合でも、直線道路をまっすぐ同じ速度でストップが少なく走ることができるため、燃費効率が普段に比べると高くなります。
これは、WR250Rのようなバイクに限らず車などもそうですが、高速道路の場合は、高い速度で走行するため、回転数が一定に維持しやすくなり、ブレーキの使用回数が減るといったことから燃費効率が良くなります。
WR250Rを高速道路で走らせている方の燃費数値は、おおよそ「30km/リッター」前後となっており、これらの人は、燃費効率のいい走り方を意識してこれくらいの数値を算出しています。そのため、燃費を無視した走り方をすると、ここから「5km/リッター～10km/リッター」程度落ちると考えられます。
WR250Rの燃費記録を紹介！
ここからはWR250Rで走行した方の燃費記録を、具体的に「走行距離」と「燃費数値」から紹介します。まず、総走行距離「2515.0km」の「60km」走行した場合の燃費数値は、「28.17km/リッター」となっています。
また、ある方の燃費記録は、標準燃費は「24.00km/リッター」となっており、最高燃費は「27.65km/リッター」で、最低燃費は「18.95km/リッター」となっていました。
他には、総走行距離が「6245.0km」の「96.0km」走行した場合の燃費数値は、「25.20km/リッター」となっていました。また、総走行距離が近い「6667.0㎞」の方が「124.2km」走行した場合は、「燃費は29.29km/リッター」となっていました。
全体の傾向として、一回の走行距離が長ければ長い程、燃費効率も高くなる傾向にあることが分かりました。
ヤマハWR250Rの燃費向上方法とは？
ヤマハWR250Rの燃費向上方法は、どのようなものがあげられるでしょうか、以下では、燃費を上げると考えられるポイントをいくつか紹介します。
エアクリーナーが汚れていると燃費数値が落ちる？
意外に思われるでしょうが、WR250Rのエアクリーナ―の部分が汚れていると、新鮮な空気がエンジンに入り込んでこないため、駆動系の効率が悪くなってしまいます。駆動系は、入り込んできた空気によって爆発を起こすため、最大限の爆発を起こすために、エアクリーナーを掃除して、新鮮な空気が入るようにします。
オイルが古くなると燃費数値が落ちる？
こちらも、駆動系に直接関わってくる部分ですが、オイルが古い状態のままだと、エンジン内でのピストン動作時に、ロスが出てしまいます。つまり、新鮮なオイルほどスムーズにエンジンを駆動させることができるため、オイルの交換は日常的に行っておきましょう。
チェーンのたるみも燃費効率を下げる？
これも基本的なことですが、タイヤのチェーンのたるみがあると、後輪にしっかりパワーがいきわたらない状態になります。まずは、しっかりとチェーンを張りなおしましょう。
乗り方での燃費向上方法とは？
やはり、WR250Rの街中での数値が低いことにも要因していますが、短い距離の場合は暖機運転などの問題で燃費が悪くなりますし、街中ではまわりの車と速度を合わせるため速度を一定に維持しづらいこともあって、燃費効率が悪くなりがちです。
バイクの場合、低速が燃費が良いとは限らないため、なるべくなら一定の速度で走ることを意識して、アクセルを開け過ぎないようにすると燃費に優しい走り方となるでしょう。
ピストンやインジェクターの汚れも燃費を下げる？
ピストンやインジェクターの汚れも、エンジンの駆動効率を下げてしまう要因になるため、こまめに掃除するように心がけましょう。また、スプロケットが摩耗してしまうと、これも後輪に力が行き渡りにくくなるため、早めに交換しましょう。
ヤマハWR250Rの燃費口コミを大紹介！
ここからは、ヤマハWR250Rの燃費口コミを紹介します。
平均では「25km/リッター」程度という方が多い印象でした。おとなしめに走行した場合は、「34km/リッター」となった例もあるようですが、やはり、WR250Rは高出力のバイクのため、ついつい速度を高め、激しく乗る方も多いという印象です。
近辺が上り坂ばかりなので23～25くらいです。
出典: http://review.kakaku.com/review/76103210880/ |
タンクはせめて8欲しかったです。
CRM250ARで16～18でした。
現在走行2000ｋｍ台での街乗り燃費は26ｋｍ/L前後。林道を含めると
出典: http://review.kakaku.com/review/76103210880/ |
22ｋｍ/Lまで落ちます。私は体重がありますし信号が多い通勤路
でけっこう開けるのでこんなものかなと思っています。
Co調整で濃くして1ｋｍくらい落ちたように思います。
25km/Lぐらい
出典: http://review.kakaku.com/review/76103210880/ |
平均で25Km/リットル、と言った感じでしょうか？
出典: http://review.kakaku.com/review/76103210880/ |
※再レビュー
おとなしく走って、どれくらい燃費が向上するかツーリングで試してみました。
現在34Km/リットルが最高です。
でも、回りたがるエンジンで、おとなしく走るのは、ストレスが溜まります。
ヤマハWR250Rは高出力で250㏄バイクで最軽量！
ヤマハWR250Rは、徹底的に軽量化を図ったモデルだけあって、高出力エンジンの性能を十分に生かすことに成功しています。また、250㏄バイクの中でも最軽量というだけあって、その点のコンパクトさが、オフロード走行ではさらに真価を発揮します。
燃費数値については、まずまずといった数値で、この高出力のバイクとしては満足している方が多くいました。値段が少々高いといったことが懸念事項となっている人もいましたが、いずれも性能と外観含め、トータルで見て評価の高いバイクだということが分かりました。
初回公開日：2017年11月22日
記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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