Search

検索したいワードを入力してください

スズキアドレス110の燃費はどれくらい?・口コミ・燃費比較

更新日:2024年08月01日

バイクはガソリンを消費しながら走行します。スズキ製のスクーター「アドレス110」の燃費とは一体どれくらいでしょうか。他の車種や新旧アドレス110を比較しながら、その燃費にまつわる内容を述べて参ります。ぜひ、愛車の燃費向上へ役立ててください!

スズキアドレス110の燃費はどれくらい?・口コミ・燃費比較

スズキ「アドレス110」の燃費はどれくらい?

「原付二種」という区分のバイクに「アドレス110」があります。こちらは、いわゆるスクーターというオートマチック形式の二輪車です。

バイクに乗るには、そのガソリン使用量、つまり「燃費」は知っておくことが便利です。それでは、アドレス110のガソリン消費に関する内容を詳しくご説明いたしましょう。

実際の走行ではどれくらい?

アドレス110はスズキ製のスクーターです。製造したスズキは、車両の燃費を発表していますが、果たしてその数値は実走行と同じでしょうか。

ちなみに、アドレス110は原付二種ですので2人乗りが可能です。そして、燃費というのは「ガソリン1リットルで走行できる距離」を差します。

●1人乗りの場合⇒約41㎞
●2人乗りの場合⇒約37㎞

という数値がメーカーの算出しているアドレス110の燃費です。ですが、この数値は風や急激な天候の変化、または信号待ちでや長時間のアイドリング、急発進、急停止などの抵抗が全くない状態での燃費です。

つまり、実際に公道上では各抵抗を受けながらの走行が主です。要するに、メーカーが算出している燃費と実際に公道上での燃費にはおのずと相違が生まれます。

その数値とは?

実際に公道を走行した場合、どれほどの燃費となるでしょうか。

●1人乗りの場合⇒約33㎞~
●2人乗りの場合⇒約30㎞~

こちらがアドレス110の「実走行の燃費」です。前項のような「抵抗」を受けることが走行できる距離が減る大きな要因ですが、乗車する人の体重にも影響します。たとえば、体重が50㎏の人が1人で乗ることと、80㎏の人が2人乗って同じ距離を走行する状況を考えると分かりやすいでしょう。

アドレス110をはじめ、バイクはエンジンを積んでいる機械です。機械に過重が加わると金属疲労を起こして、ガソリンの消費量も必然的に多くなります。

新型モデルはさらに良い?

2015年3月、スズキは「新型のアドレス110」を発売しました。こちら車両のガソリン使用量にはどういった変化があったでしょうか。

旧型アドレス110新型アドレス110
エンジン型式2ストローク4ストローク
燃料供給装置 キャブレターフューエルインジェクションシステム
燃料タンク容量6.0リットル5.2リットル

ガソリンの供給が「キャブレター」から「インジェクション」へと変わりました。インジェクションの方がエンジンに必要な最低限のガソリンを送れますのでガソリン使用量が減ります。

<メーカーの発表している燃費>
●1人乗りの場合⇒約51.2㎞
●2人乗りの場合⇒約53㎞

実走行の場合、この数値より減少しますが、ガソリン使用量の良さは群を抜いて良いスクーターでしょう。

エンジンの「ストローク」とはどういうこと?

なぜ新型のアドレス110はガソリン使用量が向上したのでしょうか。

それには、エンジン型式が大きな要因です。エンジンには「2ストローク」と「4ストローク」という2種類があり、4ストロークエンジンの方がガソリン使用量が少ないという特徴があります。

なぜなら、「吸入」⇒「圧縮」⇒「爆発」⇒「排気」というエンジン内の一連の動きを2回で行うより、4回で行う方がエンジン内の爆発回数が「トータル・2分の1」に減ります。そのため、新型アドレス110は燃費の向上を成せたバイクと言えるでしょう。

「アドレス110」の燃費に関する口コミ

実際に新型アドレス110に乗っている方々の「口コミサイト」があります。スクーターに乗車する環境や状況によっても色々な感想の口コミがあります。ぜひ、貼ってあるリンクからご覧いただき、参考にしてください。

「アドレス110」と「アドレスV125」の燃費比較

アドレスには「110cc」と「125cc」という2種類があります。どのような違いがあるのか、それぞれのガソリン使用量を比較してみましょう。

アドレス125旧型アドレス110
1リットル当たりの走行距離約38㎞~約33㎞~

4ストロークエンジンでインジェクション方式のアドレス125の燃費が勝ります。アドレスも旧型の場合、ガソリン使用量が増えるでしょう。また、乗車する人の体重や走行の仕方によっても大きな違いが出てきます。

たとえば、田舎道で信号が少なく直線距離を走れる場合と市街地で込み合う中で信号待ちが多い状況ではエンジンの労力が異なります。

つまり、環境や状況によってもガソリン使用量というものは常に変わります。走行距離の数値はあくまでも「目安」として捉え、急な操作を止めてエンジンに無理のない回転数で走行していれば、おのずと燃費は向上します。

ホンダ「ディオ110」との比較

ホンダ製の「ディオ110」も燃費が良いです。新型のアドレス110と比較しても引けを取らないでしょう。メーカー発表の燃費の数値は1人乗りの場合、約58㎞と謳っています。

実際に走行してみると同じ110ccでもガソリンの爆発効率が良いため、1リットルで走行できる距離に違いが出てきます。口コミでもガソリン1リットル当たり約50㎞走るという高評価のあるスクーターです。

「口コミサイト」のリンクを貼ってありますので、参考にしてください。

「アドレス110」の燃費向上方法とは?

アドレス110のガソリン使用量をさらに抑えたい場合、どういった方法があるかご紹介いたします。

①無駄な速度を出さないで走行する
②坂道をなるべく避ける
③信号が少ない道路を走行する
④急発進をしない
⑤エンジンオイルを常に綺麗に保つ
⑥寒い時期は走行しない
⑦長距離を走行する際、定期的にエンジンを休ませる
⑧スパークプラグを綺麗に保つ
⑨負荷のかかる荷物を積まない
⑩擦り減ったタイヤで走行しない

以上の10項目が新旧アドレス110の燃費をさらに向上させますので、できることから行ってみてください。

乗り方でも変わるの?

ガソリンは、走行方法によっても使用量がかわります。前項にも挙げましたが、大きな速度を出さない乗り方が1番のガソリン節約術となります。

速度を出すということは、回転数が上がることですので余計なガソリンを消費してしまいます。また、なるべく「長いアイドリング状態を無くす」という乗り方も良いでしょう。エンジンはアイドリングのみでもガソリンを消費しています。

つまり、平均時速約60㎞ほどで巡行していれば、余計なガソリンを消費せず、スムーズな走行ができるような仕組みになっています。市街地ですと困難なケースが多いですが、田舎道であれば実行可能です。

グッズを使うと変わるの?

ガソリン使用量を抑えるためのグッズがあります。新旧アドレス110の場合、「インジェクション」と「キャブレター」いうガソリン供給システムですので、その機構が経年で詰まってしまうケースがあります。

その時は、ガソリンタンクに少量混ぜて使うグッズがあり、目詰まりや汚れを分解できますので、ガソリン使用量も抑えられるでしょう。

ガソリンは経年で劣化しますので、目詰まりの予防策として定期的に注入することでガソリンの腐食を防いでくれます。従って、スムーズなふけ上がりをするエンジンを保持できるでしょう。

「メンテナンス」がガソリン使用量を抑える

新旧アドレス110のガソリン消費量について、ご説明いたしました。ガソリンの値段も年々高騰しています。少しでも維持費を抑えたいという場合、1つ1つの方法を試してみると驚くほど変化があるでしょう。

また、アドレス110もバイクである以上、日頃のメンテナンスをしなければ劣化してしまいます。ガソリンの使用量のみではなく、各種のオイル交換やプラグ、ワイヤー類や電気系統といったチェックポイントは多数あります。

メンテナンスに困った時は、近くのバイクショップに点検と整備をお願いしましょう。さらに、愛車・アドレス110の燃費向上に繋がることでしょう。

初回公開日:2017年11月06日

記載されている内容は2017年11月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related