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ノートe-POWERの燃費は悪い?・燃費比較・燃費向上方法

更新日:2024年08月03日

日産ノートe-powerの燃費を各走行ステージ別に調査した結果や各社から発売されている同排気量クラスの車種と燃費比較などを取りまとめたものです。実際に走行させた人の口コミなども集めていますのでノートe-powerの実際の燃費を参考にできます。

ノートe-POWERの燃費は悪い?・燃費比較・燃費向上方法

ノートe-powerってどんな車?

日産の小型コンパクトカーでなのがノートe-powerです。ノートという車種自体はかなり古くから生産されており、初代が発売されたのが2004年9月という歴史を持っています。2005年にはヨーロッパ仕様が登場し、トヨタらしく世界中に販売が開始されます。

その同じ年には、グットイヤーデザイン賞を受賞するなど、まさに日産のコンパクトカーを代表する車でした。そして2016年11月2日に行われたマイナーチェンジにてコンパクトカーでは、初となるシリーズ式ハイブリットシステムを採用し、日産の誇るハイブリットシステムe-powerを搭載したモデルを発売しました。

ノートe-powerの燃費は悪い?

日産を代表するコンパクトカーであるノートですが、2016年に4度目のマイナーチェンジを行い、e-powerを搭載したモデルが発売されるやいなや、月間の発売台数をそれまでコンパクトカー部門で不動の一を誇ってきたトヨタ自動車のプリウスを抜いて1にとなり、自動車業界に大きなインパクトを与えました。

ハイブリットシステムのe-powerを搭載したことで、その走行性能や燃費向上に注目が集まります。実際に購入を検討する場合、燃費には注目するところです。実際にノートe-powerの燃費はどうなっているのかを走行ステージや他車と比較します。

高速

一般的に自動車は、高速道路を走ると燃費が向上します。それは、急な加減速が無く一定の速度で走行するので無駄な燃料の消費が無いためです。では、ノートe-powerはどうでしょうか。

ノートには、通常のギアをDレンジに入れて走行するモードと、エコモードで走行する機能を使い分ける事ができます。そこで、それぞれのモードで走行したした場合の燃費を調べてみました。

Dレンジで走行した場合の燃費が22.4km/Lとなり、エコモードで走行した場合の燃費が23.8Km/Lといった結果となりました。高速道路の燃費としては、やや物足りない数字となっています。

市街地

続いて市街地において、ノートe-powerの燃費はどうなっているでしょうか。市街地での走行は信号などにより発進と停止を繰り返すので、燃費は高速道路を走行するよりも劣ってくるのが一般的です。

市街地でも高速道路と同じようにDモードとエコモードの2種類の燃費を調べてきました。Dレンジで走行した場合の燃費15.0Km/Lとなりエコモードで走行した場合の燃費17.6km/Lとなりました。

郊外

最後に、郊外地でノートe-powerの燃費を調べてまいります。郊外では、市街地に比べて信号などがないので停止と加速が減りますが、走行ルートによっては坂道などを登るなどでより燃料を消費する場合もあります。

郊外地でも今までと同じように、Dモードとエコモードの2種類の燃費を調べてきました。Dレンジで走行した場合の燃費20.4Km/Lとなり、エコモードで走行した場合の燃費26.5km/Lとなりました。高速道路と比べて、この燃費なら信号の割と少ない道路をある程度一定速度で走行するようなコースが、ノートe-powerの得意ステージといえるでしょう。

ノートe-powerの燃費向上方法

ノートe-powerのステージ別の燃費を調べてまいりましたが、日産の新しい電気自動車のカタチと宣伝されているe-powerですから、もう少し燃費も頑張ってほしいところです。そこで、ノートe-powerを走行させる時に燃費向上するための方法を紹介します。

モード

ノートe-powerには、大きく分けて2つ合計3つの走行モードがあります。まずは、通常の走行モードであるDギアで走行するモードです。これとは別にe-powerDriveモードがあります。e-powerDriveモードも2つにわかており、SモードとECOモードの二種類です。

ノートe-powerの走行モードのうちSモードは、エンジンによりパワーを与えた走行を可能としてくれますが、その分燃料を消費してしまいますので、燃費を向上させたいのであれば、可能な限りECOモードで走行する方が良いでしょう。

走行モード以外の注意ポイント

燃料の消費には、エアコンの有無も関係していきます。無理にエアコンをオフにする必要もありませんが、運転を阻害しない程度に洋服を調節して、エアコンをあまり使用しすぎない事で燃費を向上させる事ができます。

それ以外に、急ブレーキ急発進は燃料の消費が大きいです。ゆっくり丁寧なアクセルワークをする事で、燃費を向上させる事ができます。そうすることで、タイヤへの負担も減らすことが可能で経済的にも優しいので、ぜひ丁寧なアクセルワークを心がけてください。

ノートe-powerの燃費比較

ノートe-powerと同クラスの各社の車種と燃費の比較をしてみました。ノートe-powerの各ステージでの走行燃費は上記で紹介していますが、ここでは公平に比較を行うために各メーカーが発表しているjC08モードで計測した燃費で比較を行います。ノートe-powerのJC08モードの燃費は37.2Km/Lとなっています。

JC08モードって何?

自動車のカタログに出てくるJC08モードとはなんでしょう。自動車の燃費には必ず登場するこのモードですが、意外と正確に知っている人も少ないのではないしょうか。JC08モードとは、燃料測定方法の一つで、昔は10.15モードで燃費を公表していましたが、あまりにも実態とかけ離れていたことから新しい測定方法として用いられました。

国土交通省が定めた1リッターで何Km走行する事ができるかを計測する方式で、各自動車メーカーはその車の燃費としてカタログに載せるなど、公式に発表する事ができます。

アクア

トヨタのハイブリットカーといえばプリウスがとても有名ですが、小型コンパクトカーといえばアクアもとてもの車種です。ノートe-powerと同クラスのアクアと燃費を比較してみます。アクアの燃費はJC08モードで38.0Km/Lとなっており、ノートe-powerよりも0.8Kmアクアの方が勝っています。

フィット

ホンダの小型コンパクトカーとしてなのがフィットです。ホンダらしいスポーツカーをイメージさせるボディーデザインと、軽快な走りがとても魅力的な車です。そのフィットとの燃費を比較してみます。フィットのJC08モードでの燃費は37.2Km/Lとなっており、ノートe-powerと同じ数字となっています。

デミオ

マツダから発売されているデミオですが、デミオにはガソリン車とディーゼルエンジン車が発売されいます。ディーゼルエンジンの方が燃費は良いのですが、ここではガソリン車同士で比較します。

デミオのJC08モードでの燃費は24.6Km/mとノートe-powerが12.6と大幅に勝っています。ちなみに、デミオのディーゼルエンジン車の燃費は30.0Km/Lとこちらと比較してもノートe-powerの方が勝っています。

ノートe-powerの燃費口コミ紹介

ノートe-powerの燃費についての口コミを紹介します。

2017/10/27のノート e-POWERの燃費は25.5km/Lでした。
[カタログ燃費34km/L 燃費達成率:74.9%]

出典: https://twitter.com/matsu_55_2010 |

昼からは、日産レンタカーさんで、以前から借りてみたかったノートe- POWERを借りて、再び内浦方面へ!(*´∇`*)

CMの通り、アクセルだけで調節出来るのは本当に楽しかったし、何より燃費の良さ。
50kmくらい走って、燃料代200円程度とは、恐るべし……

出典: https://twitter.com/iskw_yhn |

知り合いのノートe-powerが楽に30km/Lを超えてるんだけど、もしかして250ccのバイクより燃費良くない……?

出典: https://twitter.com/flyingkneesox |

ノートe-POWERの実燃費酷すぎやろた

出典: https://twitter.com/charhan_set |

僕は日産ノートe-powerに乗っている。電源オフ時に燃費表示が出るのだが、それによると、25L/kmくらいのことが多い。長い坂道を下って来たときなどは40~50L/kmであることもある。全体的に走行距離あたりのガソリン代は、前乗っていた1200ccのLATIOの半分くらいか?

出典: https://twitter.com/kimihitoariizu1 |

燃費だけでは表せないノートe-powerの魅力

ノートe-powerの燃費を色々な角度から紹介してまいりましたが、ノートe-powerの場合は季節気温によって大きく燃費が変動します。また、人により運転のクセによっても燃費には差が表れます。ここで紹介した燃費は、あくまでも目安としてとらえてください。あたなの運転次第では、ノートe-powerのポテンシャルは燃費を30Km/Lも達成する事が可能です。

自動車を保有する上で燃費は重要な検討ポイントですが、ノートe-powerの魅力は燃費だけではありません。日産が誇る電気自動車の新しいカタチであるe-powerがもたらす魅力あふれる走行能力をぜひ感じてください。

初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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