ベンチシート車のおすすめ車種(軽自動車/普通車/外車)
更新日:2024年08月09日
ベンチシート車のおすすめ車種
国産車のフロントシートのベンチシート車は軽自動車やコンパクトカーなどが多く、一般的なセダン車や今流行りのミニバンタイプではフロントシートのベンチシート車はほとんど見かけません。一昔前の外車などにはセダンでも、フロントシートのベンチシート車をよく見かけられましたが、現在では外車でも大型SUV程度となっています。
ベンチシート車として国産車では、軽自動車やコンパクトカーがオススメ車種です。なぜならば、ベンチシート車の良い所で車内が広く感じる事が一番の理由で、元々車の大きさが小さなコンパクト車や軽自動車にベンチシートを設定することで、狭い車内が広く感じる事ができるからです。
軽自動車クラス
もっともベンチシートの設定が多い軽自動車は、決められた狭い空間の車内を少しでも広くするために効率の良いベンチシートの採用がほとんどです。フロントシートもリアシートもどちらもベンチシートタイプの設定が多く、車内が広々と感じます。
ベンチシート車は長距離ドライブやスポーツ走行には不都合です。なぜなら、シート自体が簡素にできているために長い間座っているとお尻が痛くなったり、スポーツ運転の場合はシートが身体をしっかりホールドできないため、フラフラして曲がるたびにお尻が滑ってしまいます。
こういったことからも軽自動車の場合、長距離やスポーツ運転が目的でなく、近所を走ったり買い物に行ったりと日常の足代わりにしているユーザーが多く、ベンチシートで快適な日常ドライブを楽しむことができます。
軽自動車ベンチシート車おすすめ1:スズキ ワゴンR
初代ワゴンRは1993年に発売されてから24年間トールサイズ軽自動車として人気の車種となっています。軽ワゴンという言葉を作り出してきたワゴンRなだけに、ベンチシートの車内空間も広々で、シートアレンジすることで大きなものも積み込むことができる、大きな軽自動車です。
ベンチシート車のワゴンRといっても、運転席と助手席の背もたれは個々になっていて、座面のシートがベンチタイプになっているので、真っ平の背もたれでなくからだをホールドする機能もあるシートになっていて長時間のドライブも快適です。
軽自動車ベンチシート車おすすめ2:ダイハツ タント
車内の広さで定評のダイハツタントもトールサイズ軽ワゴンの中で人気の車種です。リアドアがスライドドアになっているので荷物を持ったままでもドアの開け閉めが楽にできることなど、小さなお子様連れのママにも人気があります。
フロントとリヤドアの境の柱が無いので、お子様の乗り降りも安心な設計です。フロントのベンチシートは、背もたれが運転席と助手席の独立形になっていて、座面シートがくっついたシートになっています。ベンチシートのおかげでより一層フロントシートもすっきりとして広々と感じます。
軽自動車ベンチシート車おすすめ3:日産 デイズルークス
屋根とボディの色が違うポップさや、室内の質感の良さなど、日産が手掛ける軽自動車の良い部分を全てつぎ込まれたデイズルークスです。サイドドアはオートスライドドアを採用し、小さなお子様を抱っこしながらでも楽にドアを開閉することができます。
軽自動車とは思えないベンチシートのシート表皮やデザインやカラーまで日産のこだわりが感じられます。シートは防水加工が施され、お子様が食べこぼしても、さっと拭くだけできれいにすることが可能です。ベンチシート車なのにベンチシートとは思えない、質感やデザインが人気の理由でしょう。
普通車クラス
平均的な普通車と呼ばれるセダン系のタイプはベンチシートという設定は、ほとんどありませんがセダンよりも少し小さなコンパクトカーにベンチシートの設定が見受けられます。
コンパクト車は排気量が1000ccから1500cc程度の車種で、軽自動車のように街中をスイスイ走り回ることができ、軽自動車よりも排気量がある分、馬力も多く、ちょっとした長距離なども余裕の走りを見せてくれます。
そんな普通車クラスの中でベンチシートを採用している車をみてみましょう。
普通車クラスのベンチシート車おすすめ1:トヨタ パッソ
排気量1000ccで、トヨタの最小5人乗りコンパクトカーとして人気の高いパッソです。2WD車ではガソリンエンジン登録者で最高の低燃費を実現し、衝突回避アシストなどの性能も優れていることで人気になっています。
軽自動車のようにコンパクトなので女性にも運転しやすく、室内も広々な空間を確保しています。ベンチシートはソファのように運転する人と助手席に乗る人が並んで座れるフィット感の良いベンチシートは体のサポートもでき安定した座り心地を楽しめることで人気になっています。
普通車クラスのベンチシート車おすすめ2:ダイハツ ブーン
軽自動車の技術でコンパクトカーを作り上げたブーンは、排気量1000ccありスマートアシストⅡを設定し先進の技術を注がれた車です。ロングホイールなのでフロントもリヤシートも伸び伸び快適空間が実現されています。
シートはベンチシートが採用され、広い室内空間が一層広く感じられます。ゆったり座れるベンチシートは、しっかりとカラダをホールドしてくれるでしょう。軽自動車より広い室内空間と小回りの効く車の大きさは人気となっています。
普通車クラスのベンチシート車おすすめ3:日産 キューブ
若者に人気の日産キューブもベンチシートが設定されています。自分の部屋のようにカラーや質感が選ぶことのできるベンチシートはおしゃれで女性からも多くの支持をえています。
ボディカラー同様、ベンチシートの色や質感を替えるだけでまったく別の車のような新しい感覚で楽しむことのできる車です。フロントシートの座面にはスプリングが内蔵され、クッション性を高めソファのような座り心地を楽しめるようになっています。
室内空間も広く、L字形にデザインされたリアガラスが視界を良好にし、発売以来人気のあるデザインとなっています。
外車クラス
外車では、昔の大きなセダンタイプのアメ車にベンチシートが設定されていました。現在ではアメ車でもベンチシートは少なくなっています。
大型のSUV車などにはまだベンチシートを採用している車種などもあり、大きな車体に広いベンチシートの室内は大柄な外国人でもしっくりくる作りになっています。
外車で人気のあるベンチシートはどんな車種があるのか調べてみましょう。
外車クラスベンチシート車おすすめ1:シボレー MW
スズキとゼネラルモータースのコラボレーションで発売され、ワゴンRプラスをベースとしたシボレーのエンブレムがデザインされたOEM車で、2000年から2010年まで発売されたクルマです。
国産並みの繊細な技術力が詰まった車なのにアメ車のエンブレムがデザインされ人気になりました。インテリアはベンチシートで5ドアトールワゴンとして広々とした室内を持ち人気の車となりました。現在のミニバンの走りと言っても良いでしょう。
外車クラスベンチシート車おすすめ2:米国 トヨタ タンドラ
大きなSUVピックアップなどが多いタンドラは、日本では発売されていない米国トヨタの車です。輸入してタンドラに乗っている方もたまに見かけるほど代数的には少ないといっていいでしょう。
2代目になり現在でも米国で販売されているタンドラもベンチシート仕様となっています。タンドラのベンチシートはとても利便性が濃く、背もたれをたたむとカップホルダーや書類置きとして机替りに、座面を明けると小物入れとしてのスペースがありとても使いやすいベンチシートが人気となっています。
外車クラスベンチシート車おすすめ3:ダッジ ラムトラック
ダッジ ラムトラック
タンドラに続き大型SUVキャブトラックになります。アメ車だけに内装は豪華な使用になっています。日本でもたまに見かけるダッジラムは、すれ違うとやはり車体の大きさに圧迫感を感じるほどです。
本革シートのフロントベンチシートは、助手席と運転席の間にセカンドシートがある形のベンチシートで、背もたれを倒すとひじ掛けなる便利なシートとなります。横幅は2mを超す大きさなので、ベンチシートにすると一層車内が広く感じる車です。輸入車のごついタイプのクロカンが好きな方には人気の車種になります。
ベンチシート車用おすすめのミニコンソールボックス
セパレートタイプのフロントシートは、シートとシートの間にコンソールボックスがあるので、サングラスやテッシュ、タオルなどちょっとした物をしまっておくのにとても重宝しますが、ベンチシートの場合はシートの区切りが無いソファのようなシートなので小物を入れておく場所が少なく、コンソールボックスなどもいっぱいになってしまいます。
そんな時にとても重宝するのが、ベンチシート車用のミニコンソールボックスです。カーショップやネットなどでも車種別などで販売されているので、ミニコンソールボックスを活用してベンチシート車の小物収納を便利にしましょう。
ベンチシート用コンソールボックス
シーエー産商コンソールボックス70系ノア&VOXYベンチコンソールプラックRV-32。ZRR70・75系ノア&ヴォクシー専用のベンチコンソールです。ドリンクホルダー付き、大型収納スペース、小物入れについてきな引き出し付きです。
ベンチシート車で室内の広さを感じよう
ベンチシート車は日本国内では軽自動車やコンパクトカーなど比較的小さな車体の車に設定されていることが多いのですが、ベンチシート車だと小さな車体を感じさせない室内の広々した空間を感じることができます。
小さな車でもベンチシート車にしてゆったり空間を感じながらドライブしましょう。ベンチシート車はお子様を横に乗せる場合は子供の行動を把握でき、彼女を助手席に乗せる場合は彼女との距離が近くなります。
室内が広く感じるベンチシート車に乗ってドライブしましょう。
初回公開日:2017年12月09日
記載されている内容は2017年12月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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