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車の維持費の平均金額・外国と比べる日本の車の維持費

更新日:2024年07月13日

車を購入するだけではなく、車を維持するのに必要な費用を様々な角度から紹介しています。特に、初めてマイカーを購入する人や、自動車についての知識が少ない方に読んでいただきたいです。快適なカーライフを送りたいという方は必見です。

車の維持費の平均金額・外国と比べる日本の車の維持費

車の維持費の平均金額はいくらくらい?

皆さんは、所有している車にどれだけの維持費がかかっているかご存知ですか。購入してから維持費が高いと後悔しても遅いですので、維持費がどれくらい高いのかの参考にしてください。車は買って終わりではなく、何かしら毎月お金がかかるものですので、車を維持する平均金額を紹介していきます。

気になる平均額を見ていこう!

2016年にとある機関が行った調査では、1ヶ月で平均13600円かかっているとの試算を発表しました。年間算すると、163200円になります。これが高いと感じるか、低いと感じるかは人それぞれですが、大きな出費であることは間違いないです。この試算は、所有している車によって多少の前後はしますし、地方と都内の駐車代も変わりますので、大きな差もあります。

車両にかかる維持費のあれこれ

車両に掛かる維持費の平均を見てきましたが、内訳が気になるところです。あとでも触れますが、自動車保険や駐車場代というのは地域や年齢などで変化します。これから、初めて車を所有するという人は、ぜひ参考にしてください。

維持費の主な内訳

毎月必ずかかる維持費は、自動車保険・駐車場代・ガソリン代の3つが挙げられます。この3つは使用する個人によって差があると思うので、自分の経験をもとに試算してみてください。その他の費用として、1年に1度の自動車税があり、新車以外は2年に1度の車検が待っています。

さらに、ちょっと奮発してローンで購入した方は、これらの維持費に加えてローンの支払いが待っています。

税金・保険料などの維持費の相場は?

今現在、車を所有している人は自動車保険の等級を引き継ぐことで、自動車保険料が抑えられます。税金ばかりは、抑える方法はないですが、ハイブリット車などのエコカーを購入することで、税金が優遇されることもあります。また、長年大切に乗っていた車でも、13年を経過すると税金が高くなりますので注意が必要です。

例えば、18歳で軽自動車を所有していて保険に加入すると車両保険なしで年間11万円が相場になりそうです。月で割るとだいたい9000円とかなり高いです。さらに、車両保険までつけると、158000円となり月々1万円を超えますのでとても高くて無理です。現在は、ダイレクト型も充実していますので、そちらでも見積もってみるとよいでしょう。

初めての自動車保険の相場は高いの?

外国と比べる日本の車の維持費は高い?安い?

車を所有している人なら実感するはずですが、車を維持するって結構大変です。特に日本は税金や車検の費用が高いと言われています。なので、実際に海外と比較して日本の維持費の妥当性について見ていきます。

アメリカの維持費は安い

車大国アメリカを例に見ていきますが、1番維持費が安いアイオア州で年間20万円ほどです。これに車両購入費が加算される計算です。

ちなみに、日本のように軽自動車という規格はありませんので、V8の5Ⅼクラスの維持費が年間20万円となります。この金額を見て驚かれる方も多いでしょう。この値段で維持できれば、タンドラなどのピックアップトラックが売れ筋になる理由もわかります。

やはり高い、日本の維持費

日本で2.5Ⅼクラスの車を維持するとなると、年間46万円程度必要です。こう考えると、日本の維持費は高と感じます。駐車場代なし、軽自動車という条件でやっとアメリカと同程度の維持費になると考えると、高さがもっと実感できます。

日本の車所有率が高いのは、どの都道府県?

車離れと言われて久しい昨今ですが、地方では車がないと生活できないという方が多いので、地方に行くほど世帯当たりの所有台数は高いです。

1番多かったのは意外にも福井県でした。その後、富山県、山形県が続きます。雪深く、交通網もそれほど充実していないので、それだけ普及しているということです。車に乗れないと買い物に行けない、いわゆる「買い物難民」になることもあり、高齢者ドライバーが多いのも問題です。

逆に下位は東京都、神奈川県、大阪府など大都市圏となっています。やはり、交通網の発達と車所有率は大きな関係があります。

車所有者の実際にかかっている維持費の話

車を所有すると思わぬ維持費がかかることがあります。ETC料金なんかもその一つで、ドライブで高速道路に乗りすぎて、翌月にとんでもなく高い請求が来たなんてこともあるでしょう。また、車をドレスアップしたいと思っている方は、パーツ代なども掛かります。

また、忘れがちですが、タイヤも数年に一度は交換しますので、いいタイヤを購入すると高くなります。雪が降る地域ではタイヤ交換が必須ですが、タイヤ交換費用も結構高くなることがありますので、できるだけ自分で行いたいところです。

車の維持費を抑えるポイントと方法を紹介

車の維持費を抑えるうえで気を付けるポイントは、削れるところは徹底的に削ることが鉄則です。車検費用なんかも、ディーラーで通すよりも個人で行った方が安くなります。多少の知識が必要ですが、時間があれば出れにでもできるので挑戦してみるのもいいでしょう。

そして、維持費を見るうえで欠かせないのが、車の知識です。なにも、車屋と同じ程度の知識は必要ないですが、最低限の知識がないと削れるものもわからないはずです。また、自分でできることは自分ですることが重要です。ワイパー交換やタイヤ交換など簡単な所から始めてみましょう。今流行のDIY感覚で大丈夫ですし、自分の車に愛着湧くこと間違いなしです。

削ってはダメなものも

まず、任意保険は絶対に削れないでください。車に乗る人の責任でもありますので最低限、対人対物は無制限で契約してください。そして、長く愛車に乗りたい方は半年や1万キロ毎にオイル交換、寒冷地であれば下部塗装なども維持費から削らずにしておきたいです。

車の維持費が高額になる国産車3

維持費が高いとなれば、車の価格もそれなりに高額になります。それでは、3位から順に見ていきましょう。

3位レクサス・LXです。こちらは、レクサスの最上級SUVというモデルで、排気量も車両価格も他の国内SUVに比べても規格外です。また、車体が大きいので普通の駐車場では駐車できないのも維持費が高くなる要因となります。

2位はレクサス・LSです。こちらはレクサスのフラッグシップモデルであり、VIPの送迎にも使用される車、価格も信頼も高い車です。ただ、ハイブリット仕様があるので減税が受けられます。ただ、この車を購入する人が税金の高い、低い、減税を気にするかは微妙でしょう。

そして、1位がレクサス・LFAです。もはやこれは、見られるだけでラッキーといった感じの限定車ですので、所有している人も少ないです。なんせ、車両価格はスーパーカー並みに高く、車両保険などの任意保険料も青天井に高くなりそうです。

車の維持費が高額になる輸入車3

維持費が高いイメージがある輸入車。確かに、車によっては維持費がべらぼうに高いです。特にフェラーリ、ランボルギーニ、ブガッティなどなど海外の自動車で維持費が高い車は多くあります。ただ、今回は売れ筋輸入車で、現実的に購入できる車種に限ってみていきます。

3位はフォルクスワーゲンのゴルフです。大衆車のイメージがありますが、上位グレードになれば維持費は高いですし、車体価格も高いです。

2位はメルセデスベンツのCLAクラスとなります。3位ゴルフと大差はないですが、ダウンサイジングでエンジンが小さく、燃費が悪く維持費が高いという結果になりました。

1位はメルセデスベンツのCクラスです。このCクラスは、CLAに比べて車体が大きくなっているにも関わらず、エンジンはCLAと同じということで、やはり燃費が悪く維持費が高いという結果になっています。

維持費まで考えて購入しよう

車両価格の高い、安いだけで選ぶのは禁物です。特に初めての自動車購入では注意が必要となります。思いのほか保険料が高いという事態に陥ったり、駐車場代を考えてなかったなどありがちです。

楽しく質の高いカーライフを送るには、これまで紹介してきたポイントは押せておきたいところです。ポイントをしっかりおさえて、充実したカーライフを送ってください。

初回公開日:2017年12月12日

記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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