中古で買うのにおすすめの旧型のシエンタ・特徴|車中泊
更新日:2024年08月11日
中古で購入できるおすすめのシエンタは?
旧型のシエンタは中古車の中でも人気の高い車種で、シエンタを専門に扱う販売店もあるぐらい人気のある車種です。中古のシエンタにはどんな特徴があり、使い勝手などが気になりますが、旧型のシエンタがどんな車なのか気になる方もいるでしょう。そこで今回は、中古で購入できるシエンタについてご紹介してまいります。
旧型シエンタはどんな車?
シエンタは2003年から販売されているトヨタの車で、旧型のシエンタは2003年から2015年まで販売されていました。
旧型のシエンタは前期、中期、後期の3種類に分かれ、前期と中期のシエンタは丸いライトが付いており、後期のシエンタからはライトの形が四角い「ダイス」と呼ばれるシエンタが登場しました。
同じ旧型のシエンタでも外装は大きく分けて2種類あるので、旧型のシエンタでも見た目やグレードによって異なる点が多くあります。中古のシエンタを購入するときはグレードや年式などに注意して選びましょう。
シエンタはファミリーカーにおすすめ
シエンタはファミリーカーとして人気のある車種で、サイズはそれほど大きく無い車ですが7人乗りの車です。また、広い後部座席やスライドドアなどを採用しているので、子供連れでも使いやすい車となっています。
旧型のシエンタは3列目があまり広くありませんが、子供などであれば後部座席でも十分利用できるので、非常に使い勝手のある車になっています。
旧型シエンタの特徴は?
旧型のシエンタにはどんな特徴があるか気になり、内装や燃費、グレードなど多くの点が気になります。シエンタにはどんな特徴があるので、次の項目から詳しく見ていきましょう。
内装の特徴
シエンタの内装は女性にも人気が出るように作られており、内装には小物を収納できるポケットなどが多くあります。そのため、車内に色々なものを収納することができるので、実用性のある車になっています。また、車内からの死角が少なく運転しやすい車となっているので、女性でも運転しやすい車と言えるでしょう。
燃費はどのぐらい?
旧型シエンタの燃費10・15モードで14km/L〜19.2km/Lとなっていますが、実際に旧型シエンタを所有されている方々の燃費は12〜13km/L程度の方が多く、高速道路などで走行した場合の燃費は14〜15km/L程度の燃費になる方が多いです。
旧型シエンタは車の乗り方によって燃費が変わるので、上手に乗ることで燃費が上がることがあります。少しでも燃費を良くしたいと考えている方は、運転の仕方に注意しながら運転すると良いでしょう。
シエンタのカラーバリエーションは?
旧型シエンタのカラーバリエーションは、シエンタの年式によって異なります。
旧型シエンタの前期型は全9色の中から選ぶことができ、カラーバリエーションが一番豊富です。中期のシエンタになると色は8色となってしまいますが、前期型には無かったライトグリーンが入っているので、色の選択肢は増えます。
後期型のシエンタは普通のシエンタとシエンタダイスの2種類に分かれますが、シエンタダイスは全6色から選ぶことができ、普通のシエンタは全7色となっています。前期型や中期型では1色の色に複数のバリエーションがありましたが、後期型では1色につき1種類となっていることが特徴です。
シエンタのサイズはどのぐらい?
シエンタの車内は広く、3列目を倒すことで広いラゲッジスペースを使用することができます。3列目を倒した時のラゲッジスペースは家具などを積むことができ、トランクゲートも高さがあるので、大きな荷物を積むこともできます。
シエンタはシートを倒す時の操作も楽で、レバーを引っ張るだけでシートを倒すことができます。シートを倒す作業が片手でできるので、女性の方でも簡単にシートを倒すことができます。
シエンタ全体の大きさは?
シエンタの車内が広いと、車のサイズが大きくなってしまうので運転がしにくいと感じる方もいるでしょう。
シエンタの外装は全長が4100mmで、車の幅が1695mmとなっています。数字だけ見ただけではあまりピンときませんが、普通のミニバンよりも縦横の長さが短くなっているので、乗用車と同じような感覚で運転することができます。
シエンタのグレードは
旧型シエンタのグレードは3つのグレードに分かれており、G、X、Lの3種類に分かれています。
この中ではGグレードのシエンタが中古車の中では人気があり、Gグレードのシエンタはシエンタの中でも装備品が一番多く付いています。できるだけ多くのオプションパーツが付いたシエンタを購入したいと考えている方は、Gグレードのシエンタを購入すると良いでしょう。
また、旧型シエンタは各グレードで2輪駆動と4輪駆動を選ぶことができます。寒冷地などの雪が降る地域では4輪駆動のシエンタがおすすめですが、燃費などを気にするのであれば2輪駆動のシエンタを購入すると良いでしょう。
旧型と新型のシエンタはどんな違いがある?
旧型と新型のシエンタにはいくつかの違いがあり、新型と旧型のどちらを購入すれば良いか悩んでいる方も多いでしょう。
新型と旧型のシエンタは値段以外にも異なる点があるので、それぞれの特徴を理解した上で購入を検討しましょう。次の項目からは、旧型と新型のシエンタの違いについてご紹介してまいります。
タイヤサイズ
新型と旧型のシエンタは、タイヤサイズが異なります。旧型のシエンタはタイヤサイズが14インチですが、新型のシエンタは15インチや16インチのタイヤが使われています。
14インチのタイヤは値段が安いのでコストパフォーマンスに優れていますが、15インチや16インチのタイヤになると値段が高くなります。そのため、年間の走行距離が多い方であれば旧型のシエンタの方がコストパフォーマンスに優れています。
ハイブリッドの有無
旧型のシエンタにはハイブリッド仕様のシエンタはありませんが、新型のシエンタはハイブリッド仕様のシエンタがあります。ハイブリッド仕様のシエンタは発進時などをモーターでアシストするので、スムーズな加速ができます。また、モーターのアシストが入ることで燃費も良くなります。
ハイブリッド仕様のシエンタが欲しいと考える方であれば、新型のシエンタを購入すると良いでしょう。
居住性
旧型と新型のシエンタで大きく異なる点は車内の居住性にもあります。
新型のシエンタは旧型よりも低床化してあり、乗り降りがしやすくなっています。また、床が低くなったことから3列目の居住性が旧型よりも良くなっています。そのため、3列目を頻度に使う方であれば、新型のシエンタを購入したほうが良いでしょう。
安全性能
旧型と新型で大きく異なる点の一つに、安全かどうかがあります。新型のシエンタはレーダーによるサポートが付いており、前方の車にぶつかりそうな状態になった時にブレーキをかけて、事故の衝撃を軽減します。
レーダーサポートは前方の安全を確保するだけではなく、道路の車線も検知しています。車が車線からはみ出たときは音で外れていることを知らせるので、事故を未然に防ぐことができます。安心して走行することを考えるのであれば、新型のシエンタを購入すると良いでしょう。
安全性能はレーダーだけじゃない
新型のシエンタはレーダーによる安全性能だけではありません。新型のシエンタはサイドエアバッグを搭載してます。
旧型のシエンタにはサイドエアバッグが搭載されていないので、新型のシエンタの方がドライバーを衝撃から守ることができます。また、新型のシエンタに搭載されているエアバッグは条件に応じて必要なエアバッグが開くので、確実に乗員を衝撃から守ります。
新型のシエンタは旧型のシエンタよりも性能が高くなっているので、安心して車を運転することができます。
シエンタはカスタムしないほうが売れる?
シエンタを手放す時は少しでもお金に変えて手放したくなりますが、何もカスタムされていないシエンタと多くのカスタムがされたシエンタではどちらのシエンタが高く売れるのか気になります。
シエンタを高く売るポイントは、「純正装備がどのぐらい付いているか」というところです。車のカスタムには多くのカスタムがありますが、シエンタの査定で大きく評価されるのが純正部品です。そのため、純正オプションなどの装備が付いている場合は高く売れることが期待されます。
逆に社外品などのカスタムパーツが付いている場合は、査定額が上がらないことや査定額が下がってしまうこともあるので、シエンタを高く売るのであれば、社外品などのカスタムパーツは外してから売ると良いでしょう。
また、シエンタの査定額を下げないままカスタムしたいと考える場合は、純正オプションなどを使ってカスタムすると良いでしょう。
旧型のシエンタで車中泊はできるのか。
旧型シエンタの車内は、ミニバンなどと比較するとあまり車内が広くありません。そのため、何も手を加えないまま車中泊をする場合は、ラゲッジルームの広さが気になります。
小柄な方であればそのままでも車中泊をすることができますが、身長が高い方は旧型シエンタでの車中泊は難しくなります。そのため、旧型シエンタで車中泊をする場合は少し手を加える必要があります。
旧型シエンタで快適な車中泊をする方法は?
旧型シエンタで快適な車中泊をする場合は、車内をフラットにすることが重要になります。旧型シエンタでフラットな環境を作るには、シートの上に板などを設置できるアイテムを使うことで快適な車中泊を楽しむことができます。
車内にフラットな面を作る方法はいくつかありますが、車内に専用の台を置くことでフラットな環境を作ることができます。専用の台は自作する方が多いですが、アイデア次第では小物入れなどを代用して作ることができるので、自作が苦手な方であれば市販のアイテムを使ってフラットな車内を作ると良いでしょう。
きちんと判断してシエンタを買おう
ここまで旧型のシエンタについてご紹介しましたが、旧型シエンタは販売されてから年数が経った現在でも人気のある車種です。また、旧型のシエンタは同じ見た目でも年式が異なります。そのため、安くで購入したシエンタが実は初期型のシエンタで、経年劣化でメンテナンスに費用がかかってしまうなんてことも考えられます。
シエンタは子育てに向いている車なので非常に使いやすい車ですが、年式やグレードなどによって装備品などが異なるので、旧型のシエンタを購入するときはポイントを抑えて購入しましょう。
初回公開日:2018年02月26日
記載されている内容は2018年02月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。