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スタッドレスタイヤの買い時|時期・価格・相場

更新日:2024年08月13日

雪がちらついて、何時スタッドレスタイヤを買ったらよいか、また何時交換したらよいか悩んだことは無いでしょうか。スタッドレスタイヤは何時でも手に入るものではないので、適切な時期に購入しなければなりません。購入に際し最適な購入時期と交換時期をご紹介ししていきます。

スタッドレスタイヤの買い時|時期・価格・相場

スタッドレスタイヤの買い時の目安

冬が近づくと、雪国の人たちは冬用タイヤの準備に追われるようになります。「自分の車にスタッドレスタイヤを買い替えないといけない」または「新しく買わなければならない」人にとって、いつが買い時なのか非常に悩む時期になるでしょう。

それではいったい、いつ購入するのが一番良いのでしょうか。標高の高い場所では、11月ともなれば、路面が雪で薄っすらと白くなります。この時はまだ、街中は雪の気配などありません。しかし、山には車で行かないからと購入を遅らせる事で、いざ雪が自分の生活圏で降り始めてからではもう手遅れです。

全ての人は考える事が同じで、雪が降り始めて又は天気予報で「明日が雪」と出た段階で、ガソリンスタンドやタイヤ屋さんへ購入に走ります。当然、自分の車に合ったサイズのタイヤが、そこに残っている保証もありません。皆がこぞって同じ時に買いに走れば当然品薄になります。

では、どうすればよいのでしょうか。事前に、今シーズンはスタッドレスタイヤを買うと分かっているならば、是非早期予約をすることをおすすめします。

購入時期の決め方

買わなければならないことはわかっているので、できるだけ安く買いたいのが本音です。スタッドレスタイヤのTVコマーシャルが流れ始める9月ごろには、具体的な購入計画を立てるようにしましょう。遅くても10月いっぱいまでを目処に予約をしないと、早期予約の割引が受けることができません。

そしてもうひとつは、タイヤにも製造年月日が刻印されているのですが、タイヤ屋さんは勿論その見方を把握しています。そこで昨シーズン製造のタイヤではなく、今年製造されたタイヤを予約時にお願いしておけば、一番良いタイヤを買うことができます。

スタッドレスタイヤに限らず、タイヤはゴム製品なので、年月とともに経年劣化が起きます。是非、製造年月日の新しい物を購入しましょう。買い時は、早期予約が始まったらすぐに実行に移す事です。

忙しくて、なかなか買い替えの予約に行けない人もたくさんいらっしゃるでしょう。しかし、タイヤは一番路面と接している場所で、後回しにすればするほど、リスクは大きくなります。雪がちらついても、まだ購入できない人たちも沢山居るのも現実ですが、「まだ大丈夫」では雪は待ってくれません。

早期予約を逃した方は、自分の家の近くの山の中腹が、白く雪景色に変わったら、迷わずスタッドレスタイヤを購入しましょう。街中で雪が降る前なら、まだタイヤの在庫があるでしょう。早期予約の買い時を逃しても、本格的雪が降る前ならまだ間に合います。

価格

タイヤの値段はピンキリです。同じサイズでも、タイヤメーカーによって全然値段が違います。しかし、メーカーの違いによる値段の差は、その性能にも大きく関与しています。良いスタッドレスタイヤは、その値段も非常に高いです。例えば、ブリヂストンと中国メーカーのスタッドレスタイヤでは3倍も4倍も違います。

いくら運転に自信があっても、止まれなければ、運転技術の上手い下手もありません。是非、スタッドレスタイヤは、ケチる事のないようにして下さい。スタッドレスタイヤの同じサイズで、同じメーカーの商品が、お店によって値段がだいぶ違う事が多々あります。

値段は、自分の足で探すしかないですが、ネットで一番安い価格を調べて、それに近い所で購入するのが一番賢いでしょう。あとは、タイヤの組み換え工賃などの、付加価値な部分での割引を期待してみてください。価格を抑えるのも適切な買い時に実行できるかにかかっています。

スタッドレスタイヤの相場

スタッドレスタイヤは、季節商品ですので、他の商品と同じように需要がある時期になると値段は高くなります。また、値引きがほとんど期待できません。それは、店舗に必要に駆られて購入に来るわけですから、言い値になってしまうのもうなずけます。

スタッドレスタイヤの相場は、9月、10月の早期予約時期が、値引き幅が大きく通常の店頭価格より安く購入する事ができます。そして11月、12月と雪が近くになるにつれ、割引率が悪くなっていきます。商品のざっくりとした相場を参考までに載せておきます。

サイズ(インチ)価格(万円)
205~7
17~191.5~4
14~171~3
12~130.7~1

それぞれタイヤ一本当たりの金額ですが、メーカー、タイヤ幅、扁平率は考慮しておりません。ザックリとした目安と考えて下さい。相場は常に変動するわけではなく、店頭価格よりどのくらいの割引を得られるのかは、購入時期により変動します。一番安い時期に予約するのが賢い買い時です。

スタッドレスタイヤの買い時と替え時

スタッドレスタイヤの買い時と替え時は同時期とは限りません。まさしく同時期だと、降雪が迫っているか、すでに雪が降っている時なので、安く買うことが出来ないからです。ここで言う買い時とは早期予約が始まって、それぞれのタイヤショップで早期予約割引キャンペーンが始まったときでしょう。ですから、買い時と替え時は違います。

替える時が買うときではない

タイヤホイールセットにて購入してあれば、ご自身でもタイヤ交換をされる方も多いでしょう。ご自身で替える場合は、ご自身のタイミングでタイヤの履き替えが出来ますので、雪が降りそうになってから、交換しても問題ないでしょう。

ただし、新品のスタッドレスタイヤで気を付けないといけないことは、慣らし運転が必要です。慣らしは、通常60km/h以下で200Kmを走る事が望ましいでしょう。その理由は、新品のタイヤはピカピカなのでわかると思いますが、一皮むいてタイヤのゴムの本来の性能を出してあげる事が必要なのです。

新品のスタッドレスタイヤを買っても、直ぐにその性能を発揮させる事はできず、慣らし運転の前は危険な場合もあります。買い時のタイミングと装着タイミングは、雪が降ってから一緒に行う事は危険です。しかしながら、自分で買ったスタッドレスタイヤの履き替えができない場合は、お店で行う事となります。

その場合は、慣らし運転の期間を考慮して、早めにお店で履き替えを行うようにしましょう。また、履き替えの時期は、お店も繁忙期となるために、あらかじめ買い時に予約を入れ、同時に履き替えの予約も取るようにしましょう。

スタッドレスタイヤはホイル付きで買うべきか

スタッドレスタイヤを買う上での選択肢として、タイヤのみ買うのか、又はタイヤとホイールをセットで買うのかといった2つの方法があります。タイヤのみで購入すると、ホイールに組み替えを行わないといけません。この場合は、自分で行う事は不可能なのでお店でやってもらう事になります。

タイヤホールのセットで購入すれば、自分で夏用タイヤからスタッドレスタイヤに履き替えることが可能というメリットがあります。9月ごろから10月ごろの早期割引キャンペーン中の買い時に、スタッドレスとホイールをセットで注文すれば、より多くの割引が期待できます。

タイヤホイールセットとタイヤ本体のみの違いは、お店でその都度組み替えをおこなうと、タイヤが傷み、ホイール自体が塩化カルシウムで腐食しやすくなります。そして組み替え工賃は、タイヤ1本あたり約2,000円もかかり、4本で約8,000円もの出費がその都度かかってしまいます。以上を理由として、タイヤ単体で購入して都度組み替えを行う方法は、賢い選択ではありません。

スタッドレスタイヤに組み込むホイールは、塩化カルシウムに腐食しにくいコーティングがされています。スタッドレスタイヤとホイールセットで購入した方が、長い目で見るとおすすめです。

店舗別の買い時目安

買い時は、時期によって変わってくるとお話ししました。それでは、お店ごとで買い時は変わってくるのでしょうか。お店の種類を上げてみます。

①タイヤ専門店
②タイヤ量販店
③カー用品店
④ガソリンスタンド
⑤自動車販売店
⑥自動車整備工場

ざっと、6種類ほどの業種を並べてみましたが、それぞれの営業形態での違いはメインの販売商品という事がわかります。

タイヤ専門店

タイヤ専門店は、個人経営の所も多く、割と小さな店構えで営業しています。こういった専門店では、そこのお店の主人と親しくなれば、非常に有意義な情報を貰うことができます。そして、スタッドレスをいつ購入するのが良いのかなど、適切な買い時を教えてもらえる事でしょう。

値引きの面では、大型店に一歩譲るもサービス面では店主と仲良くなれば、他ではもらえないサービスも期待できます。

タイヤ量販店

タイヤ量販店では、買い時を早期予約キャンペーンという形で大々的に宣伝をします。だいたい、9月ごろからお店に上り旗が出始め、新聞広告や大手ではTVコマーシャルを流すので、スタッドレスタイヤの早期割引キャンペーンが始まったのを知ることができます。大手売り出しが行われる時が、一般に買い時と消費者は認識して良いでしょう。

カー用品店

クルマのパーツ全般を専門に売っているお店ですが、ここでもタイヤ量販店と同等の早期割引キャンペーンの宣伝を行います。消費者はキャンペーンが始まると、スタッドレスタイヤの買い時と考えて良いでしょう。

通常は、キャンペーン期間が決まっているので、キャンペーン中にスタッドレスタイヤの予約をするようにします。この期間を逃すと、買い時期間を逃したと同じで、商品の値段が高くなってしまいます。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは、ガソリンの他にも様々なものを販売いますが、昔からタイヤ販売に力を入れているガソリンスタンドもあります。値段は、タイヤ量販店と同等の値段で提供してくれるか、それより安く提供している場合もあります。しかし、馴染みのガソリンスタンドが無い場合は、中々ガソリンスタンドで、タイヤの購入の相談をするのが難しいのも事実です。

どうしても一般的に、ガソリンスタンドは高いイメージがあるからです。しかし、工賃を見てみると、以外にもガソリンスタンドは量販店より工賃が安い事が多いのも事実です。馴染みのスタンドがあれば、買い時をスタンドマンから聞くことができます。

自動車販売店

自動車販売店は、新車を販売するディーラーや中古車販売店があります。ここは、車を買う以外に中々訪れる機会は少ないでしょう。しかし、自分の車に合ったタイヤを一番よく知っています。しかしながら、その買い時という面で見ると、タイヤ販売をメインでやっていない以上、お店の外から見る事は難しいでしょう。

ただし、これから冬に向かう時期に車の購入契約を結ぶ場合、スタッドレスタイヤを付属品としてのサービスを、値引き交渉の一つとする事ができます。

10月後半から11月中に納車が確定するような場合、是非交渉してみてください。

自動車整備工場

いつも車の修理や点検でお世話になっている自動車整備工場があるならば、そこでスタッドレスタイヤの買い時を知ることができます。通常タイヤメーカーから、スタッドレスタイヤのシーズンの始まる1か月ほど前、だいたい9月初旬には、自動車整備工場に新しい年のスタッドレスタイヤのカタログ等が届けられるようになります。

お得意様には9月後半ごろから、買い時をお知らせを案内しているところもあります。また、常日頃仲良くしている自動車整備工場であれば、買い時の時期を逃して11月など遅い時期になっても、大事なお客様の車に装着できるタイヤの在庫を持っている事もあります。

これは点検修理や車検時に、お客様の車の状態をカルテとして把握しているからです。

ネットショップと実店舗

ネットショップの登場で、スタッドレスタイヤを安く買える事が多くなりました。しかし、注意しなければならないことがあります。それは、タイヤをネットで買ってもその送料が非常に高い事です。それと、タイヤ単体では車には取り付けられない事です。実店舗であれば、送料の心配はありません。

そして、ホイールにタイヤを組み込む工賃も直ぐに分かります。しかしながら、ネットショップで購入したタイヤは、どこかでホイールにタイヤを組み付けないといけません。この組み込み工賃が、通常持ち込み工賃と言われています。

持ち込み工賃の値段は様々ですが、通常よりだいぶ割高設定となっていますので、送料と工賃で実店舗の方が安かったなんてことも多々ありますので、注意が必要です。

買い時に関しても実店舗であれば、リアルタイムで見る事が出来ますが、ネットショップは自分で買い時を判断して検索しなければなりません。タイヤのサイズ、工賃、そして送料を考えた時に、ある程度知識と行動力が無いと、ネットショップはまだまだスタッドレスタイヤを買うにはレベルが高いでしょう。

早めの行動が上手に買うコツです

色々なタイヤメーカーからスタッドレスタイヤが発売されていますが、何処のメーカーのどんなものを選べばよいのか非常に悩むでしょう。しかし、実店舗の早期予約キャンペーンを利用して、予算や主に使う場所をお店の人に伝えれば、適切なスタッドレスタイヤを教えてくれます。上手にスタッドレスタイヤを買うコツは、早めの行動という事を忘れないようにしましょう。

初回公開日:2017年09月13日

記載されている内容は2017年09月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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