車のステッカーの貼り方・作り方・ステッカー
更新日:2024年08月22日
車の楽しみ方
現在日本では若者の車離れが叫ばれています。購入費や維持費、ケアにかかるお金などを考え自家用車を持たないという決断をしている若者も多いです。しかし、そういった中でも車が好きで、車に対して愛着を持っている人も数多くいます。車というと年配の男性の趣味のように感じられますが、実際は老若男女問わず愛される趣味と言うことができるでしょう。
車好きな人にも種類があります。乗ってドライブをするのが好きな人もいれば、集めることが好きな人もいるでしょう。その中で、車を見せることに楽しさを見出した人たちがいます。彼らは車をカスタマイズしたりステッカーを貼ることで、車をアピールしています。車をアピールすることは自分自身をアピールすることと同義だと考えている人もいます。
車体に貼るステッカーは誰でも簡単に貼ることができます。カー用品店などで手軽に購入することができ、自分で作成している人もいます。
車のステッカーの貼り方
車のステッカーは車内からは見ることができません。つまり完璧に車外の人に向けてのアピールと言えます。通行人であったりすれ違うドライバーであったり、道路で出会うすべての人に向けて車と自分をアピールします。かっこいいステッカーが貼られた車を見かけたことがある人も少なくないでしょう。
車に貼るステッカーの選び方として、大きくふたつあります。ひとつは単にかっこよさや可愛さ、お洒落さを表現するためです。そしてもうひとつが、自分の考え方や座右の銘などを伝えるためです。どちらもそのステッカーが目立てば目立つほど、見る人に与えるインパクトは大きくなると言って間違いないでしょう。
おしゃれなアイテムとしてのステッカー
一般的に車に貼られているステッカーはかっこよかったり、かわいかったりするものが多いです。車体の色に合わせたかっこいいステッカーを街で見かけると、つい見入ってしまうことも多いでしょう。ファッションとして車を購入する人も多く、そのような人にとってステッカーはおしゃれなアイテムのひとつと言えます。
例えば炎を模したデザインのステッカーは情熱的なイメージを与えますし、ハートをモチーフとして使っているステッカーはかわいらしい印象を受けます。自分が表現したいイメージにあったステッカーを選ぶのがポイントです。運転中はステッカーを見ることはできませんが、車にステッカーが貼ってあると考えるだけでテンションが上がります。
自分の考えを表現するステッカー
ステッカーには単なるモチーフのものとは別に、文字が入ったものも多いです。そういったものの多くが、自分の考えを表現するステッカーだと言えます。世間一般のかっこよさやかわいさにこだわらず、自分だけの考え方をステッカーで主張しています。言い方をかえれば、誰かに見せるためじゃなく自分に見せるためのステッカーと言えます。
市販されているものに自分の考えにあったステッカーがあればいいですが、ないこともあります。そういった場合は自分で作る人も多いです。自作のステッカーは思い入れも強く、そのステッカーが貼られた車は自慢の一台になることは間違いないでしょう。
車のステッカーの作り方
車のステッカーの作り方にはいろいろな方法があります。然るべき業者に頼んでデザインや印刷まで行ってもらう方法もありますし、自分でカー用品店などで材料を揃え製作する方法もあります。自分がステッカーに載せる思いに準じて、作り方の方法を変えてみてはいかがでしょうか。
自分で最初から製作する
車のステッカーを自分で作るとなった場合、最も大変だと言えるのがこの方法です。デザインから素材選び、配置配色に至るまで全てを自力で製作する方法です。全て自作したステッカーを愛車に貼ってドライブするときの喜びは何物にも変えがたいほど大きいものになるでしょう。
「デザインが好き」「ものづくりが好き」という人に向いている方法といえるでしょう。デザインを紙に起こしたりパソコン上で修正していく作業は思いの外時間と手間がかかります。素材もいくつか種類があり、こだわりの強い人であれば配置や配色にも妥協を許さないでしょう。
業者に発注する
「自分で作るのに自信がない。でも人と同じステッカーは嫌だ」という人は、専門の業者に依頼するのが良いでしょう。車のカスタマイズにはそれ専門の業者が数多く存在しており、スピーディかつ丁寧に仕事をこなしてくれます。デザインから任せるパターンや、ステッカーだけ任せるパターンなどいろいろな手段があります。
中には「デザインは自分でやってみたい」という人もいるでしょう。業者によってはデザインデータを持ち込むことでステッカーに出力してくれるところもあります。デザインも任せるとしても、自分のイメージやメッセージ性を伝えることで、そのイメージにあったデザインを製作してくれる業者もあります。
市販されているものを加工する
カー用品店で市販されているステッカーを加工する方法もあります。複数のステッカーを組み合わせたり重ねたりしてオリジナルのデザインを作ることができます。組み合わせの数は無限にあり、自分の考えを表現することもできるのでです。費用も業者に頼むよりも安く、でき上がりまでの時間も短いです。
例えばマークと文字が一緒になったステッカーが販売されていたとしたら、文字部分だけ切り抜いて他のステッカーと組み合わせることでオリジナルのステッカーを作ることができます。車体にはステッカーを貼ることができる範囲も限られているので、効率良くおしゃれにステッカーを貼ることが重要です。
車のステッカーを自作で作るコツ
車のステッカーは他のデザインに比べて考慮すべき点がたくさんあります。車に貼るので蛍光するものは避けたほうが良いですし、大きさもある程度限られます。また、初心者マークやもみじマークなどと混合しないようなデザインが好ましいでしょう。色や形、デザインなど考慮すべき点は多いですが、その分自作したステッカーは思い入れの強いものになるでしょう。
配色
ステッカーの配色は車自体の色も考慮すべきです。ステッカーを目立たせるか、車体に溶け込ませるかをまず決めるようにしましょう。ステッカーを目立たせるのであれば、車の色とは異なった配色を選べば良いでしょう。逆にステッカーを溶け込ませるのであれば、同系色の色を選ぶことで全体の雰囲気を統一することができます。
一般に赤やオレンジ、黄色は情熱的でエネルギーに溢れたイメージです。青や黒、紫はシックで大人なイメージを持ち、スタイリッシュなかっこよさを演出するのにぴったりでしょう。ピンクや水色はかわいらしいイメージを与えるので、丸いフォルムの女性らしい車に合わせると良いでしょう。
また、車体の色だけでなくシートの色や内装の色などの同系色を選んでも良いでしょう。ほどよく統一された配色はとても綺麗です。車のカスタマイズにこだわる人はシートや内装の配色も自分で行い、車内に自分だけの空間を表現する人もいます。
大きさ
車体はスペースが限られているので、あまりたくさんのステッカーは貼ることができません。また車のボディは曲線のため、大きすぎるステッカーを貼ることも難しいです。逆に小さすぎてもあまり周囲の目を引かず意味がなくなってしまいます。小さすぎず大きすぎず丁度良い大きさのステッカーが好ましいです。
一般的に20センチから40センチほどのステッカーがよいでしょう。貼りやすさを考慮してもベストの大きさと言えます。ステッカーは横長であったり縦長であったりいろいろな形がありますが、車の形を考慮すると横長のもののほうが貼る範囲を見つけやすいでしょう。ステッカーの大きさを決める前に、車のどこに貼るかを考えておく必要があります。
例外として車の曲線に合わせた大きなステッカーを作る場合もあります。車体のバンパー部分を全て覆うようなステッカーは、他とは決して被らないオンリーワンのデザインのステッカーと言えます。
市販のものを真似してみる
デザイン性の高いオリジナルのステッカーを自作する一番の近道は、カー用品店などで売られているステッカーを参考にすることです。テレビや雑誌で目にしたおしゃれなステッカーを参考にしてもよいでしょう。配色を変えたりするだけでも自分のイメージにあったステッカーができあがる可能性があります。
車専門誌などではおしゃれな車やデザインがたくさん紹介されています。中にはそのデザインに込められた思いなども記載されている記事などもありますので、参考のために読んでみることをします。あらかじめ専門誌を読んで勉強しておけば自作するときに失敗することも少ないでしょう。
おしゃれ・かっこいい・かわいいステッカーの紹介
漠然と「おしゃれなステッカーが欲しい」と考えている人も少なくないでしょう。しかしカー用品などで実際にステッカーを見てみると、その種類の豊富さに驚く人も少なくありません。どれも素晴らしいデザインで、かっこいいものもかわいいものもたくさんあるので、たくさん買ってしまう人も多いでしょう。
購入する前に、自分がどんなステッカーを求めているかを改めて考え直すことをします。かっこよくてスタイリッシュなステッカーと可愛らしいステッカーを同時に貼ることはしません。自分の考えをはっきりと主張できているステッカーであるからこそ、周りの目を引くことができるのでしょう。
おしゃれなステッカー
一言におしゃれといってもその種類はいろいろなものがあります。例えば誰しもが興味を引くようなデザイン性を持ったステッカーはおしゃれと言えるでしょう。一方でパンチが効いていたり、他の人が真似できないようなデザインのステッカーもおしゃれと言えます。極論を言えば、本人がおしゃれと言い張ればどんなステッカーでもおしゃれであると言えます。
エンブレムの近くに貼る、そのエンブレムを強調するようなステッカーがあります。メーカーのエンブレムに翼を生やしてみたり、輪で囲んでみたり、もともとあるものを使って表現するのはとてもおしゃれです。他にも汚れを模していたり目の錯覚を利用していたり、車体を大きなキャンバスとしてデザインしている人も多くいます。
かっこいいステッカー
かっこいいステッカーの代表と言えば、英単語を使用したステッカーを上げることができます。かっこよくデザインされた英単語はシックでスタイリッシュな印象を与えることができ、英単語に込められた意味も含め、多くのメッセージを伝えることができます。
かっこいいステッカーの特徴として、白や黒のモノトーンカラーのものが多いです。どんな色の車にも合わせることができ、スタイリッシュなイメージを与えることができます。チェッカーフラッグなど白と黒を使ったイメージを使用しているステッカーも多いです。サッカーボールやバットなど自身の他の趣味をアピールしているステッカーもよく見かけます。
かわいいステッカー
特に女性はかわいいステッカーを貼りたいという人も多いでしょう。ハートやスターなどのモチーフはロゴとしても使いやすいですし、他のものと組み合わせもしやすいので特にがあります。また、ピンクや黄色、オレンジなどのかわいらしい色は人の目も引きやすいので、自分をアピールしたい人にぴったりです。
犬や猫、小鳥などの動物のステッカーもです。リアルなものであったりデフォルメされたものであったりいろいろな種類があります。また女性のシルエットであったりキスマークであったり、セクシーなイメージのステッカーもです。シルエットのモチーフはかっこよくもかわいらしくもできるステッカーです。
車のステッカーを販売している通販サイト
カー用品店は郊外にあることが多く、なかなか行く機会がないという人も少なくないでしょう。冬用タイヤを買いに行ったり、カーナビを買いに行ったりする時についでに買うという人も多いでしょう。ステッカー専門店などもありますが、わざわざステッカーのみを購入しに行くという人は少数派でしょう。
通販サイトは忙しい人でも店舗が遠い人でも利用することができます。また購入するだけではなく発注などもすることができるサイトもあり、車好きの人たちの間ではすでに知られています。一般に通販サイトはサイトに載っているものと現物の見た目が違うといった問題が起こりやすいですが、車のステッカーは気にならないでしょう。
通販サイトによって扱っているステッカーに違いがあります。かっこいいものからかわいいものまで自分にあった通販サイトを見つけるのがです。いくつか通販サイトを紹介します。
cuttingbrothers
かっこいいステッカーが欲しいという人になのが「cuttingbrothers」です。サイト自体も白と黒で統一されておりスタイリッシュなイメージです。主に車のステッカーは販売していますが、それ以外にもバイクのステッカーだったり、スノーボードのステッカーだったり取り扱いは多岐に渡ります。
「アコード」「アキュラ」「エアトレック」などブランドごとにカテゴリー分けされているので、自分の好きなブランドを探しやすいです。並び順も値段順や順など変えることができ、目移りしてしまうほどたくさんの商品を取り扱っています。
1からデザインを依頼することはできませんが、文字の変更は依頼することができます。自分の車種に合わせた文字を入れて、自分だけのステッカーを作ることができるのでです。モバイルショップもあるので出先でも購入することができます。
sticker-mania
「オリジナルのかっこいいステッカーを作りたい」という人には「sticker-mania」がです。カッティングステッカーやフルカラーステッカーなどを制作しており、耐久性などに優れているので車やバイクのステッカーに最適です。イラストレータや画像などデータのやり取りの仕方もたくさんあります。
同じステッカーの量産もできるので、チームステッカーを作るのにサイトです。「デザインだけ同じで文字は変える」「メンバーごとに色違いを作る」などの依頼にも柔軟に対応してくれます。大きさも相談できるので、買った後に実は貼れなかったなどという失敗をすることが少ないです。
サイトには制作例がたくさん載っており、イメージを湧かせることができます。実際に車体に貼っているところを見ることができるのが特徴です。「昼はいいけど夜はどう見えるか」などを気にする人も少なくないでしょう。
ステッカー製作専門店 K-DESIGN
ステッカーの種類の多さでなのが「ステッカー製作専門店 K-DESIGN」です。車体に貼るカッティングステッカーやフルカラーステッカーはもちろん、エンジンなど内部に貼るinsideステッカーやチームプレート、文字カラーを組み合わせてオリジナルのステッカーが作れるアイラブステッカーもです。
サイトにはステッカーの貼り方なども載っていて、初心者にもわかりやすい作りになっています。製作見本も多数載っているので、実際に貼った時にどのような雰囲気になるのかがわかりやすいです。データを保存しておいてくれるので、追加枚数注文などがしやすくリピーターが多いサイトです。
アイコスに貼るステッカーやヘルメットに貼るステッカーなども販売しており、車だけじゃない普段使いができるステッカーを購入できます。マグネットタイプも揃っているので、社用車用のマグネットステッカーを製作することもできます。
車にステッカーを貼る位置のポイント
ステッカーはデザインももちろん重要ですが、貼る位置も重要なポイントの一つです。まず車にはステッカーを貼ってはいけない箇所があることも覚えておきましょう。窓ガラスは視認性が悪くなってしまうので絶対に貼らないようにしましょう。また、排気口を塞ぐように貼ったり、すぐ剥がれる位置に貼るのも絶対にやめましょう。
車は前から見るとほぼ左右対称と言えます。そのため、右と左に同じステッカーを貼れば統一感を与えることができます。逆に片方だけにステッカーを貼れば、オンリーワンのおしゃれなデザインを作り出しやすいです。日本では車両は左側通行のため、車の左側にステッカーを貼れば歩行者の人の目につきやすいです。
ボンネット
ボンネットは範囲も広くステッカーが貼りやすい場所と言えます。左右どちらかに貼るより主張をしやすく、メインのステッカーをボンネットに貼る人も多いです。ボンネット全体に大きなステッカーを貼っている人もいれば、フロントライト付近に小さいステッカーを貼っている人やエンブレムにステッカーを貼っている人もいます。
ドア
車を見る時にもっとも目に付く箇所はサイドのドアでしょう。サイドのドアは横に広いので、横長のステッカーを貼るのが一般的です。流線型のステッカーであったりスピード感が感じられるステッカーをつけている人も多くいます。フロントドアだけでなくバックドアまでも範囲に入れた大きなステッカーを貼っている人もいます。
バック
車の後ろも見る機会が多い箇所です。特に信号で停車している時など、前の車がよく目に入ります。フロントやサイドに比べて、メッセージを込めたステッカーを貼る傾向にあります。中には自分の好きな歌詞や言葉をステッカーにして貼っている人もいます。見入りすぎて事故にならないように注意しましょう。
車内
車内にステッカーを貼る人も少なからずいます。ハンドル部分やシートだけでなく、エンジンなど普段見ることができない箇所にも貼っている人がいます。主に、車のカスタマイズが好きな人が車内にステッカーを貼る傾向にあります。運転している時に目に入ればテンションが上がること間違いなしです。
車のステッカーが表現するもの
車のステッカーはその人の趣味だけでなく、考えていること、座右の銘などいろいろなことを表現することができます。現在では「痛車」と呼ばれる自らの好きなアニメのステッカーを貼っている車を見かけることも多くなってきました。
車は単なる交通手段ではなく、自分を表現できるツールでもあります。ステッカーと使えば愛車に対してさらなる愛着が湧くことは間違いありません。
初回公開日:2018年04月28日
記載されている内容は2018年04月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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