プリウスの内装画像と評価・カスタム方法・内装の外し方
更新日:2024年09月27日
こちらでは、2015年12月に販売開始された新型プリウス(ZVW50系)と、旧型(ZVW30系)の内装を紹ご介します。内装用のアクセサリーや内装のカスタム方法についても紹介していますので、他の人とは違った内装のプリウスに乗りたいというかたは参考にしてください。
プリウスの内装はどう?画像と評価━インテリア
新型
プリウスのシート表皮は上級ファブリック(Eグレードはファブリック)が標準装備ですが、「ツーリングセレクション」モデルは、本革(A、Sグレードは合成皮革)となり快適温熱シート(運転席・助手席)も標準装備です。ディーラーの話では、本革や合成皮革は冬場に大変冷たくなるので標準装備となっているそうです。Aプレミアムグレードは、「ツーリングセレクション」モデル以外でも快適温熱シート(運転席・助手席)が標準装備です。それ以外のグレードではオプションでもつけられません。
内装の色は「ブラック」、「クールグレー」の2つから選べますが、指定がない場合はブラックになりますので、色にこだわりがある方はしっかり検討して選んでください。
旧型
旧型プリウスのシート表皮は、上級グレードが上級ファブリック(スエード調)/合成皮革、それ以外はファブリック(スエード調)で「Gツーリングセレクション・レザーパッケージ」というモデルのみ本革(前ヒーター付)となっています。内装の色は「ブラック」、「アクア」の2つです。
プリウスの内装はどう?画像と評価━操作性
新型
プリウスの運転席に座りPOWERボタンを押してまず目につくのは、マルチインフォメーションディスプレイと、グラフィックメーターの2つの4.2インチTFTカラー液晶ディスプレイです。マルチインフォメーションディスプレイは、旧型のエコドライブモニターが3種類の情報画面を切り替えて表示できたのに比べて、6種類のエコ情報画面、空調の設定状態、4WDモデルでは前後輪トルク配分表示などを切り替えて表示できるようになっています。旧型に比べて画面が見やすく情報量も増えているのが良いです。
グラフィックメーターは、速度や燃料計といった基本情報を昼間でもくっきり見せる高精細メーターです。Aグレード以上のモデルにはカラーヘッドアップディスプレイが標準装備されています。
ステアリングは、全モデルが3本スポークステアリングホイールで、ステアリングスイッチ付です。Aプレミアム以上のモデルには、本革巻きステアリングホイール、Eグレードはウレタン、それ以外のモデルには合成皮革巻きステアリングホイール(昇温・降温抑制機能付)が標準装備されています。
旧型
センターメーター内にエコドライブモニターとタッチトレーサーディスプレイ(ステアリングスイッチの操作状況を表示)を装備しています。タッチトレーサーディスプレイは、新型ではカタログから姿を消してしまいました。どのスイッチを操作したかがわかるだけなので、慣れてきたらあまり必要性は感じられないです。
タッチトレーサーディスプレイ(ステアリングスイッチの操作状況を表示)は「G“ツーリングセレクション・レザーパッケージ”」では標準装備です。その他のグレード(Lグレードを除く)では、純正のHDDナビゲーションシステム、インテリジェントパーキングシステムとセットでメーカーオプション扱いです。
ヘッドアップディスプレイもタッチトレーサーディスプレイと同様のグレード別対応で、カラーではなくモノクロです。ステアリングは、全モデルが4本スポークステアリングホイールで、ステアリングスイッチ付です。Gグレード以上のモデルには本革巻きステアリングホイール、それ以外のモデルにはウレタンステアリングホイールが標準装備されています。
プリウスの内装はどう?画像と評価━ラゲージスペース
新型
新型プリウスのラゲージスペースの荷室容量は、2WDのスペアタイヤ未装着車は502Lで9.5インチゴルフバッグ4個分、2WDのスペアタイヤ装着車および4WDモデルは457Lとなり、9.5インチゴルフバッグ3個分となっています。4WDモデルはリアにも駆動用のモーターがあるためスペアタイヤ装着車の設定はありません。旧型に比べてかなり容量が大きいのですが、4WDモデルにはスペアタイヤを載せるスペースはありません。
旧型
旧型プリウスのラゲージスペースの荷室容量は、446Lとなり9.5インチゴルフバッグ3個分です。
プリウスの内装のおしゃれなカスタム・改造方法・アクセサリー
プリウスの内装をカスタムできる商品や方法をテーマ別に紹介します。
パネル交換で楽々カスタム
【50系プリウス レッドライン スタートボタンカバー(標準・TSSなし) RLINE】
プリウスに標準装備のパネルを別の色合いのものに交換することで、内装のイメージが変わり高級感がアップし、より先進的なデザインとなります。純正品ではウッド調とブルーシェルの2タイプが販売店オプションとして用意されています。対象は、インテリアパネル(フロント)、インテリアパネル(シフトノブまわり)、インテリアパネル(スイッチベース(フロント))です。
純正品以外の製品も、多数出回っていて特徴としては、純正品がカバーしていない箇所に対応していたり純正品にない色合いやデザインのものが選べるといった点です。この商品は、社外品で純正品が対応していないスタートボタンカバーを交換するものになります。写真のように同じ色合いで他の部分用のパネルも用意されています。交換せずに標準品に上から被せるタイプのものもあり作業的にはより簡単になります。
LEDでライトアップ!
【LYZER(ライザー)LEDルームランプセット NO.0070 車種 50プリウス ムーンルーフ無車用 NO.0070】
新型プリウスの車内にあるルームランプ(1個)、マップランプ(2個)、バニティランプ(2個)、カーテシランプ(2個)をLEDに交換できるバルブセットが販売店オプションとしても用意されていますが、この商品はさらにラゲージランプ用のバルブも同梱されています。
白色LEDにより夜間の車内が明るくクリアになります。バニティランプはサンバイザー付近のランプです。カーテシランプはドア足元付近のランプです。LEDに交換することでバッテリー消費を抑える効果もあります。社外品では他にも同様のものが多数あります。
白・黒つける?
【カーメイト プリウス50系用 グランコンソール BK (ZVW5#系)増設電源付きコンソールカバー CX500 】
Aグレード以上では、新型プリウスの内装の標準装備でのアクセントとしてセンターコンソール、ステアリングアンダーパッド、シフトゲートパネルなどがホワイト加飾となっています。そのホワイト加飾部分を黒にするための商品が純正品や社外品にあります。この商品は、センターコンソールのホワイト加飾部分に被せることで黒にするタイプなので簡単に取付できます。シガーソケットの位置変更とソケットの増設もできてしまうので便利です。
革張りといえば
【grace(グレイス) シートカバー エクスクルーシブライン TYPE50プリウス GSC-EXT113AC 】
全シート分のシートカバーです。シート自体が汚れるのを防いでくれますし見た目もかなり変わるのでカスタム効果大です。純正品にもありますが、材質が合成皮革かポリエステルになります。
カーボンといえば
【[セット]REAL(レアル)ステアリング【プリウス(50系)/プリウスPHV(50系)/MIRAI】オリジナルシリーズ・ブルーカーボン +アンダーパッド・ピアノブラック 50-BLC-BK-PAD-PBP】
ステアリングとアンダーパッドのセット商品です。純正ステアリングと交換するタイプですがエアバッグやスイッチ類は純正品をそのまま使用します。
ここまで変わる!プリウスの内装のドレスアップ例
プリウスの内装のうち、ウィンドウスイッチベース、メータークラスター、ナビゲーションカバー、シフトコンソール、センターコンソール、ステアリングスイッチ、スタートボタンカバーをそれぞれ木目調のものに交換した例です。同じメーカーの商品なので統一感があって良いですがセット商品ではなくバラ売りなので全て揃えるとそれなりに費用が掛かります。
プリウスの内装の外し方
プリウスの内装の外し方を紹介しているサイトはネットで検索すればいくつかヒットしますがまだまだ旧型ほど充実してはいません。そこで新型プリウスの内装の一通りの取り外し方が収録されたDVDが販売されていますので紹介します。
内装だけでなく外装関連のメンテナンス方法が収録されたDVDと内張りはがし用のハンディリムーバー4点と軍手がセットになっています。DVDなので車のカーナビなどでも再生できます。ネットに接続されたパソコンが不要でポータブルDVDプレイヤーで再生しながら作業することも可能です。参考までに旧型プリウスの内装などのメンテナンスの手順を載せているサイトがありますのでご紹介します。
内装のカスタムはいつヤルか?
純正品で考えている場合は、購入検討時にプリウスのカタログの内装のオプションを決めます。後付けですと、工賃も別途かかるので割高となります。社外品の場合は、車両購入後に標準仕様でしばらく乗ってみて気になる点が出てきたらそこに対応するものを購入検討するという方法もあります。取り付けもネットやDVDを参考にして自分で行えばプリウスの内装への理解も深まりますし工賃を浮かせることもできます。
プリウスの内装のカスタムは外装のカスタムに比べて外からはわかりづらいですが、運転しているときに一番実感でき外装よりもハードルが低いので試されたらいかがでしょうか。
初回公開日:2017年08月13日
記載されている内容は2017年08月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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