スマートキーの後付の方法と工賃・値段|トヨタ/ホンダ/スバル
更新日:2024年08月09日
車のカギはスマートキーが主流
最近の自動車は、スマートエントリーシステムというスタイルが定着してきています。従来のようなカギを手元に置かなくても車のロックを解除することができます。車のエンジンすら、カギを差さずに始動させることが可能です。今回はスマートエントリーを可能にしているスマートキーと、車にスマートキーを後付けする場合の対処について紹介します。
手間なく車に入ることができる
愛車を選ぶ条件として、スマートキーは優先順位が高いものになってきています。手間なく車に入ることができることは、車を利用することが多い方にはおすすめです。いちいち荷物やポケットを探らなくても事がたります。
スマートキーが近くにあればロックを解除することや、エンジン始動ができる手軽さは言うまでもありません。いま利用している乗用車に後付けしてでも、スマートキーを望む方は少なくないでしょう。
キーレスとの違いはあるの?
類似しているシステムには、キーレスエントリーシステムがあります。カギなしでロックを解除できるという点では、違いはありません。両方のシステムに差が生まれるのは、エンジンをかける時です。キーレスはカギを差す必要がありますが、スマートキーであればカギを差さずにボタンを押すだけです。
スマートキー後付け?古い車にも使えるか?
使い勝手が良い車のスマートキーは、今後の新しい車には標準装備である可能性が高いです。それでは、いま利用している乗用車にはスマートキーの後付けはできないのでしょうか。手放したくない愛車にスマートキーが後付けできるのであれば、さらに長く愛車の走りを堪能することができます。スマートキーの後付けについて紹介します。
後付けでスマートキーにすることは可能
一般的に同じ車種で、スマートキータイプのものがあれば、スマートキーを後付けしてもらうことは難しくありません。仮に古い車など、スマートキーがないタイプの車種でも専用の部品などを取り付けることによって、スマートキーを後付けできる可能性が高いです。古い車種であっても一度、スマートキーを後付けを検討するという選択肢はあります。
ネットにも後付け関連ツール・商品が多い
最近では身の回りをDIYする人が少なくありません。自宅と同じくらいこだわりを持つ方が、車乗りには多いです。スマートキーの後付けパーツに限らず、さまざまなパーツをネット協にしてカスタマイズしています。ネットで後付け専用パーツを購入して、知り合いの修理工場で取り付けしてもらうというケースも珍しくありません。
スマートキーの後付方法
スマートキーを後付けする方法は、どの車も問題ないというわけにはいきません。せっかく後付け用パーツを購入しても、後付けに失敗するという可能性もあります。各ディーラーのスマートキー後付け方法は、どのように行っているのでしょうか。主要なディーラー車ごとのスマートキー後付けについて詳細やポイントを紹介します。
トヨタ
トヨタ車はスマートキータイプの車が多く、後付けすることに対しても問題が少ないと言えます。ディーラーでもスマートキー後付けオプションが提供されています。ネットにもトヨタ車の汎用後付けパーツが多く販売されています。日頃から車のメンテナンスやDIYをしているという方であれば、自力で行うという方法も可能です。
ホンダ
ホンダ車でもスマートキーを後付けすることは可能です。しかしディーラーにお願いすると、割高な予算になるという声がネットで少なくありません。車好きの方が社外品の汎用パーツを取り寄せて、自分でカスタマイズするという声が多いです。スマートキー後付けの工程を画像付きでアップしている方も珍しくありません。
スバル
スバルにも、社外製品でスマートキーを後付けすることは難しくありません。純正でスマートキー後付けは難しいです。一般的にはスマートキーはメーカーオプションであることが多いです。車体組み立て時に部品を組み込むことになります。ディーラーで後付けを依頼できても、高額になることを覚悟すべきでしょう。
スズキ
スズキも他社と同じように、スマートキーを取り付けることは可能です。古いタイプの軽自動車であると、スマートキーの部品以外にも、ドアロックモーターという部品を付けることも念頭に置くべきでしょう。自動でドアをロックや開錠するためのパーツが、元からついてない可能性があるためです。年式の古いタイプで後付けする場合には注意が必要です。
マツダ
マツダの車で、スマートキーを後付けする場合、社外製品を活用する人が多いです。ネット検索すると、マツダボタン後付プッシュスタートという部品を扱っているお店もあります。工賃に関する表示もありますが、ほかのディーラ車と比べるとマツダ車は割高なケースもあります。
日産
日産の車でスマートキーを後付けする情報を検索すると、ディーラーや車に詳しい方から無理という意見が多いです。特に純正である「インテリジェントキー」は容易ではありません。車の配線図をもとにDIYにチャレンジしている方もいますが、メーカーオプションでスマートキー導入していない車で後付けする時には、かなりの覚悟がいる可能性が高いです。
マークx
トヨタ車であるマークxは、スマートキー後付けがしやすい車と言えます。社外品でも、トヨタ車が提供している純正オプションでも対応が可能です。予算や好みに合わせたスマートキー導入が期待できます。
フィット
ホンダの代表車種であるフィットのスマートは、メーカーオプションの対応になります。後付けを考えるのであれば、社外製品で検討した方が理想的です。メーカーオプションのものをディーラーに後付けを依頼すると、かなりの高額で断られることが当然と言えます。コスト的にも社外品にする方が安くなるので、おすすめの選択肢になるでしょう。
ハリアー
ハリアーのスマートキーは、トヨタ車のため選択肢は多いです。ディーラーで提供しているものもありますが、ネットで手に入るものを利用することでお得に後付け可能です。以前は熟練したカスタムショップに依頼する方がよい車種でした。ハリアー30系であれば、パーツなど手に入りやすく難易度も抑えられる可能性が高いです。
外車
スマートキーの後付けユニットは、多くのものに対応できる汎用タイプが多いです。しかし国産車対応のものが多く、外車には適合確認がとれていない製品もあります。外車のスマートキー後付けには、入念な下調べが欠かせません。ネットにある口コミ・レビューを詳細に調べる必要があります。
スマートキーの後付の工賃・値段
お乗りになっている車にスマートキーを後付けすることは、可能性として低くはありません。純正をディーラーにお願いすることも、社外製品を購入して行うということも選択肢に入ります。それでは実際にディーラーや第三者に後付けをお願いする時には、コストはどうなるのでしょうか。スマートキー後付けの工賃について紹介します。
DIYすると安くできる
ある程度の車いじりができる方であれば、DIYする方が安くスマートキーの後付けが行えます。工賃がかからず、実費は購入した部品代のみになるからです。社外製品であれば2~3万円で手に入ることがほとんどです。工賃を別途にしてもディーラー純正品パーツになると5万円以上を見込んだ方が無難と言えるでしょう。
自信がない時は業者に頼もう
メーカーオプションでないとスマートキーがつけられない車種や、ドアロックモーターが内蔵されていない古い車などはカスタムを得意とする業者に依頼する方が無難です。かなり細かい配線をいじることになるので、熟知した人のスキルが欠かせません。
工賃も部品代と同じ2~3万円で後付けサービスを提供しているお店が多いです。総額ウン十万円になる可能性がある純正ディーラーへの依頼工賃に比べると、コスパが良いと言えるでしょう。
スマートキー後付けして愛車の便利さUP
今回はスマートキーの後付けについてポイントや工賃など紹介しました。後付けする方法はネットで部品を取り寄せ、カスタムを得意とする業者に依頼するケースが無難です。専用パーツ以外の作業や工賃もあるので、事前に無料見積もりをとるという選択肢もおすすめです。うまく後付けして、便利な愛車生活をお楽しみください。
初回公開日:2018年04月18日
記載されている内容は2018年04月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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