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車のエアコンフィルターの交換方法・掃除方法・費用の目安

更新日:2024年10月30日

車のエアコンフィルターが何処についているかご存知ですか。意外にその存在すら知らない方も多いのではないでしょうか。そこで今回はエアコンフィルタの交換方法と掃除が出来るのか、そして交換する場合の費用について解説していきます。

車のエアコンフィルターの交換方法・掃除方法・費用の目安

車のエアコンフィルターの交換方法

車のエアコンフィルターは聞いた事があるけど何処に装着されているのか知らない方が多いのではないでしょうか。しかし車の取り扱い説明書を見るとエアコンフィルターの取り換え方法が明記されています。

エアコンフィルターを長く交換しないとカビ臭くなったり、エアコンの効きが悪くなるなど問題が発生します。そこでエアコンフィルターの交換方法ですが、助手席のグローブボックス奥にあるタイプなら比較的簡単に交換できます。

グローブボックスは、開いてから軸の部分を両手で持ち内側に押すとグローブボックスは外れてきます。他にも蝶番を外すものやダンパーステーを外すものなどあります。この他にもエアコンフィルターの取り付け位置によっては工具が必要になりますから車の取扱説明書を確認するのが一番良い方法です。取扱説明書が無い場合、下記に車種別交換方法のリンクを貼りましたので参考にして下さい。

輸入車の場合

輸入車の場合は国産車と同じようにグローブボックスの後ろにある車種の他に、ボンネットの後ろのワイパーの下に装着されている車種があります。BMWやメルセデスベンツなどもこのタイプになるので、自分で交換するには少し作業が大変になります。

ワイパーの下にあるカウルはプラスチックで長い部品なので、扱いに注意しないと割れてしまう恐れがありますから、自信がない場合はディーラーでの交換をお薦めします。

オートバックス

オートバックスではエアコンフィルターの交換を行っています。車によって作業時間や料金は異なってきますが、工賃は1,000円~(税抜き)で作業時間も15分~となっています。

エアコンの匂いの原因を取り除いてエアコンフィルターを交換するプランもあるので、エアコンの匂いが気になる場合は、問い合わせてみると良いでしょう。

車のエアコンフィルターの掃除方法

車のエアコンフィルターは雑菌の繁殖を抑えカビの発生を抑制する役目とホコリや花粉の侵入を抑える役目があります。エアコンフィルターは1年ごとの交換をメーカーは指定しているので、取り替えしやすいよう工夫してあります。

エアコンフィルターを交換するのには、ディーラーやカー用品店に車を持っていくとお金もかかるし持っていく時間もない方もおられるのではないでしょうか。そこでエアコンフィルターの掃除方法を説明しますが、エアコンフィルターの掃除は応急的なものであり、根本的な解決にはならないことご理解の上掃除してください。

エアコンフィルターには水洗い不可の製品もあるので、基本はほこりを払う方法が一般的です。洗ってしまいたい考えもありますが、洗うとアレルフリー高脱臭仕様だと機能は損なわれます。また洗うときに注意しないと破れる恐れもあるので、ホコリ落としにとどめておくことが大切です。

臭いは取れるか

エアコンフィルターの機能が落ちて脱臭機能が損なわれたときに、いくら掃除してもその脱臭機能は回復しません。掃除はほこりを取るだけであり、機能回復はできないので交換するしか方法はないでしょう。

車のエアコンフィルターの費用の目安

エアコンフィルターの価格は、安い物から高い物と幅広く存在します。中でも多いのは1,000円~3,000円が一番多いでしょう。例えば2,500円のフィルターを買ったとすれば、1年での交換サイクルなので1日約6.8円の計算となります。この金額を見れば、それほどコスト的には高い物ではない事がおわかりいただけるでしょう。

価格で性能は違うか

エアコンフィルターの種類には1,000円を切る物から5,000円を上回るものまで千差万別です。

当然ながら安い物には脱臭機能が無かったり、花粉対策がそれほど強くないなど機能的にあまりお勧めできません。しかし高い物であれば、PM2.5やウィルスを除去し、ビタミン Cまで放出するものまであります。

アレル物質を除去し室内空間を快適に保ちたいのであれば、それなりに高い商品を選ぶと良いでしょう。エアコンフィルターを5,000円としても1日約13.7円で室内を快適空間にでき、しかもアレル物質やウィルスから守ってもらえるのであれば、安い買い物であることは間違いないでしょう。

車のエアコンフィルター

車のエアコンフィルターのは、脱臭機能やアレル物質、ウィルス除去のできる商品が良いでしょう。これらの機能が備わっていても、2,000円以内で購入できる商品が多い上記のデンソー品がです。

この他にも数多くのメーカーから、エアコンフィルターは販売されていますが、小さいお子さんのいるご家庭では、PM2.5を除去するDesirable製 特殊3層構造&活性炭入りが、価格も手ごろで性能も申し分ありません。

純正品を選択する方法もありますが、アフターパーツも純正品に負けない素晴らしい機能を備えた商品が多いので、一度検討してみてもよいのではないでしょうか。

車のエアコンフィルターの交換の目安

車のエアコンフィルターは消耗品ですから定期的に交換しなければなりません。その交換サイクルもメーカーで1年サイクルをすすめています。しかしエアコンなんて通年入れていないからそんなに汚れていないといった方や、同じ1年でも走行距離や走行時間によっても交換時期も変わってくるでしょう。

そこでどんな使い方をしたら交換すべきか、そしていつになったら交換したほうが良いのかえを、ご説明していきます。

時期

車の乗り方は千差万別で、1年間の平均走行距離は10,000Kmといわれています。しかし実際はそれより多く走る方もいますし、5,000Kmも走らないといった方もいるでしょう。

メーカーではそれぞれ交換サイクルを設けており、概ね1年または13,000km走行したら交換するように推奨しています。しかしそれはあくまでメーカーの推奨であって、車を使う人が気にならなければ長く使い続ける事もよいでしょう。

実際に交換するには、明らかにエアコンの効きが悪くなってきたときや、匂いが気になりだしてからでも遅くはないともいえます。ただし長く使い続ければエアコンフィルターの目詰まりは目に見えています。

特に小さな子供さんがいるご家庭では、早めの交換が家族の健康をまもるためにも重要になるでしょう。メーカーの交換サイクルは目安でありますが、交換するのは車の持ち主の考え次第になるでしょう。

匂い

エアコンの匂いの原因は幾つか考えられます。一番多いのがエアコンのエバポレーター内にカビが発生でしょう。

エバポレーターは室内にあるので、車の中で食べ物を頻繁に食べたり、たばこを吸われる方の車はエバポレーターに匂いが付きやすくなります。しかしエアコンフィルターでその匂いを吸い取り、室内にフレッシュな空気を送り込むようになっているので、エアコンフィルターの機能が損なわれると、車の室内に匂いが出る事があります。

そこでエアコンをつけた時にカビの匂いがしたり、同乗者から車内の匂いの指摘があった時には、エアコンフィルターを交換してみると匂いが無くなる事が多くあります。

車の中に嫌な臭いを出さないためには、車内でタバコを吸わないことや、車内で食事を常にとる事を避けることで、匂いの出方が変わってくるでしょう。

エアコンフィルターを交換して車内も心もリフレッシュ

今回は、車のエアコンフィルターにスポットを当てて解説してきました。エアコンフィルターの存在自体知らなかった人も少なからずいるのではないでしょうか。

エアコンフィルターはメーカーでも1年での交換サイクルを推奨しているとおり消耗品です。快適な車内空間を作ることは、運転に集中する事にも繋がりますから非常に重要な要素です。

自分だけでなく家族や知人が乗った時に、車内の匂いで嫌な顔をされないよう、エアコンフィルターのチェックを忘れないようにしましょう。エアコンフィルターは意外に安く交換できますから、今乗っている車で1年以上無交換であれば一度チェックしてみましょう。

初回公開日:2018年02月01日

記載されている内容は2018年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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