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車のエアコンの洗浄方法・洗浄価格|フィルター/エバポレーター

更新日:2024年11月01日

車のエアコンダクトは、実は雑菌が溜まり不衛生な状態になりやすい箇所です。エアコンダクトを洗浄して、綺麗で快適な車内空間をキープしましょう。花粉症や鼻炎、アレルギーで悩んでいる方にも、車内ハウスダストの対策としてエアコン洗浄をするのがです。

車のエアコンの洗浄方法・洗浄価格|フィルター/エバポレーター

車のエアコンの洗浄方法

フィルター

近年の車は、ダッシュボードの付近にエアフィルターが装着されている車種も販売されています。フィルターは、使い方や環境によってカビが生えてしまう事があり、定期的な交換が望ましいアイテムのひとつです。

車のエアコンフィルターは製品や使用環境にもよりますが、およそ1年から3年程度活用することができます。エアコンからの嫌なニオイを感じたときには、まずフィルターを疑いましょう。この部品は清掃や洗浄よりも、できれば交換が望ましく、取扱説明書に交換方法が記載されている車種もあります。

コンデンサー

エアコンのコンデンサーは、エンジンルームのラジエターと一緒に装着されています。コンデンサーはラジエターと同じ部品ですが、ラジエターはエンジンの冷却水の放熱を行う役割を担っています。

コンデンサーは、車内の空気を一時的に冷やすための装置です。近年のコンデンサーは改良型が普及していて、中間に冷媒が装着されています。新型のコンデンサーは効率よく車内の空気を冷やすことが可能です。洗車時には、このコンデンサーを水洗浄したり、異物を除去する事でエアコン冷却効果が高まります。

吹き出し口やダクト

吹き出し口や、ダクト内部は、カビや雑菌、ホコリなどが溜まりやすく、不衛生な状態になりやすい箇所です。この部分は手が届きにくく、また分解洗浄も行いにくい箇所です。そのため、エアコン洗浄スプレーなどを用いて、吹き出し口からスプレー噴射で洗浄を行います。

洗浄を行った後、ダクト内部に水分が残ったままになっていると雑菌繁殖の原因になってしまいます。そのため、洗浄後にはダクト内部きちんと乾燥させましょう。できれば洗浄後にエアコンを活用して、湿気をきちんとと除去して洗浄を行います。

車のエアコンの洗浄料金・価格

イエローハット

イエローハットのホームページを検索してみたところ、ピットサービスでエアコン消臭メンテナンスを有料で実施しています。作業価格や所要時間など、詳しくは各店舗によって作業価格や工賃が異なっています。清掃作業を依頼したい時には、イエローハットの店頭スタッフへ問い合わせてみましょう。

オートバックス

エアコンからの臭いはタバコやカビ、雑菌が原因となっています。オートバックスでは、こうした臭いの原因をダクトやエバポレーター内部から洗浄し、消臭や除菌を行ってくれます。洗浄後の香りは「ミント」と「微香性」の2種類から選ぶことができる点もポイントです。

作業工賃の目安としては「1台 3,790円~(税込4,093円~)」です。また、作業時間の目安としては「30分~」となっています。エアコンフィルター交換は「15分~」程度の時間で作業が完了します。作業工賃は「1,000円~(税込1,080円~)」となっています。

DIYでの清掃

DIYで清掃を行った場合、車用エアコン洗浄スプレーの代金は700円程度です。ウェットティッシュは300円程度の出費ですみますし、作業のコツを覚えてしまえばとても経済的です。エアコンフィルターに関しては、車種によって販売価格や形状が異なっています。大体2000円~4000円程度の価格で販売されています。

フィルターの性能はメーカーによって異なっているため、店頭で比較して調べてみましょう。車によって適合フィルターが異なりますので、必ず車検証の内容を控えておき、間違って購入しないように注意しましょう。

車のエアコンのエバポレーターの洗浄方法

エバポレーターとは

エバポレーターとは、車の空気を温めたり、冷やしたりするための部品です。エバポレーターを通過すると、車内の空気が暖められたり、冷やされたりするようになります。

エバポレーターは助手席側ダッシュボードの内部に格納されていて、ファンで空気が循環されています。車種によってはエバポレーター付近に、エアコンフィルターが設置されている車種もあります。

エバポレーターを清掃する

できれば分解洗浄が望ましい部品ですが、ダクト側からエアコン洗浄スプレーを吹きかけて清掃することもできます。エバポレーター外側は分解が必要であるため、一般の方はメンテナンスする事ができません。ただし、ワイパーブレードの付近に空気導入口があるため、この部分からエアコン洗浄スプレーで除菌洗浄する事ができます。

枯葉などは除去できないため、なるべく異物が入らないように注意が必要です。なお、エバポレーターを通過した細かい粉塵などは、エバポレーターを通過し、エアコンフィルターで吸収される仕組みになっています。

外側と内側からの洗浄が効果的

エバポレーターは、外気導入口とエアコン空気排出口との中間部分の部品です。できれば分解洗浄が効果的ですが、外気導入口と、エアコン空気排出口の両方から洗浄スプレーを使って洗浄可能です。大量の洗浄液が必要な時には、車用ではなく、一般向けのエアコン洗浄スプレーを活用する事もできます。

ただし、ダッシュボードダクト内は、車用のノズル付きエアコン洗浄スプレーを活用するのが効果的です。

家庭用の車のエアコンの洗浄方法

DIY

DIYでエアコンを洗浄する時には、できれば車のエアコンがどのようになっているのか、おおよそ知っておくと作業しやすくなります。まずワイパー下部の導入口から空気が入り込み、エバポレーターなどの機器を通ります。そして暖められたり、冷やされた空気がダッシュボード内のダクトを通過し、排出口から吹き出しされています。

この通路を全て洗浄してしまえば、エアコン洗浄は完璧で、いつも新鮮な空気でドライブを楽しめます。

外側から清掃

エアコンの外気導入口は、ワイパーブレードの下部や付近にあります。一見すると目立たないようになっていますが、よく見ると空気だけが車内へ入り込むように配慮されているのがわかります。この部分にエアコン洗浄スプレーを噴射し、ダクト内をしっかりと洗浄しましょう。

内気循環の場合は、エバポレーター下部に設置されている事があります。下側から上に向かってエアコン洗浄スプレーの噴射が難しい時には、除菌ウェットティッシュを使って清掃しましょう。

フィルター交換

助手席側ダッシュボードの付近に、エアコンフィルターが装着されている車種があります。エアコンフィルターは取り外して洗浄することもできますが、カビが付着している場合、スプレー除菌しても再びにおってしまいます。紙フィルターなので消耗品です。交換時期までに交換しましょう。

交換用フィルターは、カー用品店で販売されています。車種の型番や年式などによって、フィルター形状が異なっていることもあるため注意しましょう。なお、こまめに換気をしたり、エンジン停止前にエアコンをOFFにすると、フィルターへの湿気やカビ付着を防ぎ、フィルター寿命を長く使い続けることができます。

車のエアコンの洗浄剤

車用エアコン洗浄スプレー

車用のエアコン洗浄スプレーのメリットは、長いノズルが装着されていて、ダクト内部を綺麗に清掃できる点です。取り回しや作業性が良く小型のスプレータンクとなっています。逆さ向き噴射が可能となっているタイプもあり、内気循環の導入ダクトやエバポレーターの清掃にも便利です。

製品によっては、銀イオンなどの消臭除菌成分が配合されているタイプも販売されていて、より使いやすくなっています。

一般用エアコン洗浄スプレー

一般用のエアコン洗浄スプレーを活用することもできます。車用のエアコン洗浄スプレーとは異なり、大きなタンクに入っていてたくさん使うことができます。外気導入口などの部分を清掃するときには活用したい製品です。

車内で活用することもできますが、車種によってはダクト内部への噴射が難しく、洗浄液が飛び散ってしまう事があります。洗浄液を使いすぎて、ダクト内部に残ってしまうこともあります。状況に応じて使い分けましょう。

除菌シート

アルコールウェットティッシュを活用して、吹き出し口なども清掃しましょう。吹き出し口はホコリが付着しやすいだけでなく、人間の皮膚が触れたり湿気が付着して、放っておくと不衛生になりやすい箇所です。定期的にウェットティッシュを使い、エアコン吹き出し口周辺の汚れを綺麗に拭き取りましょう。

スプレーを上向きに噴射できない場合にも、エバポレーター下部の、内気導入口の清掃にも活用することができます。

エアコン清掃で快適なドライブを

車のエアコンは、快適なドライブのためには必要不可欠な部品のひとつです。新鮮な空気で快適なドライブを行うためにも、綺麗に洗浄を行い、いつも綺麗な空気を循環させておきましょう。

ひどく汚れる環境でなければ毎年洗浄を実施することはありませんが、やはり定期的なメンテナンスが大切な箇所です。エアコン洗浄スプレーを活用し、特に夏場の冷房使用前にはしっかりと清掃を心がけましょう。また、車内の湿気はカビや雑菌の原因になるため、定期的な換気を心がけてフィルター寿命を伸ばすことも大切です。

初回公開日:2018年01月26日

記載されている内容は2018年01月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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