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車の油膜取り・効果と簡単にする方法|フロントガラス

更新日:2024年06月12日

車を運転していて、雨の日にフロントウィンドウの油膜が気になる、という方は多いのではないでしょうか。とくに、夜間は対向車のヘッドライトで、油膜がギラギラと光り、視界を妨げるので危険な状態にもなりかねません。今回は、その油膜取りの効果的な方法についてご紹介します。

車の油膜取り・効果と簡単にする方法|フロントガラス

車の油膜取りの効果とは?

夜間のドライブで、雨に濡れたフロントガラスの視界に悩まされたことはないでしょうか。ワイパーを作動させても、ギラギラした油膜が広がり、対向車のヘッドライトに乱反射して視界が妨げられとても危険です。とくに、夜間に油膜が広がりフロントガラスのぎらつきが続くと、ドライバーの視力は一層疲れやすくなります。

油膜はきれいに除去すると、車を運転中の視界がすっきりしてドライブは快適になります。クリアは視界は、安全運転にも役立つので、その油膜を除去する方法についてご紹介します。

降雨時にフロントガラスの視界をすっきりさせたい!

フロントガラスの油膜がもっとも気になるのは、なんといっても降雨時です。昼間でも、ワイパー作動時に拭き残りが生じたりしますが、とくに夜間は油膜が付着していると、道路の照明や街の明かり、そして対向車のヘッドライトで視界がぎらつくためとても危険です。

また、油膜がフロントガラスに浮いていると、そちらに気を取られ前方注視がおろそかになる場合があります。では、どうすれば効果的に車のフロントガラスの油膜取りができるでしょうか。

ワイパーの拭き取り効果を上げる油膜取り

降雨時にフロントガラスに生じる油膜は、車用のカーケア用品で除去できます。油膜取りは、昔から売られているカーケア用品で、カー用品店などで手軽に購入できます。これは、降雨時に発生する油膜を取り除くタイプから、フロントガラスに付着している油膜を除去するタイプと、油膜取りには多様な商品があります。

また、フロントガラスの油膜取りがすっきりできると、ワイパーの拭き残しもなくなり、降雨時の視界はさらに良好になります。油膜取りがきちんとできると、安全運転にも役立つのはこのためです。次に、油膜の生じる理由と、除去するカーケア用品を解説します。

中性洗剤で油膜取りはできるの?

油膜取りに、食器やフライパンにこびりついたしつこい油汚れを落とす台所用中性洗剤は使えるでしょうか。結論からいえば、中性洗剤は油膜取りの効果は大です。しかし、泡立ちすぎるので、使用時は薄めて使うことをします。

また、油分を分解する能力が強いので、ボディワックスの成分も洗い流してしまうため、広範囲に広がらないように注意して使用します。

車の油膜取りは?

油膜取りは、手軽に使えるケミカル商品から、車のウィンドウから根本的に油膜を除去するタイプのケミカルグッズもあります。まずは、なぜ油膜ができるのか、その理由について解説します。

なぜフロントガラスに油膜ができるのか?

車のフロントガラスに付着する油膜は、排気ガスや道路に落ちた油分をはね上げた水分や、車のボディのコーティング剤などが溶け出したなどが原因となって発生します。つまり、車の走行にかならず伴うことなので、防ぐことはできません。

その油膜成分が、ボディやフロントガラスに付着していると、降雨時や洗車時に流れ出しフロントガラスやサイドウィンドウに広がり、視界を妨げる油膜になります。

ガラスの油膜を取るためにはどんな方法があるの?

油膜の成分は、道路舗装の油分やボディコーティング剤やワックスから溶け出したシリコンです。つまり、油やシリコンの成分を、中和するか物理的に取り除けば油膜を除去できます。

具体的な方法としては、油膜を除去するスプレーや液体の噴射して分解するか、あるいはフロントガラスに付着した油膜を研磨して除去する方法もあります。では、そのやり方をご紹介します。

車の油膜取りを簡単にする方法とは?

車のフロントガラスにこびりつき、降雨時にぎらついて乗員のストレスとなる油膜は、ドライバーにとって安全運転の妨げになります。そこで、車の安全運転に役立ち、視界をすっきりとクリアにするために、簡単かつ効果的に車のフロントガラスの油膜を除去する方法についてご紹介します。

ウィンドウの外側の油膜を取る方法

車のウィンドウに付着した油膜は、水洗い程度の洗車では落とすことができません。また、シャンプー洗車すると、シャンプーがボディのコーティング剤やワックスを洗い流し、それがフロントガラスに付着して油膜の原因になります。

そのため、洗車後にウィンドウ表面の油膜を除去するか、降雨時に油膜を処理する方法がです。確実で、代表的な2つの方法についてご紹介します。

簡単で確実な油膜除去スプレー

カー用品店などで、販売されている油膜取りのケミカルグッズを使用します。使い方は、降雨時にフロントガラスに適量を噴射して、ワイパーで拭き取ります。噴射した成分が、油膜の油分やシリコンを分解して油膜を除去します。

車のグローブボックスなどに収納しやすく、降雨時にすぐ取り出し油膜取りに使用できます。しかも、比較的安価でカー用品店やガソリンスタンドにかならず販売されており、使いやすく便利でしかも効果的な油膜取りアイテムです。

ガラス研磨剤で油膜を除去する

ガラスに付着した油膜やシリコンの被膜、虫の死骸などを、研磨剤の入った溶液を布などにつけて研磨して油膜取りできます。成分の研磨剤はガラスを傷つけないタイプで、長年放置されて強固にこびりついたガラス汚れも、研磨して除去できます。

古いワイパーは油膜をこびりつける?

ワイパーのゴムが劣化して、ゴムの成分が油膜としてフロントガラスに付着するわけではなく、排気ガスや道路の油分にワックスなどの成分が流れ出し、ワイパーに付着します。その状態で、ワイパーが作動するとゴムに付着した油膜成分をフロントガラスに塗り伸ばすことになります。

そのため、ワイパーブレードは定期的に交換することと、油膜除去スプレーなどでブレードをきれいに除去することが重要です。

フロントガラスの油膜取りは?

市販されているケミカルグッズで、使いやすくの高い定番の油膜取りをご紹介します。

定番の油膜除去スプレーは?

使用成分に、新たな油膜や白残りの原因となるシリコンやアルコールを含まないため、使いやすさと比較的安価な価格設定なのが油膜取り用のケミカルスプレーです。

ガラス研磨剤

長年放置され、こびりついた油膜や被膜を除去するガラス用研磨剤入りの油膜取りです。研磨タイプ油膜取りの代名詞的な存在で、効果に定評あるロングセラー商品です。溶液をスポンジや布などにとり、油膜の付着したガラスを力を入れてくまなく磨き、乾いたら拭き取ります。

ウィンドウの内側の油膜を取る方法

フロントガラスの油膜汚れは、車が走行すれば付着が避けられないので理解できますが、車の内側のガラスもいつの間にか汚れが付着して、水拭きしたくらいでは汚れが除去できなくなります。内側の汚れを徹底的に除去するには、研磨剤入りの油膜取りがベストですが、フロントガラス内側は傾斜があり拭き取りづらいのでできません。

やはり、使いやすいのは油膜除去スプレーです。一度、水拭きして余分なホコリなどを除去したのちに、油膜除去スプレーを軽く噴射してきれいな布で拭き取ります。コツは、噴射した成分を拭き残さないことで、一度拭き取ったのちにから拭きすると効果的に油膜取りができます。

車の油膜取りは烏龍茶でできるのか?

カーケミカル用品で油膜取りアイテムは多種多様ですが、油分を除去するとされる烏龍茶は車の油膜取りに使えるのでしょうか。烏龍茶が、車のフロントガラスの油膜取りに使えるかどうか、ご紹介します。

烏龍茶の成分とは?

脂っこい食事のあと、烏龍茶を飲むと口中がすっきりします。これは、烏龍茶にサポニンという抗酸化作用を持つ成分が含まれており、この成分には油分を分解する効果があります。サポニンは、洗剤や石けんと同様に水や油に溶ける性質を持っています。

烏龍茶なら油膜は取れる

サポニンはお茶全般に含まれる成分ですが、烏龍茶やプーアール茶など黒茶類は油分を分解する効果が高いとされています。そのため、車のフロントガラスに付着した油膜も、使い方次第で烏龍茶で除去することが可能です。

やり方は、布などに烏龍茶を含ませ、フロントガラスに油膜が付着した部分をこすり、その後から拭きするとさらに効果的に油膜取りができます。

油膜を除去して快適な視界で運転しよう

フロントガラスがすっきりとクリアな状態は、気分良く運転できます。クリアな視界は、ドライバーが気持ちよく運転できるだけでなく、ドライバーの死角を減らし安全運転にもつながります。また、フロントガラスの内側の油膜や汚れをきれいに落とすことで、よりすっきりとクリアな視界になります。ドライブを楽しむために、確実な方法で油膜取りを実行して、快適な視界を確保してください。

初回公開日:2018年02月15日

記載されている内容は2018年02月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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