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【車種別】チャイルドシートの設定の位置・肩ベルトの位置

更新日:2024年03月31日

車に子供を乗せる場合は、チャイルドシートに乗せる必要があるのですが、何歳からチャイルドシートに乗せ、どの位置にチャイルドシートを設置するのが良いのかわからない両親も多いでしょう。今回は、チャイルドシートの疑問をまとめて解決します。

【車種別】チャイルドシートの設定の位置・肩ベルトの位置

チャイルドシートとは

チャイルドシートとは、乗用車の席の上に装着する子供用の座席です。車に装備されているシートベルトを正しく着用することができない子供に使います。車を運転する際に子供の安全を確保するために必ず必要となる座席のことを言います。

チャイルドシートは、各メーカーによって車への取り付け方が変わるので使用する時は必ず説明書を読むようにしましょう。また、車によってもチャイルドシートの付け方が異なる場合があるので、チャイルドシートを取り付ける時は、車の説明書も確認するようにしましょう。

チャイルドシートのきまり

シートベルトを着用できない子供を車に乗せる時は、チャイルドシートが必要になります。そして、そのチャイルドシートに関しても法律で定められていることがあるのでご紹介しておきます。

年齢

チャイルドシートの着用は、平成12年4月に道路交通法の改正により6歳未満の乳幼児が車に乗る時はチャイルドシートの着用が義務づけられています。理由の1つに車のシートベルトは、構造上身長140cm以上で作られているからです。

チャイルドシートの着用を免除されるのは

6歳未満の乳幼児が車に乗る時はチャイルドシートの着用が義務づけられていますが、免除される場合もあります。

チャイルドシートが免除されるのは、タクシーやバスに乗車する時や子供の人数分チャイルドシートを設置する席がない場合です。また、6歳未満であっても身長が140cm以上ある場合は車のシートベルトを着用できるので、チャイルドシートは必要ありません。

他にも、幼稚園などの子供を送迎するバスも引率の先生がいることでチャイルドシートの着用は免除されています。理由は、災害や事故が起こった時に子供が自分で外せないことや年齢によって体格が違ってくることなどが挙げられます。

チャイルドシートの位置に関する法律

チャイルドシートは、法律で6歳未満の乳幼児に着用するのが義務づけられているのですが、チャイルドシートを設置する指定の位置は法律では決められていません。

チャイルドシートの設置の好ましい位置と悪い位置

チャイルドシートを設置する位置は1番安全な場所の設置するのが望ましいです。1番安全な位置は後部座席の中央だと言われています。どうして安全かと言うと、車が正面衝突を起こした時でも前の座席にぶつかるのが避けれるからです。また、横から衝突された場合でも真ん中なら空間があるのでダメージを減少することができます。

逆にチャイルドシート設置の位置で1番危険な位置が、助手席で後ろ向きの設置です。助手席にはエアバックが装備されているので、衝突の際にエアバックが作動してしまうと弾き飛ばされる可能性があります。

色々な状況でやむを得ず助手席にチャイルドシートを設置しなければいけない場合は、助手席のシートを1番後ろまで下げて前向きの位置で設置するようにしましょう。

車種別チャイルドシートの設定の位置

チャイルドシートの設定の位置は、法律では定められていませんができるだけ安全な位置に設定しなければいけません。ここでは、車種別に最適なチャイルドシートの設置位置をご紹介します。

軽自動車

チャイルドシートの設定位置で1番安全なのは後部座席の真ん中ですが、軽自動車にはありません。そのため、軽自動車でのチャイルドシートの最適な設定位置は、運転席の後部座席か助手席の後部座席になります。

ステップワゴン

ホンダのステップワゴンは、ファミリカーとしての車種です。ステップワゴンでのチャイルドシートの設定位置は後部座席が良いでしょう。

ミニバン

ファミリーカーとしてが高いミニバンは、車種も多く販売されています。車種によって内装が変わり後部座席が2列シートと3列シートがあります。2列シートの場合はステップワゴンとおなじように後部座席を設定位置しましょう。3列シートの場合は、2列目の3列シートの真ん中にチャイルドシートを設置するのが良いでしょう。

チャイルドシートの肩ベルトの位置

チャイルドシートの肩ベルトの位置が子供の肩にフィットしていないと事故の原因になる恐れがあるので、しっかり確認する必要があります。チャイルドシートの設定の位置が決まったら肩ベルトを合わせるのですが、ここで、気よつけるポイントがチャイルドシートを前向きに取り付けるか後ろ向きに取り付けるかです。

前向きと後ろ向きでは、肩ベルトの位置と調整が変わってきます。肩ベルトの正しい位置と調節の仕方をご紹介します。

チャイルドシートを前向きの位置で設定する場合は、肩ベルト通し穴を肩より高い位置で調整します。一方、後ろ向きの場合は、肩ベルト通し穴を肩より低い位置で調整します。そして、肩ベルトの調整は、アジャストベルトをゆっくり引き、鎖骨と肩ベルトの間に指が1本くらいがBESTです。必ず、車に乗るたびに子供の身体にフィットしているか確認するようにしてください。

チャイルドシートの位置は左右どちらがいいのか

チャイルドシートの設置する位置は、後部座席の真ん中が1番安全なのですが車種によって真ん中がない場合もあります。そんな場合は、後部座席の左右どちらに設置するのが良いのでしょうか。

左右どちらが良いのか調べてみるとどちらでも良いという結果になりました。上記でも説明しましたが、設置場所については法律で決められていません。そのため、後部座席であれば安全面を考えても左右どちらでも良いです。

日本は左側通行になるので、左にチャイルドシートを設置したほうが赤ちゃんを乗り降りさせやすいと考える人もいれば、右側にチャイルドシートを設置するほうが大人が乗り降りしやすいと考える人もいます。チャイルドシートを左右どちらに付けるかは、各家庭の状況で変わってきます。

2人分のチャイルドシートの位置

子供が6歳未満の子供が2人いる場合は、チャイルドシートが2台必要になります。車も狭くなりますが、法律で義務付けられているので2台設置しなければいけません。

1台なら設置位置も選べますが、2台だと設置する位置は後部座席の左右に1台づつ設置するようにしましょう。2台の場合でも助手席は危険なので後部座席に設置してください。

チャイルドシートの乗せ方

チャイルドシートの位置が決まったら、次に子供の乗せ方です。歩くことができる幼児はチャイルドシートへは簡単に座らせられますが、乳幼児の場合には乗せる時に気をつけるようにしなければいけません。乳幼児を乗せる時のポイントをご紹介します。

まずは、ベルトが1番ゆるい状態になっているか確認してください。確認ができたら赤ちゃんをチャイルドシートの1番深い位置とお尻の位置を合わせて座らせます。そして、肩ベルトに腕を通しプレートを合わせバックルにカチッと言うまで差し込みます。次にバックル周辺にあるベルトを引き、太もものたるみを取り除きます。

最後にアジャストベルトを引いて鎖骨と肩ベルトを合わせていきます。この時のポイントは、指一本程度入るぐらいに全体のたるみを取ってください。

チャイルドシートは子供の命を守ってくれます

子供が生まれると楽しいことがたくさんあります。お出掛けもその中の1つになります。ベビーカーで移動できる近くに遊びに行く場合と違い、遠出をする場合は車を出さなくてはいけません。

乳幼児の場合は、正しくチャイルドシートに座らせることで心配もありませんが、幼児だと車から見える景色をもっと見ようとチャイルドシートから抜け出す子供もいます。また、ジッと座っていられない子供もいます。

しかし、だからと言ってチャイルドシートから出てしまうと安全ではなくなります。運転中の子供の安全をも守ってくれるチャイルドシートは、大人がしっかり固定&設置をし、正しく乗せることで心配することなく安心して運転ができます。楽しいお出掛けの前には、チャイルドシートの確認をするように心がけましょう。

初回公開日:2018年04月08日

記載されている内容は2018年04月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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