ステアリング交換|交換方法・工賃・車検・保険料
更新日:2024年07月06日
ステアリングの交換方法
ステアリングとは日本で言うハンドルのことです。海外ではハンドルでは通じずステアリングと呼ばれ正式名称はステアリングホイールと呼びます。ステアリング交換の際は純正の物より小径のステアリングに交換することが多いです。
メリットとして挙げれるのがが見た目のかっこ良さ、操縦性と機能性の向上、グリップ力の良さです。運転者本人のドライブに対する意欲もアップし車内のおしゃれ度も上がります。ただし、純正のステアリングに比べるとハンドル操作が重くなります。
ステアリング交換で気をつけるポイントは他にもありますので紹介していきます。
ステアリング交換の工賃
ステアリングの交換に必要な工賃はいくらくらいか、純正品と社外品では違いはあるのか、というのは気になるところです。
純正のステアリング交換の場合、ディーラーで行うと5,000円ほどの工賃です。しかし、ディーラーでは社外品のステアリング交換は行っていません。純正のステアリング以外交換不可となっているので民間の自動車工場かオートバックスに行きます。
民間の自動車工場やオートバックスではステアリング交換を2,000円~4,000円ほどでしてくれます。外車になってくると2倍ほどの工賃を取られます。ステアリング交換をする場合はオートバックスではなく民間の自動車工場でステアリング交換をしてもらうことをします。車検を通るギリギリのところまでしてくれます。
エアバック付きのステアリング
いざというときに身を守ってくれるエアバックはステアリング交換時にステアリングとは別につけなくてはなりません。エアバックの価格は10,000円ほどです。それに加え別途に工賃がかかります。先ほどのステアリング交換の工賃を紹介しましたがエアバックの取り付け工賃は含まれていません。
エアバック付きのステアリング交換工賃は5,000円~10,000円ほどになるのでエアバック付きのステアリングにする場合合計で20,000円くらいかかる計算になります。エアバック付にしておかないと任意保険に入れない可能性があるのでエアバックの取り付けをしておくことを強くします。
ステアリングラックとは?
ステアリングラックとはステアリングを動かしている部分のパーツでステアリングの操作性を決めているところでもあります。いわゆるパワステのシステムもこのステアリングラックが決めています。パワステとは操縦性を軽くするシステムのことです。
ステアリングの交換の際このステアリングラックが破損したり、錆びついていたりすると上手く操縦できなくなり、がたつきの原因になります。交換工賃からステアリングラック自体も高いものですが運転に関わることですのでステアリング交換の際確認してもらうことがです。
ステアリングラックブーツ
ステアリングラックブーツとはステアリングラックを錆びや劣化から防ぐためのカバーのようなもので、ステアリングブーツにグリスを詰め込んで潤滑油が抜けださないようにステアリングラックを守っています。
このステアリングブーツが破損し中に水が入っていくとステアリングラックが錆びついて上手くギアがかみ合わなくなり操縦性に支障をきたし、がたつきの原因になり危険です。ステアリング交換時にはメンテナンスして状態を見てもらっておくことで破損や錆びの防止につながります。
ステアリング交換で車検は通るの?
ステアリング交換自体は交通違反に触れるような改造方法ではないので車検は通ります。
しかし、車検に通る範囲内があります。メータ類の確認ができないくらいのステアリングが大きいサイズのもの、クラクションマークがついているかだけです。車検に関しては特に心配することなく通る可能性が高いでしょう。
ステアリング交換で保険料はどうなる?
ステアリング交換で保険料は変わってきます。むしろエアバック付きでなければ保険にすら入れてくれない可能性もあります。「でもエアバックついているかついてないか確認できないのではないのか」と考えた方も安心してください。メーターパネルにエアバックがついてないことを証明してくれる警告灯ランプがついています。
もしも保険に入っている状態でステアリングを交換しエアバックを取り付けなしないで事故をしてしまった場合、保険料が支払われないのでエアバックなしの交換をした場合は必ず保険会社に連絡することを忘れないようにします。
車種別ステアリング交換方法
車種よってステアリングの交換方法は違うのか、違いはあるのかを紹介していきます。ステアリングの交換方法の基本手順は車がしっかり固定して停車しているというのが安全面で非常に重要なことです、ステアリングが外れている状態で動き出せば操作できないので危険です。
プリウス
トヨタを代表するエコカーであるプリウスのステアリングの交換方法を紹介します。
右側のステアリングカバーを外し、固定しているバネを押し込みロックを外します。左側の固定バネのロックも右側同様外します。そしてエアバック作動しないように慎重に抜き取り配線などには気をつけてエアバックのコネクターをゆっくり外し、コネクターが外れれば信号線になっているアースをを外せばもう一息です。
そこからコネクターや配線を外していき固定しているネジを外して、噛みこんでいるツメを外せば完成です。取り付けは外してきた配線などを慎重に同じ部分に取り付けていけば完成です。
ハスラー
スズキの遊べる軽としてのあるハスラーのステアリングの交換方法を紹介します。
ハスラーのステアリングはを固定しているのは3本のネジです。そしてエアバックの抜き取り方が左右の下側にある穴からピンを外せば取り外すことができます。次にエアバックが誤作動を起こさないように慎重に取り外すことで取り外しは完了です。最後に交換したいステアリングをもとの配線とつなげれば交換完了です。
マークX
トヨタの車種でセダンタイプでものある車種です。
外し方はプリウスの要領とほぼ同じやり方で、右側のステアリングカバーを外し、固定しているバネを押し込みロックを外します。左側の固定バネのロックも右側同様外します。そしてエアバック作動しないように慎重に抜き取り配線などには気をつけてエアバックのコネクターをゆっくり外し、コネクターが外れれば信号線になっているアースをを外します。
そこからコネクターや配線を外していき固定しているネジを外して、噛みこんでいるツメを外せば完成で、あとは取り付けたいステアリングをもとの配線につなぎ合わせながらつけるだけです。マークXの場合は下の部分にもカバーがついているので注意して作業しましょう。
ラパン
の軽車種ラパンのステアリング交換の紹介をします。
下記記載のブログの方は詳しくラパンのステアリングの外し方から取りつけかたまで説明してくれています。画像や文章を参考にしながら作業すると効率良く行えるでしょう。
サンバー
スバルの軽自動車サンバーのステアリングを交換して乗るのが一時期流行っていました。
レトロな旧車っぽくするスタイルでウッディー系のステアリングの流行りサンバーにもよく取り付けられていて、しかもサンバーのステアリング交換は上記で紹介してきた交換作業よりも簡単作業です。
サンバーのステアリングの左右にあるカバーを外すとエアーバックが外れ、コネクターを外しステアリング自体のボルトを外せば完了です。そのまま交換したいステアリングに交換すれば交換完了です。
ステアリング交換の際は気をつける
ステアリング交換の際は充分に安全面に気をつけながら交換してください。プロの方にお願いするのが安全です、がどうしても自分で改造したい方はエアバックの誤作動、停車確認をしてから作業しておくのがポイントです。
ステアリング交換は保険に関して注意が必要です。このことを考慮し、安全面も気にしてエアバックを取り付けておくほうがよいでしょう。
正しい方法で改造し、自分好みのステアリングを手に入れて良きカーライフを楽しんでください。
初回公開日:2017年09月09日
記載されている内容は2017年09月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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