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オイルフィルター交換|方法・費用・工具・車種別交換など

更新日:2024年09月24日

車やバイクのオイルフィルターは、エンジンオイルと同じくらい大切なもので、適切な時期に交換をしなければエンジンオイルを綺麗な状態に保つことができません。しかし、オイルフィルターの交換は簡単に行えるものなので、今回は自分で行う方法などを車種別にご紹介して参ります。

オイルフィルター交換|方法・費用・工具・車種別交換など

車やバイクのオイルフィルターはどうやって交換する?

車やバイクなどのエンジンを調子よく回転させるためにはエンジンオイルが必要になります。しかし、エンジンオイルの中に含まれているゴミを取り除くために、オイルフィルターの交換も重要になります。

オイルフィルターの交にも適切な時期があり、正しい時期に交換を行わなければエンジンの調子を悪くしてしまいます。そこで今回は、車やバイクのオイルフィルターの交換時期についてご紹介します。

オイルフィルターの役割は?

オイルフィルターとは、エンジンオイル内に含まれている細かいゴミを取り除くためのものです。エンジンオイル内にはエンジンの削りカスなどのゴミが混ざり、このゴミがそのままエンジン内部に流れてしまうと、エンジンの部品を摩耗させてエンジンを壊してしまう原因になるので、ゴミが内部に流れないようにするためにオイルフィルターでゴミを取り除いています。

オイルフィルターはいつ交換するもの?

車のオイルフィルターもバイクの場合も、一般的にエンジンオイル交換2回に1回のタイミングで交換を行います。そのため、その車やバイクのエンジンオイルを交換する時期によってオイルフィルターの交換時期も変わってきます。

交換しないと起こる不具合は?

オイルフィルターを交換しないと、エンジンオイル内に含まれたゴミがフィルターに詰まってしまいます。フィルターにゴミが詰まってしまうと、オイルフィルターはオイルの流れが悪くなってしまうことを防ぐためにエンジンオイルを濾過せずに、直接エンジン内部にオイルを送ります。

その結果、オイル内に含まれたゴミがそのままエンジン内部に流れてしまうので、エンジン内部の部品を壊してしまったり、エンジンから異音が発するなどのトラブルを発生させる原因としまいます。

オイルフィルターは、エンジンの状態を良好に保つために重要な役割をしているので、オイルフィルターが目詰まりを起こす前に交換を行いましょう。

オイルフィルターの交換はいくらかかる?

オイルフィルターの交換を行う場合は、オイル交換と同時に行います。そのためオイルフィルターとエンジンオイルの部品代と工賃が必要になります。

交換にかかる費用は、どこのお店で交換を行うかによって変わってきますが、安くで済む場合だと5,000円未満で行うことができ、高いお店でも1万円あればお釣りが返ってくる範囲で交換を行うことが可能です。

自分で交換する場合はどんな工具が必要?

できるだけ安く済ませたい場合は、自分でオイルフィルターを交換してみると良いでしょう。エンジンオイルの交換とオイルフィルターの交換は、比較的簡単に行うことができ、交換に必要な工具もカー用品店などで販売されています。

交換に必要な道具は、オイルフィルターを外すための道具とエンジンオイルを抜くための道具が必要になります。

車種によっては、オイルフィルターがエンジンの下側に付いており、車体の下に潜り込んで作業する必要があります。そのような場合は、車の下に潜り込むための道具が必要になります。

エンジンオイルは下から抜くことができますが、オイルを上から抜くための道具もあるので、そのような道具を使えばエンジンルームからエンジンオイルを抜くことが可能です。

バイクの場合は、エンジンオイルを下から抜くことが簡単にできます。バイクのエンジンオイルを抜く場合は、エンジンオイルを抜くためのボルトを緩めるだけでエンジンオイルを抜けるので、メガネレンチなどのボルトを抜くための工具を揃えましょう。

自分で作業するときに注意したいこと

自分でオイルフィルターを交換するときはいくつか注意する点があります。1つ目は、オイルフィルターを交換するときはエンジンオイルを必ず同時に交換しましょう。オイルフィルターだけを交換しても、エンジンオイルが新品のように綺麗になるわけではないので、エンジンオイルと同時に交換しないとオイルフィルターを交換する意味がなくなってしまいます。

2つ目は、新品のオイルフィルターに付いているパッキンには、エンジンオイルを塗っておきましょう。パッキンにオイルを塗らなければ、パッキンがエンジンに張り付いてしまい、交換してからエンジンオイルが漏れてくる原因になります。そのため、オイルフィルターのパッキンはエンジンに取り付ける前にオイルを塗っておきましょう。

3つ目は、オイルフィルターの締めすぎに注意しましょう。オイルフィルターはきつく締める必要がなく、人によっては手で締めて完了させる人もいるぐらい弱い力で締まっているものです。そのため、工具を使って締める場合でも軽く締める程度にしておきましょう。

バイクのオイルフィルターはどうやって交換する?

バイクのオイルフィルターの交換をする方法は、バイクの種類によって変わってきます。それぞれのバイクによってオイル交換の方法が変わってくるので、それぞれのバイクごとに交換方法を見ていきましょう。

マグザムのオイルフィルターを交換する方法は?

マグザムの場合は、エンジンオイルを入れるためにステップを外す必要があります。エンジンオイルを抜くためのボルトとオイルフィルターは、車体下から外すことができます。そのためステップ部分を外すことができれば、エンジンオイルとオイルフィルターの交換は簡単に行うことが可能です。

マグザムのオイルフィルター交換は、オイルフィルターのカバー内にあるろ紙を交換します。カバーを外して中にあるろ紙を交換しましょう。

隼のようなバイクのフィルターは自分で交換できる?

隼のオイルフィルターを交換する場合はカウルを外す必要があります。カウルを外したらエンジンの下側にあるボルトからエンジンオイルを抜きます。オイルを抜くことができたらオイルフィルターを抜きましょう。

オイルフィルターは排気管が邪魔になりますが、外したオイルフィルターをうまく回転させれば排気管を外さなくてもオイルフィルターを取り外すことができます。オイルフィルターを外すまでに苦労しますが、うまく注意しながら作業すれば自分でもオイルフィルターを交換することができるので、自分で挑戦してみても良いでしょう。

マジェスティのフィルター交換方法は?

マジェスティの場合はステップなどを外さなくてもオイルフィルターを交換することができます。

エンジンの下側にあるボルトを緩めてオイルを抜くことができたら、オイルフィルターのカバーを外して中にあるフィルターを取り外します。オイルフィルターを外したら新品のフィルターを取り付け、エンジンオイルをオイルの注入口から規定量のオイルを入れてオイルフィルターとエンジンオイルの交換が完了します。

ハーレーのオイルフィルターは自分で交換できる?

ハーレーの場合でも自分でオイルフィルターを交換することは可能です。ハーレーの場合はエンジンオイルを排出するホースが付いており、ホースに付いているホースバンドを緩めて、ホースの先端に付いているプラグを外すとエンジンオイルを抜くことができます。

オイルフィルターを外すときはフィルターレンチを使用して外しますが、フィルターを外すとオイルが溢れてくるので、車体が汚れないように牛乳パックなどを使用してオイルがそのまま溢れないように工夫しましょう。

オイルフィルターを外すことができたら、新品のオイルフィルターを取り付け、プラグを取り付けてからエンジンオイルを入れれば作業は完了です。

車のオイルフィルターはどうやって交換するの?

車の場合は、メーカーや車種などによってフィルターの位置や交換の難易度が変わってきます。それぞれどんな違いがあるか次の項目から見ていきましょう。

ハイエースの場合は?

ハイエースのオイルフィルターは車体の下にあるものもあれば、車内から取り外すことができるものもあります。オイルフィルターの位置は年式によって変わってくるので、自分の車のどこにオイルフィルターが付いているか事前に確認しておきましょう。

車体の下からエンジンオイルを抜く場合、車体の下には樹脂製のカバーが付いている場合があります。このカバーは取り外さなくてもオイルを抜くことが可能で、オイルフィルターを外すための穴があるので、その穴からエンジンオイルを抜きましょう。

エンジンオイルが抜けたらオイルフィルターを取り外し、新品のオイルフィルターを取り付けます。その後エンジンオイルの排出口にあるボルトを締めてからエンジンオイルを入れれば、オイルフィルターの交換が完了します。

コペンのような軽スポーツの場合は?

コペンの場合は車体の下にオイルフィルターがあります。しかしコペンの場合は、オイルフィルターを取り外すことが難しく、エンジンの奥の方にオイルフィルターがあります。

スペースが限られている中での交換作業となるので、他の車よりも難しくはなりますが、オイルフィルターを外すためのフィルターレンチを使用してうまく外すことができるので、道具を上手に使いながら作業すると良いでしょう。

タントのような軽自動車でも作業しにくいもの?

タントの場合は車体の下にオイルフィルターがあり、取り外しやすい位置にオイルフィルターがあるので、車体の下に潜り込むことができれば比較的簡単に作業ができます。オイルフィルターの位置もエンジンオイルを溜めているオイルパンに近い位置にあるので、非常に作業がしやすい車と言えるでしょう。

エスティマのオイルフィルターはどうやって交換する?

エスティマのオイルフィルターは車体の下から取り外します。エスティマのオイルフィルターは、フィルターのケース内にあるろ紙を外して新品のものに交換します。オイルフィルターのケース内にはエンジンオイルが溜まっているので、溜まったオイルをフィルターのドレンプラグと呼ばれるネジを緩めて中のオイルを排出してからフィルターを外します。

フィルターのカバーやカバーのドレンボルトは強い力で締まっていないので、締めすぎに注意しながら作業しましょう。

ステップワゴンのフィルターはどうやって交換する?

ステップワゴンのオイルフィルターは車体の下から取り外しますが、オイルフィルターが取りづらい位置に付いています。簡単に取り外すことはできませんが、自分で作業することは可能なので、自分でオイルフィルターを交換しても良いでしょう。

オイルフィルターを外すときは排気管などが近くにあるので、火傷などに注意しながら作業しましょう。また、オイルフィルターが外れるとエンジンオイルが垂れてくるので、フィルターが外れた後はきちんと清掃しておきましょう。

ワゴンRのオイルフィルターは作業しやすい?

ワゴンRのオイルフィルターは、エンジンオイルを溜めているオイルパンの近くにあり、オイルフィルターの周りに障害物がないので、簡単にオイルフィルターを外すことができます。作業自体は簡単に行うことができますが、オイルフィルターは車体の下から外さなければならないので、車体の下に潜り込めるようにしてから作業する必要があります。

RX-8のようなロータリーエンジンでも自分で可能?

RX-8のようなロータリーエンジンの車でも基本的に作業方法は一緒なので、自分で作業することが可能です。

またRX-8の場合は、車体の下に潜り込まなくてもオイルフィルターを外すことが可能です。エンジンルーム内のウォッシャー液のタンク横の奥にオイルフィルターがあるので、フィルターレンチなどを使用して外し、エンジンオイルは専用の工具で上から抜き取ると良いでしょう。

RX-8の場合、フィルター内部に溜まったオイルが抜けにくい車ですが、オイルフィルターにドライバーなどで穴を開けると、負圧が抜けて簡単にオイルを抜くことができるので、できるだけオイルを抜きたいと考えるのであれば、オイルフィルターに穴を開けてから取り外すと良いでしょう。

定期的な交換がエンジンを長持ちさせる!

オイルフィルターは、エンジンオイルと同じくらい重要なもので、適切な時期に交換を行わなければ、エンジンオイルを綺麗にしていてもオイル交換した意味がなくなってしまいます。

オイルフィルターの交換時期を正しい時期に行えば、エンジンの調子が悪くなることを防ぐことができます。オイルフィルターの交換時期を守り、適切な時期にオイルフィルターを交換してエンジンの調子が良い状態を保ちましょう。

初回公開日:2017年09月19日

記載されている内容は2017年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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