アルミホイール塗装の価格・塗装方法・塗装ショップ紹介
更新日：2024年07月10日
アルミホイール塗装は自分でもできる？
自動車がなんらかの理由で損傷してしまったとき、まずは修理を行います。その時に、アルミホイールを修理する際の一般の金額などはどれくらいかご存知の方はあまり多くないのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、そんな自動車の「アルミホイール塗装」についてです。実は、やり方さえ知ってしまえば自分で補修することができます。
その際に発生する一般的な金額や、ショップなどご紹介していきますので、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。今はなんともなくとも、万が一のことがあるかもしれませんので、きっと知っておいて損はないです。
アルミホイールの塗装の方法を知ろう
一概にアルミホイールの塗装と言ってもさまざまな方法があります。アルミホイールに傷があるか、歪みがあるかなども値段に変化が出てきてしまうので注意が必要です。専門の業者に依頼することもできますので、その場合には店舗によって設定されている金額が違ってきます。では、他の方法でアルミホイールの塗装を行うときにはどれくらいの価格が必要なのでしょうか。
「アルミホイール」を自分自身で塗装する！
アルミホイールの塗装を業者に依頼した際の価格は、こすりキズなどが付いている場合にも変わってきますが、一般的には15,000円程度の価格が発生することが多いです。また、アルミホイールの大きさやサイズでもさらに金額が変わってきます。
しかし、このアルミホイールの塗装を自分で行うことも可能なのです。それがDIY（ディー・アイ・ワイ）です。DIYというのは、専門業者を使わずに自分の手で塗装を行うことです。自分自身で行うのですから、道具も自分で用意しなくてはなりませんが業者に依頼するよりは安価でおこなえます。
「アルミホイール」を塗装するために必要な道具
アルミホイールの塗装であれば、「ホイールクリーナー」「ホイールスポンジ」「マスキングテープ」「耐水ペーパー」「脱脂剤」「アルミパテ」「パテヘラ」「ホイールペイント」が、必要なアイテムでしょう。もちろん、最低限必要なアイテムですので、ほかにも使いたいものがあれば用意しておきましょう。
どのアイテムも、ホームセンターやインターネットショッピングで購入することができます。
金額は、使うメーカーなどによってもピンからキリまでさまざまありますが、だいたいの金額をご紹介します。
「アルミホイール」を塗装するために必要な道具の金額一覧
| ホイールクリーナー | 1,000円程度 |
|---|---|
| ホイールスポンジ | 1,000円程度 |
| マスキングテープ | 200円前後 |
| 耐水ペーパー | 1,000円程度 |
| 脱脂剤 | 1,000円程度 |
| アルミパテ | 1,000円程度 |
| パテヘラ | 1,000円程度 |
| ホイールペイント | 1,000円程度 |
意外にも、それほど高額なものはなくほとんどのアイテムが1000円程度で購入することが可能です。つまり、10,000円かからずに、DIYでアルミホイールを塗装することが可能になるのでかなりお得です。しかし、傷の程度やアルミホイールの大きさや個数によっても変わってきますので、気を付けましょう。
アルミホイール塗装を自分でする時の注意点をチェック！
では、実際にアルミホイール塗装の方法を自分で行う場合の方法をご紹介します。もちろん、もっともきれいに仕上げることができる方法は、プロの業者にお願いすることですが、自分でもアルミホイールの塗装は可能です。
お金を節約して塗装したいという方は、DIYでのアルミホイールの塗装がと言えるでしょう。さらに、仕上がり以外にも注意点があります。それは、耐久性です。アルミホイールを自分の力で塗装する場合、やはり業者などプロが行うよりもアルミホイールの耐性が落ちてしまいます。これは、どうしても発生する現象ですので、この点については理解し、それでもいいという方はぜひ今回の記事を参考にアルミホイールの塗装を行ってみて下さい。
アルミホイールの塗装方法
ではさっそく、自分で車のアルミホイールを塗装する際の方法について、ご紹介していきます。まずは、アルミホイールの塗装を行う際にぴったりの気候があります。それは、雨の日は避けるということです。湿度も塗装の結果に影響してしまうので、湿度が高く雨が降りやすい梅雨時は避けたほうがいいでしょう。
これは、空気中に存在している湿気を含んだ水分が、アルミホイールに一緒に付着して塗装されてしまうためです。これによって仕上りがいまいちになってしまったり、塗装が剥げやすくなってしまうというトラブルに繋がることが多いので気を付けましょう。
塗装する前にアルミホイールをきれいにしよう
「ホイールクリーナー」と「ホイールスポンジ」を使って普段洗わないアルミホイール部分をきれいにしてあげましょう。また、この際にキズがついている場合には、キズをできる限り平らな状態にすることがです。サンドペーパーを使うと、キズを平らにしやすいので試してみてください。
この際、アルミホイールのキズがへこみになってしまっていたらパテを使って埋めてあげましょう。でこぼこがあったり、ここで手を抜くと結局アルミホイールの塗装仕上りがでこぼこ状態に仕上がることもあります。キズのある個所をサンドペーパーを使って平らに整えたら、次の段階に移行しましょう。平らにする際に利用できるのが、「アルミパテ」です。「パテヘラ」を使ってでこぼこを埋めていきます。
「耐水ペーパー」で下地づくりの仕上げをしましょう
「耐水ペーパー」を使用してアルミホイールの塗装をキレイに行うための下地づくりをおこないます。この下地づくりは、最初におこなったアルミホイールのキズを埋めていく作業とほぼ同じ目的で行います。
アルミホイールにへこみやでこぼこがあるのは、きれいに仕上がらなくなる原因ですが、逆にアルミホイールの塗装面がツルツルしていても、塗料がうまく塗れない原因に繋がってしまういます。スプレーでの色付けを行うからこそ下地づくりは非常に重要です。しっかりと仕上げていきましょう。
アルミホイールの塗装しない部分を「マスキングテープ」で隠しましょう
塗装をする際に使うのが、スプレーになるので、スプレーがかからないようにテープで隠す必要があります。この際に使用するのが、「マスキングテープ」です。「マスキングテープ」を使って、色を付けたくない部分をテープで隠していきましょう。この手順も面倒に感じますが、手を抜くと仕上りに影響がでてしまいます。
「脱脂剤」「耐水ペーパー」でアルミホイール塗装の下地づくりの仕上げをしましょう
アルミホイールに限らず、塗装を行うとき仕上がりを邪魔するものがあります。それが、油分です。
そこで、「脱脂剤」を使用して油分を取り除いていきましょう。また、ひとつ前にご紹介した「マスキングテープ」の作業手順は、この手順のあとでも前でも問題ありません。
「脱脂剤」をアルミホイールに吹き付けたら、「耐水ペーパー」や「クッキングペーパー」を使ってふき取ります。「脱脂剤」は、揮発性が高いのでできるだけ早く拭き取れるもので、できるだけ柔らかい布などがです。タオルなどを使用すると、タオルの毛が付いてしまうこともあるので、ご注意ください。
アルミホイールの塗装に必要な時間とは
実は、ここまでの作業だけでもまる1日使ってしまうこともあります。自動車のアルミホイールの塗装作業は、思っているよりも非常にたくさんの時間がかかります。そのまま終了まで進めてもいいですが、時間を分けて2日間の工程で行う方が仕上りもきれいに出来上がるのではないでしょうか。では、いよいよ塗装作業を行っていきましょう。
アルミホイールに「ホイールペイント」を塗りましょう
塗るときは、やはりもっとも重要な工程になるので、慌てて失敗しないようにゆっくりと確実に色を付けていきましょう。この時、スプレーでの塗装になりますがスプレーを使った塗装では表面がでこぼこになってしまう恐れもあります。
そのため、できるだけ一度で塗りきろうとするのではなく、表面が固まってしまう前に、うすく塗って乾かす作業を繰り返していくのが、もっともきれいに仕上がる方法です。焦らずにしっかりと薄く塗って乾かして、さらに薄く塗って乾かす作業を繰り返してきれいに仕上げてあげてください。
この工程はできあがりがきれいになるかどうかに直接関わるポイントですので、ご注意ください。
ここで注意したいのが、完璧に乾ききる前に次の色付けを行わないことです。乾いてから、次の色付けを行うようにしてください。そうすることで、アルミホイールの表面部分がきれいに、なめらかな仕上がりになりますよ。
この作業も1日かかることが多いので、余裕をもってアルミホイールの塗装をするようにしたほうがいいでしょう。
アルミホイールの塗装ショップ紹介
自分で行うことで、業者に頼む場合よりもだいぶ安価で仕上げることが可能です。しかし、「時間が取れない」と言う方や、「自分でやって失敗したくない」と言う方は、業者に依頼するのが確実です。今回は、アルミホイールの塗装を依頼できる業者もいくつかご紹介していきます。
札幌のアルミホールの塗装ショップ
まずは、札幌でアルミホイールの塗装ショップです。
「有限会社 アルミホイールメンテナンス札幌」
アルミホイールメンテナンス札幌は、札幌にあるアルミホイールのプロ集団がいるショップです。実績も豊富で、創業23年という長い期間で培った技術と実績で安心のアルミホール塗装をしてくれます。お客様を第一に考えた安心・親切・丁寧がモットーのショップとなっています。
勤務しているスタッフは3名ですが、国家資格の２級整備士でカーディーラやホイールショップからの注文や修理の依頼も受けているほどの信頼を得ています。愛車を預かって修理と塗装を施しますが、その際に代車を用意していくれるので、預けている期間もご安心ください。クイック修理も利用できます。
アルミホイールメンテナンス札幌を利用してアルミホイール塗装を行う際の金額は、アルミホイールの状態によって変わってきます。ホームページから見積もりを依頼することもできるので、実際にショップを利用して依頼したいという方は見積もりを依頼することをします。
塗装してほしいアルミホイールのサイズ、数、構造、色、症状の程度で金額が変わってきます。お見積りの際に画像を一緒に送信すれば、価格・仕上り・納期についても相談が可能です。4本セットですと、価格も安くなる傾向があります。だいたいの金額ですが、20000円程度でおこなえる可能性が高いです。
アルミホイールの塗装を依頼する際に、アルミホイールについているキズは溶接して修正します。下地を整えた状態で、同色のペイントを行います。そのため、アルミホイールのキズやへこみといった部分も解消され、磨き仕上げまで行ってもらえるので、新品のような状態に仕上がります。
大阪市のアルミホールの塗装ショップ
次に、大阪でアルミホイールの塗装ショップを紹介します。
「ホイール塗装 車修理 大阪市 共和自動車」
共和自動車は、ホイールペイントの対応率が90％以上のショップです。自動車の修理以外でも、アルミホイールを変えて模様替えしたいという方、今と雰囲気を変えたいという方は利用しましょう。
普段毎日つかっている自動車でも、アルミホイールの色が変わることでも印象ががらりと変わります。まるで新車に乗っているかのような気分になりますよ。自分1人で行うと手間と時間がかかってしまうので、なかなか行う機会がないのも事実です。しかし、アルミホイールペインティングを業者に依頼すれば簡単にきれいなアルミホイールに生まれ変わります。
共和自動車なら、経験を豊富に積んだ熟練のスタッフがいるので安心かつ安全にアルミホイールの塗装をのイメチェンが可能です。スピードも迅速に対応していただけるので相談してみてください。
あなたの要望を伺い、そのうえで誠意をもったサービスの提供をしてくれるので、気になる方はまずはご相談をします。大阪にあるショップですが、遠方からのお客さまでも、送ることでご利用が可能です。
料金設定は、ホイール塗装の場合には１本で15,000円（税別）、4本で60,000円（税別）です。しかし、キズの状態などでも変わってきます。全国対応のショップですが、この機会にアルミホイールのイメチェンを行ってみてはいかがでしょうか。
埼玉のアルミホールの塗装ショップ
では、埼玉でのアルミホイールの塗装ショップをご紹介します。
「有限会社 ミズノ「ミズノタイヤショップ」」
埼玉県狭山市にある有限会社 ミズノのミズノタイヤショップでアルミホイールの塗装が可能です。塗装以外にも、自社工場を使用してアルミホイールの修理を行うことやカスタムペイントも承ることができます。ミズノと言えば、アルミホイールのスペシャリストとしても有名です。
アルミホイールは、自動車の足に当たります。そのため、ブレーキ熱などの影響によってもっとも過酷な環境にある部品でもあります。ミズノだからこそできる独自に開発したガラスコーティング剤を使用してアルミホイールの塗装、コーティングを行います。硬質ガラス皮膜を使うことで、アルミホイールを長期間保護してくれます。
もちろん、アルミホイールのカラーペイント塗装のみも行えます。今も愛用しているアルミホイールの色を変えるだけでも新鮮な気持ちになりますよ。ミズノであれば、安全で安心の納品システムで迅速にホイールペイントを行います。ペイントで選べるメニューは３種類あり、塗り分けプランの用意もされています。
・高級焼き付け塗装塗装ブース&焼き付け釜
デュポンを使用して塗装します。焼き付け釜を使用して焼き付けるため、密着されてきれいに仕上がります。
・メッキと塗料を密着させる特殊プライマーMR-01
今までのプライマー処理の場合には、塗料が早い段階ではがれることがありました。ミズノのプライマー処理は、通常塗装を行ったように密着する「特殊プライマーMR-01」を使っているので、はがれにくくです。
塗り分けプランもそれぞれ幅広く用意されています。塗り分けプランとは、カスタムペイントやメッキカラーペイントを依頼する際に塗る場所を選ぶことができるプランです。
料金もそれぞれ違いますが、4本セットの場合には52,000円から78,000円程度の価格でのペイントになっています。ミズノのホイール専用特殊塗料を使っているので、高品質できれいな仕上がりになりますよ。
納品の流れも、オーダーをいただいてからミズノからホイール専用ダンボールが届きます。これが他社ではおこなっていないことが多いサービスなので、です。ダンボールに、塗装を依頼したいアルミホイールを入れて、あとは送料負担で送るだけです。これだけで利用者が行う作業は完了です。
あとは、ミズノが受け取ったアルミホイールに塗装作業を施して、終了するとお客様の手元に再度配送されて戻ってきます。お客様がアルミホイールを受け取った時点で、サービス完了です。専門店だからこそのメリットも多く、特殊な形状のアルミホイールの際には引き受けてくれないショップも多いですが、ミズノでは可能な限り対応してくれるので、もしご不安な方は、ホームページからお問合せをしてみましょう。
アルミホイールの塗装で車をイメチェンしてみましょう
以上が、アルミホイールの塗装に関するショップのご紹介になります。どのショップもメリットが多くしっかりとプロが対応してくれるのでチェックしてみてください。自分で行うのも、こだわることができるので面倒ではないという方は自分で塗装を行ってみるのもです。
足元が変わると車が変わったかのような気分になれるので、試してみてはいかがでしょうか。
初回公開日：2017年10月26日
記載されている内容は2017年10月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。