ハイエースのキャンピングカーの選び方と改造方法・内装
更新日：2024年08月23日
ハイエースのキャンピングカーの選び方
現代社会において、クルマに対してのモチベーションはどんどん多様化しています。クルマを遊びに、旅行に利用したいという人たちもいることでしょう。
キャンピングカーを購入しようと考えるものの、決してクルマは安い買い物ではありません。正しい判断をする必要があるのではないでしょうか。
時代
なぜ、いまの時代、キャンピングカーを求めている人たちが多いのかといえば、単にクルマは交通手段であり、ただ経済的に燃費について考えておけば問題ないという考えの一方で、家族や恋人や仲間と今だけしか味わえない大切なときを過ごすためになくてはならないという発想があるからです。
ハイエースのキャンピングカーなどが一台あれば、私達のライフスタイルは俄然変化することでしょう。このような考えは、むかしから存在していたものの、なかなか今日に至るまでおいそれと実現できるものでもありませんでした。
そのような意味でも、現代社会の人たちには多少余裕が出てきたともいうことができます。
余裕
決して、現代社会の人たちが、この上ない裕福さを獲得したということではありません。どのような変化が起こったのかといえば、せめてキャンピングカーがあれば、私達が、経済的にも効率よく幸せを追求できるという点です。
現代社会の人たちは、経済性ということを抜きにして、クルマについて語ることはありません。キャンピングカーは、贅沢なクルマだという考えから経済的にもこの程度まではありかなという認識の変化もと、ちょっとしたブームにもなりつつあります。
まさに、キャンピングカーの導入こそが、庶民が、見かけリッチになることができる一番の近道です。
道
近年では道の駅が急速に普及して全国各地で1,000か所以上もできとことも、キャンピングカーを持ちたい気持ちに拍車をかけたともいうことができます。
日帰り温泉（公衆浴場）も、全国で7,000か所を超えるほどの施設があり、キャンピングカーを導入したい気持ちをしっかりあとおししてくれている感じがあります。
24時間開いているコンビニエンスストアもあり、気軽にキャンピングカーで移動しやすい時代になったともいうことができます。
震災
そして、キャンピングカーを導入したい大きな理由として阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災などの震災の影響があると考えていいでしょう。
もしも、住居が震災を受けてしまったとしても、キャンピングカーがあれば、キャンピングカーで寝泊まりもすることができます。
実際に、過去の震災において、そのような声も聞こえて来ています。そのような意味でも、私達がキャンピングカーを持つことで、こころのゆとりのようなものが生まれて来るのではないでしょうか。
ハイエースのキャンピングカー
キャンピングカーは、もはや、私達の日常生活において、特別なものという認識も段々となくなって来ています。そのような意味でも、ハイエース（HIACE）のキャンピングカーが大きく貢献しています。
ハイエース（HIACE）のキャンピングカーとは、バンタイプの既製車のボディのなかをキャンピングカー仕様に架装した、バンコン（Van Conversion）タイプです。
ハイエース（HIACE）のキャンピングカーは、私達にとってより身近なキャンピングカーというイメージがあります。
バンコン型
キャンピングカーにもいろいろな種類があって、おおかた、大柄で屋根も高いキャブコン（Cab Conversion）をイメージする人たちもいます。
憧れは、キャブコン（Cab Conversion）にあるとしても、値段的になかなか追いつけないで購入できない人も多くいることでしょう。
キャブコン（Cab Conversion）は、クルマの大きさからしても、敬遠される傾向はあります。しかし、ハイエース（HIACE）のキャンピングカーや、キャラバンならそうではありません。
ハイエースのキャンピングカーなら、女性の人たちでも運転しやすいから評価されていたりします。そして、キャンピングカーとしてだけでなく、普段通りの使い方もでき、兼用という意識もしっかりここに植えつけることができます。
内装
段々と、ハイエースに注目をして、内装して、キャンピングカーとして活用する人たちが増えて来ています。そのような方法によって、長期の滞在も可能となり、広い就寝スペースを確保することができます。
そして、みなさんそれぞれが自分自身の好みに合った内装を選択することができます。シートのレイアウト変更も可能であり、ここに来て、キャンピングカーに対しての概念も大きく変わって来てということができます。
認知
多くの人たちが、ハイエースをキャンピングカーとして認知しはじめることで、4WDを装備したハイエースのキャンピングカー、デリカD:5の車中泊仕様なども登場し、さらに、ハイエースのキャンピングカーという枠の範囲内でなにができるか可能性が追求されることになります。
新車
どうせハイエースを購入するのなら新車がいいという気持ちも俄然私達にあるでしょう。しかし問題は予算です。
ハイエースのキャンピングカーとなれば、この次に内装についてあれこれ考えていかなければならないでしょう。新車というモチベーションよりも中古で留まる気持ちがあれば、もっと内装のほうに贅沢することができるでしょう。
中古
中古車と言っても、Ⅲ型やⅣ型などは、まだまだ価格が結構高いケースが多いです。ガソリンやディーゼル両方在庫がない状態が続いているみたいです。
このようなとき、狙いは、ちょっと以前の、Ⅰ型やⅡ型モデルだったりします。要はお金の問題であり、お金に余裕があるのなら、もう少し上のモデルを狙うというのもいいでしょう。
しかし、ハイエースは、ニーズが存在しているからなかなか値下がりもしないともいうことができます。ある程度、購入するときに妥協という意識も必要になって来るのではないでしょうか。
ハイエースのキャンピングカーの内装
どうせ、ハイエースのキャンピングカーという意識を持つのなら、なんとかクルマのなかで寝ることができればOKという気持ちよりも、自宅と同様にして快適に眠りたいという意識と向きあってみてはどうでしょうか。
みなさんが、もうちょっと努力すれば、ハイエースだってそれが実現できるでしょう。キャンピングカーは、実際には、輸入車を導入するという方法もありますが、そのようなモチベーションこそどんどん敷居を高くさせてしまうことになります。
予算という問題で、ハイエースのキャンピングカーがいま選ばれることになります。ハイエースをあなた好みのキャンピングカーにするため、いろいろなパーツを組み合わせてみましょう。まさに、それは、世界にたったひとつのあなただけのキャンピングカーです。
ハイエース
キャンピングカー仕様にしたいというのなら、一番理想は、ハイエースではないでしょうか。ハイエースのキャンピングカーが理由は、普通免許で運転できるというメリットも多いでしょう。
普通免許で運転できる一般車両のなかでも、ハイエースは、最大サイズというジャンルです。内装する上でも、室内空間を広く取ることができます。
SUV車のルーフ部を改造したり、軽自動車をベースにしたキャンピングカーもありますが、家族でキャンプしたという人たちには、この程度のゆったりとした空間も必要になって来ます。
どこまで
ハイエースキャンピングカーに対して、みなさんはどの程度まで装備を求めているのでしょうか。具体的にみなさん自身が何をしたいかという計画性を明確にする必要があります。
最近では、長距離移動のときに高速道路を降りないで、SAなどで車中泊というケースもあると言います。
このようなシーンで、単にクルマに泊まるというのでは、収納家具までの装備をしっかり考える必要はないでしょう。そのような人たちは、内装に対して、ベッドスペースだけ確保すれば大丈夫です。
バン・ワゴン
ハイエースバンをキャンピングカーとして、カスタムする人たちもほとんど、ハイエースバンかハイエースワゴンの選択をしています。
しかし、バンかワゴンか、その選択がなかなか難しいのではないでしょうか。バン、ワゴン、それぞれにボディサイズの区分があって、車内に何名が泊まるのかによって選択すべきモデルも変わって来ます。
キャンピングカーとして私達が意識しなければならないのは、荷室スペースのサイズです。ハイエースのキャンピングカーでは、大人2人なら楽々、子供が間に寝ても大丈夫なサイズを実現することができます。
最大で5名
あと、カスタムするときには、2段ベッドにできるシートを選択することもできます。 ロングバンの標準ボディ・標準ルーフ仕様でも、家具を意識しないでいいなら、フルフラットベッドで、充分な睡眠スペースを確保することができます。
ハイエース（HIACE）のキャンピングカーでの人数は、最大で5名です。ただし、大人5名では、ちょっときびしいのではないでしょうか。
2列目以降のシート
ハイエース（HIACE）のキャンピングカーを実現するためには、ハイエースのノーマルシートは2列目、3列目のシートを前後にスライドさせたりすることができないので、2列目以降のシートを変更する必要があります。
シートの種類も、リクライニングさせてフルフラットにできるものや、取り外し自由なテーブルを設定し、挟んで向きあう感じのものまでいろいろ考案することができます。
シートは寝る時には、折りたたみ、寝るスペース空間を確保することができます。二人で、ラブラブに寝る場所を確保できればいいというのなら、冷蔵庫やキッチンスペース、収納棚などもセッティングすることができます。
ハイエースのキャンピングカーの改造方法
ベースとなるクルマは、本格的にキャンピングカー仕様にしたいというのなら、多くの人たちが選択しているものがハイエース（HIACE）バンです。
ハイエース（HIACE）のワゴンはワイドボディ・ハイルーフで荷室の広さだけを見ればキャンピングカーにもふさわしいクルマと見ることができます。
しかし、10名乗車の車両という点にやや問題はあり、 冷蔵庫や水回りなど内装に拘りを持てば、10名乗車が可能な後列シートを取り払う必要が出てきてしまい、そのような方法によって、乗用車の3ナンバー登録ではなくなり、4ナンバーか、1ナンバーの貨物車登録となってしまうでしょう。
そのようなことを考えると、ワゴンよりは、ハイエース（HIACE）バンのほうが手頃という感じがあります。そのほうが、みなさんもいろいろと作業しやすいと感じることがあるでしょう。
スーパーロングバン
そうなれば、選択肢は、ベース車両はワイドボディでハイルーフな「スーパーロングバン」というところでしょうか。
みなさんが、スーパーロングバンを選択すれば、3列目以降のシートをあらかじめ取り外し、装備がセットになっている専用パッケージのものも見つけることができます。
キャンパー特装車は、インテリアなどあとでカスタムされることが前提となり、いたってシンプルな感じになっています。
荷室部分は好きにしてくださいという姿勢もありありと見ることができ、みなさんも、そのようなものを選択することで、カスタムしようという気持ちがより強くなることでしょう。
ハイエースのキャンピングカーの種類
内装の面で、室内を使い勝手のいいものにしようと考えるのなら、ハイエース（HIACE）バンをベースにして、ワイドボディでハイルーフな「スーパーロングバン」ということになります。
ただし、スーパーロングバンには運転しやすさとか、駐車スペースに問題が出てきてしまう可能性もあります。スーパーロングバンは、全長がプラス70㎝あります、かつ、ワイドボディでハイルーフであり、標準よりも30.5㎝あたり大きいです。
種類では、スーパーGLやDXでもキャンピングカー仕様にして、キッチンやリビングを設けることもできます。天井の高さに余裕があるハイルーフや、せめてミドルルーフ車を選択するというのがいいでしょう。
ワゴン
既にお話ししていますが、ハイエースワゴンというのも選択肢のひとつです。広さを見れば、このようなクルマでキャンピングカーを作りたいという気持ちは起こるでしょう。
しかし、10名乗車が可能な後列シートを取り払ってしまっては、貨物車登録へと変更も余儀なくされてしまうことになります。
ワイドミドルルーフ
住居でもおなじことが言えますが、天井が高いということに、私達はかなり安心感がもたらされることになります。
少しでも余裕のあるキャンピングカー生活をしたいというのなら、ワイドミドルルーフ ワゴン程度のものの選択がいいでしょう。
クルマは、とかく閉鎖的環境を余儀なくされる場所です。住居以上、天井の高さはということをイメージしておいたほうがいいでしょう。
ハイエースのキャンピングカーの値段・価格の相場
購入するからには、決して安い価格ではありませんし、失敗しないキャンピングカー作りをしなければなりません。
最初は、400～500万円あたりでと考えるものの、実際にはもっと大幅予算は超えてしまうものではないでしょうか。二度も三度も実現できることではありませんし、一度きりと思えば、より充実させたいという思いも起こってしまうでしょう。
価格
例えば、現在市場では、ハイエース（HIACE） 2.7 GL ロング 2018が359.8万円、ハイエース（HIACE）バン 2.7 DX ワ2009が409.8万円、ハイエース（HIACE） 2.7 GL ロング2018が389.8万円という価格で販売されています。
さらに、ハイエース （HIACE）2.7 GL ロング 2018は439.8万円、ハイエース（HIACE） 2.7 GL ロング2018は419.8万円という価格です。
ハイエースのキャンピングカーキット
中古車を購入して、さらに私達は、カスタムに向きあう必要があります。そこにもお金がかかってしまい、なかなか500万円というラインでもきびしいこともあるでしょう。
TAKシート
気軽に車中泊が楽しめる画期的なシートとベッドキットがあるというのでそちらのほうにも注目をしてみましょう。 200系ハイエース（HIACE）専用ということです。
純正セカンドシートを取り外したネジ穴をそのまま使用して簡単にボルトオン装着でき、背もたれのリクライニングとオットマンの角度の調節が行なうことができま、ベッド展開のための余計な作業も必要がありません。
シートとオットマンをフルフラットに展開したときの長さは、1500mmで、チャイルドサイズなのですが、さらに延長ベッド部分をセットできるベッドキットも用意されています。
キット
ベッドキットは、床板一体式のソファがツーセットになっています。工具もなく、荷室にしっかりセッティングかることができます。2つのソファの間にマットを敷けばベッドにもスピーディーに変身させることができます。
この程度のものは、TAKシートは23万あたりの価格で、TAKシート対応ベッドキットは、19万円（ワイドミドル）で購入することができます。予算節約にも大いに役立てることができるのではないでしょうか。
キャンピングカーも夢ではない
ちょっと以前では、キャンピングカーの発想など夢という感じもありました。実際にお金がかかる問題ですが、ハイエース（HIACE）のキャンピングカーなどの方法によって、それは決して夢ではないということに気付かれたのではないでしょうか。
高齢になって実現してもどこへも行く気力もおこらないでしょうし、するならいまではないでしょうか。
初回公開日：2018年04月23日
記載されている内容は2018年04月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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