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車のバンの3|オシャレ/ロシア/軽自動車

更新日:2024年10月02日

車にバンという種類があるのは認識されているが、正確にバンとはどのような種類の車なのかを説明するのは難しい。そこで、今回、種類別の車のバンにスポットをあて、日本のみならず海外の車を含め、バンをさまざまな角度からご紹介します。

車のバンの3|オシャレ/ロシア/軽自動車

特徴別車のバンの種類

皆さんは、バンと言われると、どのような車を想像されますか。最近流行りのミニバンでしょうか。ライトバンでしょうか。その時代時代によって、使用されているバンという言葉ですが、正式にはキャラバンのバンで、屋根付きの貨物自動車のことをいいます。

バンは、最近ではvanlifeと呼ばれる、バンを車としてではなく家として使用し、旅に出たり暮らしたりする、かっこいい暮らし方の象徴として注目されています。

そこで、今回は、ただの移動手段に留まらない、魅力あふれるバンをいろいろな角度から、ご紹介します。

オシャレ

バンのオシャレな車には、日本からはなんといっても日産自動車の「NV350キャラバン」とトヨタ自動車の「ハイエース」を選びました。どちらも車で説明するまでもありませんが、磨きこまれた機能性は、プロフェッショナルのための1台です。

輸入車では、世界で販売台数が伸びている、メルセデスベンツ「スプリンター」です。売れるのには理由があるわけで、商用車としての機能性は抜群で、ワゴンやコンバージョンバンとしての多様性もの1つです。2108年に新型へとモデルチェンジすると言われています。

かわいい

バンでかわいい車といえば、現行型ではありませんが、シトロエン「アッシュバン」やホンダ自動車の「ライフ・ステップバン」、バンではなくもはやバスですが、フォルクスワーゲン「タイプⅡ」などがあります。

車のバンとワゴンの違い

車には、バンとワゴンがあります。エクステリアからは判別できない車もあり、違いがますます困難な状況ですが、定義は全く違うものになります。

例えば、トヨタ自動車のハイエースには、バンモデルとワゴンモデルがありますが、エクステリアで判断できるのは、ハイエースが好きな方となります。

バンとは、主に荷物、貨物を運搬する商用車のことをいいます。一方、ワゴンとは、主に人の送迎(運搬)を目的とした車で、後部座席より後ろを車内で続けて荷室にした車をいいます。

海外の車ののバン

ロシア

ロシアの代表的なバンの車として、「UAZ」(ワズまたはウァズ)があります。これは、ウリヤノフスク自動車工場の略を車名にしたもので、UAZは、軍用車両をつくるところから始まり、市販量産のジープやトラック、バンを販売しています。1956年にバンタイプのUAZ-450販売されました。

その後、1965年に改良型のUAZ-452が販売され、現在まで大きな変更がなく生産が続けられています。日本には2002年からUAZ-3909が輸入されていましたが、排ガス規制の関係で、現在は購入できません。しかしながら、排ガス規制に対応したモデルが完成したという情報もあり、発売再開も噂されています。

アメリカ

アメリカはバン王国であり古くからの歴史があります。広大な国土を持つアメリカは、車での数時間の移動は当たり前になっていることもあることから、快適な車として大型でゆとりのある車にが集まっています。

そのような背景からフルサイズバンもがあります。一口にフルサイズバンといっても、カーゴバン、パッセンジャーワゴン、コンバージョンバンと同じ車種でもバリエーションがあります。

GMCの「サバナ」、シボレーの「エクスプレス」などがあり、フォードの「エコノライン」や「Eシリーズ」、ダッジの「ラムバン」、シボレー「アストロ」など中古車市場で車種があります。

GMCサバナとシボレーエクスプレスは兄弟車で、全長が5,691㎜で、全幅は2,018mmもあります。まさにアメリカンサイズの車です。

車のバンは何人乗りなのか

バンを商用車として考えると2人乗車から5人乗車までとなります。

車の軽自動車のバンの種類

日本には、軽自動車のバンが存在します。こちらも、軽ワンボックスワゴンと言われる場合もありますので、確実に商用をベースとした貨物軽自動車をご紹介します。この軽自動車のバンの場合、バンとワゴンの区別は、登録ナンバーによるところが大きく、カタログとして明確な区別はありません。

ちなみに、軽バンとして貨物自動車として使用する場合は、4ナンバー、軽ワゴンとして軽乗用車として使用する場合は、5ナンバーとなり、車検や税金が異なります。

メーカー別の軽自動車のバン

現在、軽バンを販売している自動車メーカーは、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ自動車、三菱自動車、ダイハツ工業、スバル自動車、マツダ自動車の7社となります。ですが、実は、ほとんどがOEM車のため、実質3社からしか販売されていません。

そこで、この3社を中心に、そのOEM先を含め、ご紹介します。

スズキ自動車

スズキ自動車から販売されている軽バンは、「エブリィ」です。1964年にデビューしています。5ナンバー乗用車は、エブリィワゴンと呼びます。

現在、日産自動車にはNV100クリッパーとして、三菱自動車にはミニキャブバンとして、マツダにはスクラムバンとしてOEM提供しています。さらに、三菱自動車では、このミニキャブバンの電気自動車としてミニキャブ・ミーブバンを販売しています。

ダイハツ工業

ダイハツ工業から販売されている軽バンは、「ハイゼットカーゴ」と「ハイゼットキャディー」です。1960年デビューのハイゼットは、軽バンで最も歴史のあるモデルです。5ナンバー乗用車は、アトレーワゴンになります。なお、ハイゼットキャディーは、2016年にウェイクをベースに追加されたモデルです。

現在、トヨタ自動車にピクシスバンとして、スバル自動車にサンバーバンとしてOEM提供しています。

ホンダ自動車

ホンダ自動車から販売されている軽バンは、「アクティバン」と「バモスホビオプロ」です。1963年にデビューしています。バモスホビオプロは、アクティバンの上級モデルに位置付けされています。2018年には、この2車種が統合し、N-VANとしてデビューすると言われています。

ホンダ自動車の軽バンは、どこのメーカーにもOEM提供をしていません。

車のバンのの3

それでは、ここで車のバンのをご紹介します。販売台数が多いものをがあるバンとして、発表します。

第3位 トヨタ「ハイエース」

それでは、第3位です。第3位は、トヨタ自動車のハイエースです。言わずとして知れた商用車の1台で、初代のデビューが1967年で現行型は2004年にフルモデルチェンジされました。以後16年に渡り5度のマイナーチェンジを行っているロングセラーモデルです。

最近のマイナーチェンジで、安全装備であるToyota Safety Sense Pを搭載、ディーセルエンジンを2.8Lの最新型に変更するなど、ますます熟練され魅力ある1台となっています。以前は、盗難車という不名誉な記録がありました。オートアラームシステムの搭載などセキュリティ面の強化も抜かりなくされています。

第2位 ダイハツ「ハイゼットカーゴ」

第2位は、ダイハツ工業のハイゼットカーゴです。現行型は2004年登場のモデルですが、2017年11月にマイナーチェンジされ、ダイハツ自動車の最新安全装備であるスマートアシストⅢが搭載されました。エクステリアおよびインテリアの質感と燃費が向上されました。

軽バンとしては、最古から続いているモデルで、常に軽バンの第一線を走っている車種がランクインです。ハイゼットカーゴよりさらに積載空間を確保したハイゼットキャディー、常用タイプのアトレーワゴンを選択できるなど、ダイハツは軽バンのバリエーションが豊富です。

第1位 スズキ「エブリィ」

栄えある第1位は、スズキ自動車のエブリィです。1964年にデビュー後、現行型が6代目となり2015年にフルモデルチェンジしています。軽バンとしては、一番最近のフルモデルチェンジモデルで、基本設計が他車と比較し新しくなっています。

軽キャブバンの室内空間に加え、低燃費でありながらターボモデルのためスポーティな走りができます。トランスミッションが3種類から選べるなど、使用に合わせた選択が可能です。軽バンで初めて衝突被害軽減ブレーキを搭載するなど、安全装備も最先端の1台です。

バンは魅力の多い車

以上、車のバンについてご紹介しました。バン=商用車という認識ですが、もちろん、プロフェッショナルが使用するに値する機能性が魅力です。さらには、vanlifeが象徴するように、バンをただの移動手段ではなく、趣味のものとして、生活の一部として考えることができるマルチな車です。

バンを商用車としてカテゴリーするのではなく、可能性を秘めた車種として所有するのもありだと思える魅力あるモデルです。

初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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