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タイヤのワイヤーが見える場合・切れる場合・応急処置の方法

更新日:2024年11月12日

車両に使われるタイヤにはワイヤーが組み込まれています。こちらはタイヤの耐久性を上げるためのものですが、走行していると露出してしまうことがあります。ワイヤーが露出する場合、タイヤの寿命であることがほとんどです。詳細をご覧いただき、ぜひ車両の点検をしてみましょう!

タイヤのワイヤーが見える場合・切れる場合・応急処置の方法

タイヤのワイヤーが見えたらどうするの?

車両に使われているタイヤはゴム製品ですので、で摩耗していきます。ただ、そうした摩耗を想定した上で作られている製品ですので、永らく使用できるものでもあります。そもそもタイヤには、ゴムだけではなくてワイヤーというひも状の繊維が入っています。

タイヤはワイヤーが内蔵されることで、より一層と強度を増し、長距離の走行でも耐えられる製品となっています。ですので、タイヤからワイヤーが見えてしまった場合、それは交換時期を迎えています。そのまま走行を続けていると、バーストといって破裂する確率が高まります。

走行しすぎなの?

各メーカーのタイヤは全てゴム製品です。どれだけ高性能なものでも、経年で必ず劣化していきます。また、タイヤは車重を支えながら前進するための必須アイテムですので、大きな車両になればなるほど、各タイヤにかかる負担が大きくなっていきます。

やはり、こういった状態のまま走行していくのは危険ですので、ワイヤーが見え始めたら、速やかに交換することが得策です。そのまま走行していても安全な走行ができません。交通事故を起こしてしまう可能性すらありますので、タイヤのチェックは欠かせません。

応急処置の方法があるの?

走行中にワイヤーが出てしまった場合、応急処置をする方法はありません。やはり、一番の処置は、ワイヤーが少しでも出始めた際タイヤの交換をすることです。ただし、まだ少しばかりの出始めであれば走行できます。ですが、その足でショップに行き、速やかに新調することが最善策です。

交換するまでの道中は、速度を極力落とし、大きなハンドリングは控えましょう。これにより、多少遠いショップでも難なく到着することができます。早急な整備を要する理由としては、やはりスリップです。ブレーキをした際に、しっかりとした停車ができない可能性が高まってしまい、不意の事故に遭遇することともなりかねません。

もし車両にスペアタイヤを積載していれば、速やかに交換することが最善です。交換作業はとても簡単ですので、実践してみましょう。これにより、改めて快適な走行を実感できることとなります。

タイヤのワイヤーが切れることがあるの?

車輪のワイヤーが切れるという事態は緊急事態です。一般的な公道で走行中に、こうしたことが起これば即走行中止しましょう。どういった状況で内部まで切れるのかと言えば、やはり砂利道や凹凸が激しい道路を走行した場合です。

こうした道路では、鋭利な異物が多々存在していますので、不意に異物を踏んでしまうことがあります。その場合、ワイヤーが千切れてしまうケースも稀にあります。ですので、道路状況が悪い所を走行する場合、古い摩耗したタイヤで走行することは控えましょう。

点検不足なの?

車両は点検が大事です。劣化してしまう前に、あらかじめチェックしておくことで、緊急事態には陥りません。「車両に乗る前に点検」しておく習慣を身につけておくことで、緊急事態を避けることができます。

車両に乗車していると、さまざまな状況と遭遇しますが、やはり万全で快適な走行をするには、事前のメンテナンスが重要です。メンテナンスをしない車両であれば、先のような症状やトラブルも巻き起こります。

ぜひ、車両を走行する前に各所の点検を行ってみましょう。小さなトラブルを発見できることもありますので、日頃から身につけておくべき重要なことです。

ワイヤーが出てからどれくらい走れるの?

ワイヤーが見え始めても、少々の距離であれば走行できます。ですが、あまり長距離ですと、そういうわけにはいきません。車種や走り方にもよりますが、出始めてから約100㎞ほど走行可能です。なぜなら、ワイヤーはタイヤの中心部に入っていますので、見え始めても即刻走行不能とはなりません。

ですが、やはり消耗品ですので、早目の交換をすることが最善です。「まだ大丈夫だ」と思いながら、延々と走行を続けていると、思わぬ事故を誘発してしまうことがあります。トラブルを未然に防ぐためにも、劣化を生じたら速やかに交換を検討しましょう。

自転車のタイヤにもワイヤーが使われているの?

自転車の場合、ビードというはめ込み部があり、ほとんどの自転車はビードにワイヤーを通してからリムにはめています。ワイヤーは鉄製ですので、そのままではチューブに傷をつけてしまいます。

そのためゴムで覆うことで、チューブに触れないようにしています。触れてしまうとパンクしてしまい、走行不能となってしまいます。大きな車両とは異なる仕組みですが、同じように摩耗をしていく消耗品です。自転車の場合でも「早期発見と早期交換が重要」ということが言えます。

タイヤの構造とは?

ワイヤーは編み目状に組み込まれています。そのため、ゴム製のタイヤの中でしっかりと固定されています。細かな網目状ですので耐久性も十分にあります。そのため、少しワイヤーが出始めてしまっても、多少の走行をすることに問題はありません。

ですが、やはり道路状況にもよります。整備されたきれいな道路であれば、長い距離でも走行できますが、ブレーキを多用しなければ走行できないような道路では、摩耗がどんどんと早まります。ですので、劣化に気付いた際には早々に交換をすることが「一番の安心材料」となります。

内側に組み込まれているの?

ワイヤーは内部の中央辺りに組み込まれています。そのため新品から使い、見え始めるまでには約10,000㎞ほど走行しなければ出始めません。それだけ長距離を走行できるものですので、メーターを目安として交換時期を検討することもです。

柔軟なゴム製品で製造された、その内部に組み込まれているのがワイヤーです。簡単に劣化することはありませんが、やはり、露出してしまうと劣化スピードを急激に早めてしまいます。放っておいても走行性が悪化してしまうことが多くなり、燃費も悪くなりますので、やはり早期交換をすることが、一番大きな改善と言えます。

内部が露出する原因とは?

タイヤのワイヤーが見える原因は、ゴムの摩耗とすり減りです。ゴム製品は摩擦により熱を生じ、溶けてしまいます。やはり、長距離を走行するとゴムは摩耗していきます。摩耗を繰り返すことで、徐々に内部のワイヤーが露出し始めていきます、

特に粗い路面を走行すると摩耗が激しくなり、露出するまでの時間が早まってしまいます。長寿命にしたい場合、なるべく「整理された路面をゆっくり走行」することで、寿命のおとずれが引き延ばせます。

路面の凹凸と関係あるの?

坂道や舗装されていない田舎道などを走行する場合でも同じです。坂道発進は大きなパワーう使うため、特にタイヤの摩耗が激しくなります。そのため、凹凸の激しい路面でも摩耗するスピードは格段に早くなりますし、速度の出し過ぎでも同じことが言えます。

やはり、法定速度内で「安全な走行を心掛けること」が車両全体の寿命を延ばすことに繋がります。カーブが多い道路でも、同じようにタイヤの摩耗を招いてしまいます。ゆっくりと落ち着いた走行をすることが、何よりも安心・安全ということが言えます。

走行性が悪くなったら点検をしよう!

車両に使われる車輪について、色々とご紹介して参りました。日常的にどのような走行をしているかでも、寿命は異なります。やはり、「定期的なメンテナンスやパーツ交換」をすることが何よりも安全運転へと繋がります。

メンテナンスが苦手な方は専門ショップへ相談して、各所の点検・整備を行いましょう。それにより、いままでよりも快調な走りが実現します。結果として、燃費も良くなり、節約効果もありますので、この機会に愛車の整備をしてみることをいたします。

初回公開日:2018年02月28日

記載されている内容は2018年02月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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