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ハスラーのタイヤ・価格・ホイールの選び方・空気圧

更新日:2024年06月22日

ハスラーはSUZUKIの軽自動車の一つです。ハスラーの魅力は何と言ってもそのデザイン性とSUVの機能性です。そのハスラーのホイールやタイヤの値段、タイヤのインチ変更による性能の変化、また締め付けトルクについてご紹介します。

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ハスラーのタイヤ

ハスラーはSuzukiが生産販売するクロスオーバーSUVタイプの軽自動車です。以前Suzukiで製造販売されていた「kei」の生産中止を惜しむ声に答えた形で、アウトドアやスポーツを好むユーザー、またワダチや雪道など起伏のある路面を走ることの多いユーザーをターゲットに製造販売されました。

SUVということで、ハスラーのタイヤは軽自動車では大きめの15インチのホイールを採用しています。タイヤサイズは165/60R15で、タイヤ幅は165mmです。このタイヤサイズはハスラー以外に採用している車が少ないため、タイヤの価格が高く設定してあります。

Suzuki

ハスラーの純正タイヤサイズは165/60R15、15インチ×4.5J(+45)です。165とはタイヤの幅、溝が彫ってある部分のサイズ、60とはホイールから溝までの高さのサイズで、タイヤ幅の60%のサイズということを表しています。

Rはラジアルタイヤのことを指していて、ラジアルタイヤとはタイヤの中央から放射線状に配置されたラジアル構造を持つタイヤのことです。操縦性や安定性が優れ、また燃費生にも優れているという特性を持ちます。

15とはホイールの直径で、単位はインチです。15インチ×4.5J(+45)は、15インチの直径を持つホイールで、リム幅が4.5インチ、カッコ内はオフセットの数字でホイールの装着面の位置を表しています。Jはフランジ形状がJタイプということです。

ハスラーのタイヤの値段相場・価格

ハスラーのタイヤは軽自動車ではやや大きめのタイヤを採用しているため、価格は普通の軽自動車に比べるとやや割高です。最安では五千円ほどから高いものでは一万円以上のものがありますが、相場は一本7千円から8千円です。

多くの軽自動車に採用されている155/65R14ならば、4、5千円で、メーカーを問わなければ千円台というものもあります。しかしハスラーのコンセプトが「わだちでも雪道でも走られる軽自動車」ということを考えれば、タイヤの扁平率を高くする理由がわかります。

ハスラーのタイヤのインチ変更による性能の変化

ハスラーの純正タイヤは特殊なサイズのためやや高めの値段設定になっています。そのためスタットレスタイヤに履き替えるときにインチダウンをする人もいます。ではインチダウンまた、インチアップする時の性能の変化はどうでしょうか。

インチダウン

インチダウンとは、ホイールの「インチ」(サイズ)を小さくすることです。インチダウンをすることで、タイヤの幅が小さくなるため、圧雪時タイヤと地面との接地圧が向上することにより滑りにくくなるというメリットがあります。またタイヤに入る空気が多くなるため乗り心地が改善されます。インチダウンをすることで、タイヤの価格も抑えられます。

しかしインチダウンすると見た目が悪くなります。スタイリッシュさを求めるならばインチダウンは適さない方法です。またコーナーを曲がるときの不安定な感覚は否めません。

インチダウンをする際には「タイヤの外径は得ないこと」というのが鉄則です。インチ数、ホイールを装填するボルトの穴など適応したサイズにしなければ、車検が通らなかったり、大きな事故につながる恐れがあります。

ハスラーでのインチダウン

ハスラーは口コミの中に「後部座席の乗り心地の悪さ」があげられることがあります。インチダウンのメリットには「乗り心地の改善」も含まれています。ではハスラーを13インチへインチダウンした場合にはどうなるでしょうか。

ハスラーでローダウンした場合には、多少は乗り心地の改善ができます。車高調整サスペンションを取り付けて、乗り心地の固さを調整することにより、路面の細かな振動を吸収してくれ、乗り心地は改善されます。

インチアップ

インチアップとはホイールの「インチ」(サイズ)をあげることです。ホイールサイズが1インチ上がるだけで、その印象はよりスタイリッシュに変わります。またインチアップすると同時にタイヤの設置面積が多くなり、スピードを出した時の安定性が向上します。またグリップが向上するので、ブレーキを踏んだときの車の挙動も安定します。

しかしインチアップすることで、乗り心地は悪くなります。これはタイヤが薄くなることにより、空気のクッションがなくなり路面の衝撃がダイレクトに伝わりやすくなるためです。また燃費も悪くなります。接地面が多くなり、車自体の抵抗も増え、タイヤが太くなることで重量が増えることで燃費が下がります。

また走行音が大きく聞こえるようになります。操作性はアップしますが、快適性は失われます。

ハスラーでのインチアップ

ハスラーをインチアップする場合にあげられるメリットは、デザイン性のアップです。ハスラーをインチアップすると、よりSUVに特化している、という印象を強くすることができます。またハスラーをインチアップすることで、車高が高くなり視界が開け、見通しが良くなります。

視界が良くなることで、視野が広くなり、結果安全性にも繋がります。しかし車高を高くすると、風の影響を受けやすいです。車体の重さとのバランスも、純正のタイヤの時とは変わっているため、車体が風邪で煽られ、ふらつきや横転につながることもあります。

ハスラーのタイヤのホイールの選び方

ハスラーのホイールサイズは15インチで、純正のホイールはPCD:4H-100です。ホイールは車とタイヤを繋げる重要な部品です。そのため、その強度や精度が問われる部分でもあります。

ハスラーの純正ホイールはスチールタイヤです。ホールにはスチールタイヤとアルミホイールがあり、スチールホイールとは鉄鋼を原料にしたもの、アルミホイールとはアルミを主原料にしたものを言います。

スチールホイールのメリットは「安価」「丈夫」があげられます。破壊抵抗性や剛性に優れ、耐久性ももちろん優れています。デメリットは、デザイン性が悪い、錆びやすい、重いといったところでしょう。

アルミホイールのメリットは「軽さ」と「デザイン性の高さ」です。またその軽さからハンドル操作性の向上や、燃費が良くなるという声もあります。しかしアルミホイールは価格が高く、また耐久性は低くなります。

ハスラーのホイールの選び方は?

ハスラーのホイールサイズは15インチなので、インチアップやダウンをしないのなら、15インチホイールを選びます。純正ホイールと同じにすることで、ハスラーの性能を損ねることなくホイールの交換を行うことができます。またリム幅は4.5インチのものを選びます。リムの縁の形状はJです。

デザイン性で選ぶのならアルミホイールを、耐久性や価格で選ぶのならスチールホイールを選びます。色をハスラーのカラーリングに合わせたり、可愛らしさに合わせてハート柄や桜柄にしたりと、遊び心を加えて選ぶこともできます。

ハスラーのタイヤの適正な空気圧

空気圧とはタイヤの内部にある空気の圧力のことを言います。空気が入った浮き輪を想像してもらえればわかるとおり、空気圧が高ければ乗り心地は固くなり、低ければ柔らかくなります。

ハスラーの適性空気圧は、2.5で、運転席ドアに添付してある「空気圧ラベル」で確認できます。空気圧が不足したままで走行すると、タイヤ両端が摩耗し、燃費が悪くなったり、極端に低い場合にはバーストしてしまう危険性があるので注意しましょう。また走行性能が悪化したりブレーキ時の制動距離にも影響が出ます。

ハスラーのタイヤの締め付けトルクの種類

タイヤの締め付けトルクとは、ホイールナットの締め付ける強さのことです。ホイールはタイヤにエンジンの力を伝える大切な役割があり、タイヤがなければ車が走らないように、ホイールがなければ、タイヤは動きません。

タイヤを交換する際、ナットで固定しますが、これは占めすぎると、ボルトやホイールの座面またハブボルトまで破損してしまいます。また緩めすぎるとナットの脱落に繋がり大変危険です。

ハスラーの締め付けトルクは85N・mです。参考値は軽自動車は70から90N・mで、車種によって変わります。ハスラーの場合、トルク数値は取扱説明書の7−15ページ「万が一のとき/パンク」に記載されています。自分でタイヤ交換をする場合には、トルクレンチを使って適正なトルクで行いましょう。

年2回のタイヤ交換(サマー・スタッドレス)を自分で作業しています。
きつく締まったホイールボルトも「てこ」の作用でそれほど力を入れなくても外れるし、ボルト取り付け時も設定値で締められるので安全です。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1MG24291Y66... |

ハスラーで遊びに出かけよう!

ハスラーは遊び心が満載のSUV型軽自動車です。遊び心はカラーリングから内装など細かなところまで追求されています。乗っている人の行動範囲を広げる「道具」としていろいろな用途が考えられ、軽自動車に求める「燃費の良さ」「機能」「室内の広さ」に加え、「走破性」「安全性」そして「遊び心」をプラスしたこれまでにない楽しさと多様性を備えた車です。

初回公開日:2018年04月25日

記載されている内容は2018年04月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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