Search

検索したいワードを入力してください

軽自動車ナンバーを白に変更するのにかかる理由とメリット・料金

更新日:2024年06月29日

軽自動車のナンバーを白にできると聞くと、驚く人もいるのではないでしょうか。軽自動車のナンバーを白にすることで車全体がイメージアップします。そんな絶好のチャンスがやってきました。白いナンバープレートに変えることができる理由とそのメリットや料金を解説します。

軽自動車ナンバーを白に変更するのにかかる理由とメリット・料金

軽自動車ナンバーを白に変更するのにかかる料金

軽自動車のナンバーを白に変えたいと思う人は、自家用車のイメージアップが目的ではないでしょうか。車の色を自分好みにしてもどうしてもナンバーだけが浮いてしまって残念な印象になってしまう。そんな人には、絶好の機会がやってきました。何も考えずに変えたいと思ったら実行してみましょう。

なぜ軽自動車のナンバーは黄色いのか

軽自動車のナンバーを白にできる、と聞くとえーっと驚く人がまだまだ多いのではないでしょうか。そもそもなぜ軽自動車のナンバープレートが黄色になったのかを調べてみました。

すると、普通乗用車と区別しやすくするために黄色にしているということがわかってきました。2018年現在、軽自動車と普通自動車の高速道路での最高速度は100㎞/hです(標識がない場合)。

昔は、軽自動車が80㎞/h、普通自動車が100km/hの時代がありました。つまり、ナンバーの色を黄色にすることで警察による取り締まりや、高速道路の料金所で係員が識別しやすくなるというメリットがありました。

変更するときの料金はいくらでしょう

ナンバープレートを白にする、とはいっても普通自動車のナンバーのような白にできるわけではありません。後述するオリンピック仕様、ラグビー仕様によってそのロゴマークなどが入ってきます。

では、ナンバープレートを白にするにはいったいいくらかかるのでしょう。後に詳しく説明しますが、およそ8,000円程度です。お申し込み後、料金の支払いを確認できると約10日後から交付可能となっています。

軽自動車ナンバーを白に変更する理由とそのメリット

軽自動車のプレートを白にするメリットを上げてみます。
(1)ラグビーワールドカップの日本開催と2020年東京オリンピックを応援できる
(2)黄色ナンバーコンプレックスの解消
(3)白ナンバーにすることでおしゃれになる
の3つです。たとえ、寄付金なしの場合でもロゴをつけることによってちょっとだけ応援することにもなります。

次に、これはあってはならないことですが、黄色ナンバーの軽自動車だっために急な割り込みをされてしまったという体験のある人もいることでしょう。そんなときにナンバープレートを白にすることで偏見を持つドライバーへの抑止効果となれば、安全性も高めることができ、ナンバーを変更するメリットがあるといえます。

他に、黄色いナンバープレートというだけで毛嫌いする人、車のボディカラーとのミスマッチで軽自動車が嫌いになる人もいますから、車全体のイメージを損ねない白はが出て当然でしょう。

2020年東京オリンピック特別仕様のナンバープレート

実は、この特別仕様のナンバープレートは、軽自動車、普通車にかかわらず寄付金のあるなしでデザインが異なります。どちらも白地がベースですが、寄付金ありの場合は、オリンピックのロゴマークとプレートの中心から放射状にカラフルな線が描かれています。寄付金なしの場合は、右上に小さくオリンピックのロゴマークのみです。

いずれにしても、ナンバーを取り替える理由としては、車全体のイメージアップが主目的だとしても、オリンピックエンブレムを周知させることで、消極的ながら2020年東京オリンピックを応援しているということがいえるでしょう。

2019年ラグビーワールドカップ日本大会仕様

軽自動車のナンバープレートを特別仕様記念プレートにした理由は、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップを応援することです。ラグビーワールドカップは、オリンピックと同じように4年に1度開催されています。しかも日本で初めての開催であると同時にアジア初の開催でもあります。これは、応援するしかないという人もいるでしょう。

応援することで記念のナンバープレートを手に入れるチャンスがあります。ただ、白が基調の寄付金のないナンバープレートが欲しい人で、寄付もしたいという方は、別途、寄付金だけを申し込むとよいでしょう。以下のリンクをご覧下さい。

地域別軽自動車ナンバーの白に変更する申し込み方法

下段の大まかな流れの下にあるサイトから白基調の特別仕様ナンバーに申し込みが可能です。ディーラーや整備工場に依頼することもできますが、自分で申し込みする方法が最もリーズナブルなのでご紹介します。

また、自治体によって費用が異なりますので一例をあげます。その費用は、だいたい8,000円程度になっていて、こちらでは事業用や大型車両は除き軽自動車の自家用車の費用を記しています。

大まかな流れ

(1)インターネットから申し込み、(2)料金の支払い、(3)入金確認後、約10日間待つ。ナンバープレートは1枚ごとに注文制作するので交付可能になるまで約10日ぐらいかかります。(4)交付期間内(約1か月)に運輸支局や軽自動車検査協会で登録・届出を済ませると交付されます。

手続きの流れを詳しく知りたいときはこちら

軽自動車ならやはりこちらで手続きするのが一番スムーズでしょう。寄付金のありなし、WEBで手続きするのか窓口か、希望の番号に変更できるのか、ファックスでも申し込みできるかなどの全体の流れがよくわかります。

大阪

軽自動車を白いナンバーに変更する窓口は、各地の軽自動車検査協会の他にディーラーや整備工場となっています。整備工場などは、手続きを代行するので当然事務代行手数料は別途かかります。

以下のサイトでも図柄入りナンバープレート(オリンピック、ラグビー)を申し込みできますが、最終的には、図柄ナンバー申し込みサービスに案内されます。やはり、インターネットで専用のサイトから申し込むほうがスマートです。交付手数料はラグビーが7,700円、オリンピックが7,970円です。

札幌

インターネットでの申し込みも便利ですが、時間にも余裕があり窓口でやり取りしたい方は、札幌地区自家用自動車協会へ行きましょう。ナンバープレートの番号を任意の希望番号にしたい場合など、ちょっと複雑なことを対面で確認するときに向いています。

こちらでは、ラグビーワールドカップと2020年の東京オリンピック記念プレートを申し込むことができます。交付手数料はオリンピックが8,250円、交付手数料はラグビーが7,980円です。事務手数料はどちらも510円です。

軽自動車ナンバーを白に変更するのはいつまで可能なのか

実は、期間限定です。特別仕様のナンバープレートの交付が終了次第、軽自動車の白いナンバーが増えることはなく、廃車や名義変更などで順次元の黄色に戻っていきます。

しかしこの記念ナンバープレートの約75%は軽自動車で、その多くが寄付金なし、つまり白地が基調のプレートを選択しています。白いプレートを好む人がこれだけいると、将来軽自動車の黄色いナンバーが変わる可能性も否定できません。

ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート

申込期間は、2017年(平成29年)2月13日(月)~2019年11月29日(金)までとなっています。交付期間は、2017年(平成29年)4月3日(月)~2020年1月31日(金)までとなっています。

東京2020年オリンピック大会特別仕様ナンバープレート

申込期間は、2017年(平成29年)9月4日(月)~2020年9月30日、交付開始2017年(平成29年)10月10日(火)~2020年11月30日(月)となっています。

軽自動車のナンバーを白にしたいけれど不安もある

軽自動車の黄色いナンバーを白に変えてみたいけれど、ちょっと不安になる人もいます。例えば、ETC車載機のついていない軽自動車で料金所を通過しようとしたら、間違って料金を請求されないかという不安です。

でも、ETCの場合は、ナンバーの色で識別しているわけではないので心配は無用です。問題は、係員が料金を精算する場合ですが、これについてもきちんと車検証を見せることで解決しますし、大都市では、軽自動車の白ナンバーも増加していることから認知度も上がってきています。

廃棄した後にもらえるよ

もう一つ、今回取得したナンバープレートは、自動車を廃棄した後など、悪用されないように加工してから記念にもらうことができます。軽自動車のナンバープレートを白にできるのは期間限定ですが、コレクターにとっては放っておけない情報です。

初回公開日:2018年01月06日

記載されている内容は2018年01月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related