タイヤの洗浄方法とタイヤ洗浄グッズ|洗浄剤/洗剤
更新日:2024年09月01日
タイヤの洗浄はどうやるの?
車両で使うタイヤにはいろいろな洗浄の仕方があります。家庭で洗う場合や、ガソリンスタンドで洗うこともありますが、いずれにしましても必要となる用具が多数あります。専門的な洗浄方法をしなくても、簡単にきれいにできる方法をご紹介していきます。
ガソリンスタンドでできるの?
ガソリンスタンドでタイヤを洗うにはコイン洗車機を使います。こちらは5分~15分程度使用できる機械で、誰でも簡単にタイヤをきれいにできます。コインを入れると水が放出されるホースを持って、洗浄したい箇所に当てましょう。備え付けのブラシがある場合は、そちらで磨くようにしながら洗浄していきます。
ガソリンスタンドによっては洗浄機のシステムが異なりますが、水流の途中で洗剤が噴射される機械もあります。その場合、より一層とタイヤをきれいにすることができます。短時間で洗浄できる方法ですので、急いでいる時でもスムーズに作業を完了できます。
タイヤのホイールはどうやって洗うの?
タイヤにはホイールといって、金属製のパーツが使われています。ホイールはメッキされていたり、黒く塗装されているものが多いです。とくにメッキされているホイールには、泥などの汚れが付着しやすい傾向があります。そのため、水洗いだけでは完全に汚れを落とし切ることができません。
そういった頑固な汚れを落とす場合、やはりブラシを用いて洗うことがです。まずは、さっと水をかけて泥を柔らかくします。数分経ったら、硬めのブラシで磨きながら汚れを落としましょう。これによりおおむねの泥汚れが簡単に除去できます。
タイヤ洗浄グッズをご紹介!
タイヤをきれいにするグッズは豊富にありますが、その中でも使いやすくてものを中心にご紹介していきます。頻繁に洗浄作業をする場合、それぞれのグッズを家庭に1セット用意しておくだけで、いつでも愛車を綺麗にすることができます。そうすることで常に愛車のメンテナンスがスムーズに実践できますので、ぜひお試しください。
洗浄剤が!
拭き取ったり水洗いをしなくても、タイヤに直接スプレーするだけで洗浄と艶出し、さらには紫外線保護の効果を得られる洗浄剤があります。しかも 艶出しする成分の働きにより、タイヤにしっかりとした黒色を与えて艶も出ます。 紫外線吸収剤が配合されていますので、ゴム製品の老化や劣化を防止する効果も得られます。
洗剤が!
カーシャンプーという車専用の洗剤があります。中でもタイヤなどのゴム製品へ使っても問題がない洗剤があります。そういった製品であれば、各ゴム部分へも流用することができます。使い方は、まずはじめにたっぷりの水で溶いておきます。5リットルの水に使う場合、約30~50㏄程度の洗剤を使うだけで十分な効果を得ることができます。
スプレーが!
水で溶いた洗剤をスプレーボトルへ入れ替えて使う方法もあります。これにより細かい泡が全体へ飛ばせますので、汚れたタイヤ全体へくまなく洗剤を振りまくことができます。そして各ブラシを使って磨きます。その後、真水で余計な洗剤を洗い流すことで作業完了です。
ブラシが!
タイヤの洗浄時に車両のボディーへもブラシが当たってしまうことがありますので、基本的には柔らかい洗車ブラシを使いましょう。それにより洗剤の泡立ちも促進しますので、一気にタイヤをきれいにできます。もちろん硬めのブラシも揃えておくことで、頑固な汚れでも除去することが可能です。
クレンザーが!
家庭でも使うクレンザーという製品があります。こちらを車のタイヤ洗浄に使うことも可能です。クレンザーとは基本的には金属全般を磨くアイテムですので、ゴム部に使うことはしません。そのためホイールやリム、スポークといった金属がむき出しになっている箇所へ使います。適量を水と合わせることで研磨剤の効果があるため、各金属がピカピカになります。
家にあるもので洗えるの?
家庭にあるもので手軽に洗浄する方法もあります。余計な費用をかけなくても簡単に作業ができますので、経済的な削減へもつながります。あまり頻繁に洗浄しない場合では、わざわざ専用のグッズを購入する必要はありません。各家庭にあるものでも十分な性能を発揮することができます。いろいろな方法がありますので、それぞれご紹介していきましょう。
スパッツで洗えるの?
主に女性が使っているスパッツでも洗浄することができます。こちらは目が細かくて、しかも伸縮性がありますのでゴム製品を磨くことに適しています。使い古したスパッツでも大きな効果を得られますので、ぜひ1度試してみてください。
シャンプーで洗えるの?
頭髪を洗うシャンプーでも代用することができます。シャンプーには人にも優しい成分で作られていますので、ゴム製品への応用も可能です。カーシャンプーと同じように大きなバケツやタライなどにたっぷりの水を入れ、そこに家庭用のシャンプーを入れて泡立ててからタイヤに使いましょう。
中性洗剤で洗えるの?
食器用に使う中性洗剤でも同じように作業することが可能です。こちらも低刺激性の洗剤ですのでゴム製品への代用が可能です、使い方としては、やはり同じようにたっぷりの水に泡立つ程度入れて使いましょう。使い古した歯ブラシなども併せて使うことで、細かい箇所をきれいにすることができますので、ぜひセットで使ってみてください。
石鹸で洗えるの?
家庭用で使っている固形石鹸でも同じような効果を得ることができます。この場合、たっぷりのお湯で行う方法がベストです。お湯の中で両手を洗うようにして、石鹸の成分を溶かし出していきましょう。水面が泡で見えなくなる程度泡立ってから使い始めましょう。
洗ったタイヤの保管方法とは?
新品タイヤを購入して保管して置く場合の方法をご紹介いたしましょう。今回ご紹介してきた方法でタイヤ洗浄を行った後、ウエスでしっかりと水分を拭き取ります。その後、横にしたまま日が当たらない場所で保管します。それにより紫外線による劣化を防ぐことができます。
また適度な湿度も必要ですので、乾燥が激しい場所や地域での保管には細心の注意が必要となります。ゴム製品は使っていなくても保管状態が悪いと徐々に劣化をしていく製品です。そのため長期間保管する予定がある場合、とくに日光や湿度に留意しましょう。
洗浄後にどうやってワックスをかけるの?
長期間、保管することがわかっている場合、洗浄した後に専用のワックスを塗り込んでおくことで、長時間でもゴムが劣化しにくい状態を作ることができます。適度な油分と艶を出す効果がありますので、しばらく使用しない場合には専用ワックスを使いましょう。
塗り込むタイプやスプレータイプのものがありますので、使いやすい方法を選択できます。簡単に済ませたい場合であれば、スプレーでさっと吹きかけることでワックスの効果を得ることができます。ただ、やはり塗り込むワックスよりも持続性に欠けることがありますので、「どれだけ保管をするか」といった期間との兼ね合いを検討してから使いましょう。
愛車のケアを終えたらアクティブな走行を楽しもう!
今回は、「タイヤの洗浄方法」を中心にご紹介して参りました。車両の走行上、欠かすことができないパーツの1つです。走行性能にも大きな影響を及ぼす箇所ですので、日頃の手入れや保管に関する知識があることで、常に快適な走行を実感することができます。新しいタイヤを履くことで、約1万キロ程走行することができる長寿命なパーツです。
安全意識をしながら行う運転にも大きく影響してきますので、日頃の手入れや点検も必須となってきます。今回ご紹介してきた内容でケアを終えたなら、素敵な景色を見にドライブに出掛けてみませんか。きっと今までにない「アクティブな走行フィーリング」を実感できることでしょう。
初回公開日:2018年04月05日
記載されている内容は2018年04月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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