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空冷ビートルの専門店の選び方・中古の選び方とパーツ

更新日:2024年06月30日

この記事ではこれから空冷ビートルを購入しようとしている方に向けた記事となっています。空冷ビートルは現在の車と異なる点が多くあり、メンテナンスなどに注意する必要があります。お気に入りの1台を見つけるために正しい知識を付けてから車を購入しましょう。

空冷ビートルの専門店の選び方・中古の選び方とパーツ

空冷ビートルを購入するときのポイントは?

フォルクスワーゲンから販売されているビートルは歴史の長い車で、初期のビートルは見た目がおしゃれでかわいいデザインであることから、空冷エンジンを搭載したビートルは現在でものある車です。

これから空冷ビートルを購入する方は空冷ビートルの選び方や維持費などが気になりますが、今回は空冷ビートルを購入する時の選び方やカスタム方法、維持費や燃費などについてご紹介します。

空冷ビートルとはどんな車か?

空冷ビートルとは空冷エンジンを搭載したビートルのことで、1938年から2003年までに生産されたビートルが空冷ビートルと呼ばれています。空冷ビートルはエンジンを車両後方に搭載しており、走行中の風でエンジンを冷やします。ボンネットの中はトランクルームとなっており、最近の車とは異なる構造となっています。

空冷ビートルは歴史の長い車ですが、古い車であることから取り扱い方が現在の車とは異なります。そのため、空冷ビートルを維持していく場合は普通の車とは異なり、購入後のメンテナンスや走らせ方などに注意する必要があります。

空冷ビートルの専門店はどうやって選べばいい?

空冷ビートルはのある車種のため、空冷ビートルを専門で販売しているお店が多数あります。しかし、空冷ビートルを専門店で購入すれば何も心配しなくて良い訳ではありません。空冷ビートルに関してある程度の知識を付けてから車体を購入すれば、自分にぴったりの空冷ビートルを購入できます。

次の項目からは、空冷ビートル専門店でビートルを選ぶ時のポイントなどについてご紹介して参ります。

購入するビートルの年式を決める

空冷ビートルは年式によって形や仕様が異なります。そのため、まずは自分が欲しいビートルがどの年式になるか調べてから探しましょう。

空冷ビートルを実用的な車として使いたいのであれば、高年式のビートルがです。高年式の空冷ビートルは、低年式のビートルよりも構造が単純に作られています。そのため、修理などを簡単に行うことができます。また、高年式のビートルは窓のサイズが変更され、運転時の視界が低年式のビートルよりも良くなっています。実用性のあるビートルを探しているのであれば、高年式のビートルを探しましょう。

逆に低年式のビートルが気に入っているという方は、低年式のビートルの中から程度の良いビートルを探すと良いでしょう。車を購入するときは不自然な改造や修理がされていないか、車体下などに錆が発生していないかなどを確認してから購入すると良いでしょう。

信頼できるお店で購入する

空冷ビートル専門店は数多くありますが、自分が信頼できるお店で購入することが大切です。きちんとした専門店ではアフターサービスなどの保証もあり、初期不良などにきちんとした対応をする専門店もあります。そのため、購入前にお店の方とよく相談して、自分が納得できるお店で購入すると良いでしょう。

また、専門店が自宅から遠すぎる場所になってしまうと、アフターサービスなどを受けるときに困ります。空冷ビートル専門店を選ぶときは、お店まで車を運ぶことができる専門店で購入すると良いでしょう。

空冷ビートルのパーツは手に入る?

空冷ビートルは古い車で、現在は生産が終了している車です。そのため、車のパーツを交換するだけでも、交換する部品が手に入るかどうか気になります。

空冷ビートルのパーツは年式によっては部品が手に入りにくいものもありますが、高年式の空冷ビートルであれば比較的簡単に部品が手に入ります。今後のメンテナンスのことを考えるのであれば、高年式の空冷ビートルを購入すると良いでしょう。

古い空冷ビートルの見た目が好きな場合は?

低年式の空冷ビートルが好きな方はパーツを入手することが困難になるため、車を維持していくことが難しくなります。低年式の空冷ビートルの見た目が好きだけどパーツの入手がしやすい車が欲しい方は、6vルックの空冷ビートルなどを購入すると良いでしょう。

空冷ビートルには6vルックと呼ばれる仕様のビートルがあり、6vルックの空冷ビートルは低年式のビートルと同じ外装パーツを使っていますが、中身は高年式のビートルとなっているため、見た目は高年式のビートルだけど部品が手に入りやすいビートルとなります。

低年式の空冷ビートルが好きな方は、6vルックの空冷ビートルを検討してみても良いでしょう。

空冷ビートルのカスタム方法は?

空冷ビートルは現在の車にはない個性的なデザインが魅力ですが、空冷ビートルをおしゃれに見せるにはカスタムパーツも重要になります。空冷ビートルをおしゃれにカスタムするにはどんな方法があるか、次の項目からご紹介してまいります。

ローダウンでかっこいい車にすることも

純正状態のビートルは車高が高くなっています。そこでビートルの車高を少し落とすと、車とタイヤの隙間を埋めることができ、全体の見た目を引き締めることができます。また、車高を思いっきり低くした場合は、カスタムカーのような雰囲気になり、かっこいいビートルにカスタムすることができます。ビートルをかっこよくしたい場合は、ローダウンを行うと良いでしょう。

内装パーツのカスタムも大切

空冷ビートルのカスタムは外装ばかりではありません。内装パーツもおしゃれなものに交換すれば、車全体をかっこいいクラシックカーにすることができます。

内装のカスタムにはハンドルの交換やメーター交換などがあり、これらの部品を交換するだけでも車内の雰囲気を大きく変えることができます。内装パーツを他のものに交換すると、クラシックな見た目を崩すことなくかっこいい内装にすることができます。空冷ビートルの全体をおしゃれにするのであれば、内装パーツもカスタムすると良いでしょう。

空冷ビートルのエンジンはどれがいいの?

空冷ビートルにはいくつかのエンジンがあり、各エンジンごとに排気量が異なります。排気量の小さいエンジンは1,200ccのエンジンがあり、排気量が大きいエンジンになると1,600ccのエンジンがあります。空冷ビートルを購入するときエンジンの排気量も気になり、どのエンジンが良いのか迷います。

空冷ビートルは、現在の車と比較するとパワーが劣ります。そのため、現在の交通事情を考えた場合は1,600ccのエンジンや排気量の大きいエンジンを搭載したビートルの方が快適なドライブをすることができます。これから空冷ビートルを購入するのであれば、排気量が大きい空冷ビートルを購入すると良いでしょう。

空冷ビートルはホイールも重要なアイテム

空冷ビートルの外観を引き立てるには、ホイールも重要な部品になります。空冷ビートルに合うホイールは数多くの種類があり、見た目をおしゃれにすることもできれば、かっこいいビートルにすることもできます。

純正状態のビートルを演出するのであればスチールホイールにホイールキャップを付けてカスタムし、かっこいいビートルにするのであれば社外のホイールに交換すると良いでしょう。ホイールのデザインは数多くあるので、好みのホイールに交換しておしゃれなビートルにカスタムしてみると良いでしょう。

空冷ビートルを普段使いするときの注意点は?

空冷ビートルは旧車なので、普段使いする場合は普通の車とは異なります。空冷ビートルを普段使いするときはどんなことに注意すれば良いか、次の項目から見ていきましょう。

車の調子を確認しながら乗る

きちんと整備された空冷ビートルは調子良く運転することができますが、中には調子の悪いビートルもあります。調子の悪い空冷ビートルは急にエンジンが止まってしまったり、アイドリングが不安定になってしまいます。そのため、空冷ビートルを普段使いするときは、車の調子が良い状態になっているか事前に確認してから普段使いの車として使うと良いでしょう。

また、空冷ビートルは運転の仕方によって調子が悪くなってしまうことがあります。空冷ビートルを運転するときは、エンジンの回転をきちんと上げながら運転すると良いでしょう。エンジン回転が低い状態で運転するとエンジン内部にカーボンが溜まってしまい、アイドリング不調などのトラブルになってしまいます。そのため、ある程度までエンジンを回転させ、カーボンが蓄積しないように車を走らせましょう。

夏場の渋滞は要注意

空冷ビートルはエンジンの熱を走行風で冷やします。そのため、夏場の暑い時期に渋滞にはまってしまうと走行風が入らないままエンジンをかけることになってしまい、オーバーヒートを起こす可能性があります。

エンジンがオーバーヒートすると、急にエンジンの調子が悪くなります。夏場の渋滞でエンジンの調子が急に悪くなってしまったときはエンジンを停止させ、後方のフードを開けたままにしてエンジンを冷やしてから走るようにしましょう。

死角に注意する

空冷ビートルは後方の視界が悪く、リヤバンパーの位置を掴みずらい車です。そのため、駐車場などに入れるときは後方に十分注意しましょう。また、低年式のビートルは前方の窓が小さく、最近の車よりも死角が発生しやすいです。そのため、低年式のビートルを運転するときは、周りの状況に注意しながら走行しましょう。

空冷ビートルの維持費は高い?

空冷ビートルは旧車になるので、自動車税などの税金が現在の車よりも高くなります。また、任意保険も現在の車よりも高くなりやすいです。また、燃費も現在の車よりも悪くなるので、ガソリン代も現在の車より高くなります。

この他にも故障などのトラブルが起きたときなどの修理で費用がかかる場合もありますが、空冷ビートルは構造が単純なので自分で修理する方も多いです。空冷ビートルを自分で修理するのであれば、工賃などを安くすることができ、最低限の費用で修理することができます。

空冷ビートルは現在の車よりも費用がかかりますが、きちんと整備された空冷ビートルは調子が良い状態のまま走らせることができ、車にかかる費用を最低限にすることができます。

空冷ビートルの燃費はどのぐらい?

空冷ビートルを維持するときは、燃費がどのぐらいになるか気になります。空冷ビートルの燃費は年式や整備状態にもよりますが、街乗りでは大体10km/L程度になります。

空冷ビートルの燃費は現在の車に劣りますが、スポーツカーや古い高級車よりは燃費が良いので、古い車だからといって燃費が極端に悪くなる訳ではありません。空冷ビートルの燃費を良くするのであれば、車の整備状態に注意しながら乗ると良いでしょう。

空冷ビートルは魅力のある車

空冷ビートルを維持していくことは簡単なことではなく、車の故障や維持費などに注意しなければなりません。空冷ビートルは最近の車よりも維持していくことが難しい車ですが、現在の車にはない魅力があります。

空冷ビートルの外観や独特のエンジン音、空冷ビートルでドライブする楽しさなどがあり、ビートルが好きな方であれば他の車では味わうことができないカーライフを楽しむことができます。空冷ビートルを維持していくための準備をして、空冷ビートルでしか味わえないカーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2018年01月31日

記載されている内容は2018年01月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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