リアワイパーのアーム交換方法・車検で必要か|キャップ
更新日:2024年11月04日
リアワイパーをカスタムする方法は?
車のフロントガラスにはワイパーがありますが、一部の乗用車やミニバンなどにはリアワイパーが装備されていることがあります。
リアワイパーはガラス面に付いた雨を綺麗に拭き取りますが、リアワイパーにはさまざまなカスタムがあります。そこで今回は、リアワイパーをカスタムする方法やワイパーアームを交換する方法、ワイパーアームを外す方法についてご紹介します。
リアワイパーアームを交換する方法は?
何かのトラブルでリアワイパーアームが破損してしまった場合は、新しいワイパーアームに交換する必要があります。また、車に付いているリアワイパーアームを外したいと考える方もいるでしょう。
リアワイパーアームは自分で交換することができますが、どうやってリアワイパーアームを交換すれば良いのか、次の項目から詳しく見ていきましょう。
アームの取り外し方は?
リアワイパーのアームはナットで固定されており、ワイパーの軸部分にあるナットを外し、アームを引っ張ることで取り外しができます。
ワイパーアームを外す時は、アームの軸部分にあるカバーを外します。カバーはマイナスドライバーなどで外すことができるので、カバーを外して中にあるナットが見える状態にしましょう。ナットが見える状態になったら、ナットを緩めて外します。
ナットを外すことができたら、アームを引っ張って外します。ワイパーアームの軸はナットが無い状態でも簡単に外すことができないので、アームを手前に引っ張って外しましょう。
リアワイパーが外れない時の外し方は?
車の状態によっては、ワイパーアームと軸部分が錆によって固着していることがあります。固着した状態で力任せに引っ張ってしまうとアームやモーター部分を壊してしまう原因になるので、なかなか外すことができない場合は他の道具などを使って外しましょう。
次の項目からは、ワイパーアームが外れない時の対処法についてご紹介してまいります。
潤滑剤を使って外す
錆などが原因で外れない場合は、5-56などの潤滑剤を使うことでアームを外すことができます。
潤滑剤は錆で固着した部品の動きを良くするので、ワイパーアームの根元にスプレーすれば外しやすくなります。より効果的に錆を落とすのであれば、スプレーをかけてから2~3分程度置いてから外してみると良いでしょう。
専用のリムーバーを使って外す
潤滑剤を使ってもワイパーアームが外れない場合は、ワイパーアームリムーバーを使って外すと良いでしょう。
ワイパーアームリムーバーとは、硬くて外すことができないワイパーアームを外すための工具で、ワイパーアームを安全に外すことができます。リムーバーはワイパーアームをまっすぐ引っ張ることができるので、アームに無理な力がかからないように外すことができます。
リムーバーはネジを締め込むことでアームを外すことができるので、どうしても外すことができない場合はワイパーアームリムーバーを使って外すと良いでしょう。
車検の時にリアワイパーは必要?
リアワイパーを外した場合、車検を通すことができるのかどうか気になります。車のワイパーに関する基準では、リヤワイパーの設置は義務付けられていません。そのため、リアワイパーが無くても車検を通すことができます。
しかし、リアワイパーが無い状態でも車検を通すことができない場合もあります。リアワイパーを外した車は検査員の判断で車検の合否を決定するので、車の状態によっては車検を通すことができないこともあります。
車検基準でリアワイパーの設置は義務付けられていませんが、元々付いていたワイパーを外した車の場合は車検に通すことができない場合もあるので、実際に車を持ち込んで聞いてみると良いでしょう。
リアワイパーに付けるアイテムは?
リアワイパーを外した状態では、ワイパーの軸だけが残ってしまいます。しかし、カー用品店には残った軸を利用したアクセサリーが販売されており、軸部分に取り付けるアイテムが数多く販売されています。
リアワイパーに取り付けるアクセサリーにはどんなものがあるか、次の項目から詳しく見ていきましょう。
キャラクターもののアクセサリー
アクセサリーにはさまざまなものがありますが、キャラクターもののキャップも多く販売されています。そのため、お気に入りのキャラクターを軸の部分に取り付けて可愛くカスタムすることができます。
キャラクターもののキャップを取り付けると、車の後方に良いアクセントを付けることができるので、軸部分を隠すのにアイテムです。
おもしろグッズでアクセントを付ける
軸部分はリアワイパーの取り付ける部分なので、リアワイパーのスイッチを入れることで左右に回転します。そのため、軸部分の回転を利用したアイテムも数多く販売されています。
おもしろグッズには手の形をしたものや羽のような形をしたもの、サイコロなどの形をしたキャップなどが販売されており、少し変わったものを取り付けたいと考えている方にキャップです。
スムージングキャップで見た目をシンプルに
ワイパーの軸部分のみが目立っていることを避けたいと考えるのであれば、スムージングキャップを取り付けると良いでしょう。
スムージングキャップとはワイパーの軸部分を目立たないようにするためのキャップで、シンプルなデザインになっています。見た目がシンプルなので、ワイパーの軸部分と車のボディに一体感が出ます。スムージングキャップは軸部分を手軽に目立たなくしたいと考えている方にキャップです。
リアワイパーにキャップを付けて車検は通る?
リアワイパーの軸部分にキャップをつけてしまうと、車検を通すことができるかどうか気になる方もいるでしょう。
リアワイパーの軸部分に取り付けるキャップにはさまざまなものがあるので、車検を通すことができるキャップもあれば、そうでないものもあります。
軸部分に取り付けるキャップは突起物として見られてしまう可能性があり、キャップが突起物になるかどうかは検査員の判断になります。そのため、車検のことが気になるのであれば純正のリアワイパーを取り付けて車検を通すと良いでしょう。
リアワイパーを倒立化する方法は?
リアワイパーのカスタムはキャップだけではありません。ワイパーの倒立化というカスタム方法があります。
ワイパーの倒立化とはリアワイパーが停止する位置を変えるカスタムのことで、ワイパーが真横で停止するのではなく、ガラス面に立ったままの状態で停止するようにカスタムすることをワイパーの倒立化といいます。
リアワイパーを倒立化する場合はワイパーの位置を変更するだけではなく、ワイパーの停止位置を変更する必要があります。ワイパーの停止位置はワイパーモーター内部にあるギヤとアームの接続部分を変更することで停止位置が変わります。
倒立化は難しそうだと感じる方もいますが、内装部品やモーターの取り外しができれば簡単なので、車いじりが好きな方やDIYが好きな方は挑戦してみると良いでしょう。
リアワイパーの穴を埋める方法は?
リアワイパーを外したままにして最初からワイパーが無い車のようにするには、ワイパーの軸部分にある穴を塞ぐ必要があります。
「穴を塞ぐのは大がかりな作業になるのでは?」と考える方もいますが、ワイパーの穴埋めをするパーツはカー用品店やネット通販などで販売されています。市販の穴埋めパーツは穴にネジ留めして固定できるものがあり、素人でも簡単に穴埋めをすることができます。
穴埋めキットを使えば簡単に穴を埋めることができて防水対策もできるので、ワイパーの穴を埋める場合は専用のキットで穴埋めをすると良いでしょう。
ワイパーアームは自分でカスタムできる
ここまでワイパーアームの交換方法やカスタム方法についてご紹介しましたが、リアワイパーアームは自分で交換することができる部品です。また、リアワイパーを外してカスタムすることやワイパーレスにすることも自分でできる作業なので、車の雰囲気を自分で変えることができます。
車の整備は難しそうと感じる方もいますが、リアワイパーのカスタムは自分でできる整備なので、リアワイパーの交換やカスタムに挑戦してみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2018年04月18日
記載されている内容は2018年04月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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