軽量化にカーボンシートポスト・ボンネットへの貼り方
更新日:2024年06月28日
軽量化にカーボンシートポストは?
カーボンシートは、重量が軽いにも関わらず十分な耐久を備えている素材なので、さまざまな場所で使われています。現在では、その普及率も上がっており、今後さらなる分野でも使用される可能性があります。
カーボンシートは、スペースシャトルの外装にも使われているため、大気圏での環境にも耐えられる程耐久力があるので、地上でのさまざまな環境にも耐えることが可能です。
カーボンシートの商品の数は多くありますが、本物のカーボンシートの商品もあれば、カーボン風のシートもあるので見分けることが必要です。
さまざまな分野で使用されているカーボンシートですが、自転車業界にも普及している割合が高まっています。特に、競技用などの早さを求める自転車に使用されている割合が高いです。
自転車で速度を出すには軽量化が最も簡単な方法なため、カーボンシートで軽量化されることが多いです。
振動を和らげる
自転車でカーボンシートが使われる部分が、シートポストのパーツです。シートポストとは、自転車とサドルを繋げている柱の役割をしています。人でいうと背骨にあたる部分であるため、重要な役割を果たしています。
そのため、シートポストの素材や性能によって運転者への負担にも関わっているので、こだわってパーツを選んでいる人が多くいます。
カーボンシートは耐久性も優れていますが、耐震性も備わっています。そのため、車輪からの振動を最小限に抑えることができ、お尻にかかる負担を減らすことができます。その結果、運転者への疲労を軽減することもできるので、より長い時間走行することができます。また、快適に運転することができるので、気持ちよく走行することができます。
機能面も優れていますが、カーボンシートポストに交換することで、外見にも変化を出すこともできます。
カーボンシートは?
カーボンシートは、さまざまな分野で使用することができるため、普及率は最近高まってきています。また、使用する方法も簡単なため、誰でもカーボンシートを使えるというメリットもあります。
しかし、本物もカーボンシートの値段は高いので、なかなか手にしにくいのが現状でもあります。そこで登場しているのが、カーボン風のシートです。本物もカーボンで作られてはいませんが、カーボンが持つ特徴もあわせ持っているので、同じように使用することが可能です。
素人が見ても本物のカーボンシートと見分けがつかないほど精巧に作られているので、外見を変えるためにもよく使われます。
3mとは?
3mとはスリーエムジャパンの略称で、日本にある会社の名前です。主に、テープや粘着剤などを販売しているメーカーです。その中でもがあるのが、ダイノックフィルムという商品です。
カーボンシートの一種のダイノックフィルムは、石材や木材などの質感に似せることができているため、内装に使われること多いです。
カーボンシートの知名度と普及率が高まるにつれて、3mの商品もが上がる傾向があります。さまざまのメーカーが発売しているカーボンシートですが、3m製の商品は質が良く多くの利用者に愛されています。
壁紙に使う
カーボンシートが使われる用途で多いのが、家などの内装で使われることです。
部屋の模様替えをしたいと願っている人は多くいますが、中々手を付けない人も多くいます。その理由は、手間がかかったり、ベットなどの位置を変える場合は力仕事にもなったりするためで、結局、考えとは裏腹に行動しない場合がほとんどです。
しかし、カーボンシートを使うだけで、部屋の雰囲気を変えることができます。カーボンシートで部屋の雰囲気を変える方法は、壁に張って違う摸様にすることができます。物の位置を変えることで雰囲気を変えることもできますが、壁を張りかえることは思ったより簡単に作業することが可能です。
最近では、DIYも流行っているため、カーボンシートを内装に使う事も多いです。また、さまざまな模様も販売しているので、自分の好きな部屋にすることが簡単にできます。
スマホのカバーに使う
カーボンシートは、車や部屋の内装に使われることもありますが、スマホのカバーの素材として使われることもあります。
スマホは、現在社会では欠かせないアイテムです。そのため、多くの人が使用して、今では子供から高齢者まで幅広い人が使用している程普及率は高いです。さまざまな機能が備わっているスマホですが、故障や壊れてしまったという経験をした方も多くいるのではないでしょうか。
スマホが壊れてしまうほとんどの原因が、衝撃による画面の割れや水没です。特に、スマホは小型が進んでいるため、知らない間に落としてしまってり、踏んでしまう割合が高いです。
また、スマホは画面が露出しているため、落とすだけでも衝撃が画面に直接伝わりやすく割れてしまいます。そこで、カーボンシートでできたカバーやテープを張り付けるだけで、衝撃を吸収することができ、画面が割れてしまう事を避けることができます。
車のカーボンシートをボンネットに貼りつけるには?
カーボンシートを使う事で、外見を変えることができる他にも、衝撃を和らげてくれる役割があります。そのため、車の内装や外装にもカーボンシートが使われることがあります。
特に、外装にカーボンシートを使う事で、自分だけの車に仕上げることができるので、車に興味があり、かぶることを嫌うドライバーには最適の方法でもあります。塗装することで外見を変えることもできますが、技術が非常に必要になる上に、ミスをしてしまうと大幅な証性が必要になります。
しかし、カーボンシートを使う事でそれらのデメリットを解消することが可能です。また、夏場の車体の温度は高温になりますが、カーボンシートの場合は、熱に対しても耐久性もあるため、途中ではがれたり、表面が痛んだりすることはありません。
そのため、長く使用することができますが、張り方にもコツがあるので紹介します。
車体を綺麗にする
どの作業でも共通することですが、物を張る時には、接着面を綺麗にする必要があります。特に、車のボンネットはなどは汚れている割合が高く、そのままカーボンシートを張ってしまうとすぐに剥がれてしまう危険性があります。
そのため、ボンネットにカーボンシートを張るためには、綺麗に洗車する必要があります。洗車機でも洗浄することはできますが、手洗いで細部までの汚れや埃を取ることが重要です。
綺麗に洗い終わった後は、しっかり乾燥させる必要があります。屋内に車庫がある場合は、車庫の中に入れて乾燥させることがポイントです。屋内の車庫が無い場合は、天日干しをするしかありませんが、風が強い日などは砂や埃が付いてしまう可能性もあります。
そのため、綺麗にしてもまた汚れてしまうので、できるなら埃が舞わない場所で乾燥させることがしっかりカーボンシートを張り付けるコツです。
曲面に貼る場合
車体が乾くことができれば、いよいよカーボンシートを張り付ける作業ですが、ボンネットに張る場合が一番難しいです。
ミスをしてしまうと、シワや空気が入ってしまうため、慎重に作業する必要があります。一度ぐらいのシワなどは一度剥がして再び張ることができますが、何回も同じようにすると接着力が弱くなるので、一度で張ることが理想です。
特にボンネットは曲線のデザインが多いため、シワや空気が入りやすくなります。ボンネットは車の顔であり一番目立つため、シワなどを作らないように張ることが重要です。
また、ボンネットは広い面積を一度張りつける必要があるので、一人で作業することが困難になりやすく、二人で作業することで効率よく作業することができ、シワなどができる可能性も低くすることができます。
大きめに切る
カーボンシートをボンネットに張るためにはまず、購入したカーボンシートをボンネットの形に合わせて切る必要があります。
ここでのポイントは、ボンネットの大きさぴったりに切りすぎないことです。全く同じ大きさに切ってしまうと張る際に苦労する結果になります。
その理由は、張る作業の時はシワや空気が入らないことに集中しないといけないため、大きさを気にしたり、張る位置まで気にしたりしてていたら作業が上手く進みません。
また、寸分の違いも出さずに張ることができれば問題ありませんが、少しでもずれて張ってしまうと、あとで修正することができません。そのため、あらかじめ大きくカーボンシートを切ることが重要です。
はみ出ている部分は、全て張り終わった後にカッターやハサミで切る取ることで、ずれをなくすことが可能ですが、切り取る時に車体を傷つけないように注意する必要があります。
ドライヤーやヘラを使う
曲面のデザインが多いボンネットに張る時には、平面に張る場合よりシワが発生してしまいます。そのため、張る時にはゆっくり慎重に張っていくことでシワができることを回避することができます。
特に曲面が激しい場合は、いくら慎重にしてもシワができてしまう場合もあります。そのような時には、ドライヤーで温めつつ、ヘラで張りつけるようにすることで、シワができずに曲線にも張ることができます。
ドライヤーで温めることで、カーボンシートを柔らかくすることができ、多少の伸縮性も出てくるので、さまざまな曲線にも対応することができます。ドライヤーの温度も熱すぎても上手く張れない原因になります。張りやすい温度は、季節にも影響されますが、温かいと感じる程度の温風に設定することがポイントです。
車のカーボンシートをクリア塗装する方法
車にカーボンシートを使用する目的は、外見をオリジナルにすることが多いですが、その他の目的で使用することもあります。なかにはボンネットなどに傷が付かないように、カーボンシートを張り付けることもあります。
しかし、上記の目的で使用する際には、カーボンシートの模様や色が邪魔になると感じてしまう事もあります。
車の車体に使用できるカーボンシートは、黒色などがメインなため、違う色に使用してしまうとツートンカラーのようになります。そのように望んでいる場合は問題ないですが、元々の車体の色を活かしたい場合は、適した使用の仕方にはなりません。
それでもカーボンシートを使いたい場合は、クリア加工することで、カーボンシートの特徴でもある耐久性を維持しつつ、車体の色も活かすことができます。
脱脂スプレーを使う
カーボンシートをクリアにするためには、まず脱脂スプレーを使う必要があります。脱脂スプレーで油分を取ることができます。
次に、アクリルクリアを何層にも拭き付け、乾くとスモークスプレーを吹き付けます。さらに乾くと目が細かい紙やすりでツルツルにします。
最後にコンパウンドで表面を仕上げるとクリアにすることができます。
カーボンシートの4dと5dの違いは?
カーボンシートのもさまざまな柄があるように、種類にも数多く存在しています。そのため、使用する部分に合わせて、購入する必要があります。カーボンシートが販売された当初は、マットタイプの物しか存在していませんでしたが、最近ではさまざまなタイプのカーボンが開発され、販売もされています。
その中でも、4dや5dと分けることができます。それぞれには見た目にも違いが表れているので、状況によって使い分けることができます。
4dは、ツヤはありますが表面が保護をされていないので、加工する際に傷が付きやすい一面があります。一方5dの場合は、4dよりさらにツヤがあり、表面にも保護がされています。また、3dもありますが、もっともツヤがなく表面にも保護がされていません。
カーボンシートのはがし方は?
カーボンシートは、張るだけで簡単に加工することができ、剥がすことで元に戻すこともできるので、気軽に使用することができます。
しかし、剥がす際に強引に剥がしてしまうと余計に手間がかかってしまい、接着剤が残ってしまう可能性もあります。接着剤だけが残ってしまっても取り除くこともできますが、手間がかかるのでカーボンシートと一緒に剥がすことが理想です。
そのためには、さまざまなコツが必要で、身につけることで二度手間になることなく剥がすことができます。
ドライヤーで温める
カーボンシートを簡単に剥がす方法は、ドライヤーで温めてからゆっくり剥がすことです。ドライヤーの熱で接着材を緩めることができるので、接着剤も一緒に剥がすことができます。
ドライヤーを近づけ過ぎてしまうと、下地を傷めてしまうので温かいと感じる程度に温めることが重要です。また、焦らずにゆっくり剥がすことで、接着剤が残りにくいため時間に余裕をもって作業に移りましょう。
また、張ってからの時間によって剥がしやすさにも違いが表れるので、長く貼りつけているほど剥がすのに時間がかかる傾向があります。
カーボンシートを使ってオリジナリティを出そう
カーボンシートは、耐久性が優れているため、さまざまな用途で使用することができます。
また、外見を簡単に変えることができるため、一つの物に対してオリジナリティを出すことができます。剥がすこともできるので、見た目に飽きたら再び張り直すことでまた、違う見た目にすることができます。
カーボンシートは、手軽に購入することもできるので、部屋の内装に使う事がです。
初回公開日:2018年05月10日
記載されている内容は2018年05月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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