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ポジションランプと色・車検での注意点・交換方法

更新日:2024年03月22日

ポジションランプ・スモールランプーの交換は、案外、気楽なモチベーションでできるカスタムのひとつとして考えることができます。しかし、そのとき、しっかり車検については考える必要があります。そのためにどのようなルールを守る必要があるのでしょうか。

ポジションランプと色・車検での注意点・交換方法

ポジションランプ

ポジションランプは、車幅灯・スモールランプのことです。クルマが好きな人たちは、あれこれ変えたい気持ちが起こるでしょう。

車幅灯・スモールランプを、青色LEDにしようと考える人もいるみたいですが、車検はそれでもしっかり通過できるのでしょうか。あれこれ変えるのもいいですが、しっかり車検とも向きあう必要があります。

ポジションランプとは

ポジションランプ・スモールランプは、「車幅灯」のことです。クルマにはしっかり安全管理のため、そのような装置が取り付けられてあり、夜クルマの危険性がより増す時間帯に、対向する人やクルマなどに対してクルマの車幅を知らせる目的として取り付けされてあります。

クルマのハンドルコラムにあるスイッチひとつで、灯火の点灯や、消灯が切り替えすることができ、一段ひねれば、ポジションランプと、テールランプ、そして、ナンバー灯を点灯させることができます。もう一段ひねれば、ヘッドライトが点灯します。

安全

ポジションランプ・スモールランプも、他のランプも、見た目がいからそのような装置がついているのでは絶対にありません。クルマは、安全に走行しなければならないから、そのような装置が必要とされています。


クルマは、道路を走る上で、道路運送車両の保安基準を満たしている必要があります。そして、ポジションランプ・スモールランプに対しては、個数と取り付け位置に対して定めがあります。

ポジションランプ・スモールランプは、個数は2また4個は必要とされ、左右対称である必要があります。そして、クルマの最外側から400㎜以内にポジションランプの設置がある必要があります。

変更可能

さらに、照明部上縁の高さに対して、地上2.1m以下、下縁の高さに対しては地上0.25m以上という取り決めがされています。そのような意味では、ポジションランプ・スモールランプはみなさんが自由に変更可能というものではありません。しっかり正しいルールに基づいて、ポジションランプを受け止める必要があります。

明るさ

ポジションランプ・スモールランプの明るさ、色、大きさに対しても取り決めがあります。 ポジションランプは、実際には、白い色である必要があり、全部同色である必要があります。

ただし、ウインカーと兼ねたモノについては、橙色でも問題はありません。そしてしっかりポジションランプ・スモールランプによって安全性が確保される必要があり、夜間には、前方300mの距離から点灯が確認できる必要があります。

ポジションランプの、光源は5W以上30W以下が求められています。照明部の大きさは15平方cm以上という取り決めがあり、光度は300cd(カンデラ)以下です。

見通し範囲

ポジションランプ・スモールランプの見通し範囲は、上方および下方15°までであり、内側45°から外側80°の範囲まで見通しがきく必要があります。

LED

ポジションランプ・スモールランプを、LEDにしたいという人たちが最近多くいます。しかし、決して、自在にポジションランプを、LEDに変更できるとは考えないほうがいいでしょう。

安易に、LEDをつけても、車検に通らなければもともこもありません。ポジションランプ・スモールランプは、白色でなければならないのは、既にお話ししました。

青色や、ピンクなどがオシャレでいいと考えることもありますが、ポジションランプの色の変更は、保安基準に不適合になるので注意をしてください。LEDにしたいと考えるものの、実際にそれほど私達に選択肢はなく、白いモノから選択する程度です

K(ケルビン)

さらに、ポジションランプのLEDの色温度を単位で表示し、結構わかりづらいと感じることもありますが、おおかた目安は、6,000K(ケルビン)程度と考えるようにしてください。

実際に、ポジションランプを点灯させてみて、青白く見えてしまうモノに対して、相当車検の問題ではリスクはあります。無論、ポジションランプは安全のためにつけているのであって、つけていて暗すぎるというのも問題です。

しかし、かつ、ポジションランプは、他のクルマにとって迷惑なほどの明るさであっても駄目です。そのような意味では、やはり、夜間で前方300mから先の距離から見える必要があるというルールにしっかり従う必要があります。

実際に、いろいろポジションランプをつけた人たちの声を聞けば、LEDの光には指向性が高いこともあり、ポジションランプのLED交換によって、なかなか見通しの範囲を満たせないで、車検に通過できなかったという人たちもいます。

ということは、ポジションランプ・スモールランプ交換は、かなり神経も使わなければならないことになります。

ポジションランプの熱問題が気になるという人たちもいます。LEDは、消費電力は低減できるとしても、おもっている以上熱いという印象を持つ人たちもいます。

ポジションランプに、高輝度のLEDを狭いカバーの中に設置してしまうことで、熱が内部に籠もってしまうケースも考えることができます。そして、その熱によってかなりLEDの寿命が短くなってしまうことも考えることができます。

そして、気がつけば、ポジションランプ・スモールランプのカバーが溶けてしまっていることも起こることがあります。ですから、そのような対策として、やや価格は高めですが、熱対策にヒートシンクのモノなど選択するといいでしょう。

バイク

バイクに乗っている人たちも、ポジションランプを変えたいという気持ちが起こることもあるでしょう。バイクに対しての認識も普通車と同じでいいでしょう。やはり、バイクのポジションランプにおいても、青、緑に変えたいと考える人たちはいるみたいです。しかし、バイクも車検にしっかり通過する必要があり、警察の目線も気になる問題です。

やはり、バイクにおいてもポジションランプは、白色が基本です。ただし、方向指示器、非常点滅表示灯、側方灯と構造上でひとつのモノに対しては橙色でも問題はありません。

古いタイプのバイクなら、淡黄色、黄色の色でも通過する場合はあります。しかし、青、緑は、違法と判断されるケースは結構あります。赤いポジションランプなんて、絶対に通過しないでしょうし、無難な色合いをしっかり考えて交換する必要があります。

実際に、バイクのポジションランプは街で、青色など見かけることがありますが、そのようなバイクに乗っている人たちがいたとしても、車検はほとんど通過しないでしょう。

ですからあまり効率のいい方法とはいうことができません。そのようなバイクに待っている人たちって、そもそも車検の必要のないバイクに乗っている可能性があります。車検時にだけポジションランプを外して、白色に変えているのではないでしょうか。

警察

目立つポジションランプにしていれば、警察にとめられてしまうこともあります。実際に、違法でないとしても、警察に、違法でないことをいちいち説明しなければならない事態に陥ってしまうこともあります。

そして、たかが、ポジションランプの問題に過ぎないのに、裁判所にまで抗弁をしにいかなければならないケースも過去にはありました。お気に入りのポジションランプをするというのもいいですが、ちょっと面倒くさいことになってしまうかもということもしっかり考慮しなければならない問題です。

みなさんは、ポジションランプを派手にしたい気持ちもあるでしょうけど、まだまだポジションランプには、判断が分かれる問題点もあったりします。そのような意味でも、やはりポジションランプの意識は白色が正しいのではないでしょうか。ポジションランプの範囲は、無駄に個性を発揮するところではありません。

問題

ポジションランプに対して、さまざまな問題点も車検において浮上していたりします。もともとポジションランプがあるものに対して、後から外せば車検に通過できるのかという点にも、時々問題は浮上しています。

車検という問題では、車検場によって判断が違うことも起こる場合があります。現状では、ポジションランプを外しても、車検に通過できる場合のほうが多いのではないでしょうか。

ただし、電力をおさえたいからポジションランプを外すというのは、それほど大きなメリットはありません。そのとき、LEDに変えるということも方法です。

配線

ポジションランプ・スモールランプはそのままの状態で、配線カットをしておくという人たちもいます。そのような状態でも、なかなか車検では通過しないほうが多いです。

もともとついているランプがつかないということに対しては、やはり問題を指摘されるのが当たり前と考えるべきでしょう。整備不良という問題は、車検が見落とさないでふるい落とすケースです。

ポジションランプの色

ポジションランプ・スモールランプには、いろいろな色があり、みなさんも個性をアピールしたいから、違う色にしたいという気持ちはあるでしょう。ポジションランプをLED化するにしても、車検に通過できるかと言う問題を考えておく必要があります。白色範囲に収まっていることが条件です。

ヘッドライトとも考え方は似ていて、平成17年12月31日までに製造されたクルマなら、白でも黄色でも問題ないということです。 ケルビン数を問う人たちもいますが、実際には法律的に、ケルビン数で決められている訳ではありません。ポジションランプに、6000ケルビンのモノを選択したにしても、紫のように見える6000ケルビンもあり、緑に見えるものもあります。

白色範囲の上限の目安として考えるのなら、7000ケルビンを越えない程度という感じでしょう。ただし、7000ケルビンでも車検に通る場合とそうでない場合があります。

なかなかここのあたりが、ポジションランプの難しい問題を抱えていますが、車検での、
検査員の目次第と言うことも起こりえます。

白ではなく青の領域だと判断されてしまった場合には、車検に通過できない場合もあります。7000ケルビンにはちょっとリスクの高い境界部分があると言っていいでしょう。

白色範囲

白色範囲には下限もあります。2500ケルビンってどう見ても黄色に見えますが、白色範囲という意味では、3000ケルビンがギリギリ付近という感じでしょう。

オレンジ

車検という視点で、ポジションランプ・スモールランプについて考えるのなら、方向指示器、非常点滅表示灯また側方灯と構造上一体のものは橙色でも可能ということです。

車検というものは、検査官の主観によるところも多分にあって、車検対応となっていても車検場で通過できないというケースもあるので、そのような意味では、純正でそのまま運用するのがベストともいうことができます。

みなさんが、クルマにカスタムという意識を持つことによって、それなりリスクは存在しているものとして考えてください。

ポジションランプの交換方法

まず、ポジションランプ・スモールランプ交換で意識しなければならないのは、ポジションランプが安全性のためにつけるモノであり、それを理解した上でLEDに交換するのもひとつの方法だということです。

女性の人たちでも、クルマのポジションランプを交換さようと考えるのなら、案外簡単にすることができます。クルマのカスタマイズの中でも、比較的簡単にできる方法なので、があるとも言えます。

自分自身のクルマに対して、カスタマイズすればより愛着心をわかせることができます。ですから、みなさんも一度、ポジションランプなどに、意識を向けてみてはいかがでしょうか。

購入

インターネットでも、結構簡単にポジションランプ・スモールランプを購入することができます。オートバックスやイエローハットというのでもいいですし、ヤフオクという場合もあるでしょう。やはり、気軽に交換することができる点が、ポジションランプ・スモールランプの大きなメリットとして考えることができます。

ポジションランプ・スモールランプの取り付けは、T10コネクタに差し込むだけです。工具不要で、素手ですることができます。 ポジションランプ・スモールランプの種類は、玉の形状によって3種類があります。ほとんどT10です。価格は、2つセットで200円からあり、4000円以上のモノまでいろいろあります。

10年は劣化しない

LEDランプは、最大でも5wなので感電する心配も考えないでも大丈夫でしょう。実際に、ポジションランプの取り付け費用も、それほど高くはありませんので、自分自身でするというよりも、お願いしてしまってもいいのではないでしょうか。

ただし本体以上に工賃がかかるということはあるみたいです。インターネットでなら、かなり安い価格で、LEDのポジションランプも購入することができるでしょう。やはり、どうせ交換するのならLEDがいいでしょう。LEDにポジションランプをすれば、10年は劣化しないでそのままの状態でも大丈夫です。

形状

LEDのポジションランプの形状にはいろいろ違いがあります。小型のLEDが花びらのように取り付けてあるタイプのモノや、面LEDが正面に取り付けてあるタイプ、そして面LEDが側面にも取り付けてあるタイプ、二重の側面になって全体が長いタイプなどです。

取り付け

ポジションランプを取り付けする場合、自分で取り付ける場合、端子に手が届かないことがあるので、そのようなときにはニッパーなど使用するといいでしょう。

ポジションランプのデイライト化

いま、まさに、ポジションランプ・スモールランプに対して、新しい試みを考えている人たちもいるのではないでしょうか。デイライトキットとは、LEDのポジションランプを常時点灯化させる方法のことを言います。

昼間明るくすることができて、ライト点灯時は通常のポジションランプの明るさにすることができます。純正の耐久性をしっかり維持させて、安基準とも両立させることができます。

LEDポジションランプのみを常時点灯させることができナンバー灯が点いたり、ナビが夜間モードになったりししないで済ませることができます。

問題点をクリア

通常のポジションランプをONにすれば、全部の機能を正常化させることができます。純正ポジションランプを利用し、後付のデイライトのような違和感はありません。

昼は明るく視認性もアップさせることができます。明るくてもヘッドライトには負担がかからないということも大事な条件であり、この商品はそのような問題もしっかりクリアしてくれています。

ポジションランプの車検での注意点

道路運送車両の保安基準は、車検の基準とされているので、既にお話ししていますが、車幅灯の色、明るさについての規定はしっかりルールを守る必要があります。個数は2または4個で、左右対称、車体の最外側から400㎜以内など、ポジションランプは、自由に設置しておけばいいというモノではありません。

色は白色で、全てが同色であるというルールにも従う必要があります。そのポジションランプは、夜に、前方300mの距離から点灯を確認することができるでしょうか。光源は5W以上30W以下確保しているでしょうか。光度は300cd(カンデラ)以下である必要があり、照明部は15平方cm以上の大きさである必要があります。

しかし、車検に関して言えば、ランプの種類についての制限はあるという訳ではありません。ですから、規定はしっかりクリアしなければならないですが、ポジションランプは、LEDに変更しても大丈夫です。

オシャレにポジションランプを交換

いかがでしょうか。ポジションランプ・スモールランプーの交換は、案外、気楽なモチベーションでできるカスタムのひとつとして考えることができます。しかし、そのとき、しっかり車検については考える必要があります。

この記事を参考にして、ポジションランプのカスタムに挑戦してみてください。

初回公開日:2018年05月09日

記載されている内容は2018年05月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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