プリウスαでの快適な車中泊方法│改造方法/マット/ブログ紹介
更新日:2024年06月23日
プリウスαで快適に車中泊する方法
プリウスαでの車中泊の最大のメリットは、車内に完備された電源オプションにもあります。それも1500Wもの容量があるので、車中泊用であれば小型冷蔵庫やアイロンなどの小さい家電であれば十分使えます。
また、主な車はエンジンを切ってしまうとエアコンがきかなくなりますが、プリウスαはバッテリーで動かせるため、エンジン音もなく快適に過ごすことができます。ただし、エアコンの使いすぎはガソリンを消費しやすくなるので、注意が必要です。
プリウスαでの車中泊時には、主な乗用車同様まずリアシートを前に倒し、寝床を確保する必要があります。もちろんこれだけでは完全水平にはなりませんが、寝転んでしまえば体重でリアシートのシートが沈み水平になります。プリウスαはリアシートを倒せば奥行き170cmほどのスペースがあるため大人2人は車中泊することができます。
プリウスaとは
プリウスαは2011年からトヨタで販売されている乗用車の1つで、見た目だけで言うと、同社製品のプリウスの車体を伸ばした形になります。それは単に乗り心地の良さを追求したわけではなく、車中泊や大量の荷物を積める。などといった従来のプリウスに、さらに機能面をプラスαしたものになっています。
乗車定員は、5人乗りと7人乗りがあり、グレードが大きく分けてGとSの2つあります。それぞれのグレードで価格が異なり、Sは比較的スタンダードなタイプで、Gは内装を充実させ「バイ・ビームLED」を標準装備しています。Gのタイプのみ運転席側合成皮革インストルメントパネルなど装備されておりますが、どちらも乗り心地を追求したモデルとなっているため、長時間走行でも疲れを感じさせないのが魅力の車です。
プリウスαの車中泊にマット
車中泊で欠かせないのが睡眠のためのマットです。マットなしで寝る事ももちろん可能ではありますが、車のシートで長時間寝続けるのはさすがに大人になるときつくなってきます。
特に、よく車中泊をするだろう方にマットは欠かせませんので、こちらにプリウスαで使うのにピッタリのマットをご紹介します。
「イスカ(ISUKA) コンフィライトマットレス165 2037」
プリウスαは、シートを倒すと段差が生まれてしまうためマットも段差をなるべく感じないようなものを選ぶ必要があります。
そこでするのが、「イスカ(ISUKA) コンフィライトマットレス165 2037」です。こちらのマットは全長162cmとプリウスαでも敷きやすいサイズになっています。厚みも3.2cmあり、倒したシートに生じた段差も気になりません。また、ノンスリップ加工も施されているため睡眠中もずれることなく安心して休むことができます。
収納方法もとてもシンプルで、空気を抜いて転がすだけで簡単にまとめられることができるので、手間もかかりません。普段、車中泊でも雑魚寝で済ませていた方がこれを使うと手放せなくなる。そんな一品です。
KAC_有限会社加倉 収納ケース付き 低反発マット
7人乗りのようにあまり収納スペースが少ない。そんなプリウスαになのが、「KAC_有限会社加倉 収納ケース付き 低反発マット」です。こちらは、NBR素材を使用しており耐摩耗性、耐老化性が非常に高いのが特徴です。さらにトランクルームにも収納しやすく、コンパクトに縮めることができるため、簡単に出し入れすることもできます。
夜は熟睡用にシートを倒して広々使うのも良いですし、昼間は仮眠用に一部敷いて休むこともできるなど、気分や時間帯に合わせて対応することができます。見た目は少し薄いですが、クッション性に優れているため、車中泊には十分なマットといえます。カラーバリエーションも豊富なため、デザインを重視したい方にもです。
プリウスαの改造方法
冒頭でも説明しましたが、プリウスαには見た目の変わらない「5人乗り」と「7人乗り」に分かれています。異なる点があるとすれば、そのシート数ゆえに構造上バッテリーの種類が異なる点と、収納スペースが7人乗りの方がせまくなってしまう点にあります。
そんなプリウスαですが、改造も自由にできます。中古車のお店に行くと、それぞれカスタマイズされたプリウスαが見受けられます。ただし、プリウスαの内装や外装を交換する際は、5人乗りと7人乗りそれぞれに対応したサイズが決まっているので注意が必要です。
5人乗り、7人乗りそれぞれの特徴ごとに改造方法をご紹介していきます。
5人乗り
5人乗りプリウスαは、2列目のシートの下にニッケル電池を使用しております。7人乗りのリチウムイオン電池の方が性能は上ですが、その分後部座席のスペースが広く快適に乗ることができ、かつ価格を抑える目的もあります。
その上で改造にピッタリの商品は、エンジンを簡単にパワーアップできる「プリウスα専用 高性能サブコンピューター」です。こちらの商品を使用すると、エンジンをパワーアップさせることができるので、アクセル反応が気になる方にです。
7人乗り
先ほども説明しましたが、7人乗りプリウスαは、5人乗りと違ってニッケル電池を入れるスペースがないため、小型のリチウムイオン電池を前方に設置しています。その分こちらの方が性能が良いいので、いざ交換しなくてはならない自体に遭遇すると高くついてしまいます。
加えて、2列目、3列目のスペースが狭いため、座席数ピッタリの人数で長時間走行するのは向いていません。そこで7人乗りのプリウスαにしたい改造は、クッション性に優れたオリジナルのシートを交換することです。それだけでスペース不足の難点は解消しきれませんが、普段から大人数や家族で出かける方や、あまり大きな車を買えない・置けない方にはこの方法をします。
プリウスαの車中泊ブログ紹介
これまでプリウスαの車中泊のメリットや商品、改造方法について述べてきましたが実際の声に勝る説得材料はありません。実際プリウスαで車中泊を経験した方達のブログをご紹介していきます。
「代表の個人的な趣味のブログ」
ベニヤとツーバイ材を使えば
出典: https://ameblo.jp/take-ken-blog/entry-11284877034.html |
大抵の車は快適に寝られる様になると思います
皆さんも興味があるならやってみてはいかがでしょうか?
スケジュールにとらわれない車中泊…
何気に楽しいですよ(笑)
こちらの方は、自らベニヤ板を使ってプリウスαを快適な車中泊用に改造しております。後部座席のシートを倒した後に生まれる、前の席と後部座席の間の隙間も枕にするなどアイデア性に富んだ車中泊生活をしております。
「車中泊実践記、基本テクニックと便利アイテムまとめ」
仮眠と割り切ってしまえばそれなりに快適です。
シートと背もたれには段差があるのでそこはタオルなどで埋める必要があります。総じて、工夫は求められるものの、十分に車中泊をすることは可能。
出典: http://ieuruon7.com/article/180227026.html |
あえてネガを明るく言えば、工夫しがいがあるクルマです。
こちらの方は、プリウスα7人乗りをあえて前の席のリクライニングシートを倒して車中泊するスペースを作っております。車中泊といっても一口にキャンプのような本格的な宿泊だけではありません。長時間の走行は疲労がたまり、集中力が低下することで事故を引き起こしかねません。そんな時に仮眠できるスペースが作りやすいのもプリウスαの魅力の1つです。まさに工夫した車中泊といえます。
「プリウスα(7人乗り)で車中泊」
◎想像していた以上に快適で、熟睡出来ました。
◎これだけの簡単に作った割には体重で板がたわむことは全くありませんでした。
(2人就寝は試していません。)×しかし、2列目、3列目シートを倒した上に組んでいるため(最大+15cm弱)
出典: http://zw40wawxgb.blog.fc2.com/ |
ベッドの上で、上半身を起こすと、頭が天井にぶつかるのにはあきれました。
プリウスαでは我慢するしかありませんね。
こちらの方は、プリウスα7人乗りで実際車中泊してみた上で、メリット・デメリット、使用感、気になった点などを細部に渡ってまとめています。しっかり20ヶ月使用したとあるため説得力も増します。また、こちらの方も木材を必要に応じてカットし、車内をカスタマイズしています。
改造してプリウスαをセカンドハウスにしよう!
プリウスαは単純に車だけ購入する形でも、前席のシートを倒せば寝ることはできます。しかし、先述したブログにもあるように本格的な車中泊をするには多少費用をかける必要があります。
費用といっても工夫次第で、家にあるもので代用することも可能で、あまり使わない布団やクッションを使うだけで快適さは大きく上がります。また、専用のカスタマイズ商品を購入するとしても約2〜3万円ほどで十分揃えることが可能です。
インテリアや家電も自分好みに設置することができますし、車中泊というよりも家にいるような感覚で生活することも夢ではなく、やり方次第でセカンドハウスを手に入れるた気分を味わえます。大人数での車中泊は難しいので、2人、またはお子さんを含む3人での車中泊を満喫するためにぜひ挑戦してみて下さい。
初回公開日:2017年11月08日
記載されている内容は2017年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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