スズキイグニスでの快適な車中泊方法|マット紹介
更新日:2024年06月28日
スズキイグニスで車中泊する方法
コンパクトカーSUZUKIイグニスでドライブがてら車中泊はいかがでしょうか?車中泊は、キャンピングカー等の大きな車でするものだと思われる方もいると思いますが、少しの工夫で気軽にできてしまいます。
ホテルや旅館では体験する事が出来ない非日常的な空間で、特別な時間を過ごせます。また、車で出かけてそのまま車で泊まるという利便性が車中泊にはあります。今回は、コンパクトではあるけれど、マイルドハイブリッド搭載で燃費のいい頼もしい4WD設定のあるSUZUKIイグニスで車中泊する方法をご紹介します。
イグニスってどういう車?
テレビCMやラジオ等で頻繁に聴いたことはあるが、イグニスはどういう車なのかよくわからないという人も少なくないのではないでしょうか。そこで、大まかではありますがイグニスについてご紹介します。
SUZUKIイグニスは2WD・4WD共に排気量1.2Lのハイブリッド車であり、スズキグリーンテクノロジーという環境への配慮と安全技術が盛り込まれた車です。
また、燃費と運転操作の快適性を両立しています。特に、安全技術面では二つのステレオカメラが人間の目のように人や他の車両を見分け、衝突回避をアシストしてくれるデュアルカメラブレーキサポートは、2016年度の予防安全性能評価で最高ランクを獲得しております。イグニスの安全性は抜群です。
主な諸元
【エンジン】
・エンジン型式 K12C
・エンジンタイプ 直列4気筒DOHC
・総排気量 1,242L
・最大出力 67kw〈91PS〉/6,000rpm
・最大トルク 118N・m〈12.0kg・m〉/4,400rpm
・使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
・燃料タンク容量 2WD:32L 4WD:30L
・燃費(JC08) 2WD:28.0km/L 4WD:25.4km/L
【モーター】
・モーター型式 WA05A
・動力用電池 リチウムイオン電池
・最高出力(ネット) 2.3kw〈3.1PS〉/1,000rpm
・最大トルク(ネット) 50N・m〈5.1kg・m〉/100rpm
【駆動系】
・トランスミッション CVT
・最小回転半径 4.7m
【寸法と重量】
・全長 3,700mm
・全幅 1,660mm
・全高 1,595mm
・重量 2WD:880kg 4WD:920kg
・室内長さ 2,020mm
・室内幅 1,365mm
・室内高さ 1,250mm
・乗車定員 4人
車両のグレードと価格
◆HYBRID MZ
2WD:1,641,600円〜 4WD:1,778,760円〜
◆HYBRID MZ(セーフティーパケージ)
2WD:1,738,800円〜 4WD:1,875,960円〜
◆HYBRID MX
2WD:1,501,200円〜 4WD:1,638,360円〜
◆HYBRID MX(セーフティーパケージ)
2WD:1,598,400円〜 4WD:1,735,560円〜
◆HYBRID MG
2WD:1,382,400円〜 4WD:1,519,560円〜
◆HYBRID MG(セーフティーパケージ)
2WD:1,479,600円〜 4WD:1,616,760円〜
寝る場所の作り方
イグニスで車中泊するなら寝る場所は断然荷室スペースがです。イグニスは、リアシートを倒せば258Lの荷室スペースが415Lにまで広げる事ができ、しかも床はフラットになります。(HYBRID MGは除く)
しかし、諸元の室内長さからも察する事ができますがフラットにしても縦の長さが123cm程しかないので、体を縦にして足を伸ばして寝るのは難しいです。一人で車中泊する場合に限りますが、体を縦ではなく斜めにするならば、足をある程度伸ばす事ができ、あまり窮屈な思いをする事なく休む事ができます。
スズキイグニス車中泊でのマット
イグニスでの車中泊は、マットは厚めの低反発タイプの物が相性抜群です。フラットにはなりますが、シートとシートの間の隙間が気になりますし、何と言ってもイグニスに限らず車のシートバックは硬いため、体の凹凸に形状を合わせてシートの隙間を埋めてくれる低反発タイプのシートが車中泊には向いています。厚さがあり、すぐにしまえて持ち運びに便利なものを選びましょう。これで体にストレスをかける事なくイグニスで車中泊を楽しむ事ができます。
スズキイグニスでの車中泊にグッズ
イグニスで寝る場所が決まりました。次は、ただ車の中で寝るだけではなく、より快適に、そして車中泊特有の非日常感をもっと楽しく味わいたいとは思いませんか?そこで、もっと車中泊が快適になる便利グッズや車中泊の楽しみが増えるグッズを紹介していきます。
日差しを防ぐサンシェード
サンシェードは、夏などの強烈な日差しから車内の温度上昇を防いでくれて、非装着状態と装着状態では、車内温度が平均5℃ほどの違いがあると言われています。車中泊のみならず、普段使いのことも考えて遮光性の高いものを選びましょう。
また、サンシェードは日よけの効果だけではなく、周囲から車内を覗かれずにすむので、高速道路のSA・PAや道の駅の駐車場など人の流動が多くなることが予想される場所などで車中泊をする際には必須アイテムです。
吊り下げタイプの虫除けグッズ
夏など、夜でも気温が高い日の車中泊は暑いからといって、エアコンをつけるためエンジンをかけっぱなしで寝るわけにもいきません。イグニスは、ハイブリッドシステム搭載とはいえ、アイドリング状態で何時間も置いておくと確実に燃料が減るので、風通しを良くするため各ドアのウインドウを少し下げて休むのが最適です。
そこで問題なのが、蚊などの虫対策です。屋外ならば蚊取り線香を炊きたいところですが、車内の場合は車両火災の元になるので火や、電気を使用する必要がなく、また場所をとらない吊り下げタイプの物を選びましょう。イグニスの吊り下げ場所としてはルームミラーの付け根がです。
小型LEDランプ
小型のLEDランプは、車中泊でのお休み前の空間を演出してくれる事はもちろんの事、駐車場所の周辺を散策をする際にも重宝するので是非持っておきたいグッズです。
また、万が一の災害時等でも使用できるように電池式ではなく車のシガーソケット等から充電ができる充電式の物を選びましょう。もちろん、イグニスはシガーソケットが標準装備です。USB電源からLEDランプ本体を充電するタイプがほとんどですがシガーソケットからUSB口型に変換できるアダプターも売っているので、そちらと合わせて購入する事をします。
イグニスならこんな使い方もできる!
ハッチバックタイプのイグニスは、バックドア開口部が大きく開くため簡易屋根にもなります。リアシートを倒して荷室をフラットにした状態で座ってご飯を食べたり、今後のドライブの計画を立てたりと、同じ車でも運転席に座っている時とは違った過ごし方ができます。大きめのレジャーシートを持っていれば吸盤等でバックドアに付けてキャンプなどでよく見かけるサンシェルター代わりにする事も可能です。
イグニスで車中泊をしてみよう!
今回は、スズキイグニスの紹介と、快適に車中泊を楽しむための便利グッズを紹介しました。車中泊は、車にそれほど興味がなければわざわざ窮屈な思いをしてまで車に泊まるのは嫌という方や、まだまだ抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。しかし、グッズをしっかりと準備すれば車中泊は案外楽しいものです。
イグニスはキャンピングカーほどの設備や大きさがあるわけではありませんが、ハイブリッドと4WDの組み合わせによりドライブやアウトドアにピッタリの車です。すでにイグニスを購入している方はもちろんの事、これから購入を考えている方も、通勤や買い物だけでなく是非、車中泊をしてみてください。
初回公開日:2017年08月13日
記載されている内容は2017年08月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。