阿蘇のの道の駅・道の駅グルメ・営業時間紹介
更新日:2024年09月29日
道の駅の魅力って?
道の駅とは、自動車の運転を安全に行うための道路環境の提供や、地域振興を目的とした施設です。トイレなどの休憩所、24時間いつでも無料で利用可能な駐車場、道路や観光の情報提供、観光施設などが備わっています。
ところで皆さんはサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)と道の駅との違いをご存知ですか。実は、SAとPAは高速道路の休憩施設なのに対し、道の駅は一般道路の休憩施設を指します。それが、両者の大きな違いと言えるでしょう。
その駅ごとに楽しいイベントを行っていたり、地域の特色を生かした施設があったりと、最近は休憩目的ではなく、道の駅巡りを旅のメインにするなんて人も増えています。
温泉
道の駅のなかには、なんと温泉がある駅もたくさんあります。足湯や本格的な天然温泉など形態はさまざまですが、運転の合間に温泉で疲れを癒すなんてとても贅沢だと思いませんか。ただ、営業時間外は入ることができませんのでご注意ください。
車中泊
旅行に出かける場合、事前に宿泊場所を確保することはとても重要です。しかし予約が取れなかったり、経済的な理由から車中泊を考える場合もあるでしょう。そんな時は、24時間使える駐車場や休憩施設のある道の駅が便利です。事実、道の駅で車中泊をしている方も多くいらっしゃいます。
道の駅全てで車中泊できるわけではない
しかし、建前上は道の駅での車中泊はできないことになっています。(国土交通省の見解では仮眠程度はOK)そのため、やむおえず車中泊をする場合も、こういった決まりがあることを頭に入れておく必要があるでしょう。
また、はっきり車中泊や長時間停車を禁止する看板を設置している駅もありますので、注意が必要です。反対に、RVパークといって、車中泊可能な認定を受けている施設もあります。車中泊をする場合は、できる限りRVパークの認定を受けている駅の利用をします。駅内や周辺に温泉があるとさらに快適です。
阿蘇のの道の駅紹介
阿蘇とは熊本県にある地名で、阿蘇山とその周辺を指します。カルデラで有名な阿蘇山や大観峰、阿蘇ファームランドや阿蘇カドリー・ドミニオンなどの観光スポットも多く、とてものある地方です。今回は、そんな阿蘇地方にある道の駅の情報をたっぷりとお届します。
阿蘇
熊本県阿蘇市黒川にある道の駅です。112台収容できる駐車場の他にバイク専用駐車場や駐輪場も備わっています。さらに24時間利用可能な手洗い場や、無料が嬉しい電源供給設備、オストメイト対応の多目的トイレ、ベビーベッドなどがあり、とても充実した施設が特徴です。駅のすぐ近くには、コインランドリーと日帰り温泉「夢の湯」があるのも嬉しいポイントです。こちらは、車中泊も受け入れ可能な道の駅です。
馬まんは絶品!
また、こちらの道の駅のオリジナル商品である「馬まん」が美味しいとです。こちらは馬肉のしぐれ煮を具とした肉まんで、馬肉のコクと味付けが絶妙と評判を呼んでいます。さらにASO田園空間博物館(総合案内所)では、地元の方しか知らないような耳よりの情報をご案内しています。
周辺には阿蘇カドリー・ドミニオンまで1.5km、モーモーファーム竹原牧場までは1.8kmと近いので、家族連れにもです。
波野
道の駅 波野は、熊本と大分を結ぶ国道57号線上の熊本県阿蘇市波野に位置しています。道路情報のほか、周辺の道の駅情報や阿蘇の観光情報、医療情報などのさまざまな情報が提供されています。名物の蕎麦をはじめとする食事処や特産品コーナーもあり、蕎麦の手打ち体験も行っています。
手打ち体験は、10時~16時までで当日の受付もできますが、予約状況によっては体験できないこともありますので、事前予約をされることをします。近くには、なみの高原やすらぎ交流館という宿泊施設もありますので、ゆっくり滞在することも可能です。
大津
道の駅 大津は国道57号線沿いの熊本県菊池郡大津町にあります。大津町は、阿蘇の玄関口として知られています。こちらの道の駅では、名産のからいもを使った「からいもの鯛焼き」がとなっています。
その他、特産品が揃う物産館や工芸品や日用品を扱う工芸館でショッピングを楽しむこともできます。昨年3月には、赤牛レストランよかよかもオープンしています。ただこちらの道の駅では、2時間以上の長時間駐車は禁止とされていますので注意が必要です。
大津町にある昭和園では、春に毎年つつじ祭りが行われています。春に訪れたら、ぜひ行ってみてください。
小国
熊本県阿蘇郡小国町にある道の駅 小国は、国道387号・442号沿いの豊かな自然のなかに建っています。こちらの特徴は、ユニークな外観のゆうステーションです。逆台形の形に、全面ミラーガラス張りでとてもインパクトがあります。その見た目から、美術館と勘違いしてしまう方もいるほどです。
そんなゆうステーションの1階には、阿蘇のお土産がところ狭しと並んでいます。品ぞろえが多いと口コミでも評判です。2階は、小国の情報発信スポットとなっており、観光や特産品、文化などの情報を初め、就職や住まいの情報なども幅広く発信しています。
道の駅からは坂本 善三美術館へ車で5分、北里柴三郎記念館へ車で7分、小国ドームへは車で2分で行くことができ、観光スポットも充実しています。
阿蘇の道の駅の営業時間
道の駅の駐車場は24時間利用可能ですが、総合案内などは、施設によって営業時間が設けられています。
道の駅 阿蘇は、トイレや手洗い場は24時間利用可能ですが、電源供給設備の利用時間は午後6時~翌朝8時まで、ASO田園空間博物館(総合案内所)の営業時間は9時~18時となっています。
また、道の駅 波野の営業時間は、売店が8時~20時、体験施設と博物館・美術館は10時~17時です。そして道の駅 大津は9時~18時30分、レストランは10時~22時まで営業しています。最後に道の駅 小国は8時30分~18時となっています。それぞれの営業時間は季節によって変動することもありますので事前の確認をします。
阿蘇の道の駅グルメ紹介
道の駅に行ったら、休憩と同じくらい楽しみなのはその土地のグルメではないでしょうか。ここでは、阿蘇周辺の道の駅で楽しむことができるグルメをご紹介します。
ソフトクリーム
ご当地ソフトクリームは、各地の道の駅でも販売されている大スイーツです。道の駅 阿蘇では、なんと2件の牧場のミルクを使ったソフトクリームを食べ比べることができます。味の違いをぜひ確かめてみてください。他にもヨーグルト味のソフトクリームも販売しています。その他、道の駅 波野で販売されている蕎麦ソフトクリームも美味しいと大です。
赤牛
今大注目の和牛、赤牛をご存知ですか。赤牛とは、阿蘇の自然の中で育った、黄褐色単色の毛色をした牛です。ジューシーで柔らかな肉質と、赤みが多いゆえのヘルシーさで大の和牛です。
そんな赤牛は、道の駅でも楽しむことができます。道の駅大津の赤牛レストランよかよかは、精肉店が直営しているため、良質な赤牛をリーズナブルに楽しむことができます。あか牛丼やローストビーフ丼、あか牛カレーなどが美味しいと評判です。また道の駅 阿蘇でも赤牛を使った弁当が販売されています。
道の駅巡りで阿蘇のグルメを堪能しよう!
いかがでしたか。今回は、阿蘇地方にある道の駅について詳しくご紹介しました。それぞれの駅に個性があり、魅力がたくさんあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。一日で全て周るのも可能な距離ですので、ぜひ道の駅めぐりをしてみてください。阿蘇の魅力を再発見できますしです。
初回公開日:2017年11月09日
記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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