伊豆の道の駅・道の駅・グルメ紹介

伊豆の道の駅は？

伊豆には８箇所に道の駅があります。は下から、伊豆ゲートウェイ函南、伊豆のへそ、花の三聖苑伊豆松崎、くるら戸田、下賀茂温泉湯の花、天城越え、開国下田みなと、伊東マリンタウンです。

道の駅はその土地の特産物や観光を目玉にそれぞれに特徴や売りがあり、魅力的な内容になっています。道の駅のの差には立地条件や交通事情なども含まれています。伊豆のどの道の駅も、それぞれにとても魅力的な特徴があります。８つの道の駅のの秘密を探索していきましょう。

伊豆のへそとは？

鮎の友釣りの発祥の地、天城山の水が流れこむ狩野川のすぐ目の前に建つ大仁の道の駅「伊豆のへそ」。釣り・アウトドアスポーツ・ウォーキング・サイクリングの拠点として国道414号線沿いに設置されています。狩野川の遊びに関することなら、なんでも案内してもらえます。伊豆半島の中央に位置する道の駅であるという事と、隣接する岩山「城山」の形状がへそのように見えるという理由から伊豆のへそと命名されています。

「伊豆のへそ」には、地元の野菜や特産品、伊豆のおみやげなどが販売されています。オリジナルバウムクーヘンの焼き立てが食べられるおしゃれなバウムカフェや、地ビールや青バラのソフトクリームが好評です。バウムクーヘンの工場は外から見学ができます。観光施設「IZU・WORLD　みんなのHawaiians」が隣接しています。

松崎の道の駅とは？

なまこ壁で有名な西伊豆の松崎町の山のふもとに設置された道の駅「花の三聖苑伊豆松崎」は、露天風呂を併設した立ち寄り温泉「かじかの湯」と、美しい花壇と直系11メートルの花時計が魅力的な花に囲まれた道の駅です。キャンプ代わりに車中泊をする観光客も多く、電気自動車急速充電器設備があります。設立は古く1991年オープンで、道の駅に登録されたのが1995年です。

花の三聖苑伊豆松崎では、日本での生産量を誇る桜の葉を利用した製品が数多く販売されています。お食事処・天城山房では、名物の桜葉そばや桜葉クッキー、桜葉アイスを食べることができます。地元特産のみかんや野菜、土産物なども販売されています。松崎の山奥ではわさび田も作られています。

花の三聖苑伊豆松崎とは？

松崎の道の駅の名称にある三聖人とは、幕末から明治にかけて活躍した松崎町出身の学者や実業家のことを指します。花の三聖苑伊豆松崎の敷地内には、それらの偉人の活躍を現した建物が設置されていて、彼らの足跡をたしかめることができます。

松崎を流れる那賀川の支流池代川沿いには、春になると桜並木と菜の花が咲き乱れます。花の三聖苑伊豆松崎から松崎港へ向かう途中の田園にも、春になると花畑が咲き乱れ、たくさんの観光客が訪れます。松崎港の町なかにはなまこ壁の旧家が軒を連ね、海水浴客でにぎわいます。少し先には長八美術館や神社、重文岩科学校などの観光施設もあります。

海の幸、山の幸を兼ね備えた歴史ある花とロマンの里・松崎は、見どころ満載です。ドライブの足を伸ばしてみる価値ありの道の駅です。

天城越えとは？

伊豆半島最高峰の山々で構成された天城山のふもとには、原生林がそびえる昭和の森がひろがっています。渓流沿いにはわさび田が作られ、わさび漬の産地として有名です。三島から下田に抜ける下田街道（天城路）の天城峠には有名な天城トンネルがあります。天城峠を越える旅人は天城越えと呼ばれていました。平安時代からある天城峠は、伊豆の踊り子などの名作の舞台になった場所です。

周辺には日本の滝百選のひとつでもある有名な浄蓮の滝（付近に「浄蓮寺」という寺院があったことからこの名がついたとされています）や浄蓮の滝資料館、旧天城トンネルや河津七樽という７つの滝など、天城の豊かな美しい水に関係した見どころがたくさんあります。

天城越えはわさびの産地？

道の駅「天城越え」では、わさび収穫体験やわさび加工体験ができます。わさび漬の直売所や手作り品のお店があります。わさびソフトクリーム、わさび丼やイノシシ・鹿肉の郷土料理も食べられます。レストランから眺める庭園は美しく、秋は紅葉スポットとなっております。駐車場内には電気自動車の充電器があり、森林博物館・伊豆近代文学博物館・天城グリーンガーデンなどの見学施設が併設されています。天城グリーンガーデンはシャクナゲで有名です。

伊東マリンタウンはなぜがある？

全国・道の駅を誇り、伊豆の道の駅の王道をいくのが「伊東マリンタウン」です。伊豆の玄関口である伊東市の相模湾を望む絶景スポットに設置され、伊豆の旅への中継地点としての役割も果たしています。ショッピングモールにスパと観光がドッキングしたような魅惑的な道の駅・伊東マリンタウンは、ドライブインや観光地、絶景ポイントと多くの魅力を兼ね備えたスーパー道の駅です。キュートなゆるキャラ、ねこのマリにゃんとかもめ隊長のグッズも販売されています。

伊東マリンタウンのの秘密は、なんといってもその敷地面積の広さにあります。カラフルな建物はバザール棟、スパ棟、ポートセンター棟に分かれていて、大道芸などのパフォーマンスが行われている太陽のステージや海の駅・伊東マリンロードも併設しています。みやげショップ、レストランなど２１店舗と天然温泉、遊覧船、関東最大の無料足湯と内容もたいへん充実しています。

伊東マリンタウンの魅力とは？

伊東マリンタウンの目の前は海です。遊覧船に乗ることもできますし、天然温泉にも入ることができます。伊東マリンタウンの道路を挟んだ反対側には大手のチェーン販売店があり、必要な物を買い足すことができます。伊東市内には老舗温泉旅館がたくさんあり、宿泊や日帰り温泉を楽しむことができます。絶景を眺めながらショッピングやランチ・ディナーも堪能できる伊東マリンタウンは、旅の途中の立ち寄りスポットとしての役割も果たしています。

伊東マリンタウンはイタリアンから寿司や海鮮丼まで、食事もたいへん充実しています。みやげもの屋もたくさんそろっています。試食もできますし、魚介類からお菓子までありとあらゆる伊豆のおみやげが集まっています。特筆すべきはスイーツで、伊東市の和菓子屋は人口比では日本でを誇ります。は一進堂のうり坊・ぐり坊です。老舗の和菓子の熟練の味を堪能してください。海を見ながら食べると幸せになるアイスクリーム屋もです。

伊豆の道の駅紹介は内容重視で！

伊豆の道の駅はそれぞれに売りと特徴があります。あちこちから湧き出る天然の温泉は、富士箱根伊豆火山帯ならではの特色です。ドライブを楽しみながら広々とした駐車場完備の道の駅で車中泊をして、伊豆の足湯や温泉を堪能してみてはいかがでしょうか。

温泉のある道の駅とは？

温泉施設のある伊豆の道の駅は、伊東マリンタウンと花の三聖苑伊豆松崎、くるら戸田の３箇所です。どれも天然の温泉で、旅の疲れを癒すには最高の施設です。

は、沼津市の南部に位置する道の駅「くるら戸田」です。くるらとは、来るでしょ、来るよねという意味の伊豆の方言です。くるら戸田には、1986年に湧き出た西伊豆戸田温泉の源泉かけ流しの日帰り入浴施設「壱の湯」があります。施設内はボディソープやリンスインシャンプーが常備されていて、持ち込みはくるら戸田内での購入商品のみとなっています。利用時間は10時から21時です。外に無料の足湯もあります。

戸田に深海魚？

くるら戸田の施設内には５00円前後で食べられる軽食が用意されています。駿河湾内の戸田港は、沖に出るとすぐに海が深くなる場所です。底引き網漁が盛んな戸田港では昔から深海魚が多く獲れます。メヒカリと呼ばれる深海魚を使った食事メニュー、フワッととろけるような軽い食感の「トロボッチフライ丼」を食べることもできます。くるら戸田には深海魚の海産物や戸田の特産品を使った加工品、西伊豆の朝採り野菜や希少な柑橘「たちばな」を使ったスイーツなどがおみやげとして売られています。

戸田は海水浴に温泉、深海魚を含む魚介類の食事などがたのしめる有名な観光地です。駿河湾の向こうに富士山が見える夕陽の景勝地でもあります。くるら戸田には歴史や文化の拠点として、加工・調理体験室や高齢者交流ルームなどの市役所の支所も併設されています。戸田の歴史や観光、深海魚についての説明がされている無料の展示コーナーもあります。

車中泊できる道の駅は？

伊豆の道の駅はどこも車中泊ができますが、下田の道の駅「開国下田みなと」が特にです。高さ制限が2.5メートルの屋根付きの駐車場があるからです。キャンピングカーなどの大型車両用には、もう一か所の青空駐車場が利用できます。清潔なトイレの近くに駐車できます。大型車13台、普通車207台が駐車可能です。開国下田みなと施設内のトイレは男子25器、女子18器です。

下田はペリーの黒船が来航した歴史的な観光地です。開国下田みなとの目の前にある下田港には、水族館、ロープウェイ、下田湾の遊覧船とたくさんの観光が用意されています。下田のレトロな町並みを背景にあじさいや季節ごとのお祭り、ご当地グルメの金目コロッケなどを食べながらの散策などもたのしめます。

道の駅・開国下田みなとは、下田の歴史と自然をテーマにしたハーバーミュージアムとしての役割も果たしています。開国下田みなとからは下田湾が一望できる他、下田観光案内所と日本で唯一のJGFAかじきミュージアム（有料）が併設されています。

下田のおみやげは？

下田といえば魚介類が有名です。道の駅「開国下田みなと」では、干物、あわび、さざえ　伊勢海老などの新鮮な魚介類がたくさん販売されています。伊豆といえば金目鯛です。金目鯛せんべいなど、名物の金目鯛をメインとした各種おみやげや手づくりのお菓子、道の駅グッズなども購入することができます。ＪＡ直売センターには、地元野菜や果物、わさび漬けやみかんワインなど、下田の特産物を利用した製品が数多く取りそろえられています。

開国下田みなと内にある下田の地元魚介類が味わえる地魚回転寿司は、130円から味わうことができます。金目鯛の煮付けや定食メニューも提供されています。金目鯛をカリカリに揚げてアメリカンバーガーとドッキングさせた名物「下田バーガー」もこちらで堪能できます。下田産の夏みかんで作られた無添加の夏みかんシャーベットもです。

足湯のある道の駅は？

足湯のある伊豆の道の駅は伊東マリンタウン、くるら戸田、下賀茂温泉湯の花です。どれも天然温泉で、無料で利用できます。

は伊東マリンタウン（９時から16時・雨天休業）です。全長43メートル、70名が使用できる関東最大級のペットも入れる足湯です。目の前にひろがる伊東港を眺めながら、足湯と共にオーシャンビューがたのしめます。オリジナルのタオルも購入できます。

ペットが入れる足湯わんらぶゆーは小型犬と大型犬用に分かれいて、飼い主と仕切り越しに一緒に入れる愛犬家必見の足湯です。

伊豆の道の駅グルメ紹介！

山も海もある伊豆は食材の宝庫です。伊豆の道の駅には、数え切れないぐらいのグルメ料理やスイーツが取りそろえられています。特産のみかんを使ったジュースやおみやげもたくさん売られています。道の駅ではそれらの特産物をまとめて購入することができます。

伊豆の道の駅のメインはレストランやすし屋などの食事処です。立ち食いそばやうどんも海藻や桜葉を練り込んだものなど、他とは一味ちがったメニューが提供されています。澄んだ空気や美しい風景と一緒に道の駅のおいしいグルメを堪能しながら、伊豆の旅を満喫しましょう。

温泉地にある道の駅とは？

南伊豆町にある下賀茂温泉は、伊豆の最南端にある高温の湯が出る温泉地帯です。「下賀茂温泉湯の花」は伊豆の道の駅のなかでも伊豆最南端にあります。弓ヶ浜から石廊崎へ向かう途中の国道沿いにあり、天然の足湯（10時から17時・年中無休）に無料で入れます。

下賀茂温泉湯の花の近くには、温泉旅館（入浴だけでもOK）や日帰り入浴施設「銀の湯会館」、温泉熱を利用した「下賀茂熱帯植物園」などがあります。下賀茂温泉は古くから湯治場として発展してきました。海にも近く、各旅館では新鮮な魚介類を調理した料理が出され、特に伊勢海老料理が有名です。

下賀茂温泉で野菜が買える？

下賀茂温泉の豊富な温泉熱を利用して、ビニールハウス内でマスクメロン（さとう温泉メロン）が栽培されています。下賀茂温泉湯の花では、この温泉メロンをソフトクリームにのせた温泉メロンソフトを食べることができます。

下賀茂温泉湯の花が特に力を入れているのが、地元農家など約580名以上が出品している野菜の販売所です。旬の野菜をリーズナブルな値段で購入することができます。豆の種類などもたいへん豊富です。伊豆の道の駅で野菜を購入するなら下賀茂温泉湯の花がです。地元の芸術家による展示館も併設されています。

すいかとサイクリングの函南？

伊豆の道の駅には地元で作られた新鮮な野菜が売られています。地元野菜で作られた手作りの漬物や弁当、名産品などもたくさん販売されています。平均的な野菜の価格よりも低料金で提供されている場合が多くあり、伊豆ならではの珍しい野菜も販売されています。

野菜料理をメインとした道の駅が2017年5月にオープンしました。伊豆縦貫道から伊豆中央道へつながる道の途中、狩野川の近くにある道の駅「ゲートウェイ函南（カンナミ）」です。函南といえばすいかの名産地です。ゲートウェイ函南にはすいかを原料としたすいかバゥムクーヘンが、メインのみやげ物として売られています。

函南は丹那高原トマトなど、函南トマトも名産です。甘くておいしいと評判の高濃度トマトの味が、道の駅「ゲートウェイ函南」で堪能できます。

オラッチェってなに？

函南はもともと水田が盛んな土地でしたが、丹那トンネル工事による水源喪失で酪農への変換を余儀なくされました。函南には「酪農王国オラッチェ」というテーマパークファームがあり、連日、親子連れや観光客でにぎわっています。そのオラッチェの農産物をゲートウェイ函南で購入することができます。は丹那牛乳を使った濃厚なオラッチェソフトクリームです。伊豆ではポピュラーな丹那牛乳はこちらの名産です。

ゲートウェイ函南は、野菜を中心としたレストランが充実している道の駅です。高濃度トマトなど、おいしい函南の野菜を使用したレストランや野菜のお寿司が食べられるすし屋などが軒を連ねています。サイクリストたちの休息と交流をテーマとしたカフェや駐輪場、コンビニなども完備されています。国道の向こう側へは展望歩道橋で渡ることができます。展望テラスからは広大な狩野川や富士山を見渡すことができます。レンタルスペースも完備されていて、各種イベントも随時おこなわれています。

海鮮丼が超ド級？

海沿いの道の駅では海鮮丼が充実しています。は、相模湾の目の前にある道の駅・伊東マリンタウンです。伊東マリンタウンではフードコートやすし屋、刺身・定食屋など、海鮮丼を出すお店がたくさんあります。

なかでも伊豆高原ビールの、朝獲れの魚類をふんだんに使った超大盛りの海賊丼がです。その日によって丼の中身がちがうのもたのしみのひとつです。伊豆高原ビールの特徴であるイタリアンメニューやワインも数多くとりそえられている、海の目の前にあるおしゃれなカフェレストランで堪能できます。

伊東マリンタウンでは、他にもラーメンやうどん・そば、ピザやパスタなど、さまざまな食事メニューをたのしむことができます。新鮮な伊豆の食材とおいしい味付けで、どのメニューも好評です。

いちご大福がおいしい！

静岡県伊豆の国市江間はいちごの栽培がたいへん盛んな土地です。静岡県下で最大のいちご狩りができる場所でもあります。江間の伊豆中央道途中には、いちごを栽培しているビニールハウスと共にドライブイン「いちごプラザ」があります。

いちごプラザ内にはコンビニや食事処、いちごを加工したいちごサブレなどのいちご製品を含むお土産コーナーと共に「大福や」があります。朝摘みの大粒のいちご（地元特産の紅ほっぺ・香りが高く果汁が多い）を使用した自家製手作りのいちご大福が名物です。季節限定でいちごが２粒入ったいちご大福もあります。商品が無くなり次第、閉店します。三島駅近くに数店舗の支店があり、通信販売も行っています。伊豆中央道普通車の通行券プレゼントなどのユニークな企画もあります。

たまごやってなに？

静岡の卵専門店「たまごや」は100種類もの卵商品が売られているお店です。三島の国道沿いにある食のテーマパーク「伊豆・村の駅」内にあります。三島ブランド・箱根山麓で放し飼いにされたにわとりの「日の出たまご」が使用されています。「日の出たまご」はとうもろこしを食べた鶏が産んだオレンジの黄身を持つ日の出のような卵です。

「たまごや」の名物は日の出たまごを使用したプレミアムパンケーキです。チーズスフレのようなフワフワしっとりのパンケーキにメープル味のホイップバターがトッピングされています。たまごのおいしさと一緒にしっとりとした特殊なパンケーキが堪能できます。

他にもバームクーヘン・カステラ・フルーツタルト・かき氷・たまごたっぷりんなどのスイーツや、親子丼・ふわとろオムライス・たまごかけごはんなどがあります。おみやげコーナーには日の出たまごも販売されています。

伊豆の道の駅はおいしさと楽しさが満載！

伊豆は都心からの交通の便が良く観光バスが行き交う幹線道路は整備されていて、ドライブには最適な土地です。海や山の自然環境に恵まれた風光明媚な伊豆は古くから観光が盛んです。今日では道の駅を多く配し、観光客が快適に過ごせる条件がそろえられています。

伊豆で友人や家族とたのしいドライブをたのしみながら、道の駅でおいしい食事やスイーツ、温泉や足湯を満喫できます。道の駅の車中泊で伊豆の奥地へ足を延ばし、半島を一周することも可能です。長いお休みがとれたら、道の駅をめぐる伊豆一周の旅に出発してみてはいかがでしょうか。