秩父の季節別ドライブプラン|冬/夏/秋/春など
更新日:2024年08月25日
秩父のドライブで季節別スポット
冬のは「三十槌の氷柱」
「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」は岩清水が凍って作られた氷柱で、芸術的な景観は見事で冬の名勝スポットになっています。秩父市の大滝地区は冬季における朝晩の冷え込みは厳しく、巨大な氷柱群が自然の造形美を生み出します。
大滝地区の荒川沿いで1月中旬から2月中旬まで見れる氷柱は、夜にライトアップされると実に幻想的で神秘的な雰囲気が漂います。秩父の冬のドライブでは、芸術的で幻想的な氷柱の造形美を楽しむことができます。特に夜がで、ライトアップされた光景に多くの人が魅了されてしまいます。
秋のは「秩父ミューズパーク」
秩父ミューズパークは、秩父市と小鹿野町にまたがる長尾根丘陵に位置する公園です。公園の広大な敷地には、スポーツの森ゾーン、音楽の森ゾーン、文化の森ゾーンがあります。自然に囲まれた多彩な施設が完備されており、さまざまなレジャーが楽しめます。
スポーツ施設をはじめ、子供が楽しめる設備や遊具、キャンプ場やコテージ宿泊施設、四季折々の花木が植栽された庭園、レストランやショップなど、数多くの充実した施設が完備されています。
例年10月下旬から11月上旬には約500本のイチョウ並木が美しく黄葉し、味わい深い秋の風情を楽しむことができます。小さな子供から大人まで誰もが楽しめる施設であり、家族一緒の秩父ドライブ旅行にです。
夏のは「彩の国ふれあい牧場」
彩の国ふれあい牧場(秩父高原牧場)は山の頂上に広がる牧場で、筑波山や東京スカイツリーが遠くに見えるなど関東平野を一望できます。牧場の中心施設「モーモーハウス」では畜産や牛乳などに関する情報が得られ、アイスクリームやバター、チーズなどの手づくり体験もできます。
遊歩道や多目的広場などが整備されており、牛をはじめ羊やウサギなどを観察したり動物とふれあうこともできます。子供も大人も楽しめる施設なので、家族一緒のドライブプランにスポットです。
標高500メートルの広大な敷地には約1,500万本のシャーレーポピーが植栽されていて、真っ赤な花が一面に咲き誇った光景は感動的です。ファミリーで楽しめる牧場であり、子供連れのドライブ観光では家族みんなで有意義な時間を過ごせます。
春のは「長瀞の桜」
長瀞(ながとろ)の桜は「日本のさくら名所百選」に選ばれており、桜の名所として広く知られています。秩父の長瀞周辺には約三千本もの桜が植えられており、3月下旬から4月下旬までさまざまな種類の桜を楽しめます。
長瀞の桜の中で最も早く咲く樹齢二百年のエドヒガンザクラに始まり、八重桜の開花シーズンにはライトアップされた夜桜も楽しめます。中でも、長瀞駅から荒川に沿った「北桜通り」の景色は圧巻で、約2.5キロメートルにも及ぶ桜のトンネルが続きます。
長瀞町の指定天然記念物に指定されている「法善寺しだれ桜」や、上長瀞駅前から長瀞駅前まで約1.5キロメートル続く桜のトンネル「南桜通り」など、見どころが実に豊富です。桜の季節に秩父をドライブすると、まさに感動的で幻想的な景色を楽しむことができます。
ドライブで寄りたい秩父のスポット
長瀞渓谷
長瀞渓谷(ながとろけいこく)は荒川上流の渓谷であり、国の特別天然記念物「岩畳」や「ライン下り」などでとても有名です。岩畳の上流には「埼玉県立自然の博物館」があり、博物館前には「日本地質学発祥の地」の碑が建てられています。
長瀞渓谷は景勝地として広く知られており、岩畳の新緑や紅葉の季節には県内外から大勢の人々が訪れます。川岸から景色を眺めるのみならず、「ライン下り」で船からの景色も楽しめます。ライン下りは船頭さんが付いており、小さな子供からお年寄りまで誰もが利用できます。他にもカヌーやカヤック、ラフティングなどを体験できます。
少し上流の「親鼻橋(おやはなばし)」下の川原には水道やトイレが設置されており、バーベキューやキャンプを楽しめます。川原には車で降りることが可能なので、秩父のドライブ旅行には絶好のスポットです。首都圏から車で2時間程度、日帰りのドライブ旅行にです。
秩父のドライブで見逃せない絶景スポット
「羊山公園」の芝桜の丘
「羊山公園」の芝桜の丘は、春の季節において秩父で最もがある観光スポットです。植栽面積は関東でもの規模を誇り、ピンクや白、紫色など9種類、約40万株以上もの芝桜が植えられています。鮮やかに敷きつめられた花の絨毯を見ようと、開花時期には県内外から数多くの人々が訪れます。
芝桜の開花時期は4月中旬から5月上旬、この時期に秩父をドライブする際に一番のスポットです。開花期間中は「秩父路の特産市」が開催され、秩父の特産品が勢揃いします。圧巻の景色とお土産品を手にすることができます。春の秩父ドライブでは見逃せない絶景スポットです。
「中津峡」の紅葉
「中津峡」は中津川が形成した渓谷で、高さ100mにも及ぶ断崖絶壁が約10km続いています。秩父エリアは山々や渓谷に恵まれ、紅葉の見所がたくさんあります。数多い紅葉スポットの中でも、中津峡の紅葉は奥秩父を代表する紅葉ポイントとして有名です。
赤や黄色に染まった木々の鮮やかな彩りは圧巻で、埼玉県指定の名勝地に選ばれています。付近には温泉施設などもあり、多くの旅行者や観光客がドライブ途中で立ち寄って美しい紅葉を楽しんでいます。渓谷沿いに道路が続く場所が比較的多いため、ドライブの移動中でも鮮やかな絶景を楽しめます。
秩父の行き帰り途中のスポット
狭山湖(埼玉県所沢市・入間市)
狭山湖(正式名称「山口貯水池」)は、埼玉県の所沢市と入間市にまたがる人造湖です。周辺は県立狭山自然公園となっており、その美しい自然の景観は埼玉の「自然百選」や「ダム湖百選」に選定されています。
ソメイヨシノとツツジが咲く名所として知られ、春には花見を楽しむ家族連れなどで賑わいます。秋には紅葉、冬は湖面に映る富士山など、1年を通して四季折々の美しい景色を楽しむことができます。狭山湖周辺は県内から秩父への主なドライブルートとなることが多いため、ドライブ途中で立ち寄りその美しい景色を多くの人が楽しんでいます。
埼玉県大宮公園(さいたま市大宮区)
埼玉県営公園の中では最も長い歴史があり、古くから人々に親しまれ最も利用者の多い県営公園です。総敷地面積67.9ヘクタールという広大な公園で、日本庭園をはじめ博物館、動物園、遊園地などの施設が整っています。
公園内には約1,200本もの桜が植えられており、春の開花時期には大勢の花見客で賑わう名所となっています。公園内には「自由広場」もあるので、さいたま市内から秩父へのドライブ途中に立ち寄り、休憩やお弁当を広げて食事することもできます。
道の駅ちちぶ(埼玉県秩父市)
秩父市の中心に位置し、秩父市内を通る国道140号沿いにある道の駅です。ドライブでの立ち寄りはもとより、秩父路観光の拠点として大勢の観光客に利用されています。秩父周辺の旬な情報をすぐに効率良く集めることができます。
秩父の特産品や道の駅ちちぶ限定のお土産品の販売コーナー、秩父の食材による郷土料理が味わえるレストランが整っています。ドライブ途中での食事や休憩、ドライブルートの情報入手など、ぜひ利用してみてください。
奥多摩湖(東京都奥多摩町)
奥多摩湖は、東京都が使用する水の約2割を供給する貴重な水源です。東京都の奥多摩から秩父にわたる地域は、広大な面積を誇る「秩父多摩国立公園」に属しています。東京都内でありながらも四季折々の自然の彩りが楽しめ、まさに首都圏のオアシスとなっています。
秩父多摩甲斐国立公園内を通る19.7kmの「奥多摩周遊道路」があるので、景色を楽しみながらドライブができる理想のスポットです。周遊道路には駐車場が数ヶ所設置されており、ドライブを中断して休憩したり奥多摩湖を眼下に眺めることもできます。
秩父はドライブが楽しくなる魅力的なエリア
秩父の最大の魅力は何と言っても豊かな自然、景勝地と絶景スポットが豊富にあるのは大きな魅力です。秩父エリアのほぼ全域において、通年にわたり四季折々の美しい景色を存分に楽しめます。
景勝スポットのみならず、さまざまなレジャー施設も多数あります。充実した設備が整った公園や牧場、道の駅や温泉施設などが点在しており、ドライブ旅行に欠かせない食事や休憩場所を見つけるのも比較的容易です。
関東近県に在住の人であれば、日帰りで秩父をプチ旅行できます。ファミリーで楽しめるスポットも多数あるので、家族揃って充実した時間を過ごせます。ぜひ秩父路のドライブを楽しんでみてください。
初回公開日:2017年10月25日
記載されている内容は2017年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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