ドライブレコーダーの必要性・一覧10
更新日:2024年09月23日
ドライブレコーダーとは
ドライブレコーダーとは、自分の運転する車に取り付ける事で映像と音声を録音してくれる車載装置のことです。事故などの映像などはもちろん、ドライブの際の景色なども撮影してくれるので、運転中に見ることができなかった場面をドライブレコーダーを通して見ることができます。また、運転支援システムという機能も充実してきており、不注意での事故防止効果も期待できます。
最近ではドライブレコーダーの映像がニュースで取り上げられる事も多くなり、以前よりも知名度は上がっている事は間違いないでしょう。
ドライブレコーダーの必要性
はたして、自分の車にわざわざ搭載する意味はあるのでしょうか。
ドライブレコーダーが主に活躍する場面と言えば『交通事故』の時です。日常的に車を運転する人が一生のうちに事故を起こしてしまう確率は約40%と言われており、5人に2人は事故を起こしているということになります。想像しているよりも交通事故は身近な存在と言えるでしょう。
あなたは事故に遭った時にどのような対応ができるでしょうか。全くパニックにならずに冷静に判断できる方はあまりいないのではないでしょうか。そんな事故の場面で必要となってくるのがこのドライブレコーダーです。
その時の映像を警察や保険会社に提出することもできるため、資料として取り扱ってもらえる場合があります。それにより、事故処理をスムーズに進めることができたり、自分発言に偽りがない事の証明をすることもできます。
また、当たり屋のどの詐欺被害を防いだり、相手側の信号無視などを証明する道具としても活用することもできます。
つまり、自分に起こりえる被害を防ぐ保険としても、ドライブレコーダーは搭載しておいて損はありません。
メーカー別ドライブレコーダー運転支援システムなどの比較
運転支援システムとはいったいどういったものなのでしょうか。
運転支援システムとは、運転中に危ないと判断された場合に警報が鳴るシステムの事です。不注意で起こるものを中心に設定されています。
1つのドライブレコーダーにはいくつかの運転支援システムが組み込まれている場合も多く、大体のドライブレコーダーはいらない警報を消すなどのカスタマイズができるようになっています。
運転支援システムの種類を紹介いたします。
運転支援システムの主な種類
前方衝突警報
前方いる車との距離を測定し、近くなりすぎた場合に警報が鳴る
車線逸脱警告
車線をはみ出そうだと判断された場合に警報がなる
出発遅延警告
前方の車が発進してから自分の車が動き出すタイミングが遅いと判断された場合に警報が鳴る
ケンウッド
ケンウッドと言えばオーディオメーカーとして有名ですが、最近ではドライブレコーダーでもが上がって来ております。値段は格安とは言えませんが、その分動画の画質の綺麗さ、リアルタイムでの動画視聴、また最新モデル『DRV-610』には逆光に強いWDR搭載され夜中でも相手のナンバープレートが確認できるなど、動画の安定性を求めるのであればケンウッドの製品を選ぶのが最適なのではないでしょうか。
録画のタイミングについても、常時録画、センサー録画、手動録画を選択することもでき、自分に合った録画方法を選ぶことができます。SDカードの挿入も可能で手元に保存しておくことも可能になっています。最新の『DRV-610』モデルは128GBのSDカードにも対応しており、長時間の録画が可能となっているのも良い特徴の1つと言えるでしょう。
ただし、問題の運転支援システムについては、最新モデル『DRV-610』などに車線は逸脱警告、前方衝突警告、発信遅れ警告がつき始めましたが、鳴ってほしいタイミングで鳴ってくれないなどの声が多く上がっているため期待をしすぎるのは良くないでしょう。
運転支援システムではなく、映像での情報がほしい人や旅行中の景色の撮影の為に利用したいという人にはケンウッドがです。
ユピテル
ユピテルと言えば、2014年まではドライブレコーダーのシェア率が最も高い企業として有名でしたが、大企業の進出により苦戦を強いられていました。しかしながら、バラエティー豊かでさまざまな形の種類を出しているユピテルは、よりよい物を求める人や前回の改善点を考慮して購入する人にとてもうけている印象がです。
また、長細いデザインが豊富なのも魅力的です。やはり、置く場所と言えばルームミラー付近になります。運転中にドライブレコーダーが視界に入ると気になってしまう方もいるのではないでしょうか。サイズが小さいことで邪魔になりません。
動画については安定して質の良く取れるものが多く、HDRによる逆光対策も標準以上であり、発色も良い印象がもてる。さらに、ノイズがはいりにくという口コミもよく見かけます。
ただし、運転支援システムについて搭載が始まったのは最近です。運転支援を必要としている人が増えたという事が関係あるでしょう。今後発売される機種にも運転支援システムが組み込まれた物が多くなっていくことでしょう。
ユピテルのドライブレコーダー
出典: http://car-accessory-news.com/drive-recorder-yupiteru/ |
ドライブレコーダー一覧10
今回の一覧は上で取り上げたケンウッド、ユピテルの中からよく売れている商品を一覧方式で紹介していきます。
10 ユピテル DRY-V2
発売日:2016年 7月
対応メディア:microSDHCカード
録画時間:約960分
GPS:×
Gセンサー:○
HDR:○
運転支援システム:特になし
9 ケンウッド DRV-630
発売日:2017年10月下旬
対応メディア:microSDHCカード
GPS:○
Gセンサー:○
HDR:○
運転支援システム:前方衝突警告、車線逸脱警告、発進遅れ警告、リフレッシュ通知、エコドライブ表示、等
8 ユピテル DRY-WiFiV3c
発売日:2016年 3月
対応メディア:microSDHCカード
録画時間:960分
GPS:○
Gセンサー:○
HDR:○
運転支援システム:特になし
7 ユピテル DRY-mini50c
発売日:2017年 6月下旬
対応メディア:microSDHCカード
録画時間:約480分
GPS:×
Gセンサー:×
HDR:×
運転支援システム:特になし
6 ユピテル DRY-SV50c
発売日:2017年 4月中旬
対応メディア:microSDHCカード
録画時間:約480分
GPS:×
Gセンサー:○
HDR:×
運転支援システム:特になし。
5 ケンウッド DRV-830
発売日:2017年11月中旬
対応メディア:microSDXCカード
録画時間:309時間20分
GPS:○
Gセンサー:○
HDR:○
運転支援システム:前方衝突警告、車線逸脱警告、発進遅れ警告
4 ケンウッド DRV-320
発売日:2016年 9月中旬
対応メディア:microSDHCカード
GPS:○
Gセンサー:○
HDR:○
運転支援システム:特になし
3 ケンウッド DRV-325
発売日:2016年 9月中旬
対応メディア:microSDHCカード
GPS:○
Gセンサー:○
HDR:○
運転支援システム:特になし
2 ユピテル DRY-ST3000P
発売日:2017年 6月
対応メディア:microSDHCカード
録画時間:約420分
GPS:○
Gセンサー:○
HDR:○
運転支援システム:特になし
1 ケンウッド DRV-610
発売日:2016年 3月上旬
対応メディア:microSDXCカード
録画時間:約11時間40分
GPS:○
Gセンサー:○
HDR:○
運転支援システム:前方衝突警告、車線逸脱警告、発進遅れ警告
まだドライブレコーダーをつけていない人へ
最近、運転中のトラブルについて注目されてきています。単純な事故だけでなく、自己中な運転での急ブレーキや幅寄せなど、全国ニュースでも取り上げられるほど問題視されているます。最近のニュースでも、ドライブレコーダーのおかげで相手の特定などができ、逮捕することができたと言われていました。
たとえ、愛車を傷つけられても、証拠が無ければあなたがつけたことにされてしまいます。もしその場に第三者がいなければ証言してくれる人はいません。わざとぶつかってきた人に賠償金を多額に要求されてしまう可能性もあります。
事件には証拠が必須です。ドライブレコーダーは機械なので証言を隠蔽することはもちろん、相手の悪意のある行動も記録として残すことができます。急に降りかかる事態に備えることは重要です。
ドライブレコーダーは、単純な景色の撮影ではなく、運転中の自己防衛の一つとしても必要となってきています。交通事故は案外身近な存在です。ドライブレコーダーという証拠が無かったために自分の負担が増えてしまってからでは遅いということです。
運転支援システムなどの事故を予防してくれる機能が充実してきている今、良く分からないから買わないのは勿体ありません。ドライブレコーダーが一台あるだけで予防できることはたくさんあります。
この記事を読んでドライブレコーダーに興味を持った方。ぜひ、ドライブのお供としてもドライブレコーダーの購入を考えてみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2017年10月28日
記載されている内容は2017年10月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。