軽自動車のナンバー変更の方法と手順・ナンバー変更にかかる費用
更新日：2024年06月25日
ナンバー変更って何？
普段何気なく車に乗っていると目の前の車のナンバープレートに目が行くことってないでしょうか。ナンバープレートは車を購入した際に与えられるナンバーであり、数字の羅列もバラバラです。しかし中には誕生日を思わせるような数字の羅列であったり、『777』といったラッキーセブンを主負わせるような数字など個性を持ったナンバープレートを目にします。
『ナンバー変更』とは、初めに与えられたナンバーをある機関に申請することで変更することができる制度です。思い入れのある数字に合わせて変更する人も多くいるので気になっている人はこの記事を参考に『軽自動車のナンバー変更』を検討してみましょう。
軽自動車のナンバー変更ってどうすればいいの？
軽自動車のナンバーを自分のお気に入りのナンバーに変えたい、でも、どうやって変えたらいいのか分からないといった人は意外に多いのではないでしょうか。軽自動車のナンバー変更は普通車のナンバー変更と手順が異なるため『一体何から始めればいいの？』と難しく思えてしまう手続きでもあります。しかしきちんと手順を踏んで進めればスムーズに変更することが可能です。
ここでは、軽自動車のナンバーを変更するまでの流れや、必要な書類について紹介していきましょう。
軽自動車でも白のナンバープレート？
まず始めに、皆さんは軽自動車にも白のナンバープレートを付けられるのをご存知でしょうか。軽自動車のナンバープレートは基本的に黄色ですが、2019年にアジアで初めてラグビーのワールドカップが日本で開催される記念に、特別仕様の白のナンバープレートが2017年4月から交付された実例があります。
軽自動車なのに白ナンバーが付けられるという事でとてもがあり、寄付金をする事によってラグビー図柄が入ったナンバープレートも選べるので、使用後に記念品として部屋などに飾っておいてもいいですし、白色のプレートでナンバー変更することでオリジナリティーを出すことができます。
引越しで住所が変わったら軽自動車検査協会で手続きをしよう
引越しによって軽自動車の使用者の住所に変更があったときは、住所変更の手続きが必要になります。手続きを行う場所については、新しい住所の管轄にある軽自動車検査協会ですので、新しい住所の管轄を調べてみるといいでしょう。
管轄の軽自動車検査協会がわかったらそこへ行き、住所変更の手続きをする訳ですが、手ぶらで行けばいい訳ではありません。では何が必要なのか次の項目で紹介していきます。
住所変更に必要な物は？
軽自動車の所有に基づき住所変更の手続きに来てみたものの必要な書類が無くて手続きできない、そんな事にならないように必要な物をしっかり準備してから手続きに行きましょう。それでは、住所変更の手続きの際に必要なものを挙げていきます。
●軽自動車の住所変更に必要なもの●
1.自動車検査証
2.車の使用者と所有者の印鑑
3.使用者の新住所がわかる書類
以上、これら3つは確実に必要になります。さらに、軽自動車の車検査証に記載されている使用の本拠の位置に変更がある場合には、その車のナンバープレートも必要になるので覚えておきましょう。
また、どうしても自分で見てもわからない、という方は自動車検査協会に電話で問い合わせてみるのが確実です。丁寧に対応してくれます。ちなみに、必要な物をメモにしたファイルが自動車検査協会のホームページにありますので、そちらも参考にしてみると忘れ物なく手続きに行くことができるでしょう。
名義変更を自分でできるとお得
知人などから車を買う、譲って貰った時、皆さんは名義変更って代行に頼むことも多いのではないでしょうか。よくわからないから業者さんに頼んでやってもらうと楽ではありますが、およそ1万5000円～3万円くらいとお金が掛かってしまいます。業者さんによって価格設定が違うので一概には言えませんがそのくらいはかかると考えておいた方が良いでしょう。
一方で、自分で名義変更を行ったらどのくらいお得かというと、業者さんに頼むよりおよそ1万円以上もお得になります。このことを踏まえて考えると業者さんに頼んだ場合、ほとんどが手間賃としてお金が掛かっているという訳です。
ではそんなにも名義変更って大変なのかというと、そうでもないんです。どうしても用事があって自分で行けない、という場合以外は自分で行ってお得に名義変更しちゃいましょう。
軽自動車のナンバー変更にかかる費用・料金・手数料
さて、実際に軽自動車のナンバー変更をするとなったらどのぐらい料金がかかるのかと詳細が気になるのではないでしょうか。ここでは購入すべきもの、かかる費用、そしてすべての料金についてご紹介します。代行を使えば1万～かかる料金は実際自分で行うといくらなのか見比べていきましょう。
ナンバー変更に伴う費用の詳細
軽自動車のナンバー変更を行うにあたってかかってくる費用、書類を準備する際にかかる料金などを見ていきましょう。まず、持参すべき書類の中に住民票があります。この住民票を発行するのに400円ほどかかります。また、ナンバー変更の手続きを行う軽自動車協会にて購入するものもあるので予めお金の準備をしておきましょう。
●軽自動車協会にてかかる費用●
・新しいナンバープレートの料金(1700円程度)
・自動車検査証記入申請書(50円)
・軽自動車税申告書(50円程度)
・ナンバー変更終了後行う軽自動車税課税停止の連絡費用(82円)
以上で2252円となり、代行に頼むよりかなり安くなることも分かります。また、車庫証明が必要な場合は別途用意するので費用はあがり、およそ5000円前後になってきます。また、希望ナンバーを取得するのであれば更に別途料金がかかってくるので注意が必要です。
希望ナンバー取得の際かかる費用
ナンバー変更に伴い希望ナンバーを取得する場合にかかる費用は、軽自動車であればペイント方式だとおよそ4,000円～4,500円、字光式であれば6,500円～7,000円程度を見ておくと良いでしょう。どちらにしても代行に頼むと跳ね上がる費用がかなり安く抑えられるのでナンバー変更をするのであれば費用を視野に入れたうえでどの方法をとるか考えましょう。
軽自動車のナンバー変更の必要書類
上記にてナンバー変更に伴う費用の詳細をご紹介しました。ここではナンバー変更の際に必要となる、準備すべき書類について見ていきましょう。
持参しなければならない書類
ナンバー変更の際軽自動車協会に持参する書類は以下の通りです。
●持参する書類●
・車検証
・住所を証明する書類(住民票のこと)
軽自動車協会にて準備する書類
・自動車検査証記入申請書（軽第1号様式または軽専用第1号様式)
・軽自動車税申告書
軽自動車のナンバー変更は代行できるのか
先述したように軽自動車のナンバー変更は代行に頼むことが可能です。しかし費用がかかってしまう上、業者によって値段も様々なので選びづらいというのが難点です。もしも時間に余裕があるのであれば自分で行うのがおすめですが、代行に頼むと最初から最後まで面倒なことも全て代行が行ってくれるので非常に楽ちんです。
ここでは軽自動車のナンバー変更を代行に頼む際必要となるものをご紹介します。
代行に頼む際は委任状が必要
自分ではない他の誰かにナンバー変更を頼む際は『委任状』が必要になります。この委任状は『自分の代わりにこの人に託します』という意思を表示する書類であり、これがなければ代行に頼むことができません。もちろん偽造することはできないので、きちんと自分で記入したものを代行に渡すようにしましょう。
軽自動車のナンバー変更は手順を踏めば簡単にできる！
今回は軽自動車のナンバー変更についてご紹介しました。車を購入後どうしてもナンバー変更を行いたい場合は軽自動車協会にて変更することが可能です。また、自分で行うか、代行に頼むかによって料金は大きく変わってきますので予め代行の料金を確認したうえで行動に移すようにしましょう。
軽自動車のナンバー変更は手順を踏めば何も難しいことはありません。実際に有給を使って自分で行って良かった、と感じている人が多くいます。しかしこれは個々の状況にもよるので、小さな子供がいたり、時間が避けないという人にとっては代行サービスを利用するのが良いと言えるでしょう。
初回公開日：2017年11月10日
記載されている内容は2017年11月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。