Search

検索したいワードを入力してください

通行止めの交通標識の意味と場所|歩行者/大型貨物/自動車

更新日:2024年08月21日

通行止めの標識の意味は、ここから先の道路で車両や歩行者の通行を禁止するということです。しかし、車両にはいろいろな種類があります。そのため、この標識にもいくつかの種類があります。これらは正しく理解していないと、違反や罰則の対象となってしまうことがあります。

通行止めの交通標識の意味と場所|歩行者/大型貨物/自動車

通行止めの交通標識の意味って何?

通行止めの標識の意味は、ここから先の道路で車両や歩行者の通行を禁止するということです。しかし、車両にはいろいろな種類があります。そのため、この標識にもいくつかの種類があります。これらは正しく理解していないと、違反や罰則の対象となってしまうことがあります。

大型貨物の場合は?

大型貨物の場合は上記のような標識があります。この標識の場合はここから先は、大型貨物自動車、大型特殊自動車、特定中型貨物自動車は通行止めとなります。

大型貨物自動車とは車両総重量が11トン以上、または最大積載量が6.5トン以上の車のことを指します。大型特殊自動車とはブルドーザーやショベルカー、クレーンなどのことです。特定中型貨物自動車とは中型自動車の中でも車両総重量が8トン以上11トン未満、または最大積載量が5トン以上6.5トン未満といった区別になっています。

自動車の場合は?

自動車には大型、中型自動車、普通自動車、自動二輪車や原動機付き自転車のことを指します。自動車にもこれだけの種類があるので、通行止め標識にも、これらに合わせて、いくつかの種類があります。

普通車の場合は?

上記の標識がある道路では普通車が通行止めとなります。正式には「二輪の自動車以外の自動車通行止め」となっているので、大型自動車や中型自動車も通行止めとなります。なので、大型自動二輪車、普通自動二輪車、自転車などの軽車両は通行する事ができます。

自動車

自動車と言っても、いろいろな種類があります。しかし、自動車の定義はエンジンなどの原動機で動力を作り、その力で車輪を回転させて進むことができる乗用車のことを指します。トラックも自動車に含まれます。ただし、レールや架線を必要とする電車などは自動車には含まれません。

二輪車の場合は?

二輪車の場合は上記標識があります。この標識では大型自動二輪車や普通自動二輪車、原動機付き自転車は通行止めとなります。上記と同じようにこちらは大型・中型自動車や普通自動車、または自転車などの軽車両は通行することができます。

原動機付自動車

原動機付自転車は車両区分の1つとなります。道路交通法では50ccから、道路運送車両法では125cc以下の 原動機を備えた二輪車のことを指します。いわゆる、原付と呼ばれるバイクのことです。

自転車の場合は?

自転車の場合は上記のような標識になります。この標識がある場合は、自転車のみ通行止めとなります。そのため、自動四輪自動車や自動二輪自動車は通行する事ができます。

上記以外の標識

上記で説明した他にも標識がいくつかあります。まず、上記の標識は自動車、軽車両、歩行者の全てが通行止めとなります。

上記の標識では車両のみ、つまり、歩行者を除いた自動車、自転車などの軽車両が通行止めとなります。

上記は車両の通行止めの組み合わせになります。そのため、画像の場合は大型・中型自動車や普通自動車、大型自動二輪車や普通自動二輪車、原動機付き自転車は通行止めとなります。

通行止めを違反したとき

車両通行止めの標識がある場所は、どの方向からであっても、侵入することができません。ただし、車両が通行止めなので、徒歩であったり、エンジンを切ってバイクから降りて押したり、自転車を降りて押したりすることで通れる場合もあります。

この車両通行止めの標識を無視した場合には、通行禁止違反となるので反則金や違反点数があります。原付や車の条件によって反則金は変わります。反則金の範囲は5000円〜9000円です。違反点数は共通で2点となります。

歩行者通行止めの標識

車両だけでなく、歩行者にも通行止めの標識があります。また、この標識は歩行者のみの通行止めとなるため、自動車や自転車などの軽車両であれば通行することができます。また、似た標識に横断禁止の標識があります。、横断禁止の標識がある道路は横切ってはいけないという意味なので、道路を通行するだけなら特に問題はありません。

海外の通行止めの標識

海外にも、当然ながら道路標識があります。しかし、日本とは交通ルールが違う部分があったりします。道路標識も見た目デザインで何となく意味はわかりますが、しっかりと内容を理解していないと危険なことも多いので、事前に知っておくようにしましょう。

アメリカの侵入禁止

基本的に標識はデザインを見れば、ある程度の内容がわかるように絵や図形、数字などを中心にデザインされています。アメリカでも同様です。上記の標識がアメリカの侵入禁止の標識になります。アメリカに限らず、警戒や禁止の標識は赤で囲まれていることが多いです。

アメリカの一時停止

上記の標識は一時停止の標識です。標識の下にALL-WAYと書いてあります。これは、交差点で複数の車が侵入したときに、先に入ったクルマから順に発進する、という意味です。また、どちらが先に入ったか微妙なときは右側のクルマが優先となります。もしも、一方の道路に停止線がなければ、停止線のない道路の車が優先となります。

ヨーロッパの侵入禁止

上記はイギリス、オーストラリア、フランス、ドイツなどで使われている侵入禁止の標識です。上記では赤い円の中に、白い横棒のデザインですが、赤い円の中に白い円が描かれていることもあります。

海外の交通ルール

海外と日本の交通ルールは違う部分があります。代表的な交通ルールの違いが、右側通行です。日本では左側通行なので、慣れない人は感覚の違いに戸惑います。

特に注意しないといけない場面は左折のときや、一方通行から対面通行の道に出るときなどです。左側通行が身に染み付いていて、つい左車線に入ってしまうという人は多いです。また、体が左側通行に慣れすぎて、逆方向の安全確認をしてしまうという人も多いです。

他にも、国によっては赤信号でも右折できる場合があったり、左折用の中央車線があったり、制限速度など、細かい部分で海外と日本で交通ルールが異なる部分があります。海外で運転するときは、その国の交通ルールをしっかりと把握しておきましょう。

通行止めの標識がある場所

通行止めの標識があるということは、その先の道が通り抜けできなかったり、危険であったりするときに設置されます。通行止めの標識は唐突に現れたりすることもあるので、注意しておかなければなりません。

車で通れない

上記は標識というよりも看板ですが、山道のような場所では、車が通れないほど道が細くなったり、車で通り抜けるには危険であったり、その先が行き止まりであったりなどする場所の手前に通行止めの標識が立っていることがあります。

標識の手前までは何とか車でも通行できる道が続いているため、このまま通り抜けられると油断していると、急に通行止めの標識に出会うことがあります。

上記は自転車が通行止めとなっています。商店街など、人の通りが多い場所の入り口でよく見かける光景です。場所によって、駐輪場が近くに用意されていたり、自転車は降りて押してくださいなどの注意書きがあったりします。

期間が決まった通行止め

上記のように、工事などで一定期間だけ通行止めとなることもあります。何ヶ月もかかる長期の工事のときもあれば、数日だけのこともあります。また、毎日7:30〜9:00までのように、決められた時間だけ通行止めとなる場合もあります。

交通ルールを正しく知ろう

交通ルールは細かい部分までしっかり理解していないと、自分が知らないうちに違反をしてしまっている場合もあります。何事もなければ良いですが、標識に気がつかなかったり、標識の意味を正しく理解できていないと、事故につながることもあります。

また、今回は深く触れませんでしたが、交通ルールには通行止めと侵入禁止などのややこしい部分があったりもします。交通ルールは正しく理解して安全運転を心がけましょう。

初回公開日:2017年11月11日

記載されている内容は2017年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related