【会社別】車の鍵を紛失したときの対応とかかる費用|保険
更新日:2024年10月08日
メーカー別車の鍵を紛失した場合の対応とは
車に乗ってお出かけするにしても、絶対に必要なのは車の鍵です。この車の鍵が無ければ、車を利用してお出かけすることはできなくなってしまいます。お家の中で車の鍵を紛失した場合は、家中を探せば恐らく見つかるでしょう。しかし、もし外で無くしてしまったら探しようがないと言えます。
車の鍵が無くてはどこへも行けなくなり、困ってしまいます。スペアがあれば対処できますが、スペアが無ければどうしようもありません。そこでまずは、さまざまな車の販売メーカー別で車の鍵を紛失したときの対応を見ていきましょう。
スズキ車の場合の対応とは
スズキというと軽自動車を多く販売しているイメージがあります。もしスズキ車の車の鍵をな紛失してしまった場合、古いタイプの車だとスペアがある場合があるので、スペアで何とか対処できるでしょう。
しかし、最近の車種ではイモビライザーというものが搭載されています。イモビライザーというのは、簡単に言うと車の防犯装置のことになります。イモビライザーがある鍵ですと、イモビチップと呼ばれるICチップが入っているため、チップに書き込まれたIDと車体登録されているIDが一致しないとエンジンがかからない仕組みです。
普通の業者では不可の場合がありますので、スズキのディーラーに頼む方が良いでしょう。
ダイハツ車の場合の対応とは
ダイハツもスズキのように軽自動車をよく扱う販売メーカーです。そんなダイハツ車の鍵を紛失してしまった場合、15000円~20000円ほどとなっています。イモビライザーの設定など込みの金額になります。
ただしダイハツに限ったことではありませんが、ダイハツ車でもそれぞれの車種によって多少金額の差はあるでしょう。
マツダ車の場合の対応とは
マツダ車の鍵を紛失してしまった場合は、まずは近くのディーラーに連絡をしましょう。詳しい費用についても連絡した際に聞きましょう。もし鍵のナンバーが分かれば、販売店で鍵の複製を作ることができます。スペアがあれば鍵の一般的な専門店で作ることもできますが、一部の車種の鍵では、特殊な形状のものになっていることがあるので、専門店で作成できません。
マツダの公式ホームページを見ると、鍵のナンバーを控えるようにと推奨しております。
もし鍵のナンバープレートを紛失した場合は、キーシリンダーごと交換しなくてはいけない場合があり、その際はマツダ販売店に相談しましょう。
日産車の場合の対応とは
もし日産の車の鍵を紛失してしまった場合、まずは販売会社に連絡をしましょう。スペア作成の時も同じです。鍵のナンバーがわかる場合は、そのナンバーおよび鍵ナンバータグを持って販売菓子は二渡しましょう。部品を注文してくれるようになっています。
電話での対応はできなく、車検証および車両名義人本人確認できる書類がなければ作成できないことになっています。鍵のナンバーが分からない場合も、本人確認が必要です。
インテリジェンスキーを紛失したら、早急に販売店へ連絡しましょう。インテリジェンスキーIDコードは削除され、もし悪用されそうになっても作動できないようにしてくれます。
ホンダ車の場合の対応
ホンダ車も最近はで、街中でもよく見かけます。そんなホンダ車も、最近ではスマートキーがほとんどです。スズキ車の際にご紹介したイモビライザー付きでホンダの車の鍵を紛失した場合は、1万円から作ってくれるでしょう。スマートキータイプの車の鍵は、もし鍵があってスペアを作りたい場合は、部品代と8000円ほどで作ってくれます。
しかし、今回の記事の主題である車の鍵を紛失してしまった場合は、スマートキーなら5万円近くかかります。かなり痛手の出費になりますので、絶対紛失しないようにするかスペアを作っておくか対策をしておくべきでしょう。
トヨタ車の場合の対応とは
そして最後に、世界で一番走っている日本車のトヨタの車の鍵を紛失してしまったときの場合です。もし鍵を紛失してしまう前のスペアを作るためであったら、14000円~37000円で作ってくれます。
そしてホンダ車と同じで、トヨタ車の鍵を紛失してしまったら50000円はかかると念頭に入れておきましょう。ただし、トヨタは一番売れている車メーカーですので、ディーラーではなくてもトヨタ車の鍵を作るのに対応している業者は多いです。そういったとこが大きなメリットになるでしょう。ですが、イモビライザーなどだと複製できない仕様です。
車の鍵を紛失したときにかかる費用の目安
もし車の鍵を紛失してしまった場合、スペアがあればまだ車は動きます。しかし、スペアが無い場合やスマートキーなどを今一度作成する場合にはお金が発生してしまいます。お金がかからないよう、車の鍵を無くさないことに越したことはありませんが、もし紛失した場合の費用などをご紹介します。
まずは、古い車種によくある鍵を作りたい場合、鍵の専門店などで作成できますし、ディーラーを通して作成することもできます。イモビライザーですと、専門店では不可の場合が高く、ディーラーで高額になってしまいますが作成してもらいましょう。
車用品や車検なども行っているオートバックスでは、一番安い鍵のタイプで500円から承っています。
スマートキーの場合は?
最近の車種は、ほとんどスマートキーを採用しています。スマートキーとなると先ほどの安価な鍵とは違い、料金にも差が出てくるでしょう。スマートキーは車の利用者にとって扱いやすく、便利な鍵です。そのため、無くしてしまいやすいというところがあります。
スマートキーは内部構造が複雑になっているため、ディーラーにお願いする方が良いでしょう。しかしすぐにできあがるものではありません。大体数週間はかかりますので、そこのところは考慮するべきです。安くて2万前後~3万、高いものではそれ以上というものもあり得る話です。こうならないために、スペアを作っておくことを推奨します。
車の鍵を紛失したら保険がきくの?
これまで、車の鍵を紛失してしまった時の対応などを見てまいりました。さまざまな車の販売メーカー別の対応の仕方と見ていくと、安いものから高いものまであるということが分かります。車の鍵を紛失すると、大変なことになってしまうということが感じ取られたでしょう。突然そんなお金を用意できないという方もいるのではないでしょうか。
それぞれ、車を利用している大半の方は加入している自動車保険で、車の鍵を紛失してしまった場合はそれについての保障はあるのかどうか見ていきます。
盗難されたときの保障は?
車の鍵は、何も自分自身が落としたとかの理由で紛失するだけではありません。誰かに盗まれてしまった場合も含みます。そんな盗難被害に遭った場合も、自動車保険の保障はきくのでしょうか。
個人の責任で紛失の場合は保険対象外になることが多いです。これは、契約内容によってさまざまですので、契約している各保険会社に聞いてみましょう。盗難の場合は、保険で補償してくれる場合があります。これも保険会社の内容によっても変わってくるでしょう。まずは、保険会社に確かめることが大切なのではないでしょうか。
車の鍵を紛失したときの警察への対応の仕方
車の鍵に限らず、何か紛失してしまったら警察にまずは届け出ましょう。どこを探しても見つからないという場合、早めに警察署にて遺失届と提出しましょう。電話での届け出や、ところによってはインターネットを使っての届け出もあります。落としたときの状況や鍵の特徴などを詳しい内容を書き記しましょう。
届け出が受理されたら番号がもらえます。その番号を見つかるまで大切にしておきます。もし見つけた場合の引換券のような役割になります。
インターネットでの届け出ができるかどうかは、都道府県によっても違います。一番良いのは無くしたであろう場所の近くの警察署です。届けられている可能性があります。
鍵に限らず物を無くさないようにしよう
今回は、メーカー別の車の鍵を紛失した場合の対処法や、それに伴う費用などをご紹介してまいりましたがいかがでしたでしょうか。
車の鍵というのは小さく、ポケットに入れていたら落としてしまったというケースは少なくありません。誰もが何かを紛失したという経験はあるでしょうが、無くしてしまったことによるショックはとても大きいものになります。それが一生手に入らないものであったらなおさらでしょう。
そして、車の鍵を紛失したときの再作成の費用でスマートキーなどの簡易的なものではない鍵はそんな安いものではありません。数万かかるのが当たり前だと念頭に入れておき、車の鍵に限らずですが、物をなくなさないように心がけましょう。
初回公開日:2018年02月05日
記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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