【目的別】車の委任状の書き方・捨印・印鑑｜名義変更
更新日：2024年11月04日
目的別車の委任状の書き方
名義変更
車の名義を変更したいときに、委任状の他にも必要なものがたくさんあります。まず、印鑑証明や車庫証明と譲渡証明書、車検証と自動車税納税証明書などがあります。委任状は、新旧所有者が一緒に名義変更手続きをする時は、委任状は必要ありません。しかし、新所有者だけで車の名義変更する場合は、車を渡すのに必要になります。
まず、受任者と書いてある横の住所と氏名に、手続きに行く方の情報を書きましょう。その下の部分には、車の名義変更手続きの場合は「移転登録」と書きます。次に自動車登録番号か車体番号は、車検証にある自動車の車体番号を書きます。最後に所有者の氏名と住所を書いて日にちを書きます。車の委任状の書き方です。
譲渡証明
委任状の他にも車は、譲渡証明書が必要になります。この証明証の委任状で売買は、必ず作成することになる書類になっています。理由は所有者が知らない間に名義変更されることがあります。それがないように委任状の他に、車の名義を変更する場合に譲渡証明を書いて、所有者が車の所有権の渡すことを同意しますと、証明する必要があるためです。
書き方は、まず車の車名と形式や車台番号、原動式の形式を書きます。その下に譲渡する〇年〇月〇日と書きます。横に譲渡人の氏名や住所、下に譲受人の氏名と住所を書きます。この時に注意するのは、必ず譲渡人を最初に書き印鑑を押してください。理由は、車の委任状は譲受人は印鑑不要だからです。
購入
車を購入したりするときにも委任状は必要になります。委任状の書き方は、まず受任者と書いてあるところに、氏名と住所を書きます。そして印鑑を押します。委任状は自分で用意する書類ではありません。基本的には販売店やディーラーが用意してくれています。
なので、委任状の書き方は他の書類と比べると簡単です。委任状の書き方は特別難しいものではなく、名前や住所と自動車登録番号を書いて、実印を押すだけとなっています。このため、委任状はすごくシンプルな書類となっています。
ナンバー変更
車のナンバー変更するときも、委任状が必要です。まずは陸運局に行って委任状をもらいましょう。希望番号に変更したい場合は、事前に電話をしましょう。プレート代と1500円かかります。委任状は所有者の認印が、押印されているものを用意しましょう。委任状の時にはナンバープレートの、前後2枚を必ず待ってきてください。
委任状の他にも車検証や、自動車検査登録事務所でもらえる申請証です。自動車税事務所でもらえる自動車税申告証と、運輸支局にある手数料納付書が必要になります。その中で申請証と自動車税申告証と、手数料納付書きのみ、当日に用意してもかまいません。その他の委任状などは早めに用意しましょう。
廃車
車を廃棄したい場合の委任状の書き方は、まず受任者の氏名と住所を書きます。その下に抹消登録と書きましょう。この時に他の言葉を書くと、委任状が廃棄されてしまいますので間違わずに委任状を書きましょう。その下に車体番号を書く場所がありますので、車検証に書いてある番号を書きましょう。
委任状を書いた日付けを、平成〇年〇月〇日と書きましょう。そして委任者の氏名と住所を書きます。氏名の横に印鑑を押す場所がありますので、委任者の印を押しましょう。この時に受任者の印鑑は要りません。受任者のみの印鑑が必要なので、注意しましょう。間違えてしまう方が多いですが、これが車を廃棄した場合の委任状の書き方です。
売却
車を売却する場合も、委任状が必要です。しかし、他の委任状とは書き方が異なります。名前は「売却委任状」といいますが、最初に書くのは金額になっています。自分は後者を代理人として定め、次の権限を委任しますと書いてある下に書く場所があります。金〇〇円にて売却する、次の権限と書いてある場所の金額のみを書きましょう。
その下に代理人と書いてある場所に、氏名と住所を書きます。その下に不動産の表示という初めて聞く言葉があります。それを書いたら、本委任状の有効期限を〇年〇月〇日を書きましょう。そして最後に上記委任の意思を明らかにするため署名押印をします、と書いてあるので、住所と氏名の横に印鑑を押しましょう。
車の委任状の捨印・印鑑
捨印は間違えてしまった委任状を書いてしまった場合に、訂正印と似ていて記載内容を訂正できます。間違えてしまったけど、消せない場合に使われるのでとても便利です。しかし、捨印と訂正印は似ているのに、大きく違うことがあります。違いは間違いを訂正できる範囲で、訂正印は委任状に押印してある印鑑と同じです。
このため、訂正印を押せば内容を直すことができます。登録や解除でも車体番号と名前も使えます。簡単にいうと、直せないものはないということになります。そのため、譲渡証明書の場合も、訂正印を使えば間違いの訂正が可能ということになります。しかし、捨印は実は委任状だと、委任者の欄の名前と住所の訂正にしか使えません。
捨印
捨印しか押印されていない委任状は、車体番号や代理人や委任項目を間違って記入することがあります。そのときは訂正ができませんので、委任状をまたもらうことになってしまいます。
特に譲渡証明書は捨印は認められていませんので、もし間違えて欄外に捨印を押印しても、訂正には使用できません。
押印
本人が委任状を申請した場合ですが、申請書に認印を押すだけの場合もあります。しかし、委任状に本人の認印を押印したときは、申請書に代理人の記名と認印があって、印鑑の押印は必要がなくなります。
車の委任状の書籍
車の委任状の書籍はいくつか販売されています。その中の本で「委任状の書き方と頼み方」という書籍があります。値段は1296円になっていて、中村人知さんが書きました。この本は委任状の書き方と、委任をした場合のデメリットやメリットが書いてあります。
売却をしたらお金はもらえますが、トラブルも発生する可能性があります。どんなトラブルが発生するのかや、そのトラブルの解決法と、予防法なのが解決できる本になっています。そしてあまりありませんが、自分で手続きしないで他人に頼んだ場合に、起きるトラブルなども書いてある本です。
基本的なことを書いているのでこの本は、初めて委任状を書く方に本になっています。
株主提案と委任状勧誘
株主提案と委任状勧誘は、第2版まであってこの本は委任状を使って、悪用をする方も世の中にはたくさんいます。その悪用する人物をどうやって突き止めて、手遅れになる前に捕まえることができるかがわかります。この本は初版を発行したあとに、委任状勧誘をめぐる法規制は変化しました。このため、2版は変わった委任状の法律を詳しく紹介しています。
法改正の他にも、まず株主提案や委任状勧誘の理論面を、分かりやすく整理しています。委任状で勧誘された場合に生じる問題点や、これまでに実際あったことや例に例えて、議論の状況を書いているので、委任状を勧誘された方にです。
車の委任状はとてもたくさんパターンがあって大変
車の委任状を目的別では、書き方が違いました。委任状を書くときに間違って書いたもは、中にはやり直してまた委任状を書かなければいけない場合もあります。そうしたら、またもらいにいかなければいけないです。
このため、委任状をもらうときには同時に複数もらいましょう。そうしたら、間違ってももう一枚あるので安心します。委任状を正しく安心して書きましょう。
初回公開日：2017年12月27日
記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。