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ギアチェンジのコツ・ロードバイクでギアチェンジできるのか

更新日:2024年04月20日

マニュアル車にとって必要なのが「ギアチェンジ」です。車両によっては変速方法やギアの数も異なります。これからマニュアル車に乗って、ギアチェンジを楽しみたい方には必見の内容です。マニュアル車ならではの魅力を実感できます。また、併せてメンテナンスも楽しみましょう!

ギアチェンジのコツ・ロードバイクでギアチェンジできるのか

ギアチェンジとは?

変速式のエンジンでは、ギアチェンジという操作をしなければスムーズな走行ができません。バイク・車のマニュアル車では、速度に合ったギアを選び、ギアチェンジすることでエンジンのパワーを最大限活用することができます。

ギアチェンジをしなければ、速度はそれ以上上がらず、むしろエンジンに負担が掛かってしまいます。そのため、マニュアル式の車両ではギアを変えながら走行をします。

ギアは何段階あるの?

ギアの数は車両によっても異なりますが、おおむね1速~6速の範囲です。1速のギアですと速度は出ませんが、パワーのある走りができます。

ですので、坂道などの走路では有効なギアです。そして、徐々にギアをUPしていくとそれに比例して速度域も上がります。

ギアが上がるにつれて回転域も上がります。ですが、反面トルクというパワーは失われます。

マニュアル式の車両では、こうしたギアチェンジをしながら、走路とのバランスを判断しながら走行する面白い乗り物です。

ギアをチェンジするときのコツとは?

ギアチェンジはいろいろな操作を必要とします。車であれば、足元のクラッチペダルとシフトレバーを使いながらアクセルを踏み込むことでギアチェンジができます。

バイクの場合では、両手・両足にある各レバーとシフトを併用することで、ギアチェンジを行います。

慣れるまでには少し操作が難しく感じられることが多いですが、コツがあり、それをマスターすれば誰でもスムーズな走行が可能となります。

それでは、ギアチェンジのコツを詳しくご紹介いたしましょう。

クラッチ操作を覚えると上達が早まるの?

クラッチという機構を使うことでギアチェンジを行います。クラッチとは、エンジンの回転を動力に変える仕組みです。

その動力を繋いだり、離すことで変速することができます。そのため、クラッチの扱い方を知らなければ快適な走行はできません。

クラッチ操作の大きなコツは「半クラッチ」という操作です。クラッチは急激に繋ぐと機構上摩耗を早めることとなり、良い影響を与えません。

まずは半分繋ぐことで徐々に動力を伝えていく仕組みです。ですので、ゆっくりとクラッチを扱うことがコツとなります。

アクセル操作も重要な操作なの?

半クラッチを使う際、アクセルも同時に使用しなければ前進することができません。クラッチはエンジンの動力を繋ぐもので、アクセルは繋がった動力をさらに活性化して速度をコントロールする仕組みです。

そのため、半クラッチをしながらアクセルを使い、エンジンの回転数を上げていきます。これにより、停止していた車両が前進することができます。

この時も一気にアクセルを使うのではなく、徐々に回転数を上げるような、いわば半アクセルという操作を必要とします。

以上の操作をスムーズに行うことが最大のコツです。慣れるまではエンストすることもありますが、特に難しいことではありませんので、体感的に覚えていければコツを掴みやすくなるでしょう。

ぜひ、初めてマニュアル車に乗る方はチャレンジしてみてください。

ロードバイクはギアチェンジできるの?

ロードバイクでのギアチェンジも慣れるまでにはコツが必要です。

シフトチェンジが上手になる方法としては、信号で止まる前に軽いギアにシフトダウンし、発進時に「よりスムーズな加速ができるギアにしておく」方法があります。

ギアが軽すぎても重すぎでも、停車時からの発進が難しく感じてしまいますので、コツを掴むことが重要です。

スムーズに変速できない場合はコンポーネントの組み換えを検討しましょう。または、ギアの歯が欠けていて、上手な変速方法のコツを知っていてもスムーズに変速できないこともあります。

ぜひ、定期的なギア・スプロケット・チェーンの点検や注油を行ってみましょう。よりスムーズな変速ができることでしょう。

オートマ車のギアチェンジは簡単なの?

オートマチック車両は、基本的には機構上ギアチェンジをすることができません。バイクは全てスロットルワークのみで、自動で変速される仕組みとなっています。

ただ、オートマの車であれば、前進する場合に「D」・「D1」・「D2」というように、クラッチを使わずにシフトレバーのみで大まかなギアチェンジができます。

これにより、坂道などでよりパワーが必要な道路上での便利な走行が可能となります。また、バックをする際は「R」というギアですので、とてもわかりやすいです。

ギアチェンジに最適な回転数とはどれくらいなの?

マニュアル車でギアチェンジをする際、気を付けるポイントがあります。それは、エンジンの回転数です。エンジンはアクセルを開けると、とても速い速度で回転します。

タコメーターが付いている車両であれば、その回転数がわかりやすいです。たとえば、1速から2速へギアチェンジする際、車両ごとに最適なエンジンの回転数があります。

回転数が低すぎてもノッキングを起こしますし、高すぎてもギアが入りづらくなります。エンジンが唸らない回転数でシフトアップしていれば車両にも負担が少ないです。

かなり回転数を上げて、引っ張ってからシフトアップする方も多いですが、エンジンへの負担が大きいです。

車両の形式によっても適切な変速回転数は異なります。実際に走行しながら最適な回転数を見付けることができますので、ぜひ愛車に最適で優しいギアチェンジを心掛けましょう。

シフトダウンで減速ができるの?

ギアチェンジをしながら、エンジンブレーキを使って速度を下げることもできます。たとえば、の5速に入れて走行中、4速へギアを落として速度を下げる方法があります。

これによりギア比が変わり、急速な減速ができます。ただ、2速から1速へシフトダウンすることはやめましょう。

この場合では、ミッションを傷めることとなります。減速でギアチェンジをする場合は2速までにしておくことをいたします。

ギアをチェンジするときに音が出るの?

変速する際には音が発生します。これも車種によっても異なることですが、一般的には「カチャ」・「ガタン」といったしっかりとした音が発生します。

特に、ニュートラルで停車している時に1速へ入れた場合、とても大きな「ガコン」といった音がする車種もあります。

これは故障ではなく、機構上出る機械音ですので問題ありません。また、シフトアップするにつれて、その音は小さくなっていく傾向があります。

これもマニュアル車ならではの乗り味のため、変速を楽しみながら乗車するファンはとても多いです。

異音が聞こえてきたらどうすればいいの?

ギアチェンジをした際、先のような音以外で「異音が聞こえる」場合もあります。こういった場合、ミッション内の故障が疑われます。

ギアがかけていたり、異物が混入してギアに絡んでしまうと大きな異音が発生して、時としてシフトチェンジができなくなるケースがあります。

こうした場合、ミッションをオーバーホールしなければ根本的な解決ができませんので、専門のショップまで相談しましょう。

快適なマニュアル車の維持にはメンテンナンスが大切!

マニュアル車の操作は慣れるととても面白い乗り物です。オートマ車も快適で便利ですが、どうしてもマニュアル操作がしたくて乗り換える方もいます。

ですが、マニュアル車はオートマ車とは異なり、パーツの数が増えるため、相応のメンテナンスも必要となってきます。

やはり、メンテナンスをせずにいると、各所に不具合が生じ、走行中に大きなトラブルへと発展するケースもあります。

ぜひ、マニュアル車を入手したら、日頃から点検と整備を心掛けましょう。そうすることで、エンジン・ミッション共に快調を維持でき、楽しい走行を実感し続けられることでしょう。

もし、メンテナンスの方法に迷った時は随時ショップまで相談しましょう。きっと、整備のコツをより詳しく教えてくれることでしょう。

初回公開日:2018年02月05日

記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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