宮城のエリア別いちご狩りスポット・予約・クーポン
更新日:2024年09月28日
宮城県のいちご狩りスポットをご紹介!
宮城県にいちご狩りを楽しみに出かけてみるのはいかがでしょうか。宮城県は、冬場には雪が降ることもありますが、そんな悪天候でもハウスの中で楽しめるとても楽しくて美味しいレクリエーションです。
本記事では、宮城県にあるいちご狩りスポットをたくさんご紹介します。いちごだけでなく、いちごを使ったアイスやケーキが食べられるスポットもあります。宮城県の各市ごとに分けて、それぞれのいちご狩りスポットを解説していきます。
果たして、宮城県にはどんないちご狩りスポットがあるのでしょうか。情報を参考にして、宮城県のいちご狩りの計画を立ててみてください。
エリア別のいちご狩りスポット
宮城県のいちご狩りスポットを地域別に分けて見てみましょう。各地域にはどのようないちご狩りスポットがあるのでしょうか。なお、料金や営業期間などは昨年度のものも含まれていますので、詳しくは各いちご狩りスポットに問い合わせるか、ホームページなどで確認することをします。
宮城県亘理郡亘理町
宮城県亘理郡亘理町には2件のいちご狩りスポットがあります。それぞれの特徴を解説します。
JA宮城亘理吉田観光いちご園
宮城県亘理郡亘理町は、隣の山元町とともにイチゴの生産が東北一を誇っています。その亘理町にあるのがJA宮城亘理吉田観光いちご園です。自然豊かな亘理町の中で、「とちおとめ」などの甘さが特徴の品種を栽培し、観光客に収穫体験をさせてくれます。
土日祝日などには大勢の観光客が訪れ、午前中でいちごがなくなってしまうことがあります。できれば事前に状況を確認して、午前中のうちに訪れるのが良いでしょう。
●JA宮城亘理吉田観光いちご園
【住所】宮城県亘理郡亘理町長瀞字稲荷前45-10
【電話番号】0223-34-9471
【収穫期間】1/14から2/28までは土・日・祝日のみ営業,3/1から5月下旬までは月曜日を除く毎日営業
【営業時間】10:00から16:00まで(2月中旬まで15:00終了)
【取り扱い品種】とちおとめ
【料金】大人1500円,4歳から小学校3年生までは700円|5/8から5月下旬までは大人1300円,4歳から小学校3年生まで600円
【制限時間】30分
いちごランドこうちゃん園
東日本大震災の津波で、宮城県亘理郡亘理町の約90%の農家が被害を被った中にあって、壊滅的な被害を受けた亘理町を再び元気にしようと頑張っているのがいちご農家です。いちごランドこうちゃん園も亘理町の復興に一役買っています。
こちらでは、「もういっこ」という品種が栽培されています。「もういっこ、もういっこ」と食べたら止まらなくなるほど美味しいのでこの名がついています。練乳なども無料で用意されていますので、いちごだけの味に飽きてしまったら、練乳を付けて食べることができます。
こちらの農園でも、基本的に高設栽培の方法で育てられているハウスでのいちご狩りとなっていますので、腰をかがませずにのびのびといちご狩りを楽しめます。東北の湘南といわれる宮城県亘理郡亘理町をPRするキャラクターの「わたりん」がプリントされたいちご狩りチケットもかわいいです。旅の思い出に写真とともにファイルしておくのもいいでしょう。
こうちゃん園も午前中に行くことをします。前もって情報を確認しておくのが無難です。
●いちごランドこうちゃん園
【住所】宮城県亘理郡亘理町長瀞字西谷地116
【電話番号】0223-34-4571
【収穫期間】1/14から2/28までは土・日・祝日のみ営業,3/1から5月下旬までは月曜日を除く毎日営業
【営業時間】10:00から16:00まで
【取り扱い品種】もういっこ
【料金】大人1500円,4歳以上小学校3年生までは700円|5/8から5月下旬までは大人1300円,4歳から小学校3年生までは600円
【制限時間】30分
宮城県亘理郡山元町
宮城県亘理郡山元町には3件のいちご狩りスポットがあります。どんな特徴のあるいちご狩りができるのでしょうか。
山元いちご農園
山元イチゴ農園は、10棟ほどのビニールハウスを所有しており、被災した3軒の農家が協力して営業を行っています。2011年6月にオープンして以来、大変多くの観光客がいちご狩りに訪れています。
当日に、一番よく熟れたイチゴがたくさん育っているビニールハウスを、いちご狩りのために開放しています。3種類のイチゴを栽培しているので、どのイチゴのビニールハウスに案内されるかは、行ってみなければ分かりません。それがまた楽しみでもあります。高設栽培ですので、子供たちも高齢者も収穫しやすいのが嬉しいです。
いちご狩りを楽しんだ後にもお楽しみがあります。併設のカフェレストランで、イチゴを使ったスイーツや軽食がいただけます。甘いものが好きな方には、いちごをたっぷり使った大きな「山元ツリーいちごパフェ」や「苺まるごとかき氷」などがです。
変わり種では、スライスしたいちごをトッピングした「特製いちごピザ」などのメニューが楽しめます。また、いちごのワインなどの加工品の販売もありますので、お土産に困ることはありません。採って、食べて、買ってと3拍子揃った充実のいちご狩りスポットです。
●山元いちご農園
【住所】宮城県山元町山寺字稲実60番地
【電話番号】0223-37-4356
【収穫期間】12/10から6月中旬まで(1/1のみ休業)
【営業時間】12月から2月までは10:00から15:30まで,3月から6月までは10:00から16:30まで
【取り扱い品種】とちおとめ,もういっこ,紅ほっぺ
【料金】下の表を参照
【制限時間】30分
期間 | 大人(7歳以上) | 子供(4歳から6歳まで) |
---|---|---|
12/10から1/31まで | 1,800円 | 900円 |
2/1から5/7まで | 1,500円 | 700円 |
5/8から6月下旬まで | 1,300円 | 500円 |
イチゴワールド
宮城県を走るJR常磐線山下駅から徒歩10分という比較的便利な場所にあるのが、ここいちごワールドです。
イチゴワールドの特徴は何といっても、ブランドいちごの「ミガキイチゴ」を生産していることでしょう。「とちおとめ」や「もういっこ」など複数の品種を含んで、味や形が厳しい基準によって吟味され、選ばれたいちごだけが「ミガキイチゴ」のブランド名を付けられて販売されます。
糖度が20以上あるというのもまさに"食べる宝石"です。宮城県の代表いちごとして首都圏に出荷され、東京などの百貨店では一粒1,000円という高値が付いて販売されることもあります。イチゴワールドのマークが、いちごと宝石を合わせたデザインになっているのも納得です。
この「ミガキイチゴ」を育てているハウスでいちご狩りをしようというのですからたまりません。宮城の「ミガキイチゴ」を一口でも味わってみたいと、国内にとどまらず海外からも観光客が訪れるぶりです。いちご園は大変広いハウスになっており、休憩用のベンチなども置かれゆったりといちご狩りを楽しめます。
さらにハウス内には、毎日チョコレートファウンテンが用意されていて、200円の追加料金だけで、摘んできたイチゴをチョコレートに付けて食べられるようになっています。また、パンケーキをホットプレートで焼いて、イチゴや生クリームを自由にトッピングして楽しめる「パンケーキゆっくりプラン」なども好評です。こちらのプランは300円の追加料金で楽しめ、何といちご狩りの制限時間が30分延長という太っ腹なプランです。
併設のショップでは、宮城の「ミガキイチゴ」を使ったシャーベットやジェラート、ワインや化粧品まで数々のいちご商品が販売されているのも見逃せません。
●イチゴゴワールド
【住所】宮城県山元町山寺桜堤47番地
【電話番号】080-8776-8307
【収穫期間】1/2から3/20までは土・日・祝日のみ営業,3/21から6/11までは木・金曜日を除く毎日営業
【営業時間】10:00から16:00まで
【取り扱い品種】とちおとめ,もういっこ
【料金】下の表を参照
【制限時間】30分
期間 | 大人(10歳以上) | 子供(4歳から9歳まで) |
---|---|---|
1/2から2/26まで | 2,000円 | 1,000円 |
3/4から5/7まで | 1,500円 | 700円 |
5/8から6/11まで | 1,300円 | 600円 |
夢いちごの郷
夢いちごの郷では、農薬の使用を極力抑えたいちご栽培を行っています。丸かじりで食べるイチゴですから、農薬が少ないのは安心です。ですから小さな子供のいるファミリーにも大変があります。
営業時間も日によって変更となる可能性がありますので、できれば午前中に行くことをします。事前に問い合わせれば確実でしょう。
●夢いちごの郷(いちご狩り農園)
【住所】宮城県亘理郡山元町高瀬字北沼70
【電話番号】090-1063-0919
【収穫期間】2月初旬から6月中旬
【営業時間】10:00から15:00まで
【取り扱い品種】とちおとめ
【料金】下の表を参照
【制限時間】30分
期間 | 10歳以上 | 4歳から9歳まで | 4歳未満 |
---|---|---|---|
2/1から5/5まで | 1,500円 | 700円 | 無料 |
5/6から6/12まで | 1,300円 | 600円 | 無料 |
宮城県栗原市
そね観光いちご園は、栗原市唯一の観光いちご園になります。土づくりに徹底的にこだわって、「とちおとめ」を栽培しています。甘さと酸味のバランスが非常に良く、中の果肉まで真っ赤になった濃厚な味のする「とちおとめ」を味わうことができます。
隣接する直売所では、地元の農家の方が手作りした漬物やジャムなどが置かれ、ほかにも新鮮野菜やコメ、花などの農産物が販売されています。いちごジャムがたっぷりとかけられたアイスなども美味しくいただけます。
こちらのいちご園も、午前中に行くのがです。前もって生育状況などを確認すると良いでしょう。
●そね観光いちご園
【住所】宮城県栗原市志波姫新沼崎105
【電話番号】0228-23-4560
【収穫期間】1/3から5月下旬
【営業時間】10:00から15:00まで(完熟イチゴがなくなったら終了)
【取り扱い品種】とちおとめ
【料金】下の表を参照
【制限時間】30分
期間 | 小学校5年生以上 | 3歳以上小学校4年生まで | 3歳未満 |
---|---|---|---|
1/3から5/5まで | 1,400円 | 500円 | 無料 |
5/6以降 | 1,000円 | 500円 | 無料 |
宮城県石巻市
石巻市は1件のいちご狩りスポットとなります。2010年2月からいちご狩りを始めたベリーズファーム「FUSHIMI」です。
しかし、2011年に東日本大震災が発生し石巻市も大きな被害を受けて、先が危ぶまれるような状況にありました。イチゴのハウスなどへの影響は幸いにしてありませんでしたので、震災後すぐに営業を再開しました。
こちらのいちご園の魅力は、制限時間が1時間ということです。ほとんどのいちご園では30分食べ放題が多いので、長めの制限時間は助かります。ゆっくりといちごを味わうことができます。
併設の直売所では、お持ち帰り用のいちごや、「紅ほっぺ」を使ったお土産用のアイスなども購入できます。時間を気にせずのびのびといちご狩りをするにはぴったりなスポットです。
●ベリーズファーム「FUSHIMI」
【住所】宮城県石巻市蛇田新沼田489-1
【電話番号】080-6058-1583
【収穫期間】2月末から5月下旬(詳しくは問合せ)
【営業時間】10:00から16:00まで(3・4月は土日のみ)
【取り扱い品種】紅ほっぺ,章姫
【料金】中学生以上1,500円,小学生1,000円,未就学児800円(5月は各300円値下げ)
【制限時間】1時間
宮城県のいちご狩り情報
いちご狩りスポットにはお得なクーポンを使用してリーズナブルな値段でいちご狩りを楽しめる場所もあります。宮城県内のいちご園でお得なクーポンが使えるいちご狩りスポットご紹介します。併せて、予約が可能ないちご狩りスポットもご紹介しましょう。
お得なクーポンってあるの?
亘理郡山元町にある「夢いちごの郷」では、ホームページにあるクーポンをスマートフォンで提示すると、10歳以上の入場者ひとりにつき100円が割引されます。印刷の必要はありませんので、気軽に利用できるでしょう。なお、「夢いちごの郷」の詳細については、山元町の見出しをご覧ください。
予約可能ないちご狩りスポットは?
予約ができると、安心していちご狩りに出かけられます。宮城県には予約が可能ないちご狩りスポットがあるのでしょうか。あります。そのいくつかをここでご紹介しましょう。なお、各いちご狩りスポットの詳細情報は、本記事内に記載されていますのでそれをご覧ください。
●イチゴワールド
●山元いちご農園
●いちごランドこうちゃん園
いちご狩りで美味しいイチゴを選ぶには?
制限時間内に美味しいイチゴをお腹いっぱい食べるには、美味しいいちごの見分け方を知っていなければなりません。宮城県のいちご狩りスポットで多く栽培されている「とちおとめ」と「もういっこ」の見分け方をご紹介します。
「とちおとめ」
「とちおとめ」は1996年に栃木で登録された品種です。以前の主力品種であった「女峰」という品種の後継種として広く栽培されるようになりました。糖度が高めで少しの酸味があるのが特徴です。また、実がしっかりしているため比較的長持ちします。
粒も大きめで甘いとなれば、が高まるのも当然でしょう。実際、東日本のいちごシェアでとなっています。宮城県のいちご狩りスポットでも盛んに栽培されています。
美味しい「とちおとめ」の選び方ですが、なるべく青い部分が少ないものを選ぶことです。全体が真っ赤になっていて大粒のものが美味しいとされています。形は円錐形のものを選びましょう。
「もういっこ」
「もういっこ」は、2008年に品種登録された宮城県のオリジナルいちごです。粒が大きく、さわやかな甘さとジューシーな触感が特徴です。「もういっこ、もういっこ」と手が伸びてしまうほど美味しいということで名づけられた名前です。宮城県のいちご狩りスポットでも、この品種を食べ放題にしている所があります。
上手な美味しいいちごの見分け方ですが、鮮やかな紅色の大粒を選ぶのが基本ですが、少々小ぶりでも色が鮮やかなものは、香りが高く美味しくいただけます。全体的にしっかりと紅色が出ているものを選べばハズレはないでしょう。
宮城県は冬でもいちご狩りが熱い!
ここまで、宮城県にあるいちご狩りスポットをご紹介してきましたが、いかがでしたか。特に、宮城県亘理郡の亘理町や山元町はイチゴ栽培が盛んなだけに、いちご狩りスポットがたくさんあります。
ご家族で、またカップルで、美味しくて楽しいいちご狩りにお出かけになってみてはいかがでしょうか。本記事の情報がお役に立てば幸いです。
初回公開日:2017年11月06日
記載されている内容は2017年11月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。