万座温泉の日帰り温泉8・プラン
更新日:2024年11月05日
万座温泉の日帰り温泉8
万座温泉は、海抜1800メートルという高地に位置しており、自然環境にも恵まれていてスキー場なども近いため、レクリエーションと温泉を兼ねて各地から多くの観光客が訪れています。
温泉の湧出量が多く、1日の湧出量は何と540万リットルにもおよびます。硫黄の含有量は日本でも指折りとされ、その優れた泉質は多くの人の知るところとなっています。本記事では、この万座温泉にスポットを当て、日帰りで万座温泉を楽しめる宿をピックアップします。
最初は日帰り温泉です。どんな宿のお風呂が出てくるでしょうか。ぜひ参考にしてください。
【第8位】豊国館
万座温泉日帰り温泉第8位にランクインしたのは、万座温泉「豊国館」です。こちらの旅館は湯治湯の雰囲気を色濃く残していて、建物も館内もなかなか年季が入っています。周りには立派なホテルがたくさんある中で、鄙びた雰囲気に浸れる旅館です。
万座温泉のホテルや旅館の多くは、日帰り入浴料金が高めなのが気になりますが、豊国館は大人が500円という大変リーズナブルな入浴料金でお風呂を使わせてくれます。しかし安いからと言って、お風呂が貧弱なわけではありません。素晴らしい万座温泉のお湯が、内湯と露天風呂で楽しめます。
内湯は木造のこじんまりとした四角い湯船ですが、白濁した硫黄泉がたっぷりと張られています。なめると酸味と苦さがある少々熱めのお湯です。露天風呂は混浴と女性専用があり、混浴のほうが広くなっています。かけ流しの湯が体にしみわたり気分爽快です。
リーズナブルな入浴料金で素晴らしいお湯を堪能できる「豊国館」を第8位に選びました。
施設情報
【住所】群馬県吾妻郡嬬恋村大字千保万座温泉2401
【電話番号】0279-97-2525
【日帰り入浴時間】8:00から18:00まで(最終受付17:30)
【入浴料金】大人500円,子供300円
【第7位】湯の花旅館
万座温泉の日帰り温泉第7位にランクインしたのは、「湯の花旅館」です。山小屋風の建物で、素泊まり客も受け入れる湯治場的な旅館です。
こちらの宿の特徴は、日本で唯一"さるのこしかけ"湯が楽しめることです。さるのこしかけはキノコの一種で、昔から抗菌作用があると珍重されています。このパワーと万座温泉の湯力の相乗効果を狙ったのが湯ノ花旅館のお風呂です。
内湯の"延命の湯"に木の桝が設置され、そこにさるのこしかけが入っています。万座温泉の湯がさるのこしかけをふやかして湯に溶け出す仕組みです。露天風呂は小さめですが、大きな柵などはなく大変開放的です。
温泉の質が万座温泉の中では、こちらのお湯が一番いいという声も多く聞かれます。シンプルな温泉ですがしたい旅館です。
施設情報
【住所】群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
【電話番号】0279-97-3152
【日帰り入浴時間】10:00から15:00まで
【入浴料金】大人700円,子供500円
【第6位】万座温泉日進館
万座温泉の日帰り温泉第6位にランクインしたのは、「万座温泉日進館」です。坂道を登って一番奥に位置している大型の宿泊施設です。
玄関を入ると、山から湧き出る清水を自由に飲むことのできるコーナーがあり、ほとんどの方は味見を楽しんでいます。フロントは玄関を入ってずっと奥にあり、そこで料金を支払ってから、玄関を入ってすぐの浴場へと向かう仕組みです。こちらの宿は、多彩な湯船のある大浴場と、離れたところに湯小屋のある露天風呂が特徴です。
大浴場"長寿の湯"は総天然木造りの浴場で、古い湯治湯に来たかのような雰囲気を醸し出しています。内湯にはいくつかの湯船があり、泉質の異なる温泉が注がれていて浴感が違います。露天風呂も2種類あり、片方の湯船には近くの山に群生している熊笹が浮いています。長寿の湯だけでも十分に万座温泉のお湯を楽しめます。
宿を出て移動すると、離れた湯小屋が見えてきます。こちらが"極楽湯"です。展望露天風呂となっており、周りの山の景色が素晴らしいです。特に雪の時期の露天風呂は気分爽快です。極楽湯に気が付かないで帰ってしまう方もいますので、忘れずに入浴しましょう。離れの露天風呂が素晴らしい「万座温泉日進館」を第6位に選びました。
施設情報
【住所】群馬県嬬恋村大字千俣万座温泉2401
【電話番号】0279-97-3131
【日帰り入浴時間】10:00から17:00まで(最終受付16:00)
【入浴料金】大人1,000円,小学生700円,幼児500円
【第5位】嬬恋プリンスホテル
万座温泉の日帰り温泉第5位にランクインしたのは、「嬬恋プリンスホテル」です。こちらのホテルは、所属は万座温泉ですが、万座温泉から30分ほど離れた本白根温泉になります。嬬恋高原ゴルフ場を営業するほか、グラウンドゴルフやテニスなどを楽しめるリゾートホテルです。
万座温泉とは異なり、透明なカルシウム-ナトリウム-塩化物温泉が使用されています。湯船は屋根付きの露天風呂のみとシンプルですが、そこから本白根山や浅間山などの山々が眺められ、特に夕方のサンセットタイムは、温泉に浸かりながら沈む夕日を眺めることができ、大変ロマンチックです。万座温泉の湯よりも肌に優しいお湯ですので誰でも入浴しやすいでしょう。
施設情報
【住所】群馬県吾妻郡嬬恋村嬬恋高原
【電話番号】0279-97-4111
【日帰り入浴時間】13:00から17:00まで
【入浴時間】大人1,000円,子供500円
【第4位】万座亭
万座温泉の日帰り温泉第4位にランクインしたのは、「万座亭」です。鄙びた湯治宿や大型温泉リゾートホテルなどさまざまなタイプの宿が立ち並ぶ中で、万座亭は山小屋風のちょっとしゃれた感じの建物です。
お風呂は男女別に内湯と露天風呂があります。内湯はヒバの木で作られた木造の浴室で、天井が高く内湯であってもかなり解放感があります。木の香りと万座温泉の白濁した湯から立ち上る湯気の香りがして、温泉情緒たっぷりです。
露天風呂は"ログ露天風呂"と名付けられ、ログハウス調のちょっと高級感のあるお風呂です。万座温泉の白濁湯には、やはり木の湯船がよくマッチします。
万座温泉スキー場がすぐ目の前にあるため、冬場はスキー客で混雑します。ですから、冬場の日帰り温泉は早い時間での訪問が良いでしょう。アフタースキーにもピッタリな「万座亭」を第4位に選びました。
施設情報
【住所】群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
【電話番号】0279-97-3133
【日帰り入浴時間】11:30から18:00まで(最終受付17:00)
【入浴料金】大人1,000円,子供500円
【第3位】万座ホテル聚楽
万座温泉の日帰り温泉第3位にランクインしたのは、「万座ホテル聚楽」です。大型の温泉ホテルや旅館が立ち並ぶ万座温泉街から、少し離れた場所にあります。こちらでは自家源泉を所有しており、宿から800メートル離れた43.7℃で湧く温泉を利用しています。
大浴場"雲海の湯"には、2か所の浴場が備えらえられ、1つは露天風呂が2つに内湯が1つの組み合わせで、もう1つは露天風呂と内湯が1つずつの組み合わせとなっています。これを男女入れ替え制で利用することになります。
内湯は広々していてガラス張りになっているので、外の景色を楽しめます。露天風呂は柵などがない開放的な湯船で、周りの風景に自然に溶け込んでいます。紅葉する山々を見るのも良し、雪をたたえた山々を見るのも良しと、まさに最高の気分です。
ホームページには日帰り温泉の割引券が付いていますので、ぜひ利用しましょう。自家源泉の湯を気分爽快な露天風呂で楽しめる「万座ホテル聚楽」を第3位に選びました。
施設情報
【住所】群馬県吾妻郡嬬恋村千俣万座温泉2401
【電話番号】0279-97-3535
【日帰り入浴時間】平日:12:00から16:00まで|休日:11:30から16:00まで
【入浴料金】大人1,000円,子供500円
【第2位】万座プリンスホテル
万座温泉の日帰り温泉第2位にランクインしたのは、「万座プリンスホテル」です。万座温泉スキー場を運営しており、冬場には多くのスキー客が訪れるのホテルです。西部鉄道グループが各地に展開するプリンスホテルの1つとなります。
お風呂は、男女別の内湯が2つずつと露天風呂が2か所あります。露天風呂"しゃくなげの湯"は、屋根がついた半露天風呂になっており、女性専用となっています。白濁したお湯を木のぬくもりとともに味わえます。悪天候でもOKです。
もう1つの露天風呂"こまくさの湯"は、男女に湯船が2つずつに混浴湯船が1つ備わっています。露天風呂には柵などはなく、自然と同化した開放的な湯船が並びます。冬の雪景色は特に素晴らしく、時間の経つのを忘れてしまいそうになるほどです。
日帰り入浴時間が16:00までと少々短めですが、時間を合わせて訪問してみる価値はあります。ぜひ万座プリンスホテルの温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
施設情報
【住所】群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
【電話番号】0279-97-1111
【日帰り入浴時間】11:00から16:00まで(最終受付15:00)
【入浴料金】大人1,200円,子供600円
【第1位】万座高原ホテル
いよいよ第1位の発表です。万座温泉の日帰り温泉第1位にランクインしたのは、「万座高原ホテル」です。何とこのホテルは、自家源泉を4つも所有しており、白濁した万座温泉らしいお湯のほか、透明なお湯や万座温泉で珍しい黄色のお湯を同時に楽しむことができます。
このホテルの名物は、8つの露天風呂からなる"石庭露天風呂"です。1つ以外は全てが混浴というラインナップになっています。嬉しいことに、女性はバスタオル巻きが許可されており、レンタルで湯あみ着が用意されているため、躊躇することなく楽しむことができます。
別に備えられている大浴場"百泉の湯"は、男女別に内湯と露天風呂が備えられており、内湯と露天風呂で異なった泉質のお湯を楽しむことができます。1,500円の入浴料金も納得できるでしょう。
これだけのお風呂を全て楽しむには、かなりの時間がかかります。日帰り温泉ドライブを計画するなら、時間に余裕を持って出かけましょう。たくさんの露天風呂と、たくさんの泉質の温泉を楽しめる「万座高原ホテル」を第1位に選びました。
施設情報
【住所】群馬県東郡嬬恋村万座温泉
【電話番号】0279-97-1111
【日帰り入浴時間】11:00から18:00まで(最終受付17:00)
【入浴料金】大人1,500円,子供700円
万座温泉の日帰りプランをご紹介!
泊まりで温泉に行きたいけど時間がないという方には、日帰り温泉プランがです。万座温泉の宿でも、日帰りプランを設けているところがあります。いくつかご紹介しましょう。
日帰り入浴プラン
●万座温泉日進館(宿の詳細はを参照)
【プラン内容】昼食"まごわやさしいご膳",入浴,広間休憩
【利用時間】10:00から15:00まで
【プラン料金】3,780円
【特記事項】2日前までに要予約
●万座亭
【プラン内容】昼食"つまごいご膳",入浴,広間休憩
【利用時間】11:30から15:00まで
【プラン料金】3,240円(2名1室)
個室休憩付き日帰りプラン
●万座プリンスホテル
【プラン内容】客室利用,入浴料金割引(通常1,200円が500円)
【利用時間】10:00から18:00のうち最大4時間
【プラン料金】5,000円(1室)
貸切風呂を日帰りで利用できるのはどこ?
自分だけのバスタイムを楽しみたい方には、貸切風呂が一番です。万座温泉の宿で貸切風呂を日帰りで提供している宿をご紹介しましょう。
●万座亭(宿の詳細はを参照)
【貸切風呂利用時間】13:00から18:00まで
【定員】3名
【貸切風呂利用料金】4,320円(45分)
万座温泉に混浴はあるの?
温泉といえば混浴ファンも多くいらっしゃいますが、万座温泉にも混浴のお風呂を備えた宿があります。日帰りで楽しめる混浴温泉をご紹介しましょう。
●豊国館(宿の詳細はを参照)
【混浴湯船】露天風呂
●万座プリンスホテル(宿の詳細はを参照)
【混浴湯船】こまくさの湯
●万座高原ホテル(宿の詳細はを参照)
【混浴湯船】石庭露天風呂
万座温泉のランチスポットをご紹介!
日帰り温泉を楽しんだ後は、美味しいランチが楽しみです。万座温泉近辺でランチを楽しめるスポットはあるのでしょうか。個人のお店はほとんどありませんので、旅館やホテルが提供しているランチを召し上がってみてください。
●万座プリンスホテル内「中国料理錦」
【営業時間】11:30から14:00まで
【ランチメニュー】中華料理
●万座温泉日進館内「カフェつま恋」
【営業時間】8:00から17:30まで
【ランチメニュー】うどん,そば,ラーメンなどの軽食
万座温泉周辺の駐車場のある日帰り温泉は?
万座温泉周辺で日帰り温泉を探してみましょう。ドライブで訪れる方は駐車場が必要ですので、無料の駐車場のある日帰り温泉をご紹介します。
●草津温泉大滝乃湯
【住所】群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13
【電話番号】0279-88-2600
【営業時間】9:00から21:00まで
【入浴料金】大人900円,子供400円
●草津温泉館
【住所】群馬県吾妻郡草津町大字草津464-35
【電話番号】0279-88-2500
【営業時間】10:30から19:00まで
【入浴料金】大人800円,子供400円
万座温泉で日帰り温泉を楽しもう!
ここまで、万座温泉の日帰り温泉スポットをご紹介してきました。各宿にはそれぞれに個性的なお風呂があり、その全てに入浴したくなります。皆さんはお気に入りの日帰り温泉が見つかりましたか。今度のお休みには、ぜひ万座温泉で日帰り温泉を楽しんでください。
初回公開日:2017年11月20日
記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。