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赤羽の銭湯3|24時間/駅近/朝から

更新日:2023年12月30日

赤羽の銭湯は荒川のランニングに対応していたり、銭湯ランナーにはありがたい存在です。地下水にも恵まれていて東京都内で唯一の造り酒屋があるのもこの地域です。昔ながらの銭湯も健在、高い天井と薪で沸かすお風呂、壁のペンキ絵と番台など銭湯らしい銭湯に巡り会えます。

赤羽の銭湯3|24時間/駅近/朝から

赤羽ってどういう街?

赤羽はJR埼京線、宇都宮線、京浜東北線、高崎線、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道が通っており、池袋まで8分、新宿まで13分、渋谷駅まで19分、東京まで20分、横浜まで45分と北区の交通、商業の中心地として賑わっています。

荒川に面しており、川を越えると埼玉で、1871年(明治4年)までは浦和県(現埼玉県)だったという経緯があります。

同地区の岩淵町には、秩父を源流とする良質な伏流水を利用した23区内唯一の造り酒屋「小山酒造」が明治11年(1878年)より操業しており、赤羽の銭湯はこの良質な水を使っているところもあります。

また、毎年4月には町をあげてのお祭り「赤羽馬鹿祭り」が開催されます。このお祭りは1956年に地元の商店主達によって、4月のエイプリルフールにちなんで始められ、延々と続くパレードや赤羽駅前の特設ステージのイベントを堪能した後に湯船に浸かるのも一興です。

特徴別赤羽の銭湯

赤羽で24時間入浴できるところはある?

赤羽はJR赤羽駅前の一番街商店街、赤羽スズラン通り商店街(ララガーデン)をはじめ、東京メトロ南北線の赤羽岩淵駅・志茂駅を中心に26の商店会があります。

赤羽は呑兵衛の聖地と異名をとる街として有名で、立ち飲み屋をはじめ、居酒屋、中華料理店、ファーストフード、ファミレスからカラオケなど24時間営業のお店は駅前繁華街にたくさん見られます。街を歩くと「朝から呑める店」という看板を目にする事ができます。

さて、赤羽で24時間入浴できる施設としてはサウナ・カプセルホテルが挙げられます。残念ながら銭湯で24時間営業はありません。かつては赤羽駅周辺には、サウナもいくつかありましたが、施設の老朽化に伴い次々と閉店しました。

駅前の交通至便なところには24時間利用できるサウナ・カプセルホテルがあるので、ご紹介いたします。

24時間入浴可能な「コスモプラザ赤羽」

JR赤羽駅から歩いて3分ほど、コスモプラザ赤羽は赤羽一番街商店街にあるカプセルホテルです。同系列のお店が池袋にもあり、そちらは女性専用フロアがありますが、赤羽は男性専用となります。

大浴場は24時間入浴が可能で、浴槽のお湯には北海道の秘湯二股ラジウム温泉のシステムを導入しているのが特徴です。二股温泉の泉質は炭酸カルシウム水素塩泉で、別名美肌の湯と言われています。

サウナは2つのタイプがあり、フィンランド式のドライタイプはヒノキの香りとともに高温のサウナを楽しむ事ができます。もう一つはヒリヒリ感を感じることなく無理なく発汗ができる遠赤外線タイプの低温サウナとなっています。

これらに加えてサウナとセットで冷水浴ができる水風呂とボディシャワーの設備があります。
赤羽駅からも近く、銭湯でこそありませんが、24時間利用できる入浴施設としてです。

コスモプラザ赤羽詳細


【所在地】東京都北区赤羽1-39-3
【連絡先】03-3902-7770
【営業時間】24時間営業
【休業日】年中無休
【料金】サウナ
90分990円、3時間1,300円、10時間2,200円
延長/1時間500円、3時間サウナ回数券(3枚綴り3,300円、有効期間3カ月)
【アクセス】JR赤羽駅東口より徒歩3分

赤羽で朝からお風呂に入れる銭湯は?

赤羽地区は昔ながらのレトロ銭湯を含めて7軒の銭湯が営業していますが、1軒の例外を除いては残念ながら日常的に朝風呂に入れるところはありません。赤羽ではなく、他地区で朝風呂の営業をしている銭湯はありますが、それでも通常日曜日の朝8:00から、という例が多く見られます。

赤羽でどうしても朝からお風呂に入りたい場合は、前述のカプセルホテルのサウナを利用するしかありません。

それでは、赤羽で、唯一朝風呂に入れる例外の銭湯をご紹介いたしましょう。

お正月はなんと6時から朝風呂!「テルメ末吉」

赤羽の銭湯で、日常朝湯をやっているところはありませんが、東京メトロ南北線志茂駅から徒歩7分のところにある銭湯、テルメ末吉はお正月の1月2日に限り、なんと朝6:00から営業します。銭湯好きには嬉しいお年玉です。

テルメ末広は、全館禁煙の健康志向の銭湯です。また、荒川、隅田川にもほど近いため、ランニングの後に入浴ができるように荷物を預かってもらえる銭湯で、銭湯ランナーにはうれしい存在です。ただし13:00〜14:00の間は準備のため荷物受付はしていません。

京都町屋風の外観が印象的なテルメ末吉、フロントを通るとマッサージ器やドリンク類の販売もある休憩スペースと脱衣場があります。

お風呂は露天風呂や薬湯、ジャグジーや高温風呂、水風呂、サウナと設備も充実、特に薬湯は荒川の土手で摘んだよもぎ、スギナ、タンポポや常連が持ち寄るタマネギやミカンの皮などを素材に季節感のる自然薬湯を提供しています。

テルメ末吉詳細

【所在地】東京都北区志茂5-16-14
【連絡先】03-3901-6316
【アクセス】東京メトロ志茂駅より徒歩7分、赤羽岩淵駅から徒歩11分、JR赤羽駅より徒歩15分
【休業日】金曜、1月1日        
【営業時間】14:00~24:00、日・祝12:00~ 24:00、1月2日6:00~20:00 
【料金】大人460円、中学生300円、小学生180円、乳幼児80円(大人ひとりにつき、乳幼児二人まで無料)
サウナ大人300円(バスタオル付き)
【駐車場】あり

赤羽で駅近の銭湯は?

志茂駅から徒歩わずか3分!「HOTランドみどり湯」

駅近の銭湯で筆頭にあげられるのは、東京メトロ南北線「志茂」駅から歩いて3分ほどのHOTランドみどり湯です。JR赤羽駅からは隅田川に向かって15分ほど、レンガ色のタイル貼のマンションの1階にあるビル型銭湯で、駐車場(3台)もあります。

荒川土手にも近いため、銭湯ランナーにもがある、赤羽で一番大きな銭湯ですが貸しタオルはありません。フロントを通って中に入ると、広い脱衣場と飲食サービスカウンターがある休憩スペースがあり、椅子テーブル席でゆっくりと休憩ができます。

お風呂は二週間ごとに男女入れ替え制で、円形のジャグジーや、薬湯、リラックスバス、冷水風呂、サウナ(有料)のほか、銭湯でありながら岩風呂と桧風呂の露天風呂があります。岩風呂の方は季節のハーブや漢方湯などが楽しめる薬湯、桧風呂は少々熱めの温度設定となっています。覆われていて外は見えませんが外気に触れる爽快感が格別の銭湯です。

HOTランドみどり湯詳細

【所在地】東京都北区志茂3-25-9
【連絡先】03-5249-1426
【アクセス】東京メトロ志茂駅より徒歩3分、JR赤羽駅より徒歩15分
【営業時間】15:00~24:00 日曜13:00~23:00
【休業日】月曜(祝日の場合は翌日休み)
【料金】大人460円、中学生300円、小学生180円、幼児80円、大人1人に対し幼児2人まで無料
サウナ大人810円(バスタオル、フェイスタオル付き)、小学生380円(要保護者同伴)

赤羽駅から唯一西側にある銭湯「富士の湯」

富士の湯は唯一赤羽駅の西側にある銭湯で、荒川や隅田川の反対方向になるため、駅からは急坂を上ったところにあります。白いタイル張りの建物の目の前にバス停があり、赤羽駅からは3分ほどで行くことができます。また駐車場の設備もあります。

富士山が染め抜かれた暖簾をくぐるとフロントがありますが、レトロな体重計がある昔ながらの銭湯ですが建物は鉄筋コンクリー造となっています。

清掃が行き届いた浴室には定番の富士山ではなく、存在感のあるヨーロッパの湖の風景画が描かれています。

お湯はやや熱めで、バイブラ、ジェット、月曜~土曜は「ゲルマニウム」、日曜は「宝寿湯」の薬湯となっています。井戸水を使っているためカランの水が夏は冷たく、冬は暖かく感じます。また、浴室にも脱衣所にも時計がないため、文字どおり時を忘れて湯船に浸かることができる銭湯です。

富士の湯詳細

【所在地】東京都北区西が丘1-25-13
【連絡先】03-3900-0718
【アクセス】赤羽埼京線「赤羽」駅よりバス「西ケ丘」下車、徒歩2分、JR赤羽駅より徒歩約15分
【営業時間】15:30~23:30
【休業日】水曜
【料金】大人460円、中学生300円、小学生180円、幼児80円
【駐車場】駐車場あり

赤羽の銭湯3

赤羽は荒川が近く、そのため水質が評判であったり、ランナーにの銭湯があったり、また荒川の土手の散策や、花見帰りに立ち寄る楽しみもあります。そのような赤羽の銭湯をご紹介いたします。

No.3生のバラの花の薬湯が「藤の湯」

赤羽駅からは徒歩で13分ほどの住宅街にあるビル構造の銭湯です。ビル型の銭湯にしては脱衣場も浴室も天井が高く、浴室の天井は木調のアーチ型で、壁の竹林の写真と相まって落ち着く空間となっています。

また、脱衣所内にコイン式洗濯機が置いてあるので、着ていたものをそのまま洗濯できるといううれしい配慮がなされています。

浴場は横幅が広く、右手にサウナ室、左手にカーテン付きの立ちシャワーブースが2つあります。銭湯の定番とも言うべきケロリンの桶に出会えます。サウナ室脇には水風呂がセットされていて、温冷浴の爽快さを味わうことができます。

浴槽は適温のジャグジーの浅湯、バイブラの座風呂、ややぬるめの深湯の薬湯があります。この薬湯は日替りとなっており、特に毎月第2日曜には産直の生のバラの花が湯船に浮かび常連の女性客にとなっています。

藤の湯詳細情報

【所在地】東京都北区神谷3-23-12
【連絡先】03-3901-3078
【営業時間】15:45~23:30
【休業日】木曜
【アクセス】赤羽駅から徒歩約13分
【料金】大人460円、中学生300円、小学生180円、幼児80円

No.2銭湯ランナーに「お玉湯」

お玉湯は南北線の赤羽岩淵と埼京線の北赤羽から歩いて7〜8分の環八沿いにあるマンション型銭湯で、新荒川大橋サッカー場や野球場などのスポーツ施設に近く、シャンプーやボデイソープが備え付けなので荒川ランニングの際にも重宝する銭湯です。

比較的コンパクトな銭湯ですが、ジェットマッサージの座風呂や日替わり薬湯が実施されていて、これがなかなの評判です。サウナはスチームサウナで2~3人くらいで一杯ですが、水風呂とセットで温冷浴を楽しめます。

サウナは入浴料込みで720円ですが、金曜日は600円になります。フロントで申し込む際にバスタオルを貸してくれます。またこの時に申し出ればタオルも貸し出ししてくれるので、手ぶらで行くにも便利な銭湯です。

更衣室にはドリンクの自動販売機や冷水機は置いてないため、銭湯の入り口にある自動販売機でドリンクを買うか、またはフロントでお茶などを買う事をします。

お玉湯詳細

【所在地】東京都北区赤羽北1-25-13
【連絡先】03-3909-5884
【アクセス】JR埼京線北赤羽駅より徒歩7分、東京メトロ赤羽岩淵駅より徒歩8分、JR赤羽駅より徒歩15分
【営業時間】15:45~24:00
【休業日】水曜
料金】大人460円、中学生300円、小学生180円、幼児80円

水質自慢・レトロ感溢れる「岩の湯」


東京メトロ南北線赤羽岩淵駅から徒歩2分、JR赤羽駅から徒歩5分ほど、築70年以上の岩の湯は銭湯らしい堂々とした宮造りの銭湯です。近くに東京23区内で唯一の小山酒造があり、酒の仕込みと同じ地下水を薪で沸かしたお湯は柔らかいと評判です。

千鳥破風の下、銭湯の暖簾をくぐると、正面に七福神と宝船を描いた九谷焼タイル画が出迎えてくれます。番台の奥は脱衣場で、高い折り上げ格天井にアナログ体重計や大型壁掛け扇風機があり、レトロ銭湯感満載です。

浴室に入ると男湯女湯の境界壁上部に富士山のペンキ絵、また境界壁にも男湯は浦島太郎、女湯は桃太郎をテーマにした物語の九谷焼のタイル画が施されています。

水質が自慢のお風呂は深目の座湯とジェットマッサージ湯、浅湯はバイブラ湯となっています。お湯は熱めで強力なジェット、よく冷えた水風呂、日替わり薬湯が好評です。
銭湯では珍しい「白ケロリン」の桶が使われています。

岩の湯詳細

【所在地】東京都北区岩淵町31-2
【連絡先】03-3901-5405
【アクセス】東京メトロ赤羽岩淵駅から徒歩3分、JR赤羽駅から徒歩12分
【営業時間】15:30~24:00
【休業日】金曜日
【料金】大人460円、中学生300円、小学生180円、幼児80円

赤羽の銭湯の平均の営業時間は?

【テルメ末広】14:00~24:00(日、祝12:00~ 24:00)
【ホットランドみどり湯】15:00~24:00(日曜13:00~23:00)
【えびす湯】15:00~24:00(日曜14:00~ 24:00)
【藤の湯】15:45~23:30
【お玉湯】15:45~24:00
【岩の湯】 15:30~24:00
【富士の湯】15:30~23:30

となっており、1日の平均営業時間は約8時間といったところです。他の地域の銭湯では朝風呂をやっているところがありますが、赤羽周辺の銭湯では朝風呂営業はありません。また、終了時間も一番遅いところでも24:00までとなっており、これも他地域の銭湯と比べると意外と早いと言えます。

赤羽の銭湯はその水質が

赤羽の銭湯の魅力をご紹介しましたが、赤羽地区は23区内で唯一造り酒屋がある地域で、良質な水に恵まれています。荒川や隅田川も近く、散策を兼ねて良質な水を使った赤羽の銭湯に出かけてみるのも銭湯巡りの楽しみの一つではないでしょうか。

初回公開日:2018年01月28日

記載されている内容は2018年01月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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