北千住の銭湯3｜営業時間/サウナがある
更新日：2024年07月07日
北千住の銭湯
銭湯がある北千住ってどんな街？
北千住は江戸時代には千住宿と呼ばれ、江戸からは日光街道で一番目の宿場町として栄えました。千住宿は、東海道の品川宿、中山道の板橋宿、甲州街道の内藤新宿と並んで江戸四宿と呼ばれ、今でも旧日光街道沿いに往時の面影が残されています。
現在の北千住には、JR東日本の常磐線、上野東京ライン、東京メトロの千代田線、日比谷線、
東武鉄道の伊勢崎線、東武スカイツリーライン、首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレスなどの複数の鉄道路線が乗り入れており、商業地としても住宅地としてもの街となっています。
多くの人で賑わう北千住には、銭湯文化を今に伝えるレトロ銭湯を始め、いくつもの銭湯が脈々と営業を続けています。そんな北千住の銭湯の魅力をご紹介いたします。
営業時間別北千住の銭湯
北千住には昔ながらの銭湯が多数あります。銭湯の営業時間は、通常午後2時過ぎあたりから夜12時くらいまでが普通ですが、北千住周辺で朝風呂から24時間営業をしている入浴施設をご紹介します。
北千住で朝からお風呂に入りたい！
銭湯ではないけれど朝風呂OKの「グランパーク・イン北千住」
残念ながら北千住には朝から営業している銭湯はありませんが、どうしても朝から入浴したい時にはその方法があります。
北千住駅から歩いて5分ほどのところにある、LED照明がオシャレでモダンなカプセルホテル「グランパーク・イン北千住」では早朝5:00からの入浴を受け付けています。
受付でデイユースを申し込むと、男性は大浴場・サウナ、女性はバスタブとシャワーブースが利用できます。タオル・ガウン付きでカプセルでの休憩もできます。ただし10:00～11:30の間は浴室清掃のため利用できません。
【所在地】〒120-0036 東京都足立区千住仲町40－9
【連絡先】03-5284-2641
【料金】カプセル休憩・日帰り入浴＆サウナ
3時間1,620円、7時間2,500円 、10時間 2,800円
【利用時間】5:00～21:00
【アクセス】JR常磐線北千住駅(仲町出口)より徒歩5分
東京メトロ千代田線（1番出口）より徒歩2分。
北千住ではないけれど朝風呂OKの銭湯
日曜の午前8時から入れる薪で沸かした朝風呂が好評の「明美湯」
明美湯は北千住からは東武スカイツリーラインで三つ目、梅島駅から歩いて13分ほどの所にある銭湯で、日曜日は朝8:00からの利用ができます。
薪で沸かしたアルカリ性のお湯がの銭湯で、銭湯建築の宮造りの外観と高い格子天井、レトロ体重計、木の下駄札、お釜型ドライヤー、などレトロ銭湯そのものを味わう事ができます。
人工温泉と銘打っているのは風呂は北海道二股温泉の人工温泉、その他にあつ湯、ぬる湯、炭酸泉、薬湯、立ちシャワー、岩風呂、湿式サウナ、水風呂、男湯にはプールもあります。ジェット風呂は浴剤を入れてスイッチで動く個人浴槽となっていてです。
【所在地】足立区梅田4-40-21
【アクセス】東武伊勢崎線梅島駅より徒歩13分
都営バス足立梅田/浅草寿町「梅島第二小学校通り」下車徒歩1分
【営業時間】月曜日〜土曜日15:00～24:00
日曜日8:00～12:00、16:00～24:00
【連絡先】03-3887-1856
【駐車場】無料
デザイナーズ銭湯でご機嫌の朝風呂を楽しめる「大平湯」
建築家の今井健太郎氏によるデザイナーズ銭湯「太平湯」のキャッチコピーは夢銭湯。新規オープンから15年経った今、若い人から高齢者まで多くの銭湯ファンに支持されています。日曜は朝８時から営業しており、地元の朝風呂ファンで賑わっています。
仕切りがない広い浴槽はぬるめで長湯ができ、大きな露天風呂もあります。女湯には15ｍ×3ｍの歩行浴槽があり、毎月第4水曜にインストラクターによる歩き方教室が開催されています。夜ともなると水中照明が灯り、幻想的でオシャレな銭湯です。
広いロビーには軽食コーナーがあり、湯上りの飲み物、ビールや食事、デザートなどが楽しめ、ゆっくりと休憩ができるようになっています。20台以上の駐車スペースがあるため、北千住周辺だけではなく遠方から訪れる銭湯ファンもいます。
銭湯お遍路番号：足立区57番
【所在地】足立区青井6-21-3
【連絡先】03-3887-4564
【営業時間】14:30〜24:00、日曜8:00〜12:00・15:00〜24:00
【定休日】月曜（祝日は翌日休）
【アクセス】東武伊勢崎線五反野駅よりバス青井６丁目下車、徒歩3分
北千住で24時間営業の入浴施設はある？
北千住で24時間利用可能な銭湯はありませんが、入浴施設では前述のカプセルホテル、グランパーク・イン北千住がです。
スパ＆カプセルホテル「グランパーク・イン北千住」
カプセルホテルグランパークイン北千住では、24時間いつでも受け付けているサウナ90分コースが用意されています。男性は館内の大浴場とサウナ、女性はレディースフロアにある専用のバスタブとシャワーが利用でき、タオル・ガウンもついて1,500円 となっています。
大浴場は保温効果のある麦飯石を使ったモダンで清潔なしつらえでジェットバス付き、遠赤外線サウナも完備されています。ただし午前2:00～4:00の間は、機械メンテナンスのためサウナが利用できない時があります。また、浴室清掃がある午前10:00～11:30の間は利用できません。
当日に限りフロントで荷物を預かってくれるサービスがあるので、観光やランニングにも重宝します。
【所在地】〒120-0036 東京都足立区千住仲町40－9
【連絡先】03-5284-2641
【営業時間】24時※午前10:00〜11:30は利用不可
【料金】1500円（90分）
【アクセス】JR常磐線北千住駅(仲町出口)より徒歩5分
東京メトロ千代田線（1番出口）より徒歩2分。
特徴別北千住の銭湯
北千住でサウナがある銭湯は？
北千住周辺のサウナ設備がある銭湯は4つ、ニコニコ湯、金の湯、大黒湯、タカラ湯です。内ニコニコ湯は男女日替わりでの利用となっています。
日替わりで塩サウナが楽しめる「ニコニコ湯」
北千住西口から歩いて12分ほどのところにあるニコニコ湯は、北千住駅西口側で営業時間が一番長いのが特徴の銭湯です。塩サウナと幅1,5ｍ、奥行5ｍぐらいのミニプール（30℃程度）がありますが、これらは日替わりとなっているので利用したい場合は事前に問い合わせた方が良いでしょう。
高い天井と立山連峰のペンキ絵が清々しい浴場には、ジェットバス、寝風呂、あつ湯、ぬる湯、薬湯、サウナ、ミニプールの設備があり、男湯と女湯が日替りとなっています。
【所在地】足立区千住柳町2-10
【連絡先】03-3882-6645
【アクセス】北千住駅より徒歩12分
【営業時間】15:00～24:30
【休業日】木曜／営業の場合あり
【料金】塩サウナ(有料200円)
大人460円
中人180円
小人（未就学児） 80円
良質の地下水のお湯が自慢の「金の湯」（こんのゆ）
金の湯は北千住駅西口から歩いても15分ほどのところにあるいかにも銭湯らしい銭湯です。湯船は、ジェット、バイブラ、座風呂、寝風呂、薬湯、半露天風呂、サウナ、水風呂があり、いずれも43度前後ですが、半露天はぬるめでゆったり入浴ができます。水風呂は20度ほど、その他立ちシャワーが２つあります。
お湯は良質の地下水を使用、浴場内には銭湯の定番の富士山のペンキ絵を楽しむことができるレトロ銭湯です。
【所在地】足立区千住柳町36-8
【アクセス】北千住駅よりバスで千住4丁目下車、徒歩10分
【営業時間】15：00～24：00
【連絡先】03-3881-5869
【休業日】火曜日
【料金】サウナ400円
北千住の銭湯3
北千住駅に至近で利便性の銭湯「梅の湯」
北千住駅東口から徒歩1分の好立地にある梅の湯は、昭和2年創業、現在の地には昭和16年に、昭和30年に現銭湯に建て替えられました。入母屋（いりもや）唐破風（からはふ）の日本建築の銭湯として存在感十分です。
昔ながらの番台、高い格子天井、女湯と男湯の中央の大黒柱には柱時計、浴場内の壁には定番の富士山のペンキ絵、高窓からは日中自然光が降り注ぐ銭湯の典型がここにあります。
梅の湯のお湯はまろやかで軟らかいと定評があります。それもそのはず、地下80mから汲み上げているそのまま飲める井戸水を使い、あたりの柔らかいガスで湯を沸かしているからです。湯の温度は冬は45度、夏は43度と少し高めに設定してあります。
何と言っても北千住の駅から近い事、無料の貸しタオル＋石けん（20円）＋シャンプー（30円）＋入浴料でワンコイン（500円）で手ぶらでも気楽に立ち寄れるレトロ銭湯です。
【所在地】東京都足立区千住旭町41-11
【営業時間】16:00～24:00
【休業日】不定休（第1・第2・第3日曜は休業が多い）
【アクセス】北千住駅東口より徒歩1分
【駐車場】あり。
レトロ銭湯の風格の大黒湯
大黒湯の名前が示すように、大黒様の彫刻が鎮座する瓦屋根の入母屋造りと銅板葺きの唐破風が見事なキングオブ銭湯と言われる北千住のレトロ銭湯の代表各です。
カウンターで受付を済ませ、広い脱衣場に入ると体重計、身長計に血圧計、マッサージ機、女性の方にはお釜型の髪乾燥機やベビーベッドが備えられています。また、ゆっくり休憩できる座敷もあり、そこから眺められる庭の池には鯉が泳いでいます。
高い天井の浴室には銭湯の定番の富士山のペンキ絵、女湯には赤富士が描かれています。男女とも露天風呂を始め、サウナ、水風呂、ジェット浴（座風呂 / 寝風呂）があります。
まさに「絵に描いたような」北千住のレトロ銭湯となっています。
【所在地】〒120-0033 東京都足立区千住寿町32-6
【休業日】月曜日
【営業時間】15:00〜24:00
【連絡先】03-3881-3001
【アクセス】北千住駅から徒歩14分。
【駐車場】無料
縁側から眺める庭園の景色のタカラ湯
北千住駅から20分ほど歩いたところに、二段の瓦屋根の千鳥破風の重厚なファサードを持つタカラ湯があります。入り口上部のなげしには宝船に乗った七福神の木彫が出迎えてくれます。
昭和13年建築の建物もさることながら、タカラ湯は脱衣場に面する庭がとても見事で、池には錦鯉が悠然と泳ぎ、水面には手入れが行き届いた日本庭園の四季折々の姿が映されています。
男湯浴室正面には中島盛夫絵師によるペンキ絵の富士山、その下には座ジェット、バイブラ、電気風呂、薬湯（日替わり）、ちょっとぬるめのゲルマニウム温泉と各種浴槽が並びます。浴室の窓越しに自慢の日本庭園が見え、電気風呂があるのは北千住ではここタカラ湯だけです。
女湯にはお湯が出る愛らしい親子ペンギン像やフィンランド直輸入のサウナがあります。
【所在地】足立区千住元町27-1
【連絡先】03-3881-2660
【営業時間】15:00〜23:30
【休業日】金曜
【アクセス】「北千住」駅よりバス。「千住桜木町」下車、徒歩5分
（JR常磐線・千代田線・日比谷線・東武伊勢崎線・東武線直通半蔵門線・つくばエクスプレス線）
ランニング後に北千住の銭湯
荒川ランニングに立ち寄りたい「美登利湯」（みどりゆ）
北千住駅東口から荒川方面へ６分ほど歩くと、路地の奥に二重の破風が渋いレトロな銭湯が顔を現します。ここ美登利湯は荷物の一時預かりをしてくれる銭湯ランナー歓迎の銭湯です。
外装のレトロな姿とは裏腹に、フロント式の内部はリニューアルされ清潔で明るいイメージとなっていますが、籐のカゴ、レトロ体重計、おなじみのケロリン桶など、昔ながらの北千住の銭湯文化もしっかり踏襲されています。
薪で沸かす柔らかいお湯はバイブラ湯、ジェットバス（座風呂）、薬湯のシンプルな構成、お湯の温度は熱くもぬるくもなく、ランニング後の疲れを癒してくれます。
【所在地】〒120-0026足立区千住旭町25-11
【連絡先】03-3881-6626
【アクセス】東京メトロ日比谷線「北千住」駅下車、徒歩6分
【休業日】火曜
【営業時間】16:00〜23:30
銭湯ランナー歓迎の「梅の湯」
仕事帰りに銭湯で着替えて、荒川の土手をひとっ走り
先にご紹介の北千住駅から至近のレトロ銭湯梅の湯も銭湯ランナー歓迎の銭湯です。番台にその旨一声かけて、荷物や着替えをロッカーに預け荒川沿いをランニング、その後快適な銭湯で汗を流してサッパリしてみてはいかがでしょう。入浴料以外特別な費用は必要ありません。
【所在地】東京都足立区千住旭町41-11
【アクセス】北千住駅から徒歩1分、牛田駅から0.8km、京成関屋駅から0.9km）
【営業時間】16:00時～24:00
【休業日】不定休（第1・第2・第3日曜は休業が多い）
【アクセス】JR・東京メトロ・東武・つくばエクスプレス 北千住駅東口より徒歩1分
【駐車場】あり。
北千住の銭湯に行こう！
北千住は町の歴史も古く、下町の人情も色濃く残っている街です。昔ながらの銭湯文化を今に伝える名物銭湯もあり、そんな銭湯の魅力を求めて、地元の人以外にも遠く県外や、外国から訪れる人も少なくありません。
時には家庭では味わえない銭湯の魅力にどっぷり浸かってみるのもです。また宿場町に思いを馳せて併せて町歩きも楽しんでみてはいかがでしょう。
初回公開日：2017年12月09日
記載されている内容は2017年12月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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