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世界最速のバイクと歴史|50cc/250cc

更新日:2024年04月05日

最速バイクを細かく見てきました。懐かしいバイク、憧れのバイクが出てくると思いますので、比較しながら見ていただけます。ただ、や最速の判断は筆者の独断と偏見の部分もあり、何をもって最速なのかは、それぞれの感想にお任せします。

世界最速のバイクと歴史|50cc/250cc

世界最速のバイクが気になる!

昔からスピードを求めてきた歴史が、バイクの歴史と言っても過言ではないでしょう。性能や技術革新があっても最速を目指すのは一つのロマンであり、目標となっています。

1863年に蒸機機関のバイクが制作されてから、150年余りの間でかなり技術が進歩しました。今日の最速バイクの3を、独断と偏見で化して見ていきます。

50㏄の最速

原付とも呼ばれる50㏄バイク。普通免許でも乗れるので通勤や近場の足としては最適です。中にはとんでもないマシンもありますので、紹介していきます。

3位:「Dio」

3位はスクーターの定番ホンダ「Dio」です。2ストロークエンジン時代は7㎰超えの出力で、があったのでいろいろな派生や部品が生産されました。手軽に購入できるスクーターでは最速ではないでしょうか。

2位:「TZR50」

2位はヤマハ「TZR50」です。1990年に発売されたこの車種は現在、生産は行われていませんが、海外では現在もファンが多く、現役で走っています。見た目は、フルカウルで原付ではなく250㏄と言っても間違いないスタイリングです。7.2㎰と非力感が感じられますが、簡単なチューンで怒涛の加速を見せることで、2位にランクインです。

1位:「RS50」

1位はアプリリアの「RS50」です。現行型ではなく、2000年までに生産された2ストロークモデルです。8.8㎰を発揮するエンジンはもはや原付ではありません。最高時速は110㎞/Ⅼは余裕で出る、原付界の最速モンスターです。

250ccはタレント豊富なクラス

バイク免許を取得して一番最初に手が出しやすいクラスが250㏄です。そんな250㏄実はかなり強力なタレントが揃っています。

3位:「NSR250」

3位はホンダ「NSR250」です。最高速は劣るものの、旋回性能などすべてを加味して3位にランクインです。このマシンは今でもファンの間では伝説的なを誇っており、1999年に生産終了後も高値で取引されています。特に「NSR250R SP」という限定モデルは馬力の自主規制なしのフルパワーで、過激なバイクでした。

2位:「RS250」

2位はアプリリア「RS250」です。最高出力は85㎰も夢ではなかったバイクで、その心臓にはスズキ・RGV-Γと同じエンジンとなります。燃費の悪さは折り紙付きでしたが、とんでもない加速力とかっこいいスタイリングはが高かったです。

1位:「TZR250R」

1位はヤマハ「TZR250R」です。見た目からして早いのがわかるデザインで、NSR250と常に上位争いしていたモデルです。中でも「TZR250R SP」はほぼレース仕様のスペックで、公道では間違いなく最速で限定500台でした。恐らくそのままレースに出場しても勝ててしまうスペックでした。現在でも状態によっては100万円で取引されることもあるバイクです。

1000cc最速バイクは?

国産バイクがしのぎを削る1000㏄クラス。まさに憧れのバイクたちが集まっています。

そんな1000㏄クラスで3位は、ヤマハ「YZF-R1」です。とにかく軽くて扱いやすいので、バイク初心者でも問題なく乗りこなせそうです。ただ、燃費が悪いのが弱点になるでしょう。

2位はホンダ「CBR1000R」です。ホンダのバイクは各社がお手本にするくらいのバランス・完成度の高さが魅力となります。最高速は280㎞/hは軽く出て、コーナリングも抜群です。

栄えある1位は、カワサキ「Ninja H2」です。スーパーチャージャー付のモンスターバイクで、最高速320㎞/hを越え、最速の名を欲しいままにしています。ちなみに、「Ninja H2R」はこの高性能版で、こちらもとんでもない速さを誇ります。

空冷バイク最速はどれ?

今やバイクも水冷が主で、空冷エンジンは衰退しました。それでも、空冷エンジンの美しさにファンが今なお多くいます。

空冷タイプで販売されているバイクは本当に数が少ないです。そんな空冷バイクで最速なのは、ヤマハ「XJR1300」かホンダ「CB1100」になります。全体のトータルバランスで見れば、ホンダのCBに軍配が上がりますし、古くからのファンも多いので、勝手に最速に認定します。

街乗り最速が気になる

街乗りは広い意味ですが、高速、峠は走らないと仮定してみると、125㏄バイクが街乗り最速になりそうです。コストが安い、維持費が安い、高速に乗れないので必然的に街乗りになるということが挙げられます。

そんな125㏄で最速が「MITO125」です。価格は中型バイク並みですが、その分ブレンボブレーキなど本格仕様になっていて、なんと最高速は200㎞/hを記録しています。

市販車最速クラスはモンスター

バイク乗りの憧れ1000㏄を超える大型バイク。今までの250㏄とは異次元のスピードを誇ります。ここでは限定発売ではなく、普通に市販されているモデルに絞って見ていきます。

市販最速バイクとして有名なスズキ「隼」を越えたとも言われる、カワサキ「H2R」。見た目は、バイク界のランボルギーニのような風貌で、価格もモンスター級の約600万円です。最高速度は26秒で400㎞/hに達します。しかも、ノーマルでこの記録です。

大型アメリカン最速は?

ゆったり走ることが多いアメリカンタイプのバイクですが、最速はどのバイクなのでしょうか。こればっかりは名前のとおりアメリカのメーカーであるボスホスの「V8-LS3」です。車顔負けのV8エンジンで、6000㏄を越えます。しかし、残念ながら最高速は200㎞/hほどです。確かに、目指しているところが違いますので仕方ないです。

改造したバイクで最速は?

市販車を改造して、最速記録を打ち立てたのはホンダ「CBR1000RR」。なんと時速426㎞/hを記録しています。もちろん公道を走れる代物ではないですが、極限まで速さを追求したフォルムです。気になる方は動画を見ていただきたいですが、本当に動画でもその速さが分かります。新幹線より早いバイクを見てください。

ギネス記録を記録した最速バイク

長らくスズキの隼がギネスブックに市販車最速バイクとして紹介されていました。しかし、2016年にとうとう隼を破るバイクが登場します。それがカワサキ「Ninja H2R」で、26秒で400㎞/hまで加速し、ギネス記録に認定されています。市販されている状態でこれだけのスピードを出せるなんて驚きです。文句なしで、最速バイクでしょう。

最速バイクレースの紹介

世界最高峰のバイクレースといえば、moto-GPです。車で言うF1みたいなカテゴリといえばわかりやすいです。しかし、それより過激なレースがあります。それが、マン島TTレースです。

イギリスのマン島で公道を舞台にレースを繰り広げます。危険も隣り合わせで、これまでの死者は200人超えです。しかし、歴史が長くバイクレースの最高峰とも呼ばれており、条件の整わない公道を平均時速215㎞/hで駆け抜けます。

最速バイクの歴史

最速バイクの歴史は、バイクの進化の歴史でもあります。流れを見てみると、まず簡単に大排気量にしようという流れになりますが、次第に空冷では賄いきれなくなり、水冷に移行し始め現在は、ほとんどが水冷エンジンです。その後、スズキの隼が300㎞/hの壁を突破すると、危険だということになり規制が生まれます。

その後は、カワサキ「Ninja H2R」が400㎞/hを突破するまでは、沈黙を守っていました。また、最速争いが始まるのでしょうか。それでも、いくら最速を追求しても一般人が肉体的にも出せるのは250㎞/hがせいぜいです。なので、これからは公道最速や○○最速のように何かに特化した最速が生まれそうです。

環境問題か最速か

最速にランクインしているバイクを見ても2ストロークのバイクが多いです。燃費、環境には悪いですが、軽く、パンチ力がありました。今後は環境と速さを両立させたバイクが生まれていきそうです。

初回公開日:2017年12月30日

記載されている内容は2017年12月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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