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ライカンハイパースポーツの特徴・値段の目安・内装・スペック

更新日:2024年03月26日

「ライカンハイパースポーツ」がレバノンの自動車メーカー、Wモーターズから発表されました。ライカンハイパースポーツの値段や内装などスペックについて、また日本で発売されるのか、そして車の排気量が人体に及ぼす影響についてまとめました。

ライカンハイパースポーツの特徴・値段の目安・内装・スペック

ライカンハイパースポーツの特徴

ライカンハイパースポーツは、石油王国・アラブ首長国連邦初のスーパーカーです。映画ワイルドスピードで使用されたことで有名になった車でもあります。

Wスポーツは、従前より発表されていた新型スーパーカー「FENYR Supersport(フェニア スーパースポーツ)」をドバイモーターショーにて、世界初公開しました。

Wモーターズの本拠地は中東ですが、2016年8月15日、「フェニアスーパースポーツ」を米国で初公開すると発表しました。

アメリカカリフォルニア州で開催される「ベブルビーチ・コンクール・デレガンス」という全米からリッチなカーマニアを集めるイベントで公開される予定で、大きな注目を集めるでしょう。

また、同時に兄弟車である「ライカン・ハイパースポーツ」も公開されます。

ライカンハイパースポーツの由来

2012年当時レバノンの首都ベイルートにて設立された新興自動車メーカー、Wモーターズによって2013年1月のカタールモーターショーにて発表されたアラブ諸国初のスーパーカです。

ライカンとは、「神話に出てくる狼男の中でも自由自在に変身できる最も進んだ種族」を意味します。

ライカンハイパースポーツの魅力

ライカンハイパースポーツは首長国連邦の自動車メーカーであるWモーターズが製造販売しています。

搭載エンジンは、ポルシェのチューニングカーメーカーとして知られるドイツのRUF社製の水平対向型6気筒ツインターボで、最高出力760馬力、最大トルク101.7kgmを発生し、0-100km/h加速は2.8秒、最高速度は395km/hを誇ります。

Wモーターズ

2012年にアラブ地域で初のスーパーカーメーカーとして設立されました「Wモーターズ」は2013年のカタールモーターショーにて、「世界で高価な車」の「Lykan HyperSport(ライカン・ハイパースポーツ)」の製造メーカーとして鮮烈なデビューを飾りました。

「Lykan HyperSport(ライカン・ハイパースポーツ)」は、日本円にして約4億円にも達し、世界で7台しか生産されていない幻のスーパーカーとしてその名を馳せています。

そのメーカーである「Wモーターズ」がドバイモーターショーにてラ、イカンに次ぐ2車種目の投入を発表しました。

フェニア スーパースポーツ

「フェニル スーパースポーツ」のエンジンは、ポルシェの改造車で有名なドイツの自動車メーカーであるRUFが「フェニア スーパースポーツ」専用に改造した水平6気筒、4.0Lツインターボ、900馬力のエンジンを搭載しています。

このエンジンは、毎時400km/hを実現可能にする7速デュアルクラッチギアボックスを装備ており、僅か2.7秒で時速100km/hへ達します。

また、パフォーマンスの向上、車体全体は炭素繊維、管状軽量のアルミ製シャシーによって軽量化が行われており、総合的にライカンよりもハイスペックなモデルとなっています

また、パフォーマンスの向上、車体全体は炭素繊維、管状軽量のアルミ製シャシーによって軽量化が行われており、総合的にライカンよりもハイスペックなモデルとなっています

フェニアスーパースポーツとライカン

フェニアスーパースポーツは、ハイパースポーツを名乗っていたライカンよりスペックは上です。

エンジンは同じポルシェのチューニングで知られるRuf社のものが搭載されていますが、排気量は300cc大きく、最高出力が150ps、最大トルクが20kgmほどアップされました。

組み合わせられるミッションも6速シーケンシャルから、7速デュアルクラッチに変更されているので、乗りやすく、速さにもつながっています。

最高速度は395km/hだったライカンから、フェニアでは400km/h「以上」とされており性能も上がっています。

フェニア スーパースポーツの価格・生産台数は?

生産台数25台のみ(年間生産台数)「フェニア スーパースポーツ」は、ライカンには採用されていた、ダイヤモンドや金糸、各種宝石の装飾や機能がついておらず、ライカンよりハイスペックながらも大幅な低コストで毎年生産される予定です。

価格は、約2億~2.5億円程度($1,500,000~2,000,000)として設定されおり、約3億4000万円するライカンより安く設定されています。

ライカンハイパースポーツは日本でも販売されるのか

2013年2月のカタールモーターショーで「ライカン ハイパースポーツ」がWモーターズから発表されて発売は2013年11月でした。

日本では発売の予定はまだありません。街中で「ライカン ハイパースポーツ」を乗っているセレブな方はいるのでしょうか。そして、日本で見れる日は、果たして来るのでしょうか。

ライカンハイパースポーツの値段の目安

ライカンハイパースポーツの性能やデザインにより、販売価格は340万ドル(日本円で約3億4000万円)とブガッティ・ヴェイロンを超える程の世界で最も高価な車のとして数えられている上、世界7台限定での販売となっています。

既に全世界から100件以上のオーダーが入っており車種です。

中古

ライカンハイパースポーツは新車価格・340万ドルなので現在のレートで換算すると日本円で約4億円と言われています、世界に7台しか存在しません。

残念ながらライカンハイパースポーツが中古車では売られていません。これだけの高額スーパーカーですから一般的な中古車市場に出品されることはありませんが富豪が集まるスーパーカーオークションには出品されることもあります。販売している店はあるのですが、いくらで販売されるのかは不明です。

このため、相場がわからないのが正直なところです。オークションへ出品されると台数的な希少性から新車価格よりも中古価格の方が高いです。

レプリカ

ライカンハイパースポーツのレプリカは日本でも大ヒットしたワイルドスピードにも出ています。映画の中ライカンハイパースポーツはユニバーサルがwモーターズと契約しているので、外装や内装は全く同じです。

しかし4億円を超えるスーパーカーを破損させるのは無理なのでポルシェボクスターを間延びさせ撮影用に6台のレプリカが16億円で制作されました。公開された本編では本物と区別がつかないようになっています。

ライカンハイパースポーツの内装

ライカンハイパースポーツ内外のデザインを手がけたのは、コヴェントリー大学で自動車デザインをおさめたフランス人デザイナーです。

インテリアについては極めて豪華な素材で作られており、上質な皮のシートに金とダイヤモンドがちりばめられたダッシュボードの他、シートのステッチには手縫いの金糸が使用されナビゲーションディスプレイには日本のアスカネットが開発した3Dホログラムディスプレイを採用しています。

また、エクステリアにおいても、LEDヘッドライトにダイヤモンドコーティングが施されているのが特徴で、キーについてもカーボンファイバー、チタン、宝石といったこれもまた豪華な素材で装飾されています。

豪華な内装

ライカンハイパースポーツの内装は本皮シートですが、ステッチに手縫いの金糸が使用されています。ほとんどの車種は大切に維持されていますが、修復も困難ですからシートの擦れや破れがある車両は敬遠すべきです。

内装の装飾もダッシュボードやシートだけではなく、キーにも金やダイヤモンドが装飾されています。

ライカン ハイパースポーツの内装にはledヘッドライトに15カラットのダイヤモンドが散りばめられ、内装にもエメラルド、サファイア、ダイヤモンド、イエローダイヤモンドにカスタマイズする事も可能です。

ライカンハイパースポーツのスペック

ライカンハイパースポーツの大きさエンジンなどのスペックをご紹介します。

ライカンハイパースポーツ車両スペック
全幅1.944mm
全高1.170mm
駆動方針mr
乗車定員2人
最高出力760ps
最高速度385km
変速機7速

ライカンハイパースポーツの排気量

公式HPやウィキペディアなど調べてみましたが、詳しい燃費や排気量などの数値はわかりませんでした、ライカン・ハイパースポーツについて、気になる維持費を見ていきましょう

コンパクトなので維持費の観点から、燃費は多少良いのかと調べてみましたが、どれだけ検索してもでてきませんでした。ほぼ同じエンジンを搭載した「ポルシェ911」(3.8lツインターボ)は7.1-8.5km/lです。

ポルシェ911 エンジン

ポルシェ911のエンジンです。ライカン・ハイパースポーツの搭載エンジンとは多少違いますが、だいたいこんな感じのものだと推測されます。このまとめでは、維持費のうちの燃費をポルシェから算出しています。

排気量が人体に与える影響

スポーツカーの排気量は自動車の動力源となっている内燃機関(エンジン)に使用されるガソリンや軽油。その主成分は、炭素と水素です。

炭素と水素を燃焼させることによって生成される化学物質は、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素化合物(NOx)、粒子状物質(PM)、二酸化炭素(CO2)などがあり、これらが排気ガスの主成分となります。

各成分が人体に及ぼす影響

一酸化炭素は、炭素が不完全燃焼を起こした場合に排出されます。炭素が完全に燃焼した場合は、二酸化炭素となります。温室効果ガスではありませんが、温室効果ガスであるメタンの寿命を伸ばす性質があります。

炭化水素は、燃焼が不完全な炭素と水素が結合した化合物です。排出された炭化水素は窒素化合物と光化学反応を起こし、光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントを生成します。

光化学オキシダントは人体や植物に有害で、眼のかゆみや呼吸障害を引き起こすほか、植物は立ち枯れが起こります。

窒素化合物

窒素と炭素の分子量により、6種類に別れます。特に有名なのは、人体に有毒でオゾン層を破壊する二酸化窒素、温室効果の高い一酸化二窒素(亜酸化窒素)です。

軽油を燃料とした内燃機関で生成され、オゾン層の破壊、温室効果だけでなく、酸性雨や、炭化水素とともに光化学スモッグの原因となります。

粒子状物質(PM)

マイクロメートル基準の大きさの微粒子のことで、内燃機関で発生する粒子状物質としてはディーゼル排気微粒子(DPM、またはDEP)が有名。ディーゼルエンジンの排ガスが黒煙である原因物質です。

古いディーゼルエンジンは拡散燃焼を採用していたため、不完全燃焼が起こりやすく10マイクロメートル以下の微粒子を生成していました。

その量も多く、ガソリンエンジンのような触媒を使用しても目詰まりを起こしやすく効果が得られないとして、1990年代までディーゼルエンジンに触媒は未搭載でした。

ディーゼルエンジンの進化

コモンレール式直噴方式のディーゼルエンジンが開発され、触媒の開発にも成功。現代ではディーゼル排気微粒子はより少なくより小さくなっています。

粒子状物質は、大気汚染の主原因のひとつであり、黒霧を発生させます。また、建築物などを腐食させ、日傘現象により太陽光を遮断するなど、気象にも影響を与えます。人体には発ガン物質であり、呼吸器系に沈着することで、呼吸障害を誘発します。

排出基準に適合していない車両は、大都市およびその周辺地域で登録ができなくなりました。

二酸化炭素(CO2)

内燃機関で燃料と酸素の混合気が完全燃料した場合、二酸化炭素が生成されます。二酸化炭素は本来、大気中にありふれた成分ですが、大気中濃度が3~4%を超えると目眩や頭痛を引き起こし、7%を超えると二酸化炭素中毒となり最悪の場合、死にいたります。

環境に対しての影響は、温室ガス効果が有名で、地球温暖化の一因とされています。また海洋への二酸化炭素の溶存量が高まれば、海水の酸性化が進み海中の生態系に多大な影響を与えるとされています。

技術を進歩させ工夫を凝らしても、石油燃料を燃焼させた場合の環境負荷や人体への影響はあります。

ライカン・ハイパースポーツの維持費

ライカン・ハイパースポーツにかかる維持費についてですが、まず、ライカンハイパースポーツの維持費を考えるにあたって、いったいなにを払わなければいけないか、箇条書きにしてみましょう。

1.ガソリン代 
2.自動車税
3.駐車場代
4.車検費用(2年おき)
5.エンジンオイルやスタッドレスタイヤなどの消耗品
6.保険料

ガソリン代

燃費を8km/lだとして、1lあたりのハイオクの値段を130円、年間1万km走ったとすると(10000÷8)×130=162500円になります。

駐車代

このような車はだいたい自宅に停めるか、ホテルなどに駐車場を借りて停めるので、自宅だとしたら無料ですがホテルで借りたということにして、維持費のうち駐車場代はだいたい4-6万という計算にしましょう。

車検費用(2年おき)

日本でもしもライカンハイパースポーツを購入した場合の車検費用を計算してみましょう。自賠責保険が重量によって変わりますが、ライカン・ハイパースポーツの場合税金印紙代含め50650円です。

(約1.3tのため)加えて検査料金がかかります。このような高級車の場合カーディーラーに持っていくのが普通でしょうから、さらに10万以上。維持費の予算としてはこれに修理費も考えて余裕をみて3-50万ほど見ておく必要があります。

消耗品など

消耗品とはいえ、高級スポーツカーには良いタイヤや良いエンジンオイル、良いブレーキオイルを入れたいです。

ライカン・ハイパースポーツ タイヤ

上海のモーターショーで展示されたライカン・ハイパースポーツはミシュランのスーパースポーツのサイズが、調べたところフロントが255/35zr19というものを2本、合計で7万ほどのタイヤを履いているということがわかりました。後ろのサイズを考えて、前後ろ合計4本でだいたい維持費として考える一回のタイヤ交換に必要な経費は25万程度です。

ライカンハイパースポーツの維持費

ライカンハイパースポーツという超高級車の割にはこのタイヤの値段は安いです、維持費を抑えるには良いです。ライカン・ハイパースポーツの場合4000kmも走ったら交換したいでしょうから、年に2回交換し、かつその他オイルを考えて維持費のち消耗品の大体年間7-80万ぐらいの見積もりになります。

自動車保険

いろいろご紹介しましたが、これは誰に保険料をかけるかで大きく変わります。ちなみに、高級車すぎて到底車両保険はかけられません。

ライカン・ハイパースポーツのような超高級車では値段が高すぎるので保険会社に断られてしまいます。その他対人保険でしたらほかの車と大差ないので、合計の維持費はかかっても150万程度です。

ライカンハイパースポーツは台数が少ない

台数も少ないせいなのか、情報は見当たりませんでした。

ただし、高級車になるにつれてディーラーで支払う料金が高くなる傾向があります。やはり高い車ほど維持費はたかくつきます。ライカン・ハイパースポーツのような超高級車では高い料金が請求されます。

国産車とは違う特殊な構造だとか、特殊専用工具が必要なことも多く、融通がきかないこともあって、工賃が高めになっています部品代と合わせると、結果的に修理代が高くなってしまいます。

それでも正規ディーラーではなく、専門整備工場などでやってもらうと修理代はかなり抑えることができます。

ライカンハイパースポーツに試乗したい

いかかでしたでしょうか、ここまでライカンハイパースポーツの特徴や内装などをご紹介しました。やはり記述したように高級車なのでなかなか日本では見ることがありませんが、いつかは乗ってみたい車です。

今回の記事で少しでもライカンハイパースポーツに興味を持っていただけたら嬉しいです。

初回公開日:2018年04月04日

記載されている内容は2018年04月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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