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2019年01月17日

スズキ・フロンテクーぺGXCF|フロンテクーぺの特徴

スズキの往年の名車、フロンテクーぺについてのまとめ記事です。「世界一小さなスポーツ車」とも呼ばれるフロンテクーぺの魅力を、その加速性だけでなくデザイン性、さらに時代背景にさかのぼるなどしてさまざまな角度からわかりやすくご紹介しています。

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フロンテクーぺとは?

フロンテクーぺとは、スズキが1971年から1976年にかけて生産・販売していた軽自動車です。

つまりフロンテクーぺは販売終了からすでに40年以上経過しているわけですが、今でも根強い人気があるいわば伝説の車です。この記事では、このフロンテクーぺの魅力について、具体的にわかりやすく解説していきます。

フロンテクーぺを通して、日本の自動車業界の歴史の一端を垣間見ることができるでしょう。

スズキフロンテクーぺ

前述したとおりフロンテクーぺは一言で言えばスズキが1970年代前半を中心に生産・販売していた軽自動車、となるのですが、もちろんそれだけでは伝説にはなりえません。

そこには今までの自動車には無かった特徴をフロンテクーぺが備えていたからこそ、現在に至るまで熱心なフロンテクーぺファンを生み出してきています。

では、そんなファンを魅了してやまないフロンテクーぺの特徴とは具体的にはどんなものでしょうか。

1971年代モデル

フロンテクーぺは生まれたのは1971年です。ここで、当時の日本の軽自動車業界のトレンドを簡単にみておきましょう。フロンテクーぺを十分に理解するには時代背景もおさえておく必要があります。

フロンテクーぺが誕生する数年前、本田技研工業からN360という軽自動車が発売されました。これは、当時の軽自動車としてはスバ抜けた馬力のエンジンを搭載しており、この車をきっかけに日本の軽自動車業界ではその馬力を競い合うという現象が起きました。

フロンテクーぺは、まさにこうした馬力競争の中でスズキが投入したモデルです。

デザイン

このように軽自動車の馬力が重視される時代に設計されたフロンテクーぺですが、その魅力は決して馬力だけではなくデザインにもこだわりが感じられます。

フロンテクーぺは、イタリアの有名な工業デザイナーのジョルジェット・ジウジアーロがベースデザインを手がけています。そのため、当時の軽自動車と比べると車高も低く、優雅で洗練された独特のボディラインとなっています。

当初のキャッチコピー

ちなみに、フロンテクーペの発売開始当時のキャッチコピーは「ふたりだけのクーペ(2SEATER COUPE FOR LOVERS)」です。

このコピーからもわかるように、発売当初のフロンテクーペは2シーターでした。この2シーターはスポーティーテイストを求める層からは歓迎されましたが、一方でファミリー層などからは2+2シートモデルを求める声が多く、それを受けてスズキは2+2タイプのフロンテクーペを発売し、以後こちらが主流になりました。

スズキ・フロンテクーペ特徴

以上で、フロンテクーペが生まれた時代背景と、フロンテクーペの大きな特徴としてその大きな馬力と優美なデザインがあることがおわかり頂けたでしょう。

ではここで、フロンテクーペの特徴をさらに細かく、そのスペックなどを具体的な数字でみていきます。

ボディーサイズ

まず、フロンテクーペのボディーサイズなどの外形をチェックしましょう。

フロンテクーペの長さは2,995mm、ホイールベースは2,010mm、幅は1,295mm、高さは1,200mmとなっています。前述したとおり、その特徴としては車高の低さがあげられます。車高だけでなく、さらにフロントガラスの角度も低くすることでボディラインはゆったりとした曲線を描き、見る人にエレガントさを感じさせます。

排気量とキャブレター

次に、内部をみていきます。まず、排気量です。フロンテクーペの排気量は356ccです。当時の規格として軽自動車の排気量は360ccでした。この小さな排気量で、いかにして高出力を得るかが当時の馬力競争における最重要項目となっていました。

そして、フロンテクーペの大きな特徴としてあげられるのがキャブレターです。フロンテクーペのキャブレターは3連になっています。キャブレターを3連にすることでより多くのガスを注入でき、そこからハイパワーが生まれます。

駆動方式

フロンテクーペの駆動方式はRR(リアエンジン・リア駆動)です。リアエンジン・リア駆動とは、エンジンが後部に設置され、しかもその動力がエンジンから後輪に伝導されて推進力を得る構造のことをいいます。

このRRの特徴としては、まずその加速力の高さがあげられます。重いエンジンが後部にあり、しかも駆動される車軸がその上にあるので常に後輪タイヤが地面に密着する形になり駆動力が無駄なく伝わる仕組みです。

さらに、RRではブレーキの制御能力も高くなります。ブレーキがかかると慣性の法則により荷重は前方に移動しますが、RRではもともと車体後部に重みがあるために荷重が前後でバランスよく配分される形になるためです。

そして、RRの前輪は操舵専用で後輪は駆動専用となるので構造が単純化されコストも安くでき、また操舵も容易となり小回りが利くなどのメリットもあります。

タコメーター

フロンテクーペはそのタコメーターも特徴的です。

エンジンの回転数を示すタコメーターは今の軽自動車などでは無いタイプも多いのですが、フロンテクーペは最大回転数1万回のタコメーターを備え、しかもそれらが6連で並んでいます。これにより、目でもスポーティードライブを楽しむことが可能となっています。

フロンテクーペの乗りやすさや使い勝手は?

このように、フロンテクーペは軽自動車ながらスポーツ車としての色彩が強くなっていますが、一般的にいってスポーツ車は加速力などにはメリットがあるものの、運転が難しいなど操作性に問題のある場合が少なくありません。

そこで、ここではその他の整備性なども含めてフロンテクーペの使い勝手についてみていきます。

部品の欠品が多い

前述のとおりフロンテクーペは数十年前のモデルですので修理や部品交換が必要になることが多いのは否定できません。ところが、フロンテクーペの部品には欠品も多く、修理が難しい場合があります。

ただし、部品によってはスズキから再販されているものもあり、また、汎用品や他社製品で代用可能な場合もありますので、簡単にあきらめず粘り強く検索してみましょう。

自作して対応することも多い

では、再販品や汎用品や他社製品で対応できない場合はどうしたらよいでしょうか。

ユーザーの中には、修理に必要なパーツを自作してしまう上級者もいます。また、ネットにはその方法を解説したサイトもあります。もちろん簡単ではありませんが、意欲のある方はこのパーツの自作に挑戦するのもよいでしょう。

フロンテクーペに限った話ではありませんが

このようにフロンテクーペは故障した場合に修理が困難な可能性がありますので、経年劣化による自然な故障はやむをえないとしても、運転ミスによる故障はなるべく避けたいところです。

ドライバーとしては当然常に慎重な運転をすべきですが、フロンテクーペの場合は特に注意が必要といえるでしょう。

フロンテクーペに興味を持ったらこの本

ここで、フロンテクーペに興味を持った方におすすめの本がありますのでご紹介しておきます。

フロンテクーペをはじめとする昭和40年代の日本の自動車には、現在の自動車には個性的なものが多く存在しますが、この本はそれらの魅力をわかりやすくまとめていますのでおすすめです。

昭和40年生まれの私にとって、とても懐かしいです。父親が乗っていたチェリーX-1やカローラ30、ギャランGTOを見ると子どもの頃を懐かしく思い出します。車好きの父親に連れて行ってもらった販売店では、S30ZやセリカLBなどは、あこがれの的でした。排ガス規制やオイルショックで40年代末期の車は骨抜きになりましたが、今から考えても個性的なデザインは魅力的です。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3Z8U33E51UJ... |

フロンテクーぺを楽しもう

以上、フロンテクーペの魅力をお伝えしてきました。

ここまで読んでフロンテクーペに興味を持たれた方のために、最後にフロンテクーペの楽しみ方についてご紹介します。

フロンテクーぺは入手可能?

まず、フロンテクーペを楽しむ一番の方法は、何といっても実際にフロンテクーペを購入して乗りこなすことでしょう。

しかし、年代の古い車種でもありフロンテクーペが中古車市場で売りに出されることはあまり多くなく、その入手は不可能ではないもののかなり困難といえます。

フロンテクーぺはプラモやミニカーも人気

さまざまな理由でフロンテクーペを購入はできないフロンテクーペファンの中には、ミニカーやプラモデルで手軽に楽しまれる方もいます。

かつてフロンテクーペを乗っていた方はそのかつての自分の車をプラモデルで再現するなど、色々な楽しみ方をしています。

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