シトロエンから独立したds|dsらしい乗り心地
更新日:2024年08月31日
シトロエンから独立したds
シトロエンはフランスの自動車会社で戦前からある自動車会社で、非常に長い歴史のある自動車会社になります。
dsというのは、元々シトロエンから販売されている車種の名前で、dsはデザインや車のシステムなどあらゆる面で世界的にも衝撃を与えた車で、今でも愛されている旧車になります。
そんなdsの意思を受け継いだのが、シトロエンから独立したdsになり、当時の独自な路線を行く車作りを目指している会社になります。
シトロエンの特徴
シトロエンの特徴は何と言っても独創的なデザインの車です。他の国のメーカーでは絶対に真似のできないボディラインから作り出されている車は一目見ただけでもわかるほど強烈な存在感を放っています。
シトロエンはフランスの会社で、服や靴など、オートクチュールのような非常にファッショナブルで機能的かつ、オシャレを持ち合わせている車ですからハイセンスなメーカーと言えます。
dsの特徴
dsは元々車種名で、大統領の公用車になったり、ラリーになったりとさまざまな場面で活躍している車になります。
また何と言ってもdsは宇宙船のようなボディデザインが有名ですから、シトロエンから独立したdsは、dsの独特なエレガンスさと車の乗り味を受け継いだメーカーと言えます。
シトロエンは大衆的な雰囲気があり、dsは高級感を出しておりますので、しっかりとシトロエンとは差別化が行われております。
シトロエンとdsとの違い
シトロエンは歴代からの独特なデザインを継承しており、ホイールのデザインやグリルのデザインなど、直線を生かしつつも、シトロエンらしい丸みのあるデザインに上手に溶け込ませております。
dsはシトロエンらしい独特なデザインをさせつつも、エレガンスのあるデザインをしております。dsは高級志向なメーカーとしての位置付けなので、他のメーカーとライバルになれるようなデザインと性能になっております。
フランス高級車の伝統復活を目指す
タイトルどおり、シトロエンは高級車の製造もしておりました。元々は大衆車ではありますが、シトロエンはワンオフで大統領のための車を製造したりとフランスの国を代表するメーカーです。
しかしシトロエンは2CVのような大衆車のイメージが強いため、シトロエン=大衆メーカーというのがありました。
そこで大衆車というイメージを払拭するべく、dsという高級車をシトロエンから独立させ、その復刻を目指しました。
スタイリング
何と言ってもdsの特徴はエレガンスなデザインです。
先ほどから何度も出てきていますが、dsという車は非常に独特なデザインの車で、シトロエンにしかできない車でもありました。
そのdsのオンリーワンなイメージを独立させたことで、シトロエンから独立したdsはその道をまた歩み始めました。
ではどのようなデザインなのかを少し見ていきましょう。
外装
フランス車のデザインは何と言っても曲線を上手に生かしたデザインになります。dsはそのエッセンスを上手に現代にアレンジし、そしてシトロエンとは違うブランドへと昇華させました。
車のデザインはそのお国柄が必ず現れますので、dsはフランスらしい非常にしなやかなデザインで、繊細な外装となっております。
なので、フランスにはハイブランドなショップが多いように、厳格かつオシャレをうまく表現できております。
内装
内装も外装と同じように非常に綺麗にまとめられてデザインされています。
ドライバー周りのデザインは運転に支障のない機能的に計算されており、運転中も最小限の視線移動で操作することができるようにデザインされています。
またフランスの伝統でもある革の縫いや加工などがふんだんに使われており、シートやダッシュボードなど運転者以外も居心地の良い空間を作り出されています。
3リッタークラスのような力強さ
dsのラインナップは低排気量ですが、そこはしっかりとターボでパワーを補い、力強いパワーを生み出すエンジンが搭載されています。
近年言われているダウンサイジングターボと言われているもので、技術の進歩により、低回転時でもしっかりとターボが効くので、走りが楽しめる余裕と街乗りでもノンストレスで使えるエンジンが売りでもあります。
しっかりと低燃費を実現
しかもダウンサイジングターボの利点は何と言っても燃費の良さです。
燃費の良さの秘密は直噴エンジンの採用で、直噴エンジンとは燃料と空気を混ぜた燃焼方式で、走りの環境やスピードなどをコンピューターで計測し、常に最適な燃料と空気の混合をすることで、より効率よく燃料を燃やす仕組みです。
そうすることで、少ない排気量でもそこにターボを組み合わせて足らないパワーを補い、高い燃費を実現するというのがカラクリです。
dsはその辺りもしっかりと考えられており、近年の自動車に求められる性能や環境配慮をクリアしています。
dsらしい乗り心地
シトロエン時代のdsはレースなどにも積極的に参加しており、輝かしい成績を残している車であります。
dsという車は50年代の車ですが、当時としては最新の機能が搭載された大衆車ということで非常にを集めた車でもあります。
そんなdsのDNAを受け継いだのが、シトロエンから独立したdsというブランドになりますので、走りは非常に洗練されたものとなっています。
フランス車は猫足のよう
例えばフランス車全般の走りとして、猫足のようと例えられています。
その理由はフランスという国に由来しており、フランスは日本のようなコンクリートやアスファルトのような道ではなく、石畳の道が多くあります。
石畳はアスファルトなどの道とは違い非常にガタガタした道なので、その上を車が走るとガタガタとかなり振動しますが、フランス車はそのような道が当たり前なので、地面のショックを上手くいなすような作りになっています。
なので、dsも同じように非常にしなやかな走りを実現しており、日本車にはない走りを提供してくれます。
欠点も個性の一部
しかしそんなフランス車にはちょっとした欠点があります。それは日本車やドイツ車のような究極の乗り味、というのはあまりありません。また特別な先進性を兼ね備えているというわけでもありません。
他の人からしてみれば、このような部分は欠点に見えるでしょうが、dsおよびフランス車というのはこのようなもので、車の良い部分も悪い部分もその車の魅力というのが非常にあるのがフランス車です。
良い部分も悪い部分も総じてフランス車なので、dsも良い部分もあれば、悪い部分もあります。しかしフランスの車作りはその表裏一体が当たり前で、悪い部分も好きになれるのがフランス車の最大の魅力です。
dsはファッショナブルな車
フランス車はとにかくおしゃれな車としての認識が高いです。ファッションの国でもあるフランスが作る車ですから、車にもそのような考えが入っています。
なので、日本車やドイツ車、イタリアやイギリスなどの車とはかなり違った車に乗りたい人には非常にです。
特にdsはラグジュアリーや使い勝手なども追求しており、フランス車に乗りつつ、非常に使い勝手の良い車に仕上がっていますから、今までフランス車というのが遠い存在に思えていた人にはメーカーです。
またdsはセカンドカーとしても非常に良い車で、オンとオフを切り替える車としても非常にメーカーとなっています。
シトロエンはライフスタイルの一部
フランス車全般に言えますが、シトロエンも独立後のdsもフランスは車は生活の一部と考えております。
車はオーナーのライフスタイルに寄り添う存在であるという考えが込められており、人間と同じように人と車が共に成長すると考えられております。
実はこの考えは今の日本の車には無い考えで、形式どおりにしか車を作れない日本のメーカーには非常に遠い車作りの話になります。
だからこそフランスの車は乗っている人のライフスタイルの一部となるような車を今でも作れていることに最大の魅力があり、人のライフスタイルに寄り添うと同時に、使い勝手の良い車を作ることができているのがまさにdsです。
そんなdsは美しさと日常の使いやすさを上手く融合させたメーカーなので、dsは近年非常にできるメーカーです。
初回公開日:2019年01月11日
記載されている内容は2019年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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