スキーのゴーグルのメーカー|眼鏡対応/キッズ
更新日:2024年09月24日
眼鏡をかけても付けられるゴーグルってある?
本格的な冬ももうすぐです。少しずつスキー場もオープンし、スキーやスノボなどのウィンタースポーツを楽しめる季節でもあります。スキーといえば、目を守るための必需品がゴーグルです。しかし、普段眼鏡をかけていて尚且つコンタクトを持っていない場合、ゴーグルを付けるのは大変です。
だからといってスキーのゴーグルを付けずに眼鏡だけで滑ると眼鏡を壊してしまったり紛失してしまったり怪我をしてしまう危険性があります。そんな人になのが、眼鏡の上から装着することができるゴーグルです。
眼鏡の上から装着できるゴーグルには「眼鏡対応」と表示されています。普通のゴーグルより大きめのサイズで作られており、眼鏡の上から装着できます。しかし、眼鏡の形は人それぞれ違い、外国のメーカーのものだとうまくフィットしないという可能性もあります。自分の眼鏡に合わないものを付けていると怪我の原因にもなり得るので、実際に付けてみて自分の眼鏡に合うものを選ぶのが良いでしょう。
どこのメーカーのゴーグルが?
スキーのゴーグルを選ぶとき重要視すべきは「自分の顔にフィットするか」です。きちんとフィットしていないと空気などがゴーグル内に入りやすく曇りの原因にもなります。逆にきつすぎるとゴーグルに圧迫された部分が痛くなってしまいます。
各メーカーで「アジアン(ジャパン)フィット」と呼ばれるモデルのゴーグルが販売されています。これは欧米人より鼻が低い日本人向けに作られたモデルで、鼻の部分に隙間ができにくいためフィット感も良く曇りにくくなっていてです。
ここでは、ゴーグルメーカーをご紹介します。
OAKLY(オークリー)
オークリーは、世界のアスリートが愛用している海外メーカーです。性能はピカイチと言われ、ジャパンフィットモデルのゴーグルは日本人の頭の形や顔の輪郭に合わせて設計されているため、フィット感抜群です。レンズも広くて大きいので、視界が良いと評判です。
子供用に販売されている「O2」は、平面レンズで歪みがなく視界をクリアに保てるのが特徴です。ライトグレーのレンズカラーは、オレンジ系よりも照り返しによるまぶしさをカットできます。カジュアルで男女問わず使いやすいデザインになっています。
SWANS(スワンズ)
スワンズは、創業100年を超える日本の老舗メーカーである山本光学株式会社のブランドです。透明性、耐衝撃性、耐熱性、耐燃性に優れたレンズを使用し、紫外線を99%カットする優れものです。日本のメーカーなのでフィット感が良いのはもちろん、ゴーグル内の湿気を換気する機能やレンズを温める機能を備えたゴーグルなど他にはない様々な新機能ゴーグルが発売されるのも魅力のメーカーです。
子供用のゴーグルは99.9%紫外線カットになっています。明るめのグレーレンズに可愛らしいデザインが女の子にです。
DRAGON(ドラゴン)
ドラゴンは、特徴的なデザインと鮮やかなカラーリングがのメーカーです。ゴーグルのレンズにはミラーレンズと呼ばれる球面状のレンズが使用されており、耐衝撃性、耐寒性、耐熱性に優れています。一日中付けていられる付け心地の良さが魅力のメーカーです。
ドラゴンの定番ゴーグルのデザインをベースにサイズを子供用にしたものが「LIL D」です。ポップなカラーとデザインが特徴で、曇り防止などの機能性にも優れています。
子供用ゴーグルの選ぶときのポイントは?
スキーのゴーグルには日光が雪に反射したときのまぶしさや紫外線から目を守る役割の他、吹雪が目に入ることを防ぐことで良好な視界保ち事故を防止することができます。スキーのゴーグルは、大人はもちろん子供だからこそ付けるべきものです。スキーのゴーグルには明確なサイズ表記はなく大まかに「大人用」「子供用」などに分けられ、それぞれ少しずつサイズが違います。では、子供用のゴーグルにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、子供用のゴーグルを選ぶときのポイントをご紹介します。
レンズカラーはオレンジまたはピンク系を選ぼう
オレンジ系のレンズは、日光を和らげるには最適なカラーです。曇っているときでも良好な視界を保てるため、全天候型のカラーでもあります。ピンク系のレンズは、日光を和らげる効果はオレンジ系に比べると劣りますが、曇っているときやナイタースキーのときには前方が見やすいです。
機能性も大事
大人でも子供でも、目を守るためには機能性が重要です。特に押さえておくべきは曇り止めでしょう。UVカット機能は、最近では標準になってきているのでほとんどの商品に付いている機能です。視界を良好に保つためには、ダブルレンズや曇り止めのコーティングが施されているものや曇り防止のファン付きのものが便利です。
レンズの違い
ゴーグルのレンズには、シングルレンズとダブルレンズがあります。ダブルレンズはレンズが2枚重なっていてレンズ間に空気層ができるため、曇りにくくなっています。ただし、シングルレンズに比べて値段は高くなるので予算のことも考えつつ選ぶべきでしょう。
また、レンズには平面レンズと球面レンズがあり、曇りにくさで選ぶなら球面レンズがです。コンタクトのようにカーブになっているレンズでゴーグル内の容積が大きくなります。これも、平面レンズに比べ値段が高くなります。
フレームの種類
最近では、フレームレスタイプのゴーグルも販売されています。フレームがないことによりゴーグルの溝に雪が溜まらないので、フレームから雪が入ることもなく視界を良好に保てます。
スキーのゴーグルってレンタルできるの?
スキーなどのウィンタースポーツをする際、荷物が大きくなることがひとつの難点でもあります。道具一式を揃えるとなると値段も高額になりますし、道具一式をレンタルできるゲレンデやツアーもあるのでレンタルを利用する人も多いでしょう。しかし、スキーのゴーグルに関してはレンタル品を取り扱っていない場合もあり、レンタルはあまりできません。
スキー場で道具をレンタルする際、ゴーグルなどの小物は別途料金がかかる場合があります。また、レンタルということは複数の人が使っているものなので、どうしてもレンズに傷が付いてしまい視界に影響が出ることもあります。
レンタル品はあまり高価なものを使われないのでレンズもシングルレンズが多いです。シングルレンズは温度差に弱く曇りやすいという難点があります。誰にでも使えるものを用意されているので、自分の顔にフィットしない場合もあります。
これらの点を踏まえると、スキーのゴーグルはレンタルするより自分の顔に合った自分用のゴーグルを準備する方が望ましいと言えます。
スキーのゴーグルはなぜ必要?
スキー初心者だと「スキーにゴーグルは必要ないのでは」と考える人がいます。特に穏やかに晴れた日はゴーグルなしで綺麗な景色を楽しみながら滑りたくなります。しかし、スキーのゴーグルには大まかに目を守る役割、視界を良くする役割、怪我を防ぐ役割があり、スキーのみならずウィンタースポーツにはなくてはならないものです。
ここでは、スキーのゴーグルの役割について簡単にご説明します。
目を守る役割
ゲレンデはいつでも一面の銀世界です。雪が積もっていると日光が反射するため、ゲレンデでは上下から紫外線の影響を受けることになります。雪の反射率は約80%とかなり高く、その影響は肌だけでなく目も受けています。紫外線を浴びることで雪目といって目が充血したり涙が出たりする人もいます。最近ではレンズにUVカット機能が付いているものが主流になってきているので、ゲレンデにゴーグルは必需品です。
視界を良くする役割
ゲレンデは山の斜面に作られています。山の天候は変わりやすく、さっきまで晴れていたのに今は吹雪ということも珍しくありません。穏やかな晴天ならゴーグルなしでも滑れるかもしれませんが、吹雪となるとそうはいきません。晴れていたとしても日光の反射でまぶしく感じることもあり、風があれば細かい雪が飛んで目に入ることもあるので、どんな天候でも視界を良好に保つためにはゴーグルが必須です。
怪我を防ぐ役割
スキーをする際、転んでしまうことがよくあります。ときには人と衝突してしまうことやスキー板が外れてしまうこともあります。スキー板が外れてゴーグルにぶつかるという経験がある人もいると思いますが、もしゴーグルを付けていなかったら顔に怪我をしてしまいます。軽傷ならまだしも重傷になってしまっては大変です。目の周りの怪我を防ぐためにもゴーグルは付けた方がよいでしょう。
スキーのゴーグルはいくら?
スキーのゴーグルにはメーカーもデザインも様々あり、値段もピンキリです。安いものから高いものでは値段がかなり変わってきますが、その分ゴーグルの機能に違いが出てきます。
安いものだと千円程度、高いものだと3万円程するものまであります。この値段の違いはゴーグルの機能の違いによるものです。平面のシングルレンズでポピュラーなオレンジ色、偏光レンズでなく曇り防止のファンが付いていないものは、安く買えます。これが球面のダブルレンズでミラーコーティングが施されたファン付きのものになると、値段は一気に高くなります。
スキー初心者で初めてゴーグルを買う人はなるべく安く買いたいと思うのが当然でしょう。しかし、ゴーグルの曇りはかなりのストレスになります。比較的安いものでも曇りにくいものがあるので、曇り防止だけはきちんとできるものを選ぶと良いでしょう。
スキーのゴーグルは自分に合ったものを購入するのが一番
スキーやスノボなどのウィンタースポーツには欠かせない小物がゴーグルです。紫外線や吹雪、転倒などによる事故から目を守ってくれます。ここでは、国内外のスキーのゴーグルメーカーやゴーグルを選ぶ際のポイントなどをご紹介しました。
レンズの種類やカラー、形や様々な機能、初めての人には選ぶのがなかなか難しそうにも思えるゴーグルですが、何よりも大切なことは「自分に合ったものを選ぶ」ということです。スキーのゴーグルはサイズも大まかにしか分かれていないため、本当に自分の顔に合うかどうかは試着してみなければ分かりません。
値段もピンキリなので予算の面も考慮しなければいけませんが、スキーのゴーグルは気持ちよく滑れるかどうかにとても大きく影響します。また、レンズに触りすぎなければ数年は使えるものなので、自分に合ったものを慎重に選ぶと良いでしょう。
初回公開日:2017年11月15日
記載されている内容は2017年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。