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スキーのパラレルターンの滑り方・指導方法・コツ|練習方法

初回公開日:2017年11月13日

更新日:2020年02月22日

記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

スキーを始めてパラレルターンの壁にぶつかる人は多いでしょう。スキーを上手に滑るためにはスキーの基礎であるパラレルターンをマスターする必要があります。どのようなことに気を付ければ上手に滑れるようになるのでしょうか。パラレルターンに大切なコツを紹介していきます。

スキーのパラレルターンの滑り方・指導方法・コツ|練習方法

スキーを始める前に

スキーの方向切り変えるとき、2つの動作を同時にすることが大切です。
1.一度上体を起こします。(ターンしている間は膝が自然と曲がっているので一度真っすぐに伸ばします。)
2.太ももから指先までを曲がる方向に傾けます。膝が曲がる方向へ

スキーを始めて体験する方は、リフトに乗る前に平らな場所で、スキーのつけ方と外し方、こけ方、歩き方、スケーティングの仕方、安全確認、止まり方など基礎の基礎を最初に経験者もしくはスキースクールのレッスンなどを利用して覚える必要があります。

平らな場所から徐々自分が怖くないと思える程度の傾斜のある場所でスキーに関する基本的な動作が確認できて確実に自分の意志で止まれるようなったら次の段階に入ります。

パラレルターンの前段階として

スキーを学ぶための最初のプロセスとして、「ボーゲン」があります。スキーの板をカタカナの「ハ」字を作り、足は内またを保ち、スキーの先端をこぶし2つくらい開いた状態を維持して、かかと側を開いた状態でスピードコントロールしながら滑る方法です。

次に足の外側に体重をかけることで重心移動してスキーの滑る方向を変化させることを「プルークボーゲン」といいます。

スキーをハの字にしたまま片方の足に重心をかけると曲がるということができるようになれば、次にスキーの形をハの字に保ちながら別の角度へ展開していくシュテムターンから始めます。スキーの通常の滑走は板を平行にして真っすぐ滑り、曲がるときにはㇵの字をつくってゆっくりとターンすることを「シュテムターン」といいます。

パラレルターンとは?

パラレルターンとはスキーの滑走技術にかかせない基本的なテクニックです。最初の段階はㇵの字状態を使っていますが、真っすぐに滑るときと同じように板を平行にしたままスキーの板に重心移動を加えることでターンする方法です。曲がるときに曲がる方向とは反対側のエッジを立てて曲がります。

コツをつかむまで足をきれいにそろえることが難しく、体系やカラダのバランスによって異なる部分で変な癖がでてしまうこともあります。一番良い方法は最初の段階で正しい動作をできればスキースクールのレッスンなどで学ぶことをお勧めします。

スキーのパラレルターンの滑り方

最初にパラレルターンがどのように滑るのか映像にて実際の動きをみると参考となります。下記の動画はきれいなパラレルターンのお手本動画です。

2級 パラレルターン お手本と実際の試験

パラレルターンの基本テクニック1

スキーのパラレルターンの基本動作は、英語のSをイメージに似ています。スタートのカーブラインからちょうどラインが真っすぐになる最初の点と最後の点をイメージします。真っすぐになる部分に切り替わるとき、多くの人がスピードがでることで恐怖心がでてしまうため、一番難しい部分ともいえます。

(ポイント1)
最初のポイントは足元を意識することです。自分の足のどの部分が雪と接触しているのかを意識しながら滑ります。

両足ともにターンする方向に雪と接触しているイメージを描きます。左方向にターンするときは、左足の外側と右足の内側が雪に触れているイメージで滑ります。右方向にターンするときは、右足の外側と左足の内側に雪が触れているイメージで滑ります。

パラレルターンの基本テクニック2

(ポイント2)
パラレルターンのスキーの方向切り変えるとき、2つの動作を同時にすることが大切です。
1、一度上体を起こします。(ターンしている間は膝が自然と曲がっているので一度真っすぐに伸ばします)
2、次に両足とも太ももから指先までを曲がる方向に傾けます。(両ひざを進む方向に向けるイメージです)

進む方向が変わった後(ターンしたあと)は傾けた足の角度維持したままスキーとのバランスを保ちます。

パラレルターンの練習方法

パラレルターンの方向変換する練習として、両足の親指を進みたい方向に向けてスキーの方向を変えるようにします。

パラレルターンの方向を変える前に、必ず一度上体をしっかり起こすことで体の切り替えがスムーズになり、方向を変えやすくなります。毎回ターンする前に意識して立ち上がりましょう。カラダの屈伸を利用すると簡単にパラレルターンの動きができます。

スキーのパラレルの教え方・指導方法

まず、絶対大切なのは安全確認です。一度恐怖心がでるとなかなか消えないので、その人にあったペースでなお常に周囲の安全確認を行いながら指導することが大切です。

指導中は急に止まったり、こけたり、模範演技中などに待機することも多いため、他のスキーヤーの邪魔にならないように常に周囲を気にする必要があります。また、必ずこけ方と起き上がり方、スキーのつけ方と取り方、止まり方など基本的なことは始める前に教えるようにしましょう。

次にメンタル面の確認です。スキーのパラレルターンは個々の癖がでやすいです。また、個人の性格もとても重要な要素となります。人によっては、理論から入るタイプ、実践するタイプ、人の模倣するタイプなど性格によってどのように教えれば効果的かが変わってきます。大切なのは減点方法ではなく褒める方向で楽しみながらスキーをできることです。

子供の指導方法

子供のパラレルターンの指導の際に最も大切なことは遊び感覚で教えることです。きれいにパラレルターンが滑れるようになるには何度も練習が必要となります。そのためには、子供が楽しいと思えてチャレンジする心を持たせることが大切です。

初心者の指導方法

パラレルターンができればかっこいいと思いすぐに滑り出したいと思う人も多いでしょう。しかしながら、最初の指導方法の際に触れましたがスキー初心者にはパラレルターンの練習に入るまでに以下のことをクリアする必要があります。

1.安全確認の仕方
2.スキーブーツの調節の仕方、スキーの履き方と脱ぎ方を知る
3.スキーブーツでの歩き方や斜面や階段の歩き方、スキー着用での方向転換など
4.ケガしないようにどのように転ぶか、スキーをつけた状態での置き方
5.スキーで逆ハの字で坂を上る、止まり方
6.ボーゲンの仕方

上記が全てクリアできた時点で、実際のパラレルターンの滑り方を教えます。

スキーのパラレルのコツ

スキーのパラレルターンが難しい理由は、シュテムターンの時に覚えたハの字の形が残ってしまい、平行にスキーを並べようとしても後ろが開いてしまう傾向があるためです。しかしながら、注意する点をおさえて上手に体のバランスをとって滑れば必ずきれいなパラレルターンができるはずです。常に意識すべきポイントを項目ごとに説明していきます。

体重移動を意識する?

スキーの方向を変える一つの方法として、体重移動があります。左に重心をかければ左方向に進みますし、右に重心をかければ右方向に進みます。とてもシンプルな動作です。また片方に重心をかけるためには上半身を同時に傾けることも大切です。

最初の基本テクニック2でも紹介しましたが、方向転換の前に一度立ち上がる動作が入ります。これは重心を切り替えるために大切な要素です。体重移動を効果的に行うには上下の動作も取り入れることです。

ずらすパラレルターンとは?

左右のスキーを前後にずらす動作で曲がる方法です。曲がりたい方向と逆の方向に板をずらすと、エッジを立てることで板の間に雪がたまりその抵抗力によってスキーが自然まがっていきます。感覚として、腰を両ひざを前後することでスキーが左右にずらすことができます。

ずらしとスライドの違いについて(動画)

パラレルターンをマスターするために

スキーを始めてパラレルターンを上手に滑れるようになるまでに苦戦する人も多いでしょう。しかし上記でご紹介したポイントを参考に何度も練習してみることで、徐々にきれいなパラレルターンができるようになるはずです。

スピードはゆっくりで良いので、基本をおさえて両足をきれいにそろえたパラレルターンができればスキーをもっと楽しむことができます。今年の冬にぜひ挑戦してみてください。

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