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スノーボードのグローブの|ミトン/ゴアテックス

更新日:2024年10月09日

スノーボードで揃えたいアイテムの中でも意外に現地で重要な役割を占めるグローブ。いざショップで選ぼうとすると何を根拠に選べばいいか途方にくたという方も多いでしょう。この記事では「これだけは押さえておきたいグローブ選び」のポイントをわかりやすくご紹介します。

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メンズ・レディース別スノーボードのグローブの

スノーボードではボードやブーツは現地でレンタル可能なことが多いです。しかし、自分で前もって用意しておかなければならないアイテムもいくつかあります。その中でも、現地で思わぬ大きな役割を果たすアイテムの1つがグローブです。

グローブは雪山で寒さやスノボードのエッジから指を守ってくれるます。また、デザイン、形状、素材など、ちょっとした選び方次第で、一歩上をゆく上級者目線で選べるようになります。

デザインを重視する

多くの人がデザインや色を決め手にします。しかし、メンズとレディースで、デザインにそう大きな差がないのもグローブの特徴です。最終的には好みのプリントやブランドなど、直感的に選んでも良いでしょう。

形状を重視する

グローブには大きく分けると2種類の形状があります。軍手のように5本指に別れているものと、親指とそれ以外の指の2つのブロックに別れているミトン型の2種類です。どちらにもそれぞれメリットがあり、最初はほとんどの人が馴染みにある5本指形状を無意識に選んでしまうことが多いでしょう。

5本指グローブはブーツやバインの脱着時に指が全部独立して動くので、いちいち脱がずに済むぶん扱いやすいというのが最大のメリットです。ミトン型と比べれば5本指型のほうがギアの操作性に限って言えば断然扱い易く脱ぐ回数は少なくて済みます。しかし、ミトン型のグローブにもメリットはあります。

ミトン 【Burton メンズアプローチミット】

スノーボードに行ってテンションが下がる瞬間は、寒さが身に染みた時です。そんな時に、ミトン型は5本指と比べると断然温かいです。

ミトンの方が温かいことには理由があります。5本指のグローブは指が一本一本独立しています。なので、それぞれの指の周りが全部外気に接してしまいます。

しかし、ミトンは2ブロックに別れているだけなので、指と指の隙間に外気が入り込みません。一日ずっと雪の中で過ごすスノーボードのようなアクティビティでは、この外気に接している面積の差が大きく影響します。

スノーボードで使用。初めてミトン型の手袋を買いましたが、意外と中が広くて指も動かせるため、ビンディングを外したりするのに不自由はなかったです。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%8... |

暖かさだけじゃないミトンの魅力

ミトン型の場合、雪を丸めて雪玉や雪だるまを作ったり、パウダーにドロップ・インして雪に手を突っ込んだとしても、指と指の間は常に温かいままです。

そして、湿度の高い重めの雪質の場合は、表面を透過して湿気がグローブの内部にまで入ってくることも2ブロックのミトンは防いでくれます。

怪我防止

ミトン型は多くのスノーコンディションにも対応することができます。クラストした雪(表面だけ固くなっている)や荒れた雪面で、5本指のグローブだと指1本だけがクラストした雪に残ってしまったとか、枝や人のバインにひっかかるといったシチュエーションも起こることがあります。

ミトンの場合、指だけが引っ張られる可能性は低く、指の怪我をする可能性も5本指と比べると低くなるので怪我防止にもつながります。

ゴアテックス 【GORE-TEX スノーボード グローブ メンズ ミトン AGE-23】

スノーボードではボードのエッジやバインなど素手で触ると怪我する恐れがあります。他にも怪我をしやすいシーンは多くあります。なので、スノーボードのグローブの素材は破れにくく、そして、水を通さない素材ということが前提となります。

そこで注目すべき素材が「ゴアテックス」です。ゴアテックスとは、数層に特殊な素材を重ねることで優れた耐水・防風機能を長時間持続を実現し、なおかつ透湿性に優れるのでスポーツやアウトドアアクティビティの場面で汗をかいても蒸れにくいといった理想的な機能を実現した素材です。

質感もよく、インナーのフリースも温かく、気温が高い日に使用すると暑いくらいです。
使い方にもよるかと思いますが、私は5日間使って手が濡れる事はありませんでした。

出典: https://www.amazon.co.jp/namelessage-%E3%83%8D%E3%83%BC%E... |

グローブを選ぶ難しさ

ウェアにはよく「耐水圧20000mm」というような表記がタグや商品紹介に明記されています。この記載を確認すれば、撥水性について比較する基準はわかりやすくなっています。

しかし、グローブでは「防寒・はっ水素材」などといった説明だけで、ウェアのように数値化されていないことも多いです。なので、撥水性能で比較して選ぶのは難しいという側面があります。

レザー 【GORE-TEX スノーボード グローブ AGE-22】

ゴアテックスをキーワードにグローブを探していると「本革」と表記があるのにゴアテックスのタグもついているものがあります。これは一番外側のシェルと呼ばれる部分の素材が本革でできていて、その内側のフィルムと呼ばれる部分にゴアテックスが使われていることを示しています。

スノーボードのグローブはおおまかに言って、「シェル」、「フィルム」に加えて、一番内側直接肌に触れる部分にあたる「インナー」の3つに分かれています。一派的には外側のシェル素材が皮革の場合耐久性も高く、値段の少し高めになっています。

機能も充実しており、何気に紛失防止用の紐が、リフトに乗っているときとかにグローブをはずしたりした時に便利です。とにかくゴアテックスの機能により手が蒸れるということはありません。

出典: https://www.amazon.co.jp/namelessage-%E3%83%8D%E3%83%BC%E... |

良い物を買った方が結果的に得

スノーボードを始めたばかりだと、何かと費用がかかりがちでグローブにそんな費用をさけないよという人も多いです。そんなときはシェルが機能素材でできたものを選ぶのことも一つの選択肢です。しかし、グローブは一度買うとそうそう買い替えたりするものでもないので、余裕があれば、レザーの少し値が張るものを選ぶのをします。

スノーボードのグローブでインナーのは?

一番内側の肌に触れる部分が「インナー」です。市販グローブでは、インナーも付いているケースがほとんです。しかし、ここで注意するべきポイントはインナーが取り外せる物を選ぶことです。

ボードで一日中グローブを使っていると、汗もたくさんかきます。また、雪でインナーが濡れてしまったりもします。シェルやフィルムは洗うとすぐに乾かなかったりするので、頻繁に洗うこともできません。ですが、インナーが取り外せるタイプであれば、匂いの元となりがちなインナーだけを小まめに洗ってメンテナンスすることができます。

もしも、気に入ったグローブがインナーを取り外せないタイプだった場合、一つ大きめのサイズを選んで、薄手のインナーを別途購入して取り外しインナーとして使うのも一つの解決策です。

スノーボードのグローブ、ブランドといえば?

スノーボードのグローブにもさまざまなメーカーが参入していて、売場へ行くと目移りしてしまいます。ボードやバインブーツメーカーが提携して出しているものもたくさん見つかります。

VolcomやRew、RIDE、ミズノやアシックスといったスポーツギアメーカーの物もあります。形状や素材、機能を基準に選択肢が絞ってくれば、あとはメーカーやデザイン選びです。迷った時の定番となるメーカーはバートンです。

バートンってどんなブランド?

スノーボードを始めたのは、バートンスノーボード社の設立者ジェイク・バートンです。ジェイク・バートンがスノーボードを世に送り出した人です。1954年、ニューヨークシティ生まれ、1976年にスノーボードの制作を開始します。

以来、バートン社の社員は全員がスノーボーダーをモットーに、数々の革新的なスノーボードギアを生み出し続けてきました。ショーン・ホワイトに代表されるように歴代の優れたスノーボーダーはバートンの技術の恩恵を受けて進化してきました。

なので、もしスノーボードのギア選びで自信がなければ、スノーボードそのものを生み出したバートン社製を選ぶのが失敗しない指針になるはずです。

スノーボードのグローブって洗っていいの?

ゲレンデから帰ってきて、乾燥室があれば乾燥室で、なければストーブの風が通るような場所でシェル(外側)をしっかり乾燥させましょう。シェルは使いやすい形に整形されていることが多いので、そのまま洗濯機に入れたりするのは絶対にNGです。

よほどの匂いがしてたまらない、すごく目立つ泥や汚れがついてしまったなどの特別な理由がなければシーズン終了までシェルは洗う必要はありません。

スノーボードシーズン終了時に洗う場合は30度以下のぬるま湯で、中性洗剤を使って優しく揉み洗いする程度で十分です。その反面、汗をたっぷり吸って匂いの元になるインナーは使用後毎回でも洗って清潔に保ちましょう。

スノーボードのグローブと一緒に揃えたいアイテム達

少し良いグローブを揃えると、絶対に失くしたくないほど愛着がわきます。そのような時に便利なアイテムがあります。ゲレンデで少し差をつけたいのであれば、このような小物アイテムも少し凝った物を選ぶと良いでしょう。

グローブリーシュ

スノーボードを楽しんでいる時にはブーツやバインの脱着時や、リフトでLINEチェックしたり、写真を撮ったりなど、グローブを外すシーンは多いです。そんな時にうっかりグローブを落として見つからなくなったり、取りにいけないところへ飛んで行ったりすることもあります。

そのようなことを防ぐために、グローブリーシュも揃えておけば安心です。ヒモでウェアとつなげるタイプやクリップで留めるタイプなどいくつ種類があります。

グローブホルダー

グローブホルダーも用意しておくと便利です。特別な物でなくても、大きめなカラビナでも良いでしょう。ランチタイムや移動時にグローブを腰に付けておけば、うっかり落としたり、置き忘れたりすることがなくなります。

手袋を片方だけよくなくすので購入。
これを使うようになってからなくさなくなりました。

出典: https://www.amazon.co.jp/AMANOGAWA-%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%... |

お気に入りのグローブを見つけて雪山へ出かけよう!

スノーボードのグローブは暖かく、怪我もしにくいミトン型がです。素材は水を通さず蒸れないゴアテックスが良いでしょう。ブランドに迷ったらスノーボードの始祖バートンを選べば大きく外れることがありません。人それぞれで使いやすい物は違うので、いろいろと試しながら雪山へ遊びに行きましょう。

初回公開日:2017年12月03日

記載されている内容は2017年12月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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