スノーボードにバックパック・中身|ゲレンデ
更新日:2024年10月14日
スノーボードにバックパック
スノボードファッションもスタイルも、機能だけではなく色や素材、プリントなどでも楽しめるようになりました。雪山でのスポーツに欠かせない装備のひとつバックパックは、ファッション以外にも大変重要な役割をもっています。
必要な荷物さえ入れば普段使いのバックパックでよいのですが、日帰り程度なら30L程度のサイズなど、いくつか押さえておかないと、いざゲレンデやバックカントリーでしまった!と言う事の無いように、スノーボードに焦点をあててバックパックをご紹介します。
防水バックパックの頼もしさ
スノーボードで滑るだけだから『スノーボード用のバックパックなんていらないよ』とおっしゃる方は、荷物を入れるだけならそれでも十分とおもわれるでしょう。しかし、向かうは雪山、雪面をスノーボードで滑るのが目的ですが、雪は上からも横からも降ってきます。ましてや、バックカントリーでは思いもよらないことが起こったりもします。
また、吹雪いた日には体中が雪だるまになる勢いで雪に包まれてしまいます。そこで、防水バックパックの活躍です。最近のスノーボーダーは、アクションカメラやスマートフォン、iPod 類の小型軽量音楽プレーヤーも持参で滑るとなると濡れることを想定して、荷物を水分から守るためにも、防水バックパックは必須です。
小型バックパックの手軽さ
バックパックの必要性は、ファッションの面でも実用の面でも必需品であることはもうお分かりいただけたでしょう。バックカントリーまで行かない初心者さんや小柄な女性には、小型のバックパックは手放せません。一番の利点は、両手が自由になることと、ウエストベルト付きのものは体と一体化してバランスを崩すことなくスノーボードが楽しめる点です。
雪崩対策エアバッグ付きバックパック
バックカントリースノーボードや雪山トレッキングの必需装備品、雪崩に出会ってしまった場合にエアバッグ付きのバッグ、もしくは取り外し可能なエアバッグをバックパックに取り付けて出掛けましょう。
開いたエアバック(ガスの力で開く大きな風船)は、雪崩に巻き込まれないように、あなたの体を持ち上げて巻き込まれないようにしてくれます。安全性を高めるためにも、準備して出かけたい装備のひとつです。このビデオを見ていただければ、エアバッグのイメージと必需性がわかっていただけるでしょう。
スノボードのゲレンデでのバックパック
スノーボードのゲレンデで使用するとなると防水、背中にクッションになるパッドが入っている、他にスノーボードを装着可能であったり、体にフィットさせるベルトが装着されているのかなど外せないポイントがあります。スノーボード時にゲレンデに持ち出すバックパックのこれはというバックパックをご紹介しましょう。
エアバッグ付きバックパック
ARBA AIRBAG REACTOR 18
雪崩から身を守るエアバッグ付きのバックパックです。容量18Lと小さいながら必要なものが入り、人間工学に基づいたシングルポケットのついたベルトで体へしっかりと装着できます。
スキー(斜めに)、スノーボードやアイス・アックスをキャリーできる設計が嬉しいバックパックです。
エアバッグの構造と使用後の収納方法
エアバッグを使用した後の収納作業をこのビデオでご覧いただけます。
1.バックパックの内面に装着されているキャニスターを取り外します。
2.エアベントに付属のクリップで挟みこみ、空気を抜きます。
3.収納スペースのジップを開ききり、左右のジップのスタート部分のみを引っ掛けて少しジップを上げます。
4.エアバッグのの部分をアコーディオンプリーツのように折りたたみ、仮にジップロックを閉じます。
5.左右の残りの部分をアコーディオンプリーツの要領で折りたたみ、長い部分を折り上げてたたみます。
6.左右3.の作業で少し上げたジップを5.で左右、折りたたんだ部分を収めながらジップを閉じます。
7.4.で仮にジップロックで閉じていた部分を開き、ジップで完全に閉めます。
8.2.でクリップしたエアベントのクリップを外します。
9.新しいエアバック用のキャニスターを装着します
※エアバッグのメーカーやバックパックのブランドにより、装着方法が違ってきますので、購入されるショップで商品説明の講習会などがあれば参加してみましょう。
ボードキャリーが可能なバックパック
ARC`TERYX(アークテリクス) カムスキー 31 Khamski 31 Backpack 15-16FW L06507000
取り外し可能なポケットには、サングラスなどの小物を収納できる。サイドジップがあることで、荷物へのアクセスが簡単なつくりになっています。ショベルなどのアバランチセットを用意に収納可能にするポケット、スノーボードやスキーの装着も可能です。
DAKINE(ダカイン) リュック ( スキー・スノーボード 持ち運び可能 )
軽量でコンパクト、スノーボード、スキーがキャリー可能なバックパックです。フリースライニングのゴーグルポケット付きでスノーツール(組み立て式ショベルなど)を収納可能な簡易ポケット採用で品機のスノーボードバックです。以下のビデオでコンパクトでも収納がたっぷり、シリーズをご覧ください。
スノーボードにブーツをいれるバックパック
ブーツやゴーグル、小物が収納できて便利な大容量(40L)のバックパックをご紹介します。ゲレンデ用の小ぶりのバックパックと合わせて使い分けたい便利なバックパックです。
Burton(バートン) バックパック スキー スノーボード
Burton(バートン)バックパック 40L スノーボードブーツ収納 ヘルメット収納 ゴーグルポケット
大容量で持ち運びも楽なバックパックです。インコンパートメントには、ブーツをはじめゴーグルやヘルメットなどの必要なものを収納できます。全てを収納できる便利さと、ブーツとデイトリップ用ギアを収める収納力が嬉しいです。
スノーボードのバックパックの中身に必ずいれておきたいもの
スノーボードにかかせないアバランチキット3種プラス1をご紹介します。初心者の方で決められたゲレンデ内のコースで滑るだけ、もしくはコーチの引率とともに初心者スクールという体験型のツアーであるなら、ツアーの内容に沿った装備を準備しましょう。
バックカントリースノーボードへ出向く上級者の方の場合には、アバランチキットは必需品です。命を守るための装備ですので慎重に検討しましょう。
アバランチキット |
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1.ビーコン
MAMMUT PULSE Barryvox (マムート パルスバリボックス)
スノーボードにかぎらず、雪山スポーツでは必需品です。雪崩に巻き込まれた場所を特定することができる発信機と探索機の両方の機能を備えています。
日本語取り扱い説明書が、着いているので安心!
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R9KAU2P3W2R8... |
使い方も、簡単で、操作もしやすい。
2.ショベル
雪崩に埋まった人を助けるときに掘り出すために使います。バックカントリーで滑るスノーボード上級者には必需品でしょう。バックパックに入る組み立て式を選ぶとよいでしょう。
K2(ケーツー)レスキューショベル(RESCUE SHOVEL)
スピードショベルにポジションを変えると鍬形になります。K2レスキューシャベルは緊急用のそりとして、アンカーとして、またストーブにあたるときのフラット台としての機能を搭載しています。
3.プローブ/ゾンデ
スノーボード中に雪崩に埋まった人を探すときに使う折り畳み式の棒です。棒を雪に突き刺して場所を特定するのに使用します。こちらもバックパックなしでは携帯もかないません。
K2(ケーツー) K2 アバランチ アルミ プローブ AVALANCHE PROBE ALU
プローブに求められる一番の機能は、埋まった雪崩の犠牲者を特定することです。K2のプローブは軽量ですが、強度、硬度に優れているモデルです。
プラス1.スノーシューとストック
新雪でのスノーボードは気持ちがいいもの、ボードを外して雪面を歩くとなるとやはりスノーシューなしでは歩けません。防水登山シューズ、スノーブーツの上から装着できるので簡単です。
DOPPELGANGER アルミ合金スノーシュー キャリーバッグ付属 【バランスの良い25inch】
フレームには、自動車や建築材にも使われる高強度のアルミ合金6061を採用し、雪との接触が多いフレームやリベットには、アルマイト加工を採用しています。
一般的なスノーボードに使われているラチェットバインディングを採用しているので、装着は簡単です。雪をしっかり掴むフロントクランポンを装着、雪上で沈み込むことなく、らくらくと歩行する新感覚を体感できます。
初めてのスノーシュー。やっと念願のデビューを果たせました。スノボブーツを使いましたが、ビンディングとほぼ同じ。スノボ経験のある方なら説明書など目を通さなくても簡単に履けます。一度しっかり固定されるとまず脱げることはありません。当方、ぶっつけ本番でしたが、練習などしなくてもyoutubeの動画の真似をする程度で、少なくとも50センチは積もっている雪の上を普通に歩行ができました。ただし、休日のスキー場では敬遠した方が良いです。グループやツアーに参加するか、もしくは自己責任にて楽しみましょう!
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3CJ42XTJD2E... |
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) アルパインFLZ BD82343
スノーシューでの歩行をサポートするストックは、バックカントリーでは必需品です。ブラックダイヤモンドのヘビートレッキングからスノーハイクまで、幅広く対応するアルミシャフトのZ-ポールです。フリックロックプロを搭載し滑りにくいナチュラルコルクグリップを採用しています。持ち運びにコンパクトな3つ折れになっています。
バックパックに入れてもって行きたい完璧グッズ |
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ファーストエイド
スノーボードは、初心者でお上級者でも転倒によるちょっとした傷から骨折まで、思いもよらないことに備えて応急処置のセットや鎮痛剤など、バックパックに忍ばせているとなにかと安心です。
Sunhel ファーストエイドキット 救急セット
緊急時用に購入しました。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1ORSBSDM6X9... |
想像していたよりもコンパクトサイズでかさばらず、非常バックに追加するには助かる大きさでした!中身も、自分で用意したらこの値段では買えずコスパ以上だと思います(^^)
ゴーグル
スミスI / O X Turbo Fan Asian Fit Snow Goggle – ブラック
SMITH(スミス)可視光線透過率:25%のゴーグル、晴天・曇天用の黒マポップレンズを標準装備し簿レックスフィルター(特許)、TLTレンズテクノロジー(歪みのない視界)、クロマポップレンズ使用でコントラストや透明度の高い視界が素晴らしいゴーグルです。
防水携帯ケース
スノーボードウエアに身を包みいざゲレンデに出てしまうと、ゴーグルやヘルメット装備で滑り出すと、手を振ったぐらいでは気がつかなかったり、合図したつもりが見えていなかったりと、コミュニケーションを取る道具としての携帯やスマホは必需品となります。
雪の中で使用していて、水分で使えなくなったりを防ぐためにも防水ケースは必要です。落下防止にストラップ付きはとても便利です。
防水ケース スマホ用 LESGO 防水携帯ケース
透明度に優れるPVC素材が採用され、防水性が抜群で指紋認証機能を搭載し、水泳、海辺撮影、スキー、スノボなどに大活躍の完全防水ケーです。
最初にティッシュを入れて半信半疑で試しましたが、本当に水一滴入らない、気温差があっても中には水滴一切できない、しかも指紋認証しっかりできます
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3BV7AOWIBTU... |
エナジーバー
エナジーバー(補助栄養食品)は、スノーボードに限らずアドベンチャースポーツにはかかせない食品の一つになりつつあります。特に、ハンガーノック(極度の低血糖状態に陥ること)に陥った経験のある方なら、必要性を語るまでもありませんが、まだ経験していないあなたも、これからの必需品としてリストアップしてください。
失われたカロリーを補うのに向いている商品
・シングルパッケージの商品
・商品そのものが軽く携帯しやすい
・即効が期待できる
・日持ちがするもの
CLIF(クリフ) CLIF BAR チョコレートチップ
CLIF BARは、オーガニック素材を使った自然派エネルギーバーとして、北米のアスリートに愛され続けているアウトドア食品です。発売開始からもう20年も経っているというのですから、驚きです。人工甘味料や保存料は使われておらず、安心して食べることができます。
ストリーマーコーヒーカンパニー代表でありラテアートの元世界チャンピオンでもある澤田洋史氏が、よく雑誌などで紹介しているのを見て、ずっと「食べてみたいなぁ」と思っていました。
この2月に、ようやく日本での販売がスタートしたらしいのですが、買える場所はまだ限られているため、こちらで購入してみることに。アメリカのエナジーバー(栄養機能食品)だけあって、イメージよりかなりデカいです。いま自分が使っているiPhone4Sとほぼ同じ大きさです。
袋を開けて食べてみると、なんともヌチャ〜っとした食感。けれど、スニッカーズのようなドギツイ甘さではありません。原料には大豆と米のチップスやオート麦などが使われており、甘いシリアルを湿り気のある雷おこしにしたような感じ。食べごたえがあって、けっこう腹にたまります。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3GT38ESP1RO... |
井村屋 5本入スポーツようかん 60g×5本入り
運動で失ったエネルギー・塩分をワンハンドで手軽に補給できるスポーツ・アウトドアのお供に適したようかんです。(1本で171kcal【ご飯一杯分】のエネルギーと約0.2gの塩分補給が可能です。)振動や温度変化による変質がなく、コンパクトで持ち運びにも便利です。
過去にロードバイクのロングライドでハンガーノックになり、痛い目を見てからお守りのように必ず1つ持つようにしています。あると無いとでは心の余裕が大分違います。その他、賞味期限が近くなってきたら夜中にお腹が減って眠れないときに食べてます。無駄にならずリピートしてます。
出典: https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%95%E6%9D%91%E5%B1%8B-5%E6... |
Mag-on マグオン エナジージェル (41g×12個入り)
エネルギーと同時にマグネシウムを素早く摂れるエナジージェルが登場です。一般的な補給ジェルと同等のスペックを持ちつつ、Mag-onの最大の特徴である吸収率の高い水溶性マグネシウムを50mg配合しています。適度な酸味や苦みを含む、さっぱりとした味で飲みやすいです。
フルマラソンで後半に足がつるため、この商品を利用してます。足がつらないだけでなく、美味しいので満足しております。カフェインが入ってるのもいいですね。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R28ALDE0CCV4... |
お陰様で自己ベストを更新できました。
スノーボードに代表的なバックパックブランド
Burtonバートン
「バートン」は、創業者ジェイク・バートンによって、1977年に設立された世界最大のスノーボート用品メーカーです。日本においても、スノーボードのブランドとして圧倒的な知名度があります。バックパックは、タウンユースからハードはアウトドアまで、幅広い商品展開をしています。
Black Diamond ブラックダイヤモンド
「ブラックダイヤモンド」は、アンビルとハンマーによって裏庭から始まったビジネスが現在、3大陸に拠点を持つグローバル企業に成長しました。ロッククライミングやスキーのみならず、スポーツの精神にみる価値観や目標、過去、現在、未来を表す会社です。
1957年以来、革新的なギヤの設計は、多くの分野で標準を確立してきました。バックカントリースキーやバックカントリースノーボーダーの間では、誰もが知るブランドでしょう。
Black Diamond、Inc.は、CSR(企業の社会的責任)にも取り組んでいる企業です。将来の世代のために環境を保全することを約束し、登山、スキー、トレッキングの場所を保護するために、数多くの組織と取り組み、サポートしています。
Dakine ダカイン
「ダカイン」は、1979年にハワイに設立され、スノーボード、スケートボード、マウンテンバイク、スキー、ウィンドサーフィン、カイトボード、旅行を愛する人々のためのバックパック、トラベルバッグ、アクセサリー、アウターウェア、衣類を製造しています。
High Sierra ハイシェラ
「ハイシエラ」 は、1978年にHerb Bernbaumと、その息子 Hank によって米国で設立されたアウトドアアドベンチャー/ライフスタイルブランドですが、アウトドアに限らず、子供からビジネスマン、あらゆるライフスタイルのバックパックを提供しています。
Mammut マムート
「マムート」は、創業の150年以上の歴史を持つスイスのアルパイン・クライミング用品製造の長年の経験を持つモダンで革新的なグローバルブランドです。設立当初は、クライミングロープの製造を担うロープ工場から始まりました。
マムートは、市場で最もよく知られているクライミングロープのサプライヤーであり、衣服や履物からクライミングギアまで、あらゆる製品を製造しています。
スノーボードのバックパックの取り付け方
バックパックへスノーボードを取り付ける方法は2つありますが、縦に装着する方が幅をとらず、体の幅にそって移動することで、障害物や他のメンバーに当たって怪我をするなどを防げます。横に装着するスタイルの場合には、他のメンバーとの距離間隔にきをつけましょう。
1.縦方向に装着する方法
・バックパックの正面(フロント)へ縦に装着する方法(以下のビデオをご参照ください)
・バックパックの正面(フロント)にある上部、下部のベルトを利用して装着します。
2.横方向に装着する方法
・バックパックの正面(フロント)へ真横に装着する方法
・バックパックの正面(フロント)にあるスリーブへ横から差込固定し装着します。
*映像の前半はスキーの装着画面ですが、後半はスノーボードの装着方法がご覧いただけます。
楽しいスノーボードトリップには優れたバックパック!
自分には起こらないと自信に満ち溢れていても、時には危険が待ち受ける場面でひやりとしたり、いざと言う時にバッグパックの装備品により助けられたりします。危機管理ができてこその楽しいアドベンチャーをお楽しみください。
ここでご紹介した情報は、自分だけではなく友人やご家族と共有し安全にスノーボードを楽しめるようにしましょう。
初回公開日:2017年11月26日
記載されている内容は2017年11月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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